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心の穴
しおりを挟む心に空いた穴が
いつの間にか
こんなに大きくなってしまっていた
毎日少しずつ 少しづつ
心の距離も遠くなってしまった
一番近くに居る人に
埋めてもらいたくて
近付きすぎて
また離されてしまう
わからなくなる距離感
求めることばかり考え過ぎて
空気が今日も冷たくなってしまう
もう夏なのに
こんなにも体が冷たい
私は身体を通わせたかったんだろうか
触れ合ったところで
温もりを感じられたのだろうか
本当は心で繋がりたがっていたんだ
気が付かずに身体ばかりを求めていたのか
あぁ 今私はひどく辛かったのか
ひどく傷ついていたのか
心はこんなにも泣いているのに
自分の身体を温めることすら出来ない
この手の冷たさを知った私は
この手を暖かくする事が出来るだろうか
私のこの手と
いつか誰かを温めてあげることが
出来るだろうか
隣にいるこの人の
温もりを少しだけ
今感じることが出来るなら
もしかしたら
明日は少しだけ
暖かくなっているかもしれない
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