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技術の喪失と新たなシステム
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シンは二人が何故ここで罠を張って待っていたのかについて問う。すると彼らは、瑜那のハッキング能力を活かして現状のアサシンギルドの面々を探しつつ、ギルドを襲撃した者達の手段や能力、目的を探る為に崩壊した基地の中で潜んでいたのだと語る。
「荒らされてはいますが、全ての機材が完全に使用不可能なレベルまで破壊されている訳ではありません。幾つか僕でも修理可能なものもありますし、もしアサシンギルドの生存者の中でエンジニアがいれば、より元通りの設備に復元する事も可能でしょう」
「コイツが司令塔で、俺が実働隊って訳よ!少しずつだが近辺の状況は把握しつつある。何人か使えそうな人材にも目を付けているんだぜ?後はみんなが見つかれば・・・」
「施設の復元というのはどのくらいにまで可能なんだ?」
何処かシンの質問に焦りのようなものを感じた瑜那が、何故そのような質問を彼がするのかを察する。恐らくシンには直ぐに向こうの、WoFの世界へ戻らなければならない理由があるのではないかと。
そう考えた時にシンが必要とするのは、白獅のチュルプ・オーブに代わるシステムなのではないだろうか。だが何故シンが急ぐのか、瑜那にはその理由までは分からなかった。
「どうやらお急ぎのようですね?」
「あぁ、正直あまり長居は出来ない。向こうでの時間経過は、こっちよりも遥かに早い。白獅から貰ったアイテムが無くなって、アサシンギルドと連絡が取れないままというのはマズイ。何かそれに代わるシステムかアイテムが欲しい」
彼の心の内を聞いて、白獅がシンに渡したというアイテムの機能について簡潔な説明を受ける瑜那だったが、昨日の説明をすればするほど彼の表情は曇っていった。
「どうだろう、その機能の復元か或いは再現は可能か?」
「はっきりと申しますが、今の僕の技術と環境から同様の機能を持ったアイテムを制作する事は不可能です」
「不可能・・・それは機材が整っていてもか?」
「おいおい、白獅の旦那はアサシンギルドのメンバーの中でも、特に技術者としての才能があるアサシンだったんだぜ?それを再現しろってのはあまりに酷ってもんだ」
宵命が言うように、白獅は元々最前線で任務をこなすアサシンではなかったようだ。彼が居たと言う世界でも、任務に赴く同胞達のアシストがメインの仕事だったようだ。
故にシン達の暮らす現実世界でも、彼以上に機械に強いアサシンはいなかった。そんな彼が作り出したオーブを再現出来るほど、瑜那には技術力も知識もなく、加えてそれらを作り出す環境も今は無くなってしまっている。
「でも連絡を取り合うくらいなら何とか出来そうです」
「本当か!?」
瑜那はシン達が異世界へ飛ぶ為の装置となっている、WoFというゲームのシステムを利用するのだといっていた。
「要はユーザー間のメッセージ機能と同じです。仮のアカウントを作成して、シンさんのいる世界から直接貴方にメッセージを送ります。白獅さんの開発したアイテムのようにスムーズにはいきませんが、幾つかの手順を踏めば恐らくそこまで変わらないサポートが可能だと思います」
「十分だ。それが聞けて安心したよ。ありがとう二人とも」
シンはただ双子にお礼を言ったくらいのつもりだったのだが、二人少し驚いたような様子で僅かに目を見開き、お互いの顔を見合わせると照れたような反応を示した。
それを見たシンは、彼らもまだ子供で可愛らしいところもあるのだなと感じた。しかしその何気無いやり取りは、双子の元いた世界ではあり得ない事だったのだ。
双子の居た世界では、技術力を持つ者は権力者に扱われるだけで、報酬こそ貰えるものの感謝の言葉など掛けてもらった事もなかった。使う者と使われる者。それぞれが各々のメリットの為に取引をし、報酬を得るというまるで人間のやり取りというよりも、機械同士の作業分担のような感じだったようだ。
