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時の岐路
しおりを挟む雪がはらはらと落ちる
それを見つめては思う
ここにいることが
不思議に思うことがある
あの時、私は何を思ったのか
静かに降る雪を見送りながら
今を思う
過去の上にある自分が
今こうして
穏やかに立っている事
ただはらはらと落ちる雪
白い地面に落ちれば
見えなくなる
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