205 / 532
Part2
Б.а 気晴らしに - 04
しおりを挟む
* * *
ローズガーデンの見学を終えて、三人はまた広大な敷地内のガーデンをゆっくりと散歩していた。
何個めかの噴水を通り過ぎると、可愛らしいベンチがあり、ベンチの上には綺麗な細工のアーチが囲んでいた。
その周囲には、芝生の端を飾るように、小さな花々が揺れている。
「ここも可愛らしい場所ですのね」
なんだか、さっきから通り過ぎて行くガーデン内の造りは、可愛らしい、という印象がすぐに上がって来るものばかりだった。
乙女チックにも当てはまるだろうし、ロマンチックとも当てはまるような、女性が好みそうな、癒されそうな雰囲気が溢れていたのだ。
「きっと、以前の王妃陛下の趣味だったのかもしれません」
「国王陛下の意向ではなく?」
「アトレシア大王国は剣が象徴されている国ですから、王子でも、貴族の子息でも、まず初めに剣技が教えられます。きっと、それがあまりに趣に欠けるものだったので、ガーデンは王妃陛下の意見を取り入れたのでしょう」
周り中が剣を振り回す男性ばかりだから色気もなく、女性らしさを生かして、ガーデンだけはその特徴が一番に反映されていたのだろう。
「芝生の周りの小さな花が揺れていて、蝶々が舞っている様子も、かわいらしいですわ」
「私は、一人きりで座っていると、きっと居心地が悪いと思いますが」
「ふふふ、そうかもしれませんわね」
昨夜と言い、今朝の朝食会と言い、ストレスの溜まる行事に参加ばかりさせられて、心身共に疲れ切っていたセシルだったが、ギルバートの好意でやって来たガーデンの散歩は、とてもリラックスできるものだった。
ただゆっくりと散歩しながら、可愛らしいガーデンの間を通り過ぎ、目が癒されて、心も落ち着いて来る。
「花がたくさんあるので、花冠もたくさんできますわね」
それも、まだ冬の終わりに近い気候なのに、色取り取りの可愛らしい花冠を作れそうである。
「はなかんむり、とはなんですか?」
小さなオスミンが不思議そうな顔をして、とても素直にセシルを見上げている。
「花で作る冠のことです。冠のことは、ご存知ですか?」
「はい。ちちうえも、ははうえも、かんむりをします」
「ええ、そうですね。ただ、花冠は花で作るものですから、女性が好むものになるでしょうか。花冠を頭の上に乗せると、とても可愛らしいのですよ」
「ははうえも、ですか?」
「ええ、そうですね」
その光景を想像してみたのか、オスミンも瞳を輝かせている。
だが、本物の花冠を見たことがないので、一体、それがどんなものなのか、オスミンは分からない。
「少しだけ、このガーデンのお花を借りて、花冠を作ってみては、いけませんでしょうか?」
「はなかんむりを……? でも……」
そんなことをしてしまったら、オスミンはすぐに叱られてしまう。
王子なのにはしたないですよ、と。
「花を摘む時に手が少し汚れてしまうかもしれませんが、後で手をきちんと洗えば問題ありませんよ」
「え……?」
「汚れた部分は、しっかりと洗えば良いのです」
「いい、のですか?」
「私は、そう思います」
「でも……ぼくは、はなかんむりを、つくったことが、ありません……」
「もしよろしければ、私と一緒に作ってみるのは、いかがでしょうか?」
「いいんですかっ?!」
パっと、期待を込めた瞳を向けてオスミンがセシルを見上げて来る。
「さすがに、無断使用は問題になってしまうでしょうから……」
ちらっと、セシルの視線が隣のギルバートに向けられる。
「少しだけ、内緒に、など?」
無理でしょうかしら?
