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02 言われてきたこと
しおりを挟む他人は「大変だね」とか「どうしたの?」「大丈夫?」とかあなたの状況を気の毒に思うかもしれないけれど、
病気になった当人だから気付けた事を考えてみて下さい。
自分だけがひたすらこだわってきた事や、思い通りにしようとし過ぎてイライラしていた事、完璧にしないといけないと思い込んでいたり、暴走して周りを巻き込んでいたり、、
確かに病気になる前の自分は、親の期待や会社や家庭での役割を必死に頑張らなければならなかった時が本当にあったかもしれません。
けれど今の状況で同じ頑張りが必要なのかどうかです。
そのせいで周りのあなたを思ってくれる人や子供達がどんなに心配をしていたのか、
どんな気持ちだったのかを
病気になることで一度自分自身にストップをかけてくれています。
病気はそういう存在なんだと一度思ってみてはいかがですか?
もちろん薬も、病院での処置もそのままで構わないませんから、空いた時間に少しだけ考えてみてください。
何かに気が付いたり、考え方を変えてみて行動や言動を少しずつ変えてみることはお金もかかりませんし、少なからず症状や痛みを和らげる助けになると思っています。
あとは周りの人が言ってくれた事をよーくよく思い出してみて下さい。
「そんなに頑張らないでいいんじゃない?」
とご主人に言われた事がありますか?
もしそう言われたとしてもあなたは
「でも私が頑張らないと」とか
「これは自分でやりたいのよ!」
「これくらいは出来ないと」とか思ってやってきたんではありませんか?
では、その時頑張らせてくれた家族に対してまずは感謝をしてみませんか?
自分の考えを通し過ぎるあなたを、心配しながら声をかけてくれていた事を有難いなと思ってみてはいかがでしょうか。
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