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Part1
Д.а 晩餐会の招待状 - 03
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ギルバートは頷いてみせて、その提案に同意する。それで、残りの三人が、それぞれ長椅子に席をつく。
一礼をしたメイドが、三角に折られたようなタオルの乗ったトレーをテーブルに並べ、それから、執事はギルバート達のお茶を用意するようだった。
「こちらで、手をお拭きになってください。使用済みのタオルは、そのまま、トレーの上に、お願いいたします」
まだ若そうなメイドが、緊張した様子で、説明をする。
だが――ギルバート達は、一瞬、無言で視線を交わしていた。
手を拭くようなタオルを出されたのは、生まれて初めてである。でも、他家の――仕来りに、とやかく文句は言えない。
それで、仕方なく、ギルバートが、一番上に置かれている小さなタオルを取り上げた。手に取った瞬間、ほかほかとした、温かな温度がほんわかと伝わってくる。
温められたタオルなど、生まれて初めての経験である。
残りの三人も、同じように手を拭いていた。
執事が紅茶の用意を終えたようで、スッと、そこで一礼をした。
「では、失礼いたします。ご用の時は、いつでもお呼びくださいませ」
「わかりました」
執事が部屋を去っていくと、ギルバートも用意された紅茶に、一応、手を伸ばす。
「――温められたタオルを出されたのは、初めてです。ほかほかして、悪い気分ではありませんが」
ギルバートの隣に座ったクリストフが、小声でそれをこぼしていた。
確かに、ギルバートにも、生まれて初めての経験だった。
だが、ヘルバート伯爵令嬢は席を外しているらしく、それも、邸に戻って来るのに、時間がかかる場所にいたようだった。
道理で、ギルバート達が門外で待たされていたはずである。
伯爵令嬢への伝達に、時間がかかっていたのだろう。
* * *
それからしばらくして、飲んでいた紅茶がなくなりかけた頃、部屋の扉のドアがノックされた。
「失礼します」
若い女性の声と共に、扉を開けて、颯爽と中に進んできた伯爵令嬢を見て、ギルバートが、スッと、椅子から立ち上がっていた。
同時に、残りの三人も立ち上がる。
「ああ、どうか、お気になさらずに」
ギルバートの向かいの長椅子に座っていた二人の部下が、席を譲ろうと動きかけたのを、セシルが簡単に止める。
部屋に入ってきたセシルは気負いもなく、一人用の椅子に腰を下ろしていく。
「不躾で申し訳ありませんが、皆様も、どうぞお掛けになってください」
セシルに促され、全員が、もう一度、椅子に座りなおした。
セシルは執事から渡されたタオルを受け取り、慣れた手つきで自分の手を拭いて、また、そのタオルを返していた。
それから、その視線が、真っすぐにギルバートに向けられる。
「お久しぶりです。お変わりなく、ご壮健とお見受けいたします」
「ありがとうございます」
簡単な社交辞令を終えて本題に入る前に、部屋に入ってきたセシルを見て、ギルバートの最初の印象は、
――――外見が違うっ!
外見と言っても――その髪の色が、全く違っていたのだった。
以前にセシルを見た時は、少し癖のありそうな焦げ茶色の髪を、後ろにしばっていた。
それでも、前髪が長く、額を隠していたので、よく、セシルの顔を見る機会もなかったし、その表情を見取ることも、容易ではなかった。
だが、今のセシルは――きらきらと光る薄い銀髪で、あの長い前髪から見え隠れしていた深い藍の瞳は、前髪に隠されいない分だけ、はっきりと目に映ってくるほどの――強い瞳だった。
癖もなさそうな、サラサラとした真っ直ぐの髪の毛を後ろで結んでいるようで、顔の輪郭を隠していない分、その白い肌を映す小さな顔に、印象的な藍の瞳。
濃い桃色の唇は、口紅をつけたほどの紅みではないが、それでも、みずみずしく、微かに濡れているかのようだ。
第一印象で見れば、セシルの容貌は儚げで、繊細さがにじみでているような、それでいて、長い銀色のまつげに象られている大きな丸い瞳が優しげで、とてもではないが――以前に会った時の、気の強そうなセシルの印象とは、似ても似つかないほどだ。
これが、本来のセシルの姿と理解したギルバートは、その驚きを見せず、続けていく。
「今日は、王太子殿下の勅使として、こちらに伺いました。王太子殿下から、こちらを預かっておりまして」
それで、ギルバートは、騎士の制服のジャケットから、一枚の封筒を取り出した。
それをクリストフが受け取り、セシルの前に差し出してくる。
「マスター、よろしければ?」
「ええ、お願いするわ」
紅茶を淹れ終わった執事が、絶妙なタイミングで、セシルに差し出された封筒を受け取る。内ポケットからペーパーナイフを取り出し、封を切ると、セシルの前に差し出していく。
中の封書を取り出し、サッと目を通したセシルは――その一瞬で、困ったわ……と、聞こえぬ溜息をこぼしていたのだった。
「晩餐会へのご招待ですか?」
