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窮地に救いの手
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不意打ちを仕掛けられる状況を作り出し、尚且つ現状では援軍もない一対一という状況ならシンにも可能性が出てくる。念入りに自分が有利に出れる状況を作り出したシンは、演奏に夢中になっている謎の人物にバレぬよう影を背後から送り込む。
宙に浮く謎の人物の影の中に、シンの操る影が入り込む。そして今度は周囲の物影を伸ばし、同じく謎の人物の影へと繋げる。まるで蜘蛛の巣にかかったかのように幾つもの影の触手が接触し、シンが拘束のスキルを唱えるとそれまでオルガンの演奏に合わせていたヴァイオリンの音がピタリと止む。
異変に気が付いた謎の人物が必死に抵抗しようと身体を動かすも、多くの影を味方につけたシンと、念入りに準備を進めていた作戦により完全に動きを止めることに成功した。
「お前が犯人なのか・・・?」
「ぐっ・・・ぉぉっ・・・・・!」
他の人物達とは明らかに構造も個体としての能力も違うが、やはりシンの問いかけに答えることはなかった。シンも明確な答えが返ってくるとは思っていなかったし、あくまで言葉という概念を持ち合わせているのかという確認の為の行為に過ぎなかったのだ。
「返事が返ってくるとは、初めから思っていなかったさ。なら何を聞いても無駄だな。ここで消えてもらうよ」
宙に浮く謎の人物の身体目掛けて、真下の床に映される影の中から真っ黒な影が飛び出し、謎の人物の身体を植物の蔦のように変化した影が這いずりながら全身を覆い、首を締め上げる。
ふるふると身体を震わせながら抵抗する謎の人物だが、シンも作戦を実行するに至った時から逃すつもりもなく、首を引き千切る勢いで締め上げを強めていく。
物理攻撃が通用しないということから、短剣によるバックアタックや弱点への攻撃は無力化されてしまうことは、これまでの傾向から理解していた。故にシンは自らの魔力と夜という有利な環境を使い、より濃く強力な影を用意し直接的ではない方法で仕留めにいった。
だが、苦しみに悶える中で謎の人物は苦痛の雄叫びのようなものを挙げたのだ。
「うッ・・・ぉぉぉおおおおおッ!!」
大型のモンスターや獣の咆哮ほど大きな音量ではなかったが、その謎の人物の雄叫びは教会の中の空気を震わせる。それは視覚的に確認できるほどの振動を与え、シンの見ている光景は僅かにぐらぐらと歪んだように見えていた。
まるで酔っぱらったかのような歪む光景にふらつくシンだったが、それでも尚スキルを解除することはない。床にしっかりと足を広げて踏ん張りを利かせるシン。
しかしそんな彼にも、ニノンに起きた唐突な悲劇が襲い掛かる。
「うぅッ・・・!?」
突如、シンの胸に激痛が走る。目眩を起こしたシンがバランスを崩し、ふらふらと千鳥足のまま床に倒れ、それまで謎の人物に掛けていたスキルを解除してしまう。
とても攻勢に転じていられるような状況ではなくなっていたのだ。外傷はなく毒を盛られたという様子もない。まさに突然という言葉がふさわしいほど、前触れもなくシンは胸部に痛みを感じながら苦しそうに床に倒れる。
「あッ・・・がッ・・・!?」
影の拘束から解き放たれた謎の人物はゆっくりと振り返り、再びヴァイオリンを構え演奏を始める。オルガンが奏る演奏が丁度曲調を変える時、ヴァイオリンからその変化を告げるが如くアクセントとなる音が放たれる。
すると同意に、胸を押さえながら悶え苦しむシンに更なる激痛が走る。
「ッ・・・!!」
言葉にならない痛みに激しく床で転げ回るシン。視界はぼやけ、その目に写していた光景がはっきりとしない虚なものへと変わっていく。朦朧とする意識の中、最早もがく力すら入らなくなってしまったのか、ゆっくりと虫の息になってしまったシン。
そこへ、僅かに聞こえてきた物音。意識を失いかけていたシンには小さな音にしか聞こえなかったが、実際に教会の中に響いていたのはガラスの割れるような音だった。
