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EPISODE1-2(ここはどこ……?)
しおりを挟むなんだ...すごく寒い...、
(目を開けている筈なのに、何も見えず、何も聞こえない真っ暗な空間で意識を取り戻す。)
ここは どこだ? 何も見えへん...
いや...これは、身体が動かん...
目が開けられへんのか...?
遠い風が聞こえる...ような気がする
(...ラ...セロ...!)
...誰かいる?
(...アセロラ!...起きろ!)
...その声は
ここはどこ...?(1sideその2)
モモ「アセロラ!!」
アセロラ「...もも?」
今までの暗闇がパチっと無くなり。
モモが心配した顔が見えた。
モモ「!っ良かった...全然起きひんから心配したんやで!」
アセロラはガバッと起き上がり、辺りを見渡した
そこにはモモ、リンゴ、アケビがいるリンゴとアケビがくっついてガクブル震えているようだ
リンゴ「凍え死ぬぅ!!なんやココぉ!!」
アケビ「………ワケワカメ……」
周りを見ると洞窟のようなのに囲まれている
アセロラ「...っ寒」
起きた瞬間、極度の寒さを感じる
アセロラ「な、なんやここ...まるで極寒の地に取り残されたかのような寒さ」
モモ「アセロラ...その例え、現実になっとるで」
アセロラ「は?どういう......」
モモロラ「......」
2人はしばらく間を置いた
アセロラ「...おいおい嘘やろ!?」
アセロラは慌てて、風がのする音へ足を踏み入れる
進む度風の音が強くなってくる。
たどり着いた先は
アセロラ「...まじかよ」
極寒の地、先が見えない吹雪に覆われた場所に、本当に取り残されていた
アセロラ「まじかよおおおおぉぉぉぉおおおおおお!!?」
アセロラの大声は吹雪に掻き消され
洞窟にのみ虚しく響き渡った
ここはどこ...?(2side)ーーーーー
なんだ...これは
(指の先すら動かせない。金縛りとは違う、自分の意識のみ置き去りにされた感覚で目が覚める)
身体が...焼けるように暑い
照り付けるような...苦しい...
ハッと気が付くと、パッと暗闇から景色が一変。カズラは立ちすくんでいた、見慣れない岩と砂だらけの乾いた地の真ん中にポツンとそこに立っていた
カズラ「...ここは、どこだ?なぜ俺はこんな所に...」
急なことで頭の生理が追いつかない
カズラ「...( ゚д゚)ハッ!アイツは!?」
先程のフードの男がいないか辺りを見渡す、どうやらこの地にはもういない様子
カズラ「...アイツは一体?」
ビワ「か、カズラっち~...」
カズラ「!?お、大洲!?何故こんな所に...」
見るとビワだけでなく、キウイとホオズキもいた
キウイ「カズラもいたのか...」
ホオズキ「カズラさんお怪我は?!僕達気づいたらここにいて...」
ビワ「暑いよおぉ~...ここどこぉ~?」
周り1面カラカラの砂漠の様子よく見たら自分も滝のように流れる汗を流していた
カズラ「ど、どうなってるんだこれは...?」
大砂漠のド真ん中、唖然として立ち尽くすしか無かった。
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