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第7話 俺の彼氏は純情くん
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デートの待ち合わせ場所に行くと、ルゼイオの大きな体が見えた。本日のルゼイオは紺色のコートに灰色のマフラーを合わせている。地味な配色だが、ガタイがいいので周囲から目立っている。
セージは小走りになってルゼイオの懐に飛び込んだ。
「お待たせ!」
「俺も今来たところですよ」
「嘘。鼻が赤くなってる。結構待ったでしょ」
「……はい」
ルゼイオのマフラーが乱れていたので、セージは巻き直してあげた。恋をすると相手に尽くしたくなるのがセージのクセである。友人からは、そうやって甘やかすから男がつけ上がるのだと言われるが、性分なのでなかなか直らない。
「では、馬車に乗りましょうか」
「うん」
二人は二頭立ての辻馬車に乗り込んだ。行き先は街の北部にある湖である。他の乗客も詰め込まれているため、車内はとても狭い。セージはルゼイオに密着した。ルゼイオからは石鹸の清潔な香りが漂ってきた。
——香りまでピュアだな、この子は。
セージはルゼイオの腕に頭を預けた。ルゼイオの頬は少し紅潮している。その表情には緊張が色濃く浮かんでいた。ルゼイオは手袋をはめたかと思えば、さっと外して手の中で弄んでいる。
「きみと手を繋ぎたいな」
試しにおねだりをしてみれば、ルゼイオの鳶色の目がまん丸くなった。セージが積極的なので驚いたようである。
「……どうぞ」
ルゼイオが指先を絡めてくる。ルゼイオの指は剣だこがいくつもあり、皮が厚くなっていた。働き者の手だ。いつかこの実直そのものの手がセージの肌をなぞる日が来るのだろうか。セージの菫色の瞳が潤んだ。
この子に強く求められてみたい。不器用な手つきで触れられてみたい。
セージの中で、いけない想像が枝葉を生やしていく。ルゼイオの鍛えられた体を想像すると、セージはたまらない気持ちになった。
自分はこんなに淫らな考えの持ち主だっただろうか。
セージは己を恥じた。
純朴なルゼイオ相手にいやらしい妄想を繰り広げてしまった。
「セージさん、お顔がなんだか熱っぽいですね」
「風邪じゃないよ。きみの手がポカポカしてるから……」
「ふふっ。カイロみたいで便利でしょ」
ルゼイオがセージの髪をさらりと撫でた。
とても自然な動作だったので、セージはルゼイオを見る目が変わった。恥ずかしがってばかりいる童貞くんだと思っていたけれども、なかなかやるではないか。セージは日だまりに寝そべった子猫のように目を細めて、ルゼイオの優しい指遣いを感じた。
「セージさんと早く二人きりになりたいな」
「そうだね」
馬車に乗り合わせた人々は、睦み合うセージとルゼイオを疎ましそうに眺めている。自分も逆の立場だったら、恋人たちとの同乗を快く思わないだろう。しかし、ルゼイオから離れようにも車内が混雑していて体を動かすことができない。
——ごめんね。
セージは居合わせた人々に心の中で謝りながら、ルゼイオにぺたんと体をくっつけた。
「ふうっ。やっと着きましたね」
30分ほど揺られているうちに、馬車が停車した。
セージとルゼイオは車箱から出て、外に降り立った。
「すごい。空気が綺麗だ……」
都心部から離れたところにある湖の周辺は、公園になっていた。冬なので裸木が目立つが、寒椿が赤い花を咲かせている。
セージとルゼイオは遊歩道を歩き始めた。
ルゼイオはしばしためらったあと、「手を繋いでもいいですか?」とセージに訊ねた。
「ルゼイオは律儀だね。いちいち訊ねなくても、俺はきみのものなのに」
「そういうわけにはいきません。恋人同士だって、触れられたくない時はあるでしょう? 俺、セージさんの嫌がることはしたくないから」
「可愛い。きみみたいな子、初めてだよ」
冒険者のゲオルグと別れてからの3年間、男たちからのアプローチがあることはあった。でも、どの男も直接的にベッドに誘ってくるだけで、セージの気持ちなどまるで無視していた。
ルゼイオだって若いのだから、そういった欲はあるだろうにガツガツしたところがまるでない。