しかしそれが当たり前の世界であり、二人もそこにそれ以上の何かを求めていた訳ではなかったし、報酬にも不満などなかった。だがこちらの世界にやって来てから、行った行動や実行内容に対し、そこに何のメリットも無いはずの感謝の言葉を掛けられることで、二人の胸に温かいものが宿ったような気がしていたのだ。
双子と会話をしているあいだに、シンの元には向こう側の世界からメッセージが届いていた。どうやらあちらの時間軸では、もう直ぐ夜が明けるようだ。ツクヨの計らいだろうか、メッセージには画像も一緒に添付されており、そこには地平線の彼方が少しだけオレンジ色の光に染まっているというものだった。
「悪い、もう直ぐ戻らないとマズイかもしれない・・・」
「気にしないでくれよ、シンの旦那。こっちのことは俺達に任せてくれ!」
「えぇ、皆さんきっと何処かで生き残っている筈です。僕らは地道にここを拠点にして仲間を集めていきます。それと、シンさんの方でも何か分かった事があったり、調べてもらいたい事があったら遠慮なくメッセージを送って下さい。今まで通りとはいきませんがきっと役に立てる筈です」
シンは二人に重ねてお礼を伝えると、再びWoFの世界へと戻っていった。その後双子は暫く固まったように立ち尽くし、互いの胸にある違和感について確かめ合った。
「な・・・なぁ瑜那。俺、シンの旦那にありがとうって言われた時、少し変な気分になったんだが・・・これって何なんだ?」
「えぇ、僕もです・・・。何かこう・・・頑張ろうって気持ちになった気がするんです。今までと何も変わらない、ただの取引だった筈なのに・・・」
「でも、悪い気はしねぇよな」
「うん・・・また言われたい・・・」
恥ずかしそうにそう口にした瑜那は、早速現実世界のWoFにアクセスしてアカウントの偽造を試みる。シンの期待に応える為にも、もう一度あの時の温かい気持ちの為に、作業への意気込みがこれまで以上に向上した。
「じゃっじゃぁ俺はいつも通り外回りでも行ってくるわ」
「くれぐれも気をつけてね」
「分かってるって、お前もな」
宵命はシンが引っ掛かった罠を再び張り替え、中に残る瑜那を守るように幾つもの罠を基地の内部に張り巡らせ、自身は外へ出るとアサシンお得意の隠密行動で闇に紛れて、ギルドの仲間やシン達のような協力関係になれそうなWOFユーザーを探す。
「荒らされてはいますが、全ての機材が完全に使用不可能なレベルまで破壊されている訳ではありません。幾つか僕でも修理可能なものもありますし、もしアサシンギルドの生存者の中でエンジニアがいれば、より元通りの設備に復元する事も可能でしょう」
「コイツが司令塔で、俺が実働隊って訳よ!少しずつだが近辺の状況は把握しつつある。何人か使えそうな人材にも目を付けているんだぜ?後はみんなが見つかれば・・・」
「施設の復元というのはどのくらいにまで可能なんだ?」
何処かシンの質問に焦りのようなものを感じた瑜那が、何故そのような質問を彼がするのかを察する。恐らくシンには直ぐに向こうの、WoFの世界へ戻らなければならない理由があるのではないかと。
そう考えた時にシンが必要とするのは、白獅のチュルプ・オーブに代わるシステムなのではないだろうか。だが何故シンが急ぐのか、瑜那にはその理由までは分からなかった。
「どうやらお急ぎのようですね?」
「あぁ、正直あまり長居は出来ない。向こうでの時間経過は、こっちよりも遥かに早い。白獅から貰ったアイテムが無くなって、アサシンギルドと連絡が取れないままというのはマズイ。何かそれに代わるシステムかアイテムが欲しい」
彼の心の内を聞いて、白獅がシンに渡したというアイテムの機能について簡潔な説明を受ける瑜那だったが、昨日の説明をすればするほど彼の表情は曇っていった。
「どうだろう、その機能の復元か或いは再現は可能か?」
「はっきりと申しますが、今の僕の技術と環境から同様の機能を持ったアイテムを制作する事は不可能です」
「不可能・・・それは機材が整っていてもか?」
「おいおい、白獅の旦那はアサシンギルドのメンバーの中でも、特に技術者としての才能があるアサシンだったんだぜ?それを再現しろってのはあまりに酷ってもんだ」
