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大キライな浜じい
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僕の家には浜じいがいる。
僕は浜じいの事が大キライだ。
なぜキライかというと、
ちょっとしたことで、ものすご~く、
怒るからだ!
僕が食事の時にちょっとでもひじをつくと、
「くらっ!食事中に肘なんかつくなや!」
って怒るし、
朝もすぐに起きないと、
「くらっ!おてんとう様がのぼってしまうぞ!」
って言うし、
あいさつを忘れてごはんを食べようとしたら
「くらっ!いただきますわや!」
ってしばかれるし、
しまいにゃぁ
「おまえはいつも、人のふんどしで相撲を取りよる!」
っていってくるから
「ふんどしなんかしとらんやろが!!」
って僕が返したら、
「そうやない!他人のふんどし言うんわ、人が作ったもんを偉そうに使ってもうけることをいうんや!」
と怒られた。
へぇ、、、
「自分で努力せんで、人が作ったもので楽するっちゅー事か、、」と僕が言うと、
「そーや!!」
と浜じいは腕組みして、じゃーんと立っていばっている。
「じゃあ、、、
あっくんに借りた宿題を丸々写した、僕のノート」
「これも他人のふんどしか?」
「そーじゃ!」浜じいは言った。
「じゃあ、、この他人のセーブデータもふんどしか?」
僕はネットで買ったゲームのソフトを指さして聞いた。
「おぉ、そうじゃ!他人のふんどしじゃ。」
「じゃあ、これは?」
僕は算数の公式を指差した。
「そうじゃなぁ、数学者のふんどしじゃ」
「じゃあ、これは?」
僕は、新しく発売されたマンガの内容を公開している動画を指差した。
「おー、そーじゃ、マンガの作者のふんどしじゃあ。」
「これは?」
水道の蛇口から出ている水を指差す。
「うーん、ふんどしじゃな」
「これは?」
住んでいる家を指差す。
「ふんどしじゃ」
「これは?」干してある布切れ。
「そりゃ、わしのふんどしじゃ!」
「これは?」
道路。
「ふんどしじゃろう」
「ランドセル」
「まぁ、ふんどしか」
「朝ごはん」
「ふんどし」
「あっくんの友達のまんが本を勝手に持って帰っている」
「ばかたれ!そりゃあ、、はよぉ返してこい!!」
浜じいは言った
「うーん、、ようは、お前さんの作ったものなんかこの世の中にはちびーっと!しかありゃあせんっちゅうことや」
ふーん。そうか、、
僕はじぃちゃんの事は、大キライだけど、
色んな事を知ってて、本当にスゴイと思う。
そしたら、これからは僕もちったぁ、
自分のふんどしでスモウを取ってみようかなー!!
僕は浜じいの事が大キライだ。
なぜキライかというと、
ちょっとしたことで、ものすご~く、
怒るからだ!
僕が食事の時にちょっとでもひじをつくと、
「くらっ!食事中に肘なんかつくなや!」
って怒るし、
朝もすぐに起きないと、
「くらっ!おてんとう様がのぼってしまうぞ!」
って言うし、
あいさつを忘れてごはんを食べようとしたら
「くらっ!いただきますわや!」
ってしばかれるし、
しまいにゃぁ
「おまえはいつも、人のふんどしで相撲を取りよる!」
っていってくるから
「ふんどしなんかしとらんやろが!!」
って僕が返したら、
「そうやない!他人のふんどし言うんわ、人が作ったもんを偉そうに使ってもうけることをいうんや!」
と怒られた。
へぇ、、、
「自分で努力せんで、人が作ったもので楽するっちゅー事か、、」と僕が言うと、
「そーや!!」
と浜じいは腕組みして、じゃーんと立っていばっている。
「じゃあ、、、
あっくんに借りた宿題を丸々写した、僕のノート」
「これも他人のふんどしか?」
「そーじゃ!」浜じいは言った。
「じゃあ、、この他人のセーブデータもふんどしか?」
僕はネットで買ったゲームのソフトを指さして聞いた。
「おぉ、そうじゃ!他人のふんどしじゃ。」
「じゃあ、これは?」
僕は算数の公式を指差した。
「そうじゃなぁ、数学者のふんどしじゃ」
「じゃあ、これは?」
僕は、新しく発売されたマンガの内容を公開している動画を指差した。
「おー、そーじゃ、マンガの作者のふんどしじゃあ。」
「これは?」
水道の蛇口から出ている水を指差す。
「うーん、ふんどしじゃな」
「これは?」
住んでいる家を指差す。
「ふんどしじゃ」
「これは?」干してある布切れ。
「そりゃ、わしのふんどしじゃ!」
「これは?」
道路。
「ふんどしじゃろう」
「ランドセル」
「まぁ、ふんどしか」
「朝ごはん」
「ふんどし」
「あっくんの友達のまんが本を勝手に持って帰っている」
「ばかたれ!そりゃあ、、はよぉ返してこい!!」
浜じいは言った
「うーん、、ようは、お前さんの作ったものなんかこの世の中にはちびーっと!しかありゃあせんっちゅうことや」
ふーん。そうか、、
僕はじぃちゃんの事は、大キライだけど、
色んな事を知ってて、本当にスゴイと思う。
そしたら、これからは僕もちったぁ、
自分のふんどしでスモウを取ってみようかなー!!
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