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第五章 復讐その四 アルグレア王国と神の眷属 後編
遭遇、そして
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僕達のいる公園の前を、一台の馬車が通り過ぎる。
ソフィアと、カルラを乗せて。
「……アイツ等、こんなところまでアデル様を追ってきたとでもいうのですか」
「うふふ♪ もう煩わしいので殺しますか?」
ライラ様が忌々し気な表情で大通りを眺め、ハンナさんは口の端を三日月のように吊り上げながら、フギンとムニンに手を掛けた。
「……いえ、もう僕達には空気のような存在です。いちいち相手にするだけでも時間のムダですので、放っておきましょう」
「ふふ、そうですね」
「……アデル様がそう仰るのであれば」
僕がそう答えると、ライラ様は微笑みながら頷く。
ハンナさんは少し不服そうではあるけど、こんなくだらない連中のためにハンナさんの手を煩わせるようなことはしたくない。
「僕はあの二人に構っている暇があるなら、ライラ様とハンナさんと、一緒に過ごしたいですね」
「うふふ……確かに、私にはそのような暇はございませんでした」
「ええ、本当に」
僕の言葉に、二人の機嫌も直る。
「では、まずは腹ごしらえをして、その後に明日の船を確保しに港に行きましょう」
「はい! ふふ、本当に楽しみです……」
「お嬢様。今日は私もお酒をいただきますので、お世話できません」
ライラ様が嬉しそうにはにかみ、ハンナさんが真顔で眼鏡をクイ、と持ち上げてそう言い放つ。
あはは、やっぱりこの二人は最高に素敵だな……。
ということで、公園から移動してハンナさんが知っているという海産物の食べられるお店を目指す。
「ええと、確かこの辺りに……あ、ありました!」
ハンナさんが指差したほうを見ると、テラスで料理を食べながら談笑するお客の姿が見えた。
うん、あのお客さん達の様子を見れば、美味しいのは間違いない。
「いらっしゃいませ!」
お店の中に入り、ウェイターに窓際の席に案内される。
おっと、その前にライラ様の椅子を【加工】しておかないと、ね。
そして。
「ふふ、美味しいです!」
「はい、このワインも最高ですね」
二人がテーブルに運ばれた色とりどりの海産物と白ワインに舌鼓を打つ。
そんな二人の嬉しそうな表情を見て、僕も胸が一杯だ。
口元を緩めながら二人を眺めていると。
「ア、アデル様……どうぞ……」
ライラ様がフォークに大きな貝を突き刺し、僕の口元へと運ぶ。
「はい、いただきます」
僕はその貝を一口で頬張った。
「この貝は柑橘系の果汁がふりかけてあったようですので、その……」
そう言うと、ライラ様は少し寂しそうな表情を浮かべた。
僕が味覚を失っているから、せめてその香りだけでも僕に楽しませようとした、ライラ様の心遣いが嬉しい。
だから。
「ライラ様……素晴らしい風味の貝ですね。本当に、このお店の料理は楽しめます」
僕はライラ様にここでの食事が楽しいと、目一杯アピールする。
僕のせいで、ほんの少しだって悲しい想いをして欲しくないから。
「本当に……アデル様は……」
「あはは。ほらほら、次はライラ様の番ですよ?」
僕も白身魚のムニエルをフォークですくうと、ライラ様の口元へと近づけた。
「あ……ふふ……はむ……」
ライラ様は少し頬を染めながら、ムニエルを口に含む。
「ふふ、美味しいです」
「それは良かった」
「コホン」
おっと、もちろんハンナさんにもですよ?
今度はトマトソースで和えた海老をフォークに刺し、ハンナさんの口元へ……。
「いらっしゃいませ」
「二人ですが、席はありますか?」
「はい、すぐにご案内します」
店員の声と一緒に聞こえた女性の声。
それは……僕達にとって聞き覚えのある声で……。
「っ! ア、アデル様!」
「アデルッ!」
はあ……やっぱりソフィアとカルラだ……。
「あは♪ 急に食事が不味くなりました」
「うふふ♪ 本当ですね」
ライラ様とハンナさんがナプキンで口を拭う。
「さて……それでは行きましょうか」
「「はい」」
僕達は二人のほうを一度も見ることもなく、席を立つ。
「ま、待ってください!」
ソフィアが僕達を呼び留める声が聞こえるが、そんなの知ったことじゃない。
さっさと会計を済ませた僕達は、そのまま店を出た。
◇
「では、明日の正午発で」
「承りました」
船着き場に来た僕達は、明日のカロリング皇国行きの乗船手続きを済ませた。
これで、いよいよ明日にはこの国を離れることとなる。
「うふふ、では後は宿に戻って明日までゆっくりいたしましょう」
「そうですね」
ハンナさんの言葉に僕は頷くと、そのまま宿へと戻る。
その時。
「……またあの二人ですか」
ここでも、ソフィアとカルラに遭遇する。
どうやらあの二人も船に乗るみたいだ。
「絶対にあの二人と同じ船には乗りたくないですね」
「ハンナさん、僕も同意見です」
ただでさえ長い船旅になるんだ。
それを、脱出不可能な海の上で一緒に過ごすだなんて耐えられない。
「……とりあえずあの二人が去った後、どの船に乗るのか確認しましょう」
「「はい」」
僕達は物陰に隠れ、二人が手続きを終えるのを待……って!?
突然、神官服を着た男が数人現れ、ソフィアを取り囲む。
しかも、男達は全員帯剣していた。
「……ソフィア聖教の神官が、なんで剣なんか持っているんだ?」
「それに、どうやらソフィアと言い争っているようですよ?」
よく見ると、確かにソフィアは声を荒げていた。
で、男達のほうも困った表情を浮かべながら何かを言っているようだ。
……もう少し近くに寄ることができれば、会話の内容が聞き取れるんだけど……。
すると、結局ソフィアとカルラは、男達と一緒にどこかに行ってしまった。
「……行きましたね」
「はい……なら、あの船着き場の職員に尋ねてみましょう」
僕達は物陰から出て、職員に声を掛けた。
「今の女性と神官達、なにか喧嘩していたみたいだけど……何かあったんですか?」
「あ、はい……最初、あの二人は明日正午発のカロリング皇国行きの船を希望されていたのですが、その時に神官数人がやって来て、結局船はキャンセルになったんです」
「そうなんですか……」
どういうことかは分からないけど、少なくともそのお陰で僕達と同じ船に乗ることはなくなったな。
「すいません、ありがとうございました」
「あ、いえ……」
僕達は職員から離れると。
「ふふ、ツイてましたね」
「あはは、本当ですね」
「うふふ♪ まあ、同じ船になった場合には魚の餌にするつもりでしたが」
少しハンナさんが物騒なことを言ったけど、僕達は軽い足取りで宿へと戻った。
ソフィアと、カルラを乗せて。
「……アイツ等、こんなところまでアデル様を追ってきたとでもいうのですか」
「うふふ♪ もう煩わしいので殺しますか?」
ライラ様が忌々し気な表情で大通りを眺め、ハンナさんは口の端を三日月のように吊り上げながら、フギンとムニンに手を掛けた。
「……いえ、もう僕達には空気のような存在です。いちいち相手にするだけでも時間のムダですので、放っておきましょう」
「ふふ、そうですね」
「……アデル様がそう仰るのであれば」
僕がそう答えると、ライラ様は微笑みながら頷く。
ハンナさんは少し不服そうではあるけど、こんなくだらない連中のためにハンナさんの手を煩わせるようなことはしたくない。
「僕はあの二人に構っている暇があるなら、ライラ様とハンナさんと、一緒に過ごしたいですね」
「うふふ……確かに、私にはそのような暇はございませんでした」
「ええ、本当に」
僕の言葉に、二人の機嫌も直る。
「では、まずは腹ごしらえをして、その後に明日の船を確保しに港に行きましょう」
「はい! ふふ、本当に楽しみです……」
「お嬢様。今日は私もお酒をいただきますので、お世話できません」
ライラ様が嬉しそうにはにかみ、ハンナさんが真顔で眼鏡をクイ、と持ち上げてそう言い放つ。
あはは、やっぱりこの二人は最高に素敵だな……。
ということで、公園から移動してハンナさんが知っているという海産物の食べられるお店を目指す。
「ええと、確かこの辺りに……あ、ありました!」
ハンナさんが指差したほうを見ると、テラスで料理を食べながら談笑するお客の姿が見えた。
うん、あのお客さん達の様子を見れば、美味しいのは間違いない。
「いらっしゃいませ!」
お店の中に入り、ウェイターに窓際の席に案内される。
おっと、その前にライラ様の椅子を【加工】しておかないと、ね。
そして。
「ふふ、美味しいです!」
「はい、このワインも最高ですね」
二人がテーブルに運ばれた色とりどりの海産物と白ワインに舌鼓を打つ。
そんな二人の嬉しそうな表情を見て、僕も胸が一杯だ。
口元を緩めながら二人を眺めていると。
「ア、アデル様……どうぞ……」
ライラ様がフォークに大きな貝を突き刺し、僕の口元へと運ぶ。
「はい、いただきます」
僕はその貝を一口で頬張った。
「この貝は柑橘系の果汁がふりかけてあったようですので、その……」
そう言うと、ライラ様は少し寂しそうな表情を浮かべた。
僕が味覚を失っているから、せめてその香りだけでも僕に楽しませようとした、ライラ様の心遣いが嬉しい。
だから。
「ライラ様……素晴らしい風味の貝ですね。本当に、このお店の料理は楽しめます」
僕はライラ様にここでの食事が楽しいと、目一杯アピールする。
僕のせいで、ほんの少しだって悲しい想いをして欲しくないから。
「本当に……アデル様は……」
「あはは。ほらほら、次はライラ様の番ですよ?」
僕も白身魚のムニエルをフォークですくうと、ライラ様の口元へと近づけた。
「あ……ふふ……はむ……」
ライラ様は少し頬を染めながら、ムニエルを口に含む。
「ふふ、美味しいです」
「それは良かった」
「コホン」
おっと、もちろんハンナさんにもですよ?
今度はトマトソースで和えた海老をフォークに刺し、ハンナさんの口元へ……。
「いらっしゃいませ」
「二人ですが、席はありますか?」
「はい、すぐにご案内します」
店員の声と一緒に聞こえた女性の声。
それは……僕達にとって聞き覚えのある声で……。
「っ! ア、アデル様!」
「アデルッ!」
はあ……やっぱりソフィアとカルラだ……。
「あは♪ 急に食事が不味くなりました」
「うふふ♪ 本当ですね」
ライラ様とハンナさんがナプキンで口を拭う。
「さて……それでは行きましょうか」
「「はい」」
僕達は二人のほうを一度も見ることもなく、席を立つ。
「ま、待ってください!」
ソフィアが僕達を呼び留める声が聞こえるが、そんなの知ったことじゃない。
さっさと会計を済ませた僕達は、そのまま店を出た。
◇
「では、明日の正午発で」
「承りました」
船着き場に来た僕達は、明日のカロリング皇国行きの乗船手続きを済ませた。
これで、いよいよ明日にはこの国を離れることとなる。
「うふふ、では後は宿に戻って明日までゆっくりいたしましょう」
「そうですね」
ハンナさんの言葉に僕は頷くと、そのまま宿へと戻る。
その時。
「……またあの二人ですか」
ここでも、ソフィアとカルラに遭遇する。
どうやらあの二人も船に乗るみたいだ。
「絶対にあの二人と同じ船には乗りたくないですね」
「ハンナさん、僕も同意見です」
ただでさえ長い船旅になるんだ。
それを、脱出不可能な海の上で一緒に過ごすだなんて耐えられない。
「……とりあえずあの二人が去った後、どの船に乗るのか確認しましょう」
「「はい」」
僕達は物陰に隠れ、二人が手続きを終えるのを待……って!?
突然、神官服を着た男が数人現れ、ソフィアを取り囲む。
しかも、男達は全員帯剣していた。
「……ソフィア聖教の神官が、なんで剣なんか持っているんだ?」
「それに、どうやらソフィアと言い争っているようですよ?」
よく見ると、確かにソフィアは声を荒げていた。
で、男達のほうも困った表情を浮かべながら何かを言っているようだ。
……もう少し近くに寄ることができれば、会話の内容が聞き取れるんだけど……。
すると、結局ソフィアとカルラは、男達と一緒にどこかに行ってしまった。
「……行きましたね」
「はい……なら、あの船着き場の職員に尋ねてみましょう」
僕達は物陰から出て、職員に声を掛けた。
「今の女性と神官達、なにか喧嘩していたみたいだけど……何かあったんですか?」
「あ、はい……最初、あの二人は明日正午発のカロリング皇国行きの船を希望されていたのですが、その時に神官数人がやって来て、結局船はキャンセルになったんです」
「そうなんですか……」
どういうことかは分からないけど、少なくともそのお陰で僕達と同じ船に乗ることはなくなったな。
「すいません、ありがとうございました」
「あ、いえ……」
僕達は職員から離れると。
「ふふ、ツイてましたね」
「あはは、本当ですね」
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