1,594 / 1,646
生命を司る源
しおりを挟む
その異様な様子に一瞬、助け起こすのを躊躇うアクセルだったが、シンとツクヨは直ぐに彼に駆け寄りカガリの身体に触れて意識を確認する。
「おい!大丈夫か!?しっかりしろ!」
「外傷は無さそうだが、頭をあまり動かさないようにね!アクセルさん、ケネトさん!彼は一体!?」
ツクヨの声でハッと我に帰ったアクセルとケネトは、直ぐにカガリの元で膝をつくと、治癒魔法による回復を行う。直接回復を行うケネトによると、彼の身体からは光脈に精気にも似た反応が出ているという。
目印の地点で感じた気配は彼のものと見て間違いないだろう。だがヌシでもない彼から、何故光脈の精気の反応が出ているのか。直ぐにその答えは出なかった。
「彼はハインドの現調査隊であるミネの弟子で、カガリという少年だ・・・」
「カガリ君、確かミア達も一度会ったと言っていたね」
アカリが心配そうに覗き込みながらツクヨの質問に答える。彼はミネと二人で暮らしており、他に家族や親戚のような人物は居なかったという。身寄りのない彼を育てたのはミネで、彼のことを本当の親のように慕っていたカガリは、いつかミネのように調査隊を継ぎ、昔のようにまた調査隊を復興したいと思っていたようだ。
そんなおりにミネが一人山へと入って行ったのだ。取り残された彼がミネを探して山に入るのは必然と言えるだろう。街で彼の姿を見たものがいなかった事からも、ミネが居なくなった後の夜に山に入った可能性が非常に高い。
普通の人間よりも知識を持っている分、カガリは一人でもここまでモンスターなどに襲われる事なく来れたのだろう。
意識を失っているカガリを治療している途中、ケネトの魔法の気配に誘われて、付近にいたモンスターの気配が集まって来る。
「ここに居ては危険だ、一旦野営のところまで戻ろう。ケネト、彼を運んでも平気か?」
「あぁ、問題ない。身体の疲労は既に取り除いてある。後は目を覚ますまで待つだけだが・・・」
「構わん、俺が彼を背負って運ぶ!みんなはモンスターの相手を頼む!」
応急処置を施したカガリを抱えて背中に乗せたアクセルは、来た道を戻り野営の場所へと戻る。ケネトは彼の直ぐ後ろにつき、常に回復を行いながら彼の目覚めを促す。
周囲のモンスターの気配が早くなり、草木を掻き分ける一行に向かって、精気によって大きく育った肉体で襲い掛かる。守りながらの戦闘となる為、倒すよりも後を追いかけて来れないように足を狙って攻撃を仕掛けるシン達。
暗い森を走り抜ける音が、更に周囲のモンスターを誘き寄せてしまい、遂には進行方向にも回り込まれ行く手を阻まれる。あっという間に囲まれてしまった一行は、背中合わせに固まり、それを取り囲むようにモンスターの群れが一定の距離を保ちいかくしている。
「駄目だ!逃げ切れない!」
「アクセル!カガリを下ろして一旦迎え撃つしかない!」
「だがこんな数ッ・・・いくら何でも守り切れねぇぞッ・・・!」
先程彼らが戦っていた群れの量とは比べ物にならない数のモンスターが周囲を取り囲む。最早守り切れるかだけではなく、無事に切り抜けられるのかも怪しくなってきた。
ジリジリと間合いを詰めて来るモンスターに、一行の中に緊張感が走る。するとその時だった。先日山に入った際に、人影を追いかけたシンが遭遇した不思議な現象。それが今度はその場にいた全員に起こったのだ。
まるで闇に覆われるように一瞬にして視界が見えなくなり、自分がどうなったのか。皆が何処にいるのかも分からぬまま意識を絶たれ、一行とそれを取り囲んでいたモンスター共々、全ての生命体がその場で一斉に倒れ込んだ。
突然の現象に襲われた一行は、それぞれが真っ暗で無重力の空間に放り出されていた。意識を取り戻すも周りは一切見えず、音も聞こえない。声を出そうとしても自身の身体に触れようとしても、五感が一切それを感じさせない。
