例えば私がいなくても[恋愛1分ショートまとめ]☆

天仕事屋(てしごとや)

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夜が明けても

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君は扉を開けて

この部屋に入ってきて

僕を抱きしめる

そのままゆっくりと

口づけをして

ベッドで絡みあったら

そのまま

一緒に夢を見よう


こんな日が

毎日のように続いて

気持ちを確かめあっても

ふいに隙間が出来る


いつか心と体が擦れ違って

二人の空間が

冷たくなっても

熱を秘めたままそこにある

真っ赤なマニキュア


置き去りにされた

現実を飲み込んで

毎日を過ごすけど

忘れ物をしたことに

気付いて取りに

戻ってくれるなんて事を

夜が明けてもまた

思ってしまう



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