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夜が明けても
しおりを挟む君は扉を開けて
この部屋に入ってきて
僕を抱きしめる
そのままゆっくりと
口づけをして
ベッドで絡みあったら
そのまま
一緒に夢を見よう
こんな日が
毎日のように続いて
気持ちを確かめあっても
ふいに隙間が出来る
いつか心と体が擦れ違って
二人の空間が
冷たくなっても
熱を秘めたままそこにある
真っ赤なマニキュア
置き去りにされた
現実を飲み込んで
毎日を過ごすけど
忘れ物をしたことに
気付いて取りに
戻ってくれるなんて事を
夜が明けてもまた
思ってしまう
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