そんな時間が暫く続いた後、ゆっくりと視界の中に、シンの見たものと同じ黄金に輝く川のようなものが見え始める。大空洞に響く水の音のようなものだけが周囲に響き、まるで光に誘われる虫のように一行は、一人一人が見ている光景を進み川の淵へとやって来る。
黄金に輝く川には、先程カガリの身体の周りに漂っていたような、細かい光の粒子が流れている。しかしその水面には、シンから聞いた時のように現実の様子が映し出されてはいなかった。
代わりに見えたのは、一人の男が山道を歩いている光景。その男の後ろには、次第に様々な動物やモンスターの姿が少しずつ現れ、まるで山の生命を率いる山のヌシのようだった。
一行がそれぞれ個別に見ている光景の中で、唯一シンだけはその空間で別のものを見ていた。それは一行と同じく黄金の川に近づいた時だった。シンの見ている光景にだけ、川の側で何者かが腰を下ろし川の流れを見つめていたのだ。
輝く川の流れに照らされ、その人物の姿を目にしたシンは、黒い衣に身を包み深くフードを被った人物の格好を見て、まるで心臓を掴まれたかのように動けなくなった。
「アンタはッ・・・お前は何者だッ!?」
シンの口から放たれた言葉は音を発した。自分の声が聞こえたことに驚くシン。そして彼の声を聞いた黒い衣の人物は、シンの方へ首を少しだけ向けると彼に横に座るよう促してきた。
警戒するシンだったが、不思議と身体はその人物の誘いを拒むことはなく、自分の意思と関係なく黒い衣の人物の横へと向かい、腰を下ろしてしまう。
「ここは山の光脈。この世界に幾つかある、生命を司る源の一つ」
「生命を司る源・・・?」
WoFというゲームの中に、シンが知る限りそのような場所は聞いた事がない。単純にシンが聞いたことがなかっただけなのか、はたまた存在していなかったのかは、今のシンには確かめようがなかった。
「多くの生命が、世界の各地で産声を上げる。俺もその内の一つだった・・・」
フードの中は川の光に照らされても見えることはなかった。だがその声は男のものだった。そして何処かその声はシンにとって馴染みのあるものでもあった。
誰のものだったかは思い出せない。しかし自然と身に染みて来るように心地の良いその声は、自身もまたこの世界で生まれた存在であると語る。
「生命には役割があり、それは巨大な歯車を動かす小さな部品の一つに過ぎない。俺もそうだった。いや、そうなる筈だった・・・」
「そうなる筈?だがそうはならなかった・・・?」
シンの問いに男は小さく頷く。
「部品は全てが正常に生み出される訳ではなかった。俺は不良品だった・・・。故に俺は生命の源に返された。何が何だか分からない内に俺の生命は終わりを告げ、そんな事に気づく事もなく消滅する筈だった・・・」
男は自分が世界に必要とされない存在だと知る由もなく、死を迎えたようだった。だがそんな話をするという事は、何処かでそれを知る機会があったのだろう。シンは不思議と、見ず知らずのその男の話に聞き入っていた。
「次に意識を取り戻した時、俺は見覚えのない世界に見覚えのない姿でそこに居た。俺は以前の俺としてそこに居たが、どうやら俺を取り巻く全ては俺の知らないモノに変わっていた」
まるで物語などで聞く転生のような話だった。自分というものを引き継ぎながら、別の世界で別の自分として生まれ変わる。まさしく今のシンやミア、ツクヨのようでもあった。
「俺をそんな世界に呼んだのは、俺の今の身体の持ち主に関わりのある人物のようだった。その人物は目覚めたばかりの俺に、ある役割を与えた。君は世界の理から外れた存在として生まれ変わった。だがその命と入れ物は借り物に過ぎない。君が成したいことを叶えよう。その代わり、その命と入れ物を返す時まで、君には生き続けてもらう、と・・・」
男の身体は男のものではなかった。どうやらその人物によってこの世界に召喚され、借り物の身体の中で望みを叶える代わりに、その身体を守れと命じられたらしい。
男はそこで自分の事についての話を終わらせた。全てを語る事なく男は立ち上がり、シンの元を去るように川とは反対の方へと歩き始める。
シンはその男に聞きたいことが沢山あった。何とか身体に鞭を振るい立ち上がらせると、背中を見せて去って行く男を呼び止めようと声を掛ける。しかしその時、シンの身体は再び動かなくなってしまう。
今度は恐怖や威圧によって動けないのではない。まるで何かのスキルで動きを封じられたかのようだった。
「この山で今、ヌシが代わろうとしている。それを止めるな。それが自然の摂理で、迎えるべき物語・・・。止めようとすれば必ず邪魔が入る。変えられない定めだ」
「まっ待て!誰が邪魔をするというんだ?アンタは一体何者だ!?」
「今は我慢しろ。抗えば影響が出るのは“この世界”だけではなくなる・・・」
男は世界が幾つか存在している事を知っている。“この世界”という発言でシンはそれを確信した。この男は他の黒いコートの者達と同じように、複数の世界に起きている異変について知っている筈だと、何とか少しでも情報を聞き出せないかと声を掛けるも、男はシンの方を振り返る事もなく、そのまま暗闇の中へと消えて行ってしまった。
「おい!大丈夫か!?しっかりしろ!」
「外傷は無さそうだが、頭をあまり動かさないようにね!アクセルさん、ケネトさん!彼は一体!?」
ツクヨの声でハッと我に帰ったアクセルとケネトは、直ぐにカガリの元で膝をつくと、治癒魔法による回復を行う。直接回復を行うケネトによると、彼の身体からは光脈に精気にも似た反応が出ているという。
目印の地点で感じた気配は彼のものと見て間違いないだろう。だがヌシでもない彼から、何故光脈の精気の反応が出ているのか。直ぐにその答えは出なかった。
「彼はハインドの現調査隊であるミネの弟子で、カガリという少年だ・・・」
「カガリ君、確かミア達も一度会ったと言っていたね」
アカリが心配そうに覗き込みながらツクヨの質問に答える。彼はミネと二人で暮らしており、他に家族や親戚のような人物は居なかったという。身寄りのない彼を育てたのはミネで、彼のことを本当の親のように慕っていたカガリは、いつかミネのように調査隊を継ぎ、昔のようにまた調査隊を復興したいと思っていたようだ。
そんなおりにミネが一人山へと入って行ったのだ。取り残された彼がミネを探して山に入るのは必然と言えるだろう。街で彼の姿を見たものがいなかった事からも、ミネが居なくなった後の夜に山に入った可能性が非常に高い。
普通の人間よりも知識を持っている分、カガリは一人でもここまでモンスターなどに襲われる事なく来れたのだろう。
意識を失っているカガリを治療している途中、ケネトの魔法の気配に誘われて、付近にいたモンスターの気配が集まって来る。
「ここに居ては危険だ、一旦野営のところまで戻ろう。ケネト、彼を運んでも平気か?」
「あぁ、問題ない。身体の疲労は既に取り除いてある。後は目を覚ますまで待つだけだが・・・」
「構わん、俺が彼を背負って運ぶ!みんなはモンスターの相手を頼む!」
応急処置を施したカガリを抱えて背中に乗せたアクセルは、来た道を戻り野営の場所へと戻る。ケネトは彼の直ぐ後ろにつき、常に回復を行いながら彼の目覚めを促す。
周囲のモンスターの気配が早くなり、草木を掻き分ける一行に向かって、精気によって大きく育った肉体で襲い掛かる。守りながらの戦闘となる為、倒すよりも後を追いかけて来れないように足を狙って攻撃を仕掛けるシン達。
暗い森を走り抜ける音が、更に周囲のモンスターを誘き寄せてしまい、遂には進行方向にも回り込まれ行く手を阻まれる。あっという間に囲まれてしまった一行は、背中合わせに固まり、それを取り囲むようにモンスターの群れが一定の距離を保ちいかくしている。
「駄目だ!逃げ切れない!」
「アクセル!カガリを下ろして一旦迎え撃つしかない!」
「だがこんな数ッ・・・いくら何でも守り切れねぇぞッ・・・!」
先程彼らが戦っていた群れの量とは比べ物にならない数のモンスターが周囲を取り囲む。最早守り切れるかだけではなく、無事に切り抜けられるのかも怪しくなってきた。
ジリジリと間合いを詰めて来るモンスターに、一行の中に緊張感が走る。するとその時だった。先日山に入った際に、人影を追いかけたシンが遭遇した不思議な現象。それが今度はその場にいた全員に起こったのだ。
まるで闇に覆われるように一瞬にして視界が見えなくなり、自分がどうなったのか。皆が何処にいるのかも分からぬまま意識を絶たれ、一行とそれを取り囲んでいたモンスター共々、全ての生命体がその場で一斉に倒れ込んだ。
突然の現象に襲われた一行は、それぞれが真っ暗で無重力の空間に放り出されていた。意識を取り戻すも周りは一切見えず、音も聞こえない。声を出そうとしても自身の身体に触れようとしても、五感が一切それを感じさせない。
そんな時間が暫く続いた後、ゆっくりと視界の中に、シンの見たものと同じ黄金に輝く川のようなものが見え始める。大空洞に響く水の音のようなものだけが周囲に響き、まるで光に誘われる虫のように一行は、一人一人が見ている光景を進み川の淵へとやって来る。
黄金に輝く川には、先程カガリの身体の周りに漂っていたような、細かい光の粒子が流れている。しかしその水面には、シンから聞いた時のように現実の様子が映し出されてはいなかった。
代わりに見えたのは、一人の男が山道を歩いている光景。その男の後ろには、次第に様々な動物やモンスターの姿が少しずつ現れ、まるで山の生命を率いる山のヌシのようだった。
一行がそれぞれ個別に見ている光景の中で、唯一シンだけはその空間で別のものを見ていた。それは一行と同じく黄金の川に近づいた時だった。シンの見ている光景にだけ、川の側で何者かが腰を下ろし川の流れを見つめていたのだ。
輝く川の流れに照らされ、その人物の姿を目にしたシンは、黒い衣に身を包み深くフードを被った人物の格好を見て、まるで心臓を掴まれたかのように動けなくなった。
「アンタはッ・・・お前は何者だッ!?」
シンの口から放たれた言葉は音を発した。自分の声が聞こえたことに驚くシン。そして彼の声を聞いた黒い衣の人物は、シンの方へ首を少しだけ向けると彼に横に座るよう促してきた。
警戒するシンだったが、不思議と身体はその人物の誘いを拒むことはなく、自分の意思と関係なく黒い衣の人物の横へと向かい、腰を下ろしてしまう。
「ここは山の光脈。この世界に幾つかある、生命を司る源の一つ」
「生命を司る源・・・?」
WoFというゲームの中に、シンが知る限りそのような場所は聞いた事がない。単純にシンが聞いたことがなかっただけなのか、はたまた存在していなかったのかは、今のシンには確かめようがなかった。
「多くの生命が、世界の各地で産声を上げる。俺もその内の一つだった・・・」
フードの中は川の光に照らされても見えることはなかった。だがその声は男のものだった。そして何処かその声はシンにとって馴染みのあるものでもあった。
誰のものだったかは思い出せない。しかし自然と身に染みて来るように心地の良いその声は、自身もまたこの世界で生まれた存在であると語る。
「生命には役割があり、それは巨大な歯車を動かす小さな部品の一つに過ぎない。俺もそうだった。いや、そうなる筈だった・・・」
「そうなる筈?だがそうはならなかった・・・?」
シンの問いに男は小さく頷く。
「部品は全てが正常に生み出される訳ではなかった。俺は不良品だった・・・。故に俺は生命の源に返された。何が何だか分からない内に俺の生命は終わりを告げ、そんな事に気づく事もなく消滅する筈だった・・・」
男は自分が世界に必要とされない存在だと知る由もなく、死を迎えたようだった。だがそんな話をするという事は、何処かでそれを知る機会があったのだろう。シンは不思議と、見ず知らずのその男の話に聞き入っていた。