宵命が言うように、白獅は元々最前線で任務をこなすアサシンではなかったようだ。彼が居たと言う世界でも、任務に赴く同胞達のアシストがメインの仕事だったようだ。
故にシン達の暮らす現実世界でも、彼以上に機械に強いアサシンはいなかった。そんな彼が作り出したオーブを再現出来るほど、瑜那には技術力も知識もなく、加えてそれらを作り出す環境も今は無くなってしまっている。
「でも連絡を取り合うくらいなら何とか出来そうです」
「本当か!?」
瑜那はシン達が異世界へ飛ぶ為の装置となっている、WoFというゲームのシステムを利用するのだといっていた。
「要はユーザー間のメッセージ機能と同じです。仮のアカウントを作成して、シンさんのいる世界から直接貴方にメッセージを送ります。白獅さんの開発したアイテムのようにスムーズにはいきませんが、幾つかの手順を踏めば恐らくそこまで変わらないサポートが可能だと思います」
「十分だ。それが聞けて安心したよ。ありがとう二人とも」
シンはただ双子にお礼を言ったくらいのつもりだったのだが、二人少し驚いたような様子で僅かに目を見開き、お互いの顔を見合わせると照れたような反応を示した。
それを見たシンは、彼らもまだ子供で可愛らしいところもあるのだなと感じた。しかしその何気無いやり取りは、双子の元いた世界ではあり得ない事だったのだ。
双子の居た世界では、技術力を持つ者は権力者に扱われるだけで、報酬こそ貰えるものの感謝の言葉など掛けてもらった事もなかった。使う者と使われる者。それぞれが各々のメリットの為に取引をし、報酬を得るというまるで人間のやり取りというよりも、機械同士の作業分担のような感じだったようだ。
しかしそれが当たり前の世界であり、二人もそこにそれ以上の何かを求めていた訳ではなかったし、報酬にも不満などなかった。だがこちらの世界にやって来てから、行った行動や実行内容に対し、そこに何のメリットも無いはずの感謝の言葉を掛けられることで、二人の胸に温かいものが宿ったような気がしていたのだ。
双子と会話をしているあいだに、シンの元には向こう側の世界からメッセージが届いていた。どうやらあちらの時間軸では、もう直ぐ夜が明けるようだ。ツクヨの計らいだろうか、メッセージには画像も一緒に添付されており、そこには地平線の彼方が少しだけオレンジ色の光に染まっているというものだった。
「悪い、もう直ぐ戻らないとマズイかもしれない・・・」
「気にしないでくれよ、シンの旦那。こっちのことは俺達に任せてくれ!」
「えぇ、皆さんきっと何処かで生き残っている筈です。僕らは地道にここを拠点にして仲間を集めていきます。それと、シンさんの方でも何か分かった事があったり、調べてもらいたい事があったら遠慮なくメッセージを送って下さい。今まで通りとはいきませんがきっと役に立てる筈です」
シンは二人に重ねてお礼を伝えると、再びWoFの世界へと戻っていった。その後双子は暫く固まったように立ち尽くし、互いの胸にある違和感について確かめ合った。
「な・・・なぁ瑜那。俺、シンの旦那にありがとうって言われた時、少し変な気分になったんだが・・・これって何なんだ?」
「えぇ、僕もです・・・。何かこう・・・頑張ろうって気持ちになった気がするんです。今までと何も変わらない、ただの取引だった筈なのに・・・」
「でも、悪い気はしねぇよな」
「うん・・・また言われたい・・・」
恥ずかしそうにそう口にした瑜那は、早速現実世界のWoFにアクセスしてアカウントの偽造を試みる。シンの期待に応える為にも、もう一度あの時の温かい気持ちの為に、作業への意気込みがこれまで以上に向上した。
「じゃっじゃぁ俺はいつも通り外回りでも行ってくるわ」
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「分かってるって、お前もな」
宵命はシンが引っ掛かった罠を再び張り替え、中に残る瑜那を守るように幾つもの罠を基地の内部に張り巡らせ、自身は外へ出るとアサシンお得意の隠密行動で闇に紛れて、ギルドの仲間やシン達のような協力関係になれそうなWOFユーザーを探す。
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