「はい。ヘルバート伯爵令嬢には、前回の件で、大変なご迷惑をおかけしてしまいました。そのお礼もままならぬまま、その機会もございませんでしたので、王太子殿下が、その償い、というのでもございませんが、是非、よろしければ、ヘルバート伯爵令嬢に、晩餐会への出席をお願いできないか、と。王太子殿下がこの領地に向かわれるのは、距離的にも、少々、無理がございまして……」
アトレシア大王国からコトレア領への道のりは、片道、馬車で軽く五日である。往復なら、優に、移動だけに、十日は費やしてしまうだろう。
まして、隣国の王太子殿下の移動となったら、百人は軽いだろう護衛の騎士達が、ごそっと、付き添ってくるはずだから。
王太子殿下が、王宮から、わざわざ辺境の地まで、セシルに会いにやってくることなど、到底、不可能である。
「私のような者に、そのようなお気遣い、とても光栄に存じます。ですが、お礼は、以前にもいただきましたので……」
「王太子殿下は、ご令嬢にご迷惑をかけてしまったことを、とても心苦しく思われておられます。ですから、その償いと埋め合わせ――というものではございませんが、晩餐会に出席していただければ、もう一度、きちんとした礼ができるのではと、望まれていらっしゃいます」
困った状況になってしまったわ……。
それが、セシルの本音だろう。
前回の事件で――アトレシア大王国の王家が、セシルに更なる恩義を感じたのかどうかは知らないが、それでも、王族直々の晩餐会の招待など、たかが一介の伯爵令嬢に断れるはずもない。
今までは、アトレシア大王国に、もう二度と会うことも関わることもないだろうという前提で、わざと、相手側を挑発するような、侮辱するような態度で、不敬罪もどきすれすれでも、セシルは強気の態度を取っていた。
だが、晩餐会など、隣国の王宮で、おまけに、右も左も分からないようなその場で、見知らぬ人間は全て敵ばかり。
助けを出してくれるような知り合いも、いない。
そんな場で、状況下で、セシルが粗相などをしたものなら、一気に、国同士の国際問題、政治問題に発展しまう恐れがあるのは、疑う余地もない。
セシルとしては、これ以上、あの国とは関わり合いになりたくはないのだ。このままだと、ズルズルと足を掴まれて、果ては、王国の為に利用されかねない。
どうしたものかしらね……。
一礼をしたメイドが、三角に折られたようなタオルの乗ったトレーをテーブルに並べ、それから、執事はギルバート達のお茶を用意するようだった。
「こちらで、手をお拭きになってください。使用済みのタオルは、そのまま、トレーの上に、お願いいたします」
まだ若そうなメイドが、緊張した様子で、説明をする。
だが――ギルバート達は、一瞬、無言で視線を交わしていた。
手を拭くようなタオルを出されたのは、生まれて初めてである。でも、他家の――仕来りに、とやかく文句は言えない。
それで、仕方なく、ギルバートが、一番上に置かれている小さなタオルを取り上げた。手に取った瞬間、ほかほかとした、温かな温度がほんわかと伝わってくる。
温められたタオルなど、生まれて初めての経験である。
残りの三人も、同じように手を拭いていた。
執事が紅茶の用意を終えたようで、スッと、そこで一礼をした。
「では、失礼いたします。ご用の時は、いつでもお呼びくださいませ」
「わかりました」
執事が部屋を去っていくと、ギルバートも用意された紅茶に、一応、手を伸ばす。
「――温められたタオルを出されたのは、初めてです。ほかほかして、悪い気分ではありませんが」
ギルバートの隣に座ったクリストフが、小声でそれをこぼしていた。
確かに、ギルバートにも、生まれて初めての経験だった。
だが、ヘルバート伯爵令嬢は席を外しているらしく、それも、邸に戻って来るのに、時間がかかる場所にいたようだった。
道理で、ギルバート達が門外で待たされていたはずである。
伯爵令嬢への伝達に、時間がかかっていたのだろう。
* * *
それからしばらくして、飲んでいた紅茶がなくなりかけた頃、部屋の扉のドアがノックされた。
「失礼します」
若い女性の声と共に、扉を開けて、颯爽と中に進んできた伯爵令嬢を見て、ギルバートが、スッと、椅子から立ち上がっていた。
同時に、残りの三人も立ち上がる。
「ああ、どうか、お気になさらずに」
ギルバートの向かいの長椅子に座っていた二人の部下が、席を譲ろうと動きかけたのを、セシルが簡単に止める。
部屋に入ってきたセシルは気負いもなく、一人用の椅子に腰を下ろしていく。
「不躾で申し訳ありませんが、皆様も、どうぞお掛けになってください」
セシルに促され、全員が、もう一度、椅子に座りなおした。
セシルは執事から渡されたタオルを受け取り、慣れた手つきで自分の手を拭いて、また、そのタオルを返していた。
それから、その視線が、真っすぐにギルバートに向けられる。
「お久しぶりです。お変わりなく、ご壮健とお見受けいたします」
「ありがとうございます」
簡単な社交辞令を終えて本題に入る前に、部屋に入ってきたセシルを見て、ギルバートの最初の印象は、
――――外見が違うっ!