「次に意識を取り戻した時、俺は見覚えのない世界に見覚えのない姿でそこに居た。俺は以前の俺としてそこに居たが、どうやら俺を取り巻く全ては俺の知らないモノに変わっていた」
まるで物語などで聞く転生のような話だった。自分というものを引き継ぎながら、別の世界で別の自分として生まれ変わる。まさしく今のシンやミア、ツクヨのようでもあった。
「俺をそんな世界に呼んだのは、俺の今の身体の持ち主に関わりのある人物のようだった。その人物は目覚めたばかりの俺に、ある役割を与えた。君は世界の理から外れた存在として生まれ変わった。だがその命と入れ物は借り物に過ぎない。君が成したいことを叶えよう。その代わり、その命と入れ物を返す時まで、君には生き続けてもらう、と・・・」
男の身体は男のものではなかった。どうやらその人物によってこの世界に召喚され、借り物の身体の中で望みを叶える代わりに、その身体を守れと命じられたらしい。
男はそこで自分の事についての話を終わらせた。全てを語る事なく男は立ち上がり、シンの元を去るように川とは反対の方へと歩き始める。
シンはその男に聞きたいことが沢山あった。何とか身体に鞭を振るい立ち上がらせると、背中を見せて去って行く男を呼び止めようと声を掛ける。しかしその時、シンの身体は再び動かなくなってしまう。
今度は恐怖や威圧によって動けないのではない。まるで何かのスキルで動きを封じられたかのようだった。
「この山で今、ヌシが代わろうとしている。それを止めるな。それが自然の摂理で、迎えるべき物語・・・。止めようとすれば必ず邪魔が入る。変えられない定めだ」
「まっ待て!誰が邪魔をするというんだ?アンタは一体何者だ!?」
「今は我慢しろ。抗えば影響が出るのは“この世界”だけではなくなる・・・」
男は世界が幾つか存在している事を知っている。“この世界”という発言でシンはそれを確信した。この男は他の黒いコートの者達と同じように、複数の世界に起きている異変について知っている筈だと、何とか少しでも情報を聞き出せないかと声を掛けるも、男はシンの方を振り返る事もなく、そのまま暗闇の中へと消えて行ってしまった。
0
お気に入りに追加
297
あなたにおすすめの小説
Another Of Life Game~僕のもう一つの物語~
神城弥生
ファンタジー
なろう小説サイトにて「HJ文庫2018」一次審査突破しました!!
皆様のおかげでなろうサイトで120万pv達成しました!
ありがとうございます!
VRMMOを造った山下グループの最高傑作「Another Of Life Game」。
山下哲二が、死ぬ間際に完成させたこのゲームに込めた思いとは・・・?
それでは皆様、AOLの世界をお楽しみ下さい!
毎週土曜日更新(偶に休み)
【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
一人暮らしのおばさん薬師を黒髪の青年は崇めたてる
朝山みどり
ファンタジー
冤罪で辺境に追放された元聖女。のんびりまったり平和に暮らしていたが、過去が彼女の生活を壊そうとしてきた。
彼女を慕う青年はこっそり彼女を守り続ける。
やっと買ったマイホームの半分だけ異世界に転移してしまった
ぽてゆき
ファンタジー
涼坂直樹は可愛い妻と2人の子供のため、頑張って働いた結果ついにマイホームを手に入れた。
しかし、まさかその半分が異世界に転移してしまうとは……。
リビングの窓を開けて外に飛び出せば、そこはもう魔法やダンジョンが存在するファンタジーな異世界。
現代のごくありふれた4人(+猫1匹)家族と、異世界の住人との交流を描いたハートフルアドベンチャー物語!
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる