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語られる外での出来事
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宮殿の屋上、そして正面入り口にてそれぞれ謎の人物達を従える親玉らしき霊体との戦闘を始める、宮殿側の勢力。
その間にも、宮殿内部ではそれぞれの場所で戦闘が行われており、非戦闘員を探しに教団の護衛や警備隊が動き回っているという状況。その甲斐もあり、要人達はあらかた司令室に避難させることに成功した。
そこには外からやって来たレオンとクリス、そしてそれを追って来たアンドレイも到着し、彼らを庇い負傷したチャドの容態を看ながら、宮殿の外アルバの街の様子について少年らに尋ねていた。
「つまり街には他に住民もいない・・・と?」
「はい、みんな姿を消していて、どこを探しても正気の人間がいませんでした。あぁいえ、どこを探してもというのは少し違くて・・・」
「大丈夫です、分かりますよ。街の大まかな場所は見て回ったって事ですよね?」
「はい。教会は博物館、それに多くの観光場所にも行きましたが、これと言って・・・」
チャドの眠る簡易ベッドの横で話をしているアンドレイとレオン。彼が言うには、どうやらアルバの街にも宮殿を襲撃している謎の人物達と同じものが、街中を生者を探して彷徨っているようだ。
当然ながら見つかれば追われ、捕まるとどうなってしまうのか、今のレオンの記憶にはその後の展開がどうなるのか、記憶には残っていない。しかしながらここに辿り着くまでの間、宮殿内の道中で謎の人物達と戦う警備隊などを見にしており、中には不意を突かれ襲撃を受けてしまった者達の姿も目にしている。
その者達は目に見える外傷こそ負っていないものの、その後は謎の人物らと同じく黒い塵になって消えてしまった。恐らくレオン達を襲った謎の人物達も、宮殿を襲っている謎の人物達と同じでり、捕まれば消されてしまうだろうという事が想像できる。
そしてレオンの話を聞いていたアンドレイは、彼の口から語られる新たな情報に興味をそそられた。それはレオン達が教会で見た儀式のようなものと、彼らに襲われ気を失うと、翌日の朝になっており記憶が消されていると言うのだ。
「ちょっと待って下さい。何故記憶を失っていると気がつく事が出来たのですか?
「初めは偶然でした。俺はジルやカルロスらと街の異変について話している内に、消えていた“記憶の場所“を訪れていたんです。そしたら頭の中に何か引っ掛かっていたものが取れたかのように、忘れていた前日の記憶を思い出すことができたんです・・・」
つまりアルバの街では、失われた記憶は現地を訪れることで呼び起こす事が出来るらしいというものだった。
現在、宮殿にいる者達は少なからず記憶に違和感を抱えている者も少なくはない。アンドレイもその例外ではなく、前日の記憶はあるもののどこか自分の記憶ではない、辻褄を合わせただけの曖昧な記憶しかなかった。
本当に自分が体験した記憶なのか、疑いを持つような感覚。それがレオンの話を聞いたことで、彼の推測は形を成してきたと言える。要するに、宮殿やアルバの街の何処かに、アンドレイが忘れてしまっている記憶を思い出す事のできる場所があると言うことだ。
「記憶の改善・・・。式典の後、今までそんな事は一度もなかった。違和感を感じ始めたのは今日からでした。つまり、犯人にとって都合の悪い出来事が昨日起きていたと言う事になる・・・?」
「どうう事ですか?宮殿では記憶を失う事がなかったということですか?」
「えぇ、我々にとって記憶を失うなどと言う現象に見舞われたのは、今回・・・つまり今日が初めてです。それが街にいた貴方達には何度も起きていた。やはり昨日の間に何か起きていた・・・?」
アンドレイの脳裏に蘇るのは、これまでの宮殿での記憶の場面。何か見落としているものはないか、失われた記憶に反応する場所はないかを考える。するとそこで、本来レオンに聞こうとしていた話を思い出す。
「そういえば、貴方達は何故に宮殿の敷地内に?」
「ここに来れば、誰か正気の人間がいるんじゃないかって思って・・・。そしたらアンドレイさん達がいて、何かと戦ってるみたいだったから邪魔にならないように隠れようって・・・」
