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二冊目
ご•むく
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カッコいいわんちゃんに興奮して、つい普段から思ってた事を本人に言っちゃった。言ってから恥ずかしくなって、学校のみんなも言ってるからって付け足したけど、うまく誤魔化せたかなあ…。
「俺がアフガンハウンドなら河合はチワワだね」
「あふがんはうんど?」
「さっき河合が俺に似てるって言った犬のことだよ」
へえ~、あのわんちゃんアフガンハウンドって言う種類なんだあ。
「アフガニスタンが原産の犬で、夜になると砂漠は凄く寒くなるからあんな風に毛が長いんだよ。一説には最古の犬種とも言われていてノアの方舟に乗ったのは、あのアフガンハウンドだとも言われているんだって」
ふわ~っ、スゴい!!宍倉くんってそんな事まで知ってるんだあ。
「宍倉くんって物知りなんだねえ」
ホントに尊敬しちゃう。さすがはミスターパーフェクトの宍倉くん!
「ちなみにチワワはメキシコのチワワ地域が原産で、北アメリカでは最古の犬らしいよ。アステカ文明の王族が飼ってたんだって」
「チワワ?僕に似てるの?」
「うん、ホラあそこで何匹かじゃれあってる。河合はあの真ん中の茶色の毛に黒のタンが入った子が、一番似てるね。ロングコートじゃなくてスムースの方がイメージに合ってるけど」
「ロングコート?」
「毛が長い子と短い子がいるでしょ?スムースは毛が短い種類の子のことだよ」
ほわ~、ホントに色々識ってるんだなあ…。
ん?でも感心しちゃって聞き流してたけど、宍倉くんちょっと聞き捨てならないコト言わなかった?
「僕ってチワワなの?」
「柴の仔犬もイメージだけど、やっぱりチワワのあのちょっとハナペチャなトコが、河合って感じだよね」
さっ、さりげなく酷いこと言ってるよ宍倉くん……!
「それに、チワワって世界で一番小さい犬種だし、やっぱり河合はチワワでしょう」
…さらに追い討ちをかけるなんて、酷すぎるよ宍倉くん…!
「俺がアフガンハウンドなら河合はチワワだね」
「あふがんはうんど?」
「さっき河合が俺に似てるって言った犬のことだよ」
へえ~、あのわんちゃんアフガンハウンドって言う種類なんだあ。
「アフガニスタンが原産の犬で、夜になると砂漠は凄く寒くなるからあんな風に毛が長いんだよ。一説には最古の犬種とも言われていてノアの方舟に乗ったのは、あのアフガンハウンドだとも言われているんだって」
ふわ~っ、スゴい!!宍倉くんってそんな事まで知ってるんだあ。
「宍倉くんって物知りなんだねえ」
ホントに尊敬しちゃう。さすがはミスターパーフェクトの宍倉くん!
「ちなみにチワワはメキシコのチワワ地域が原産で、北アメリカでは最古の犬らしいよ。アステカ文明の王族が飼ってたんだって」
「チワワ?僕に似てるの?」
「うん、ホラあそこで何匹かじゃれあってる。河合はあの真ん中の茶色の毛に黒のタンが入った子が、一番似てるね。ロングコートじゃなくてスムースの方がイメージに合ってるけど」
「ロングコート?」
「毛が長い子と短い子がいるでしょ?スムースは毛が短い種類の子のことだよ」
ほわ~、ホントに色々識ってるんだなあ…。
ん?でも感心しちゃって聞き流してたけど、宍倉くんちょっと聞き捨てならないコト言わなかった?
「僕ってチワワなの?」
「柴の仔犬もイメージだけど、やっぱりチワワのあのちょっとハナペチャなトコが、河合って感じだよね」
さっ、さりげなく酷いこと言ってるよ宍倉くん……!
「それに、チワワって世界で一番小さい犬種だし、やっぱり河合はチワワでしょう」
…さらに追い討ちをかけるなんて、酷すぎるよ宍倉くん…!
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