外見と言っても――その髪の色が、全く違っていたのだった。
以前にセシルを見た時は、少し癖のありそうな焦げ茶色の髪を、後ろにしばっていた。
それでも、前髪が長く、額を隠していたので、よく、セシルの顔を見る機会もなかったし、その表情を見取ることも、容易ではなかった。
だが、今のセシルは――きらきらと光る薄い銀髪で、あの長い前髪から見え隠れしていた深い藍の瞳は、前髪に隠されいない分だけ、はっきりと目に映ってくるほどの――強い瞳だった。
癖もなさそうな、サラサラとした真っ直ぐの髪の毛を後ろで結んでいるようで、顔の輪郭を隠していない分、その白い肌を映す小さな顔に、印象的な藍の瞳。
濃い桃色の唇は、口紅をつけたほどの紅みではないが、それでも、みずみずしく、微かに濡れているかのようだ。
第一印象で見れば、セシルの容貌は儚げで、繊細さがにじみでているような、それでいて、長い銀色のまつげに象られている大きな丸い瞳が優しげで、とてもではないが――以前に会った時の、気の強そうなセシルの印象とは、似ても似つかないほどだ。
これが、本来のセシルの姿と理解したギルバートは、その驚きを見せず、続けていく。
「今日は、王太子殿下の勅使として、こちらに伺いました。王太子殿下から、こちらを預かっておりまして」
それで、ギルバートは、騎士の制服のジャケットから、一枚の封筒を取り出した。
それをクリストフが受け取り、セシルの前に差し出してくる。
「マスター、よろしければ?」
「ええ、お願いするわ」
紅茶を淹れ終わった執事が、絶妙なタイミングで、セシルに差し出された封筒を受け取る。内ポケットからペーパーナイフを取り出し、封を切ると、セシルの前に差し出していく。
中の封書を取り出し、サッと目を通したセシルは――その一瞬で、困ったわ……と、聞こえぬ溜息をこぼしていたのだった。
「晩餐会へのご招待ですか?」
「はい。ヘルバート伯爵令嬢には、前回の件で、大変なご迷惑をおかけしてしまいました。そのお礼もままならぬまま、その機会もございませんでしたので、王太子殿下が、その償い、というのでもございませんが、是非、よろしければ、ヘルバート伯爵令嬢に、晩餐会への出席をお願いできないか、と。王太子殿下がこの領地に向かわれるのは、距離的にも、少々、無理がございまして……」
アトレシア大王国からコトレア領への道のりは、片道、馬車で軽く五日である。往復なら、優に、移動だけに、十日は費やしてしまうだろう。
まして、隣国の王太子殿下の移動となったら、百人は軽いだろう護衛の騎士達が、ごそっと、付き添ってくるはずだから。
王太子殿下が、王宮から、わざわざ辺境の地まで、セシルに会いにやってくることなど、到底、不可能である。
「私のような者に、そのようなお気遣い、とても光栄に存じます。ですが、お礼は、以前にもいただきましたので……」
「王太子殿下は、ご令嬢にご迷惑をかけてしまったことを、とても心苦しく思われておられます。ですから、その償いと埋め合わせ――というものではございませんが、晩餐会に出席していただければ、もう一度、きちんとした礼ができるのではと、望まれていらっしゃいます」
困った状況になってしまったわ……。
それが、セシルの本音だろう。
前回の事件で――アトレシア大王国の王家が、セシルに更なる恩義を感じたのかどうかは知らないが、それでも、王族直々の晩餐会の招待など、たかが一介の伯爵令嬢に断れるはずもない。
今までは、アトレシア大王国に、もう二度と会うことも関わることもないだろうという前提で、わざと、相手側を挑発するような、侮辱するような態度で、不敬罪もどきすれすれでも、セシルは強気の態度を取っていた。
だが、晩餐会など、隣国の王宮で、おまけに、右も左も分からないようなその場で、見知らぬ人間は全て敵ばかり。
助けを出してくれるような知り合いも、いない。
そんな場で、状況下で、セシルが粗相などをしたものなら、一気に、国同士の国際問題、政治問題に発展しまう恐れがあるのは、疑う余地もない。
セシルとしては、これ以上、あの国とは関わり合いになりたくはないのだ。このままだと、ズルズルと足を掴まれて、果ては、王国の為に利用されかねない。
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