「俺には勿体無いな。ルゼイオみたいに純粋な子は」
「……俺は純粋ではないですよ」
「そう?」
「はい。いずれ分かると思います」
「ふうん? きみって実は、悪い子なんだ?」
「そうですよ」
「へえ。楽しみにしておくよ」
セージを見つめるルゼイオの瞳は純粋そのものである。いい人と思われるのは男として傷つくということだろうか。
どんなルゼイオだって受け止めてあげたい。
セージはルゼイオのたくましい腕にみずからの腕を絡めた。セージが積極的になればなるほど、ルゼイオの体に緊張感が走り、頬が紅潮していった。
——こんなウブな子が危険なわけない。
やがて湖が見えてきた。
セージとルゼイオは足を止めて、絶景を眺めた。水鳥が飛び立つたびに、水面にさざなみが生じる。しんと冷えた空気は澄んでいて、セージは都会の喧騒をしばし忘れた。
「綺麗だね」
「はい……」
「ルゼイオったら。俺の顔じゃなくって、湖を見なきゃ」
「だって、俺がセージさんと一緒にいられる時間は限られてるから」
二人が熱っぽい視線を交わしている時のことだった。
女性のグループが近づいてきて、セージに訊ねた。
「もしかして、セージ・リンゼオンさん? 舞台俳優の!」
「私たち、ファンなんです」
黄色い声を上げながら、女性たちがセージを取り囲む。困ったなと思いつつも、セージは笑顔を浮かべた。舞台俳優は客商売であるから、あまりつれない反応を返すわけにもいかない。
「舞い散る羽のアリア、歌ってください!」
「きゃーっ。聞きたいわっ」
セージが歌い出そうか迷っている時のことだった。
ルゼイオが女性たちの声を遮って、「今日はプライベートだから」と断りを入れた。
「今日のセージさんは、俺だけのセージさんなんです。ごめんなさい」
「えぇっ!? お二人って、そういう関係なんですか?」
「きゃあっ!」
「俺はセージさんのボディーガードです。ねっ、セージさん」
「あ、うん」
「お邪魔しちゃってごめんなさい」
「また舞台を観に行きますね!」
女性たちから解放されたあと、セージはルゼイオに礼を言った。
「助かったよ。俺、ファンサービスがいまだに苦手で」
「セージさんは優しすぎるんですよ。いきなり歌えだなんていう無茶振り、聞く必要はありません」
「ルゼイオが俺のボディーガードって言ってくれたの、嬉しかった」
「……セージさん」
「これからも俺のことを守ってほしいな。昔の辛い思い出からも……」
ルゼイオの指先がセージの背中に触れた。そんなに恐るおそる触れなくてもいいのにとセージは思わず笑ってしまった。だが、ルゼイオの表情が真剣そのものだったので、セージは笑顔を引っ込めた。ルゼイオは思い詰めたように眉根を寄せると、震える声で囁いた。
「俺、セージさんを大切にしたいです」
「もう充分、よくしてくれてるじゃないか」
「……でも、本当の俺はあなたを壊したいと思っている」
「きみが? まさかそんなことを……」
「俺にあまり気を許さないでください」
何を言われたのか、よく理解できない。ルゼイオのように心優しい男を警戒せよとはどういうことだろうか。
セージはルゼイオがあまりにも悲しそうな顔をしているので、頬っぺたに軽くキスをした。ちゅっという可愛らしいリップ音が響く。ルゼイオの表情がますます深刻になった。
「……嫌だった?」
「いえ、逆です。嬉しくてどうにかなりそうだ」
「ルゼイオ、答えて。俺を壊したいっていうのは、そういう意味?」
「……はい。セージさんを抱き潰してしまいたいです」
ルゼイオが切なそうに息を吐いた。
白い吐息を見つめながら、セージは体の奥底に疼きを感じていた。
——可愛すぎだろう。
セージが目を閉じれば、ルゼイオが唇を重ねてきた。はじめは淡かった交わりがやがて濃度を増していく。ルゼイオのぬるついた舌がせわしなく動いては、セージの口蓋をなぞった。息継ぎの時間をくれないがっついたキスが愛おしくてたまらない。セージは酸欠になりながら、ルゼイオに身を任せた。
「……ここの近くに連れ込み宿があるんですが、いいですか」
「うん、いいよ」
「セージさん。本当にいいんですね? 俺、止まりませんよ」
「ルゼイオの本気、全部俺にぶつけて」