セシルの瞳が、そう、語っていた。
「では、内緒でやってみようか」
「ほんとうですかっ、おじうえ?」
「ああ、内緒にしよう」
「ないしょ、ですね」
ふふと、頬を盛り上げて、オスミンが本当に嬉しそうだ。
「では、少しだけお花を摘ませてもらいましょう」
そよそよと揺れている小さな花々の元に寄って行き、セシルはドレスのスカートを膝の下に入れながら、その場に屈んでみた。
「このハンカチの上に、お花を摘んでみたいのですが、私、一人では無理があるかもしれません……」
「ぼくも、てつだいます」
「よろしいのですか?」
「はい、もちろんです!」
「では、よろしくお願いしたします。――これくらいの長さの花を、こう、茎の部分から取ってみてくださいますか?」
はいと、お行儀良い返事を返し、オスミンが緊張した様子で、セシルの隣にしゃがみ込む。
そろそろと手を伸ばし、生まれて初めて、花を手折ってみた。
「あっ、とれた……!」
「お上手ですね。花冠を作るには、もう少し必要ですので、お願いできますか?」
「はい、わかりました」
それから、小さな手で、一生懸命花を摘むオスミンの隣で、セシルの膝上に置いたハンカチの上には、小さな花々が乗って行く。
「これくらいで大丈夫だと思います。オスミン殿下、ありがとうございました」
「これで、はなかんむりが、できますか?」
「はい、できます」
それで、オスミンの目の前で、セシルが二つの花を取り上げてみせ、それをどう繋げるか、オスミンに分かるように説明していく。
二つ目も同じようにして、三つ目も。
少し長さができると、オスミンにも花を繋げていくように勧めてみた。
セシルが花冠の最初の方を手で押さえ、オスミンが必死に花を繋げてみる。
まだ、小さな手で、不器用に、それでも、一生懸命、真剣に、オスミンは花を繋げて行った。
「丁度いい長さになったと思いますの」
「これで、いいんですか?」
「はい。これから、この最初の部分と、最後の部分を一緒に繋げていきますね」
「どうやって、ですか?」
「見ててくださいね」
端の茎を花に絡ませるようにと、セシルがオスミンの前で最後の調整をしてみせてあげている。
オスミンの前で屈んでいるセシルの長い髪の毛が、パサリと、肩から滑り落ちてきた。
自分の目線がセシルと同じになって、目の前に、サラサラと癖のないセシルの髪の毛がそっと揺れていて、その光景を見ているオスミンが素直に口にした。
「セシルじょうのかみは、とてもきれいですね。ひかりにうつって、キラキラと、とてもきれいです」
「まあ、ありがとうございます」
少し顔を上げ目線を合わせたセシルが、ふふと、笑みを浮かべる。
「セシルじょうは、とてもきれいなれいじょうなのですね」
「まあ、ありがとうございます」
「ぼくは、セシルじょうのように、キラキラとした、とてもきれいなれいじょうは、みたことがありません」
「ふふ。きっと、たくさんお会いなさりますわ」
いや、そんなことはないはずだ。
ギルバートの贔屓目があったとしても、ギルバートにとっては、セシル以上に美しいご令嬢など、見たことがない。
「ほら? できましたわよ。最後の部分は、花の茎の部分を長目にしまして、しっかりと巻き付ければよろしいのですよ」
「うわぁ……! これが、はなかんむりですかっ?」
「ええ、そうです。とても可愛らしいでしょう?」
「はいっ! ははうえのかんむりなのですっ」
「きっと、とてもお喜びになられると思いますわ」
「すごいですっ」
生まれた初めて自作した花冠である。
オスミンの頬が盛り上がり、嬉しさが止められないと、その表情がとても子供らしく素直だった。