「記憶が書き換えられている事に気がついていたのは、貴方達だけですか?」
「は、はい・・・。昼間は誰もおかしな事に気がついていない様子だし、宮殿から帰って来ない人がいるのに誰も疑問を抱いている人はいないし。まるで俺達がおかしくなったんじゃないかって思えてくるくらいで・・・」
そこでアンドレイにとって、更に新たな情報が入ってきた。どうやら街に異変が訪れるのは夜になってかららしい。それまでは、アルバで式典があったという情報を知っているだけで、いつも通りの日常を送る人々が生活を送っていたのだとレオンは語る。
そして陽が沈むと同時に街の様子は変わり、普段夜でも人通りの多いアルバの街に人の姿はなくなり、代わりに謎の人物達が教会に集まって誰かの演奏を聞いているのだ。
「お偉いさん達が来てるからって、街全体がその間は夜は出歩かないようにって、警備隊に帰される。みんな疲れているみたいに早く眠るんだ。でも何か起きているって気がついた俺達だけは違う・・・。宮殿に行けば何か分かるかもって。元々宮殿に居たって言う“クリス“に協力を仰いで今こうなってて・・・」
「そういえばジルさんとカルロスさんはどうしたんですか?一緒じゃなかったんですか?」
レオンの話では、アルバの街で異変に気がついているのは彼を含め、音楽学校の生徒であるジルとカルロス、そしてジークベルト大司教殺害事件の当日にも宮殿に居合わせていたクリスの四人だけのようだ。
だが宮殿での事件自体も、街の者達には隠されているようで、その話を警備隊に話そうものならフェリクスやカタリナのように宮殿へ連行されてしまいかねないと、誰にも協力を求める事はできず、彼らだけで問題に立ち向かっていたようだ。
レオンはフェリクスに、ジルはカタリナに窮地を救われた事もあり、事件解決の為、宮殿へ向かう前にジルは儀式のようなものが行われていたグーゲル教会とは逆に、ニクラス教会の様子を見て来ると言って別れたようだ。
一人で行かせるのも危険だと言うことで、彼女の後を負って行ったカルロス。何故ジルが突然別行動を取り出したのかは分からないが、残されたレオンとクリスで、事件の真相が隠されているであろう宮殿へ向かったのだと語った。
その間にも、宮殿内部ではそれぞれの場所で戦闘が行われており、非戦闘員を探しに教団の護衛や警備隊が動き回っているという状況。その甲斐もあり、要人達はあらかた司令室に避難させることに成功した。
そこには外からやって来たレオンとクリス、そしてそれを追って来たアンドレイも到着し、彼らを庇い負傷したチャドの容態を看ながら、宮殿の外アルバの街の様子について少年らに尋ねていた。
「つまり街には他に住民もいない・・・と?」
「はい、みんな姿を消していて、どこを探しても正気の人間がいませんでした。あぁいえ、どこを探してもというのは少し違くて・・・」
「大丈夫です、分かりますよ。街の大まかな場所は見て回ったって事ですよね?」
「はい。教会は博物館、それに多くの観光場所にも行きましたが、これと言って・・・」
チャドの眠る簡易ベッドの横で話をしているアンドレイとレオン。彼が言うには、どうやらアルバの街にも宮殿を襲撃している謎の人物達と同じものが、街中を生者を探して彷徨っているようだ。
当然ながら見つかれば追われ、捕まるとどうなってしまうのか、今のレオンの記憶にはその後の展開がどうなるのか、記憶には残っていない。しかしながらここに辿り着くまでの間、宮殿内の道中で謎の人物達と戦う警備隊などを見にしており、中には不意を突かれ襲撃を受けてしまった者達の姿も目にしている。
その者達は目に見える外傷こそ負っていないものの、その後は謎の人物らと同じく黒い塵になって消えてしまった。恐らくレオン達を襲った謎の人物達も、宮殿を襲っている謎の人物達と同じでり、捕まれば消されてしまうだろうという事が想像できる。
そしてレオンの話を聞いていたアンドレイは、彼の口から語られる新たな情報に興味をそそられた。それはレオン達が教会で見た儀式のようなものと、彼らに襲われ気を失うと、翌日の朝になっており記憶が消されていると言うのだ。
「ちょっと待って下さい。何故記憶を失っていると気がつく事が出来たのですか?
「初めは偶然でした。俺はジルやカルロスらと街の異変について話している内に、消えていた“記憶の場所“を訪れていたんです。そしたら頭の中に何か引っ掛かっていたものが取れたかのように、忘れていた前日の記憶を思い出すことができたんです・・・」
つまりアルバの街では、失われた記憶は現地を訪れることで呼び起こす事が出来るらしいというものだった。
現在、宮殿にいる者達は少なからず記憶に違和感を抱えている者も少なくはない。アンドレイもその例外ではなく、前日の記憶はあるもののどこか自分の記憶ではない、辻褄を合わせただけの曖昧な記憶しかなかった。
本当に自分が体験した記憶なのか、疑いを持つような感覚。それがレオンの話を聞いたことで、彼の推測は形を成してきたと言える。要するに、宮殿やアルバの街の何処かに、アンドレイが忘れてしまっている記憶を思い出す事のできる場所があると言うことだ。
「記憶の改善・・・。式典の後、今までそんな事は一度もなかった。違和感を感じ始めたのは今日からでした。つまり、犯人にとって都合の悪い出来事が昨日起きていたと言う事になる・・・?」
「どうう事ですか?宮殿では記憶を失う事がなかったということですか?」
「えぇ、我々にとって記憶を失うなどと言う現象に見舞われたのは、今回・・・つまり今日が初めてです。それが街にいた貴方達には何度も起きていた。やはり昨日の間に何か起きていた・・・?」
アンドレイの脳裏に蘇るのは、これまでの宮殿での記憶の場面。何か見落としているものはないか、失われた記憶に反応する場所はないかを考える。するとそこで、本来レオンに聞こうとしていた話を思い出す。
「そういえば、貴方達は何故に宮殿の敷地内に?」
「ここに来れば、誰か正気の人間がいるんじゃないかって思って・・・。そしたらアンドレイさん達がいて、何かと戦ってるみたいだったから邪魔にならないように隠れようって・・・」
「記憶が書き換えられている事に気がついていたのは、貴方達だけですか?」
「は、はい・・・。昼間は誰もおかしな事に気がついていない様子だし、宮殿から帰って来ない人がいるのに誰も疑問を抱いている人はいないし。まるで俺達がおかしくなったんじゃないかって思えてくるくらいで・・・」
そこでアンドレイにとって、更に新たな情報が入ってきた。どうやら街に異変が訪れるのは夜になってかららしい。それまでは、アルバで式典があったという情報を知っているだけで、いつも通りの日常を送る人々が生活を送っていたのだとレオンは語る。
そして陽が沈むと同時に街の様子は変わり、普段夜でも人通りの多いアルバの街に人の姿はなくなり、代わりに謎の人物達が教会に集まって誰かの演奏を聞いているのだ。
「お偉いさん達が来てるからって、街全体がその間は夜は出歩かないようにって、警備隊に帰される。みんな疲れているみたいに早く眠るんだ。でも何か起きているって気がついた俺達だけは違う・・・。宮殿に行けば何か分かるかもって。元々宮殿に居たって言う“クリス“に協力を仰いで今こうなってて・・・」
「そういえばジルさんとカルロスさんはどうしたんですか?一緒じゃなかったんですか?」
レオンの話では、アルバの街で異変に気がついているのは彼を含め、音楽学校の生徒であるジルとカルロス、そしてジークベルト大司教殺害事件の当日にも宮殿に居合わせていたクリスの四人だけのようだ。
だが宮殿での事件自体も、街の者達には隠されているようで、その話を警備隊に話そうものならフェリクスやカタリナのように宮殿へ連行されてしまいかねないと、誰にも協力を求める事はできず、彼らだけで問題に立ち向かっていたようだ。
レオンはフェリクスに、ジルはカタリナに窮地を救われた事もあり、事件解決の為、宮殿へ向かう前にジルは儀式のようなものが行われていたグーゲル教会とは逆に、ニクラス教会の様子を見て来ると言って別れたようだ。
一人で行かせるのも危険だと言うことで、彼女の後を負って行ったカルロス。何故ジルが突然別行動を取り出したのかは分からないが、残されたレオンとクリスで、事件の真相が隠されているであろう宮殿へ向かったのだと語った。
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