「……あなたという人は。後悔しても知りませんからね」
ルゼイオがセージを横抱きにした。
二人は湖を離れ、近くにある連れ込み宿へと向かった。
セージは小走りになってルゼイオの懐に飛び込んだ。
「お待たせ!」
「俺も今来たところですよ」
「嘘。鼻が赤くなってる。結構待ったでしょ」
「……はい」
ルゼイオのマフラーが乱れていたので、セージは巻き直してあげた。恋をすると相手に尽くしたくなるのがセージのクセである。友人からは、そうやって甘やかすから男がつけ上がるのだと言われるが、性分なのでなかなか直らない。
「では、馬車に乗りましょうか」
「うん」
二人は二頭立ての辻馬車に乗り込んだ。行き先は街の北部にある湖である。他の乗客も詰め込まれているため、車内はとても狭い。セージはルゼイオに密着した。ルゼイオからは石鹸の清潔な香りが漂ってきた。
——香りまでピュアだな、この子は。
セージはルゼイオの腕に頭を預けた。ルゼイオの頬は少し紅潮している。その表情には緊張が色濃く浮かんでいた。ルゼイオは手袋をはめたかと思えば、さっと外して手の中で弄んでいる。
「きみと手を繋ぎたいな」
試しにおねだりをしてみれば、ルゼイオの鳶色の目がまん丸くなった。セージが積極的なので驚いたようである。
「……どうぞ」
ルゼイオが指先を絡めてくる。ルゼイオの指は剣だこがいくつもあり、皮が厚くなっていた。働き者の手だ。いつかこの実直そのものの手がセージの肌をなぞる日が来るのだろうか。セージの菫色の瞳が潤んだ。
この子に強く求められてみたい。不器用な手つきで触れられてみたい。
セージの中で、いけない想像が枝葉を生やしていく。ルゼイオの鍛えられた体を想像すると、セージはたまらない気持ちになった。
自分はこんなに淫らな考えの持ち主だっただろうか。
セージは己を恥じた。
純朴なルゼイオ相手にいやらしい妄想を繰り広げてしまった。
「セージさん、お顔がなんだか熱っぽいですね」
「風邪じゃないよ。きみの手がポカポカしてるから……」
「ふふっ。カイロみたいで便利でしょ」
ルゼイオがセージの髪をさらりと撫でた。
とても自然な動作だったので、セージはルゼイオを見る目が変わった。恥ずかしがってばかりいる童貞くんだと思っていたけれども、なかなかやるではないか。セージは日だまりに寝そべった子猫のように目を細めて、ルゼイオの優しい指遣いを感じた。
「セージさんと早く二人きりになりたいな」
「そうだね」
馬車に乗り合わせた人々は、睦み合うセージとルゼイオを疎ましそうに眺めている。自分も逆の立場だったら、恋人たちとの同乗を快く思わないだろう。しかし、ルゼイオから離れようにも車内が混雑していて体を動かすことができない。
——ごめんね。
セージは居合わせた人々に心の中で謝りながら、ルゼイオにぺたんと体をくっつけた。
「ふうっ。やっと着きましたね」
30分ほど揺られているうちに、馬車が停車した。
セージとルゼイオは車箱から出て、外に降り立った。
「すごい。空気が綺麗だ……」
都心部から離れたところにある湖の周辺は、公園になっていた。冬なので裸木が目立つが、寒椿が赤い花を咲かせている。
セージとルゼイオは遊歩道を歩き始めた。
ルゼイオはしばしためらったあと、「手を繋いでもいいですか?」とセージに訊ねた。
「ルゼイオは律儀だね。いちいち訊ねなくても、俺はきみのものなのに」
「そういうわけにはいきません。恋人同士だって、触れられたくない時はあるでしょう? 俺、セージさんの嫌がることはしたくないから」
「可愛い。きみみたいな子、初めてだよ」
冒険者のゲオルグと別れてからの3年間、男たちからのアプローチがあることはあった。でも、どの男も直接的にベッドに誘ってくるだけで、セージの気持ちなどまるで無視していた。
ルゼイオだって若いのだから、そういった欲はあるだろうにガツガツしたところがまるでない。
「俺には勿体無いな。ルゼイオみたいに純粋な子は」
「……俺は純粋ではないですよ」
「そう?」
「はい。いずれ分かると思います」
「ふうん? きみって実は、悪い子なんだ?」
「そうですよ」
「へえ。楽しみにしておくよ」
セージを見つめるルゼイオの瞳は純粋そのものである。いい人と思われるのは男として傷つくということだろうか。
どんなルゼイオだって受け止めてあげたい。
セージはルゼイオのたくましい腕にみずからの腕を絡めた。セージが積極的になればなるほど、ルゼイオの体に緊張感が走り、頬が紅潮していった。
——こんなウブな子が危険なわけない。
やがて湖が見えてきた。
セージとルゼイオは足を止めて、絶景を眺めた。水鳥が飛び立つたびに、水面にさざなみが生じる。しんと冷えた空気は澄んでいて、セージは都会の喧騒をしばし忘れた。
「綺麗だね」
「はい……」
「ルゼイオったら。俺の顔じゃなくって、湖を見なきゃ」
「だって、俺がセージさんと一緒にいられる時間は限られてるから」
二人が熱っぽい視線を交わしている時のことだった。
女性のグループが近づいてきて、セージに訊ねた。
「もしかして、セージ・リンゼオンさん? 舞台俳優の!」
「私たち、ファンなんです」
黄色い声を上げながら、女性たちがセージを取り囲む。困ったなと思いつつも、セージは笑顔を浮かべた。舞台俳優は客商売であるから、あまりつれない反応を返すわけにもいかない。
「舞い散る羽のアリア、歌ってください!」
「きゃーっ。聞きたいわっ」
セージが歌い出そうか迷っている時のことだった。
ルゼイオが女性たちの声を遮って、「今日はプライベートだから」と断りを入れた。
「今日のセージさんは、俺だけのセージさんなんです。ごめんなさい」
「えぇっ!? お二人って、そういう関係なんですか?」
「きゃあっ!」
「俺はセージさんのボディーガードです。ねっ、セージさん」
「あ、うん」
「お邪魔しちゃってごめんなさい」
「また舞台を観に行きますね!」
女性たちから解放されたあと、セージはルゼイオに礼を言った。
「助かったよ。俺、ファンサービスがいまだに苦手で」
「セージさんは優しすぎるんですよ。いきなり歌えだなんていう無茶振り、聞く必要はありません」
「ルゼイオが俺のボディーガードって言ってくれたの、嬉しかった」
「……セージさん」
「これからも俺のことを守ってほしいな。昔の辛い思い出からも……」
ルゼイオの指先がセージの背中に触れた。そんなに恐るおそる触れなくてもいいのにとセージは思わず笑ってしまった。だが、ルゼイオの表情が真剣そのものだったので、セージは笑顔を引っ込めた。ルゼイオは思い詰めたように眉根を寄せると、震える声で囁いた。
「俺、セージさんを大切にしたいです」
「もう充分、よくしてくれてるじゃないか」
「……でも、本当の俺はあなたを壊したいと思っている」
「きみが? まさかそんなことを……」
「俺にあまり気を許さないでください」
何を言われたのか、よく理解できない。ルゼイオのように心優しい男を警戒せよとはどういうことだろうか。
セージはルゼイオがあまりにも悲しそうな顔をしているので、頬っぺたに軽くキスをした。ちゅっという可愛らしいリップ音が響く。ルゼイオの表情がますます深刻になった。
「……嫌だった?」
「いえ、逆です。嬉しくてどうにかなりそうだ」
「ルゼイオ、答えて。俺を壊したいっていうのは、そういう意味?」
「……はい。セージさんを抱き潰してしまいたいです」
ルゼイオが切なそうに息を吐いた。
白い吐息を見つめながら、セージは体の奥底に疼きを感じていた。
——可愛すぎだろう。
セージが目を閉じれば、ルゼイオが唇を重ねてきた。はじめは淡かった交わりがやがて濃度を増していく。ルゼイオのぬるついた舌がせわしなく動いては、セージの口蓋をなぞった。息継ぎの時間をくれないがっついたキスが愛おしくてたまらない。セージは酸欠になりながら、ルゼイオに身を任せた。
「……ここの近くに連れ込み宿があるんですが、いいですか」
「うん、いいよ」
「セージさん。本当にいいんですね? 俺、止まりませんよ」
「ルゼイオの本気、全部俺にぶつけて」
「……あなたという人は。後悔しても知りませんからね」
ルゼイオがセージを横抱きにした。
二人は湖を離れ、近くにある連れ込み宿へと向かった。
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