「自分で作ったものは、嬉しさもひとしおでございましょう?」
「ひとしお? それはなんですか?」
「もっともっと嬉しくなる、という意味ですわ」
「はいっ。ぼくは、うれしいですっ」
ローズガーデンの見学を終えて、三人はまた広大な敷地内のガーデンをゆっくりと散歩していた。
何個めかの噴水を通り過ぎると、可愛らしいベンチがあり、ベンチの上には綺麗な細工のアーチが囲んでいた。
その周囲には、芝生の端を飾るように、小さな花々が揺れている。
「ここも可愛らしい場所ですのね」
なんだか、さっきから通り過ぎて行くガーデン内の造りは、可愛らしい、という印象がすぐに上がって来るものばかりだった。
乙女チックにも当てはまるだろうし、ロマンチックとも当てはまるような、女性が好みそうな、癒されそうな雰囲気が溢れていたのだ。
「きっと、以前の王妃陛下の趣味だったのかもしれません」
「国王陛下の意向ではなく?」
「アトレシア大王国は剣が象徴されている国ですから、王子でも、貴族の子息でも、まず初めに剣技が教えられます。きっと、それがあまりに趣に欠けるものだったので、ガーデンは王妃陛下の意見を取り入れたのでしょう」
周り中が剣を振り回す男性ばかりだから色気もなく、女性らしさを生かして、ガーデンだけはその特徴が一番に反映されていたのだろう。
「芝生の周りの小さな花が揺れていて、蝶々が舞っている様子も、かわいらしいですわ」
「私は、一人きりで座っていると、きっと居心地が悪いと思いますが」
「ふふふ、そうかもしれませんわね」
昨夜と言い、今朝の朝食会と言い、ストレスの溜まる行事に参加ばかりさせられて、心身共に疲れ切っていたセシルだったが、ギルバートの好意でやって来たガーデンの散歩は、とてもリラックスできるものだった。
ただゆっくりと散歩しながら、可愛らしいガーデンの間を通り過ぎ、目が癒されて、心も落ち着いて来る。
「花がたくさんあるので、花冠もたくさんできますわね」
それも、まだ冬の終わりに近い気候なのに、色取り取りの可愛らしい花冠を作れそうである。
「はなかんむり、とはなんですか?」
小さなオスミンが不思議そうな顔をして、とても素直にセシルを見上げている。
「花で作る冠のことです。冠のことは、ご存知ですか?」
「はい。ちちうえも、ははうえも、かんむりをします」
「ええ、そうですね。ただ、花冠は花で作るものですから、女性が好むものになるでしょうか。花冠を頭の上に乗せると、とても可愛らしいのですよ」
「ははうえも、ですか?」
「ええ、そうですね」
その光景を想像してみたのか、オスミンも瞳を輝かせている。
だが、本物の花冠を見たことがないので、一体、それがどんなものなのか、オスミンは分からない。
「少しだけ、このガーデンのお花を借りて、花冠を作ってみては、いけませんでしょうか?」
「はなかんむりを……? でも……」
そんなことをしてしまったら、オスミンはすぐに叱られてしまう。
王子なのにはしたないですよ、と。
「花を摘む時に手が少し汚れてしまうかもしれませんが、後で手をきちんと洗えば問題ありませんよ」
「え……?」
「汚れた部分は、しっかりと洗えば良いのです」
「いい、のですか?」
「私は、そう思います」
「でも……ぼくは、はなかんむりを、つくったことが、ありません……」
「もしよろしければ、私と一緒に作ってみるのは、いかがでしょうか?」
「いいんですかっ?!」
パっと、期待を込めた瞳を向けてオスミンがセシルを見上げて来る。
「さすがに、無断使用は問題になってしまうでしょうから……」
ちらっと、セシルの視線が隣のギルバートに向けられる。
「少しだけ、内緒に、など?」
無理でしょうかしら?
セシルの瞳が、そう、語っていた。
「では、内緒でやってみようか」
「ほんとうですかっ、おじうえ?」
「ああ、内緒にしよう」
「ないしょ、ですね」
ふふと、頬を盛り上げて、オスミンが本当に嬉しそうだ。
「では、少しだけお花を摘ませてもらいましょう」
そよそよと揺れている小さな花々の元に寄って行き、セシルはドレスのスカートを膝の下に入れながら、その場に屈んでみた。
「このハンカチの上に、お花を摘んでみたいのですが、私、一人では無理があるかもしれません……」
「ぼくも、てつだいます」
「よろしいのですか?」
「はい、もちろんです!」
「では、よろしくお願いしたします。――これくらいの長さの花を、こう、茎の部分から取ってみてくださいますか?」
はいと、お行儀良い返事を返し、オスミンが緊張した様子で、セシルの隣にしゃがみ込む。
そろそろと手を伸ばし、生まれて初めて、花を手折ってみた。
「あっ、とれた……!」
「お上手ですね。花冠を作るには、もう少し必要ですので、お願いできますか?」
「はい、わかりました」
それから、小さな手で、一生懸命花を摘むオスミンの隣で、セシルの膝上に置いたハンカチの上には、小さな花々が乗って行く。
「これくらいで大丈夫だと思います。オスミン殿下、ありがとうございました」
「これで、はなかんむりが、できますか?」
「はい、できます」
それで、オスミンの目の前で、セシルが二つの花を取り上げてみせ、それをどう繋げるか、オスミンに分かるように説明していく。
二つ目も同じようにして、三つ目も。
少し長さができると、オスミンにも花を繋げていくように勧めてみた。
セシルが花冠の最初の方を手で押さえ、オスミンが必死に花を繋げてみる。
まだ、小さな手で、不器用に、それでも、一生懸命、真剣に、オスミンは花を繋げて行った。
「丁度いい長さになったと思いますの」
「これで、いいんですか?」
「はい。これから、この最初の部分と、最後の部分を一緒に繋げていきますね」
「どうやって、ですか?」
「見ててくださいね」
端の茎を花に絡ませるようにと、セシルがオスミンの前で最後の調整をしてみせてあげている。
オスミンの前で屈んでいるセシルの長い髪の毛が、パサリと、肩から滑り落ちてきた。
自分の目線がセシルと同じになって、目の前に、サラサラと癖のないセシルの髪の毛がそっと揺れていて、その光景を見ているオスミンが素直に口にした。
「セシルじょうのかみは、とてもきれいですね。ひかりにうつって、キラキラと、とてもきれいです」
「まあ、ありがとうございます」
少し顔を上げ目線を合わせたセシルが、ふふと、笑みを浮かべる。
「セシルじょうは、とてもきれいなれいじょうなのですね」
「まあ、ありがとうございます」
「ぼくは、セシルじょうのように、キラキラとした、とてもきれいなれいじょうは、みたことがありません」
「ふふ。きっと、たくさんお会いなさりますわ」
いや、そんなことはないはずだ。
ギルバートの贔屓目があったとしても、ギルバートにとっては、セシル以上に美しいご令嬢など、見たことがない。
「ほら? できましたわよ。最後の部分は、花の茎の部分を長目にしまして、しっかりと巻き付ければよろしいのですよ」
「うわぁ……! これが、はなかんむりですかっ?」
「ええ、そうです。とても可愛らしいでしょう?」
「はいっ! ははうえのかんむりなのですっ」
「きっと、とてもお喜びになられると思いますわ」
「すごいですっ」
生まれた初めて自作した花冠である。
オスミンの頬が盛り上がり、嬉しさが止められないと、その表情がとても子供らしく素直だった。
「自分で作ったものは、嬉しさもひとしおでございましょう?」
「ひとしお? それはなんですか?」
「もっともっと嬉しくなる、という意味ですわ」
「はいっ。ぼくは、うれしいですっ」
1
お気に入りに追加
86
あなたにおすすめの小説
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
【完結】魔力がないと見下されていた私は仮面で素顔を隠した伯爵と結婚することになりました〜さらに魔力石まで作り出せなんて、冗談じゃない〜
光城 朱純
ファンタジー
魔力が強いはずの見た目に生まれた王女リーゼロッテ。
それにも拘わらず、魔力の片鱗すらみえないリーゼロッテは家族中から疎まれ、ある日辺境伯との結婚を決められる。
自分のあざを隠す為に仮面をつけて生活する辺境伯は、龍を操ることができると噂の伯爵。
隣に魔獣の出る森を持ち、雪深い辺境地での冷たい辺境伯との新婚生活は、身も心も凍えそう。
それでも国の端でひっそり生きていくから、もう放っておいて下さい。
私のことは私で何とかします。
ですから、国のことは国王が何とかすればいいのです。
魔力が使えない私に、魔力石を作り出せだなんて、そんなの無茶です。
もし作り出すことができたとしても、やすやすと渡したりしませんよ?
