25 / 139
二冊目
じゅうなな•むく
しおりを挟む
「はあ~、こんなに美味しいお料理が食べれて最高に幸せ」
今まで本でしか見た事のなかった見目鮮やかなお料理は、どれもこれも滅茶苦茶美味しくて、まるで天国にいるみたいな幸せを僕は味わっていた。
「河合って本当にいつも美味しそうに食べるよね」
「だって、本当に美味しいんだもんっ!凄いよねっ、こんなお料理を作れるなんて憧れちゃう」
宍倉くんと向かい合わせに座った席で、美味しいお料理を食べながら会話が弾む。
「もしかして、河合は料理人に憧れたりしてるの?」
「うんっ、僕ね。パティシエになりたいの」
「パティシエ…」
「菓子職人の事だよ。僕、お菓子大好きだから、美味しいお菓子を作れる人になるのが夢なんだっ」
さっきから僕の視界の端に映る、色とりどりの鮮やかなスイーツたちに涎が出ちゃいそうっ!
ホントは一番にスイーツに飛んで行きたかったけど、流石にそれは宍倉くんの手前もあって出来なかった。
大体、ご飯食べに来たのにそんなお行儀の悪い事しちゃ駄目だよね…。そう思い直して取ったお料理は、今まで食べた事のない美味しさで僕は感動しっ放しっ!
こんなに人を感動させる美味しいお料理を作れちゃうなんて、このホテルのシェフさんは本当にもう神様みたいだあ…。
「そっか、だから河合は調理部に入ったんだね」
「うんっ!高校卒業したら調理師専門学校に進みたいから、少しでもお料理の腕を上げたくって」
「ふうん、偉いね。今のうちから将来の事をちゃんと考えているなんて、河合の事見直しちゃったな」
今まで本でしか見た事のなかった見目鮮やかなお料理は、どれもこれも滅茶苦茶美味しくて、まるで天国にいるみたいな幸せを僕は味わっていた。
「河合って本当にいつも美味しそうに食べるよね」
「だって、本当に美味しいんだもんっ!凄いよねっ、こんなお料理を作れるなんて憧れちゃう」
宍倉くんと向かい合わせに座った席で、美味しいお料理を食べながら会話が弾む。
「もしかして、河合は料理人に憧れたりしてるの?」
「うんっ、僕ね。パティシエになりたいの」
「パティシエ…」
「菓子職人の事だよ。僕、お菓子大好きだから、美味しいお菓子を作れる人になるのが夢なんだっ」
さっきから僕の視界の端に映る、色とりどりの鮮やかなスイーツたちに涎が出ちゃいそうっ!
ホントは一番にスイーツに飛んで行きたかったけど、流石にそれは宍倉くんの手前もあって出来なかった。
大体、ご飯食べに来たのにそんなお行儀の悪い事しちゃ駄目だよね…。そう思い直して取ったお料理は、今まで食べた事のない美味しさで僕は感動しっ放しっ!
こんなに人を感動させる美味しいお料理を作れちゃうなんて、このホテルのシェフさんは本当にもう神様みたいだあ…。
「そっか、だから河合は調理部に入ったんだね」
「うんっ!高校卒業したら調理師専門学校に進みたいから、少しでもお料理の腕を上げたくって」
「ふうん、偉いね。今のうちから将来の事をちゃんと考えているなんて、河合の事見直しちゃったな」
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開
理香は俺のカノジョじゃねえ
中屋沙鳥
BL
篠原亮は料理が得意な高校3年生。受験生なのに卒業後に兄の周と結婚する予定の遠山理香に料理を教えてやらなければならなくなった。弁当を作ってやったり一緒に帰ったり…理香が18歳になるまではなぜか兄のカノジョだということはみんなに内緒にしなければならない。そのため友だちでイケメンの櫻井和樹やチャラ男の大宮司から亮が理香と付き合ってるんじゃないかと疑われてしまうことに。そうこうしているうちに和樹の様子がおかしくなって?口の悪い高校生男子の学生ライフ/男女CPあります。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる