奮闘記などと呼ばない (王道外れた異世界転生)

 ”王道”外れた異世界転生物語。

 チートもない。ありきたりな、魔法も魔術も魔物もいない。これまたありきたりな公爵令嬢でも、悪役令嬢でもない。ヒロインでもモブでもない。
 ついでに言うが、これまた、あまりにありきたりな設定の喪女でもない。

 それなのに、なぜ私が異世界転生者……?!

 この世界で生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!

 セシル・ベルバートの異世界サバイバル。絶対に生き抜いて、生き延びてみせます!

(本編概要)セシル・ヘルバートはノーウッド王国ヘルバート伯爵家の長女である。長く――無駄で――それでも必要だった7年をやーっと経て、嫌悪している侯爵家嫡男、ジョーランからの婚約破棄宣言で、待ちに待った婚約解消を勝ちとった。

 17歳の最後の年である。

 でも、セシルには秘密がある。
 セシルは前世の記憶を持つ、異世界転生者、とういことだ。

 “異世界転生者”の“王道”外れて、さっぱり理由が当てはまらない謎の状況。

 なのに、なぜ、現世の私が異世界転生?!

 なにがどう転んで異世界転生者になってしまったのかは知らないが、それでも、セシル・ヘルバートとして生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!

 それを指針に、セシルの異世界生活が始まる。第2の人生など――なぜ……?! としかいいようのない現状で、それでも、セシルの生きざまを懸けた人生の始まりである。

 伯爵家領主に、政治に、戦に、隣国王国覇権争いに、そして、予想もしていなかった第2の人生に、怒涛のようなセシルの生がここに始まっていく!



(今までは外部リンクでしたが、こちらにもアップしてみました。こちらで読めるように、などなど?)
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