これまで虐げられた分、ちゃんと返して下さいね。
表紙はPhoto AC様よりお借りしております。

薬華異堂薬局のお仕事は異世界にもあったのだ
柚木 潤
ファンタジー
実家の薬華異堂薬局に戻った薬剤師の舞は、亡くなった祖父から譲り受けた鍵で開けた扉の中に、不思議な漢方薬の調合が書かれた、古びた本を見つけた。
そして、異世界から助けを求める手紙が届き、舞はその異世界に転移する。
舞は不思議な薬を作り、それは魔人や魔獣にも対抗できる薬であったのだ。
そんな中、魔人の王から舞を見るなり、懐かしい人を思い出させると。
500年前にも、この異世界に転移していた女性がいたと言うのだ。
それは舞と関係のある人物であった。
その後、一部の魔人の襲撃にあうが、舞や魔人の王ブラック達の力で危機を乗り越え、人間と魔人の世界に平和が訪れた。
しかし、500年前に転移していたハナという女性が大事にしていた森がアブナイと手紙が届き、舞は再度転移する。
そして、黒い影に侵食されていた森を舞の薬や魔人達の力で復活させる事が出来たのだ。
ところが、舞が自分の世界に帰ろうとした時、黒い翼を持つ人物に遭遇し、舞に自分の世界に来てほしいと懇願する。
そこには原因不明の病の女性がいて、舞の薬で異物を分離するのだ。
そして、舞を探しに来たブラック達魔人により、昔に転移した一人の魔人を見つけるのだが、その事を隠して黒翼人として生活していたのだ。
その理由や女性の病の原因をつきとめる事が出来たのだが悲しい結果となったのだ。
戻った舞はいつもの日常を取り戻していたが、秘密の扉の中の物が燃えて灰と化したのだ。
舞はまた異世界への転移を考えるが、魔法陣は動かなかったのだ。
何とか舞は転移出来たが、その世界ではドラゴンが復活しようとしていたのだ。
舞は命懸けでドラゴンの良心を目覚めさせる事が出来、世界は火の海になる事は無かったのだ。
そんな時黒翼国の王子が、暗い森にある遺跡を見つけたのだ。
*第1章 洞窟出現編 第2章 森再生編 第3章 翼国編
第4章 火山のドラゴン編 が終了しました。
第5章 闇の遺跡編に続きます。

【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです
ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。
女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。
前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る!
そんな変わった公爵令嬢の物語。
アルファポリスOnly
2019/4/21 完結しました。
沢山のお気に入り、本当に感謝します。
7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。
2021年9月。
ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。
10月、再び完結に戻します。
御声援御愛読ありがとうございました。

元ゲーマーのオタクが悪役令嬢? ごめん、そのゲーム全然知らない。とりま異世界ライフは普通に楽しめそうなので、設定無視して自分らしく生きます
みなみ抄花
ファンタジー
前世で死んだ自分は、どうやらやったこともないゲームの悪役令嬢に転生させられたようです。
女子力皆無の私が令嬢なんてそもそもが無理だから、設定無視して自分らしく生きますね。
勝手に転生させたどっかの神さま、ヒロインいじめとか勇者とか物語の盛り上げ役とかほんっと心底どうでも良いんで、そんなことよりチート能力もっとよこしてください。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

辺境伯令嬢に転生しました。
織田智子
ファンタジー
ある世界の管理者(神)を名乗る人(?)の願いを叶えるために転生しました。
アラフィフ?日本人女性が赤ちゃんからやり直し。
書き直したものですが、中身がどんどん変わっていってる状態です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる