真夜中の歌[ショートまとめ]☆

天仕事屋(てしごとや)

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旅人のその名前

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何処かの話の中に

幾千幾億

いつまでも継がれるもの


君が触れたその花の

名前を知って

覚えていたいと思った

けれど歴史を紡ぐ僕らの話は

いつまで 君と共に

伝えられるのだろうか

いつまで 君を守れるのだろうか

どこまでも花のように

微笑む君を見るたびに

永遠はないと悟るけれど

先に進む事を恐れずに

ただこの世界に

真っ直ぐでいよう


君と一緒なら

怖さも少しは

安らいでいく はずだから
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