何者かがシンに近づいてくる足音が聞こえる。だがそれを確認する前に、シンの視界は真っ暗な闇の中へと落ちていってしまった。
次に彼が意識を取り戻した時に聞こえてきたのは、聞き覚えのある男が必死に自分の名前を呼んでいるというものだった。
痛みから解放されたシンが目を覚ますと、そこは教会の外だった。どこにいるのかまではハッキリとはしなかったが、意識を取り戻したシンが周囲を確認するように見渡した光景には、教会らしき建物は見当たらなかった。
「さん・・・シンさんッ!良かった、目を覚ましたのですね!?」
「・・・ここは・・・?」
地面に横になるシンの上体を支え、抱えていたのは宮殿にいる筈のケヴィンだったのだ。だが何故彼が宮殿を飛び出しこんなところに現れたのか、シンにはその経緯や意図が全く分からなかった。
そもそも意識を取り戻したばかりのシンに、そこまで考察するほど脳に意識が回っていなかったともとれる。
「シンさん!落ち着いて聞いてください。お二人が宮殿を出て行ってから、宮殿の状況が変わりまして、今は皆さんアルバの街中に散らばっている状況です」
「・・・?」
全く状況が掴めないといった表情を浮かべるシン。だがケヴィンはそんな彼に先ずは話だけでも聞いてほしいと、今に至る状況の説明を始めた。
「宮殿が謎の人物達の襲撃を受けていると、オイゲン氏から連絡が入ったのです。街にも異変が起きていると必死に訴えかける者が彼の元を訪れたのだそうです。それが“クリス“くんだったそうです。友達が自分をここまで辿り着かせる為に街に残っていると、助けてほしいと懇願してきたのだそうです」
宮殿側でも外にいる筈の警備隊や宮殿の護衛達が消えたことから、異常事態であることは既に知っていた。だがクリスの発言により、アルバの街も異様な雰囲気に包まれていることが分かった。
若者の悪ふざけと突っぱねることも出来たが、彼の発言は宮殿で起きている異変とも辻褄が合うものばかり。到底嘘を言っているようには思えなかったのだという。それに加え、クリスは息も絶え絶えの中、目には涙を浮かべ必死に友達を助けて欲しいと懇願している姿からも、とてもこれが演技であるなどとはオイゲンには思えなかったのだ。
彼の言う友達とは恐らくレオン達のことだろう。彼らもまた街中で謎の人物達の襲撃を受けていたのだろうか。
宙に浮く謎の人物の影の中に、シンの操る影が入り込む。そして今度は周囲の物影を伸ばし、同じく謎の人物の影へと繋げる。まるで蜘蛛の巣にかかったかのように幾つもの影の触手が接触し、シンが拘束のスキルを唱えるとそれまでオルガンの演奏に合わせていたヴァイオリンの音がピタリと止む。
異変に気が付いた謎の人物が必死に抵抗しようと身体を動かすも、多くの影を味方につけたシンと、念入りに準備を進めていた作戦により完全に動きを止めることに成功した。
「お前が犯人なのか・・・?」
「ぐっ・・・ぉぉっ・・・・・!」
他の人物達とは明らかに構造も個体としての能力も違うが、やはりシンの問いかけに答えることはなかった。シンも明確な答えが返ってくるとは思っていなかったし、あくまで言葉という概念を持ち合わせているのかという確認の為の行為に過ぎなかったのだ。
「返事が返ってくるとは、初めから思っていなかったさ。なら何を聞いても無駄だな。ここで消えてもらうよ」
宙に浮く謎の人物の身体目掛けて、真下の床に映される影の中から真っ黒な影が飛び出し、謎の人物の身体を植物の蔦のように変化した影が這いずりながら全身を覆い、首を締め上げる。
ふるふると身体を震わせながら抵抗する謎の人物だが、シンも作戦を実行するに至った時から逃すつもりもなく、首を引き千切る勢いで締め上げを強めていく。
物理攻撃が通用しないということから、短剣によるバックアタックや弱点への攻撃は無力化されてしまうことは、これまでの傾向から理解していた。故にシンは自らの魔力と夜という有利な環境を使い、より濃く強力な影を用意し直接的ではない方法で仕留めにいった。
だが、苦しみに悶える中で謎の人物は苦痛の雄叫びのようなものを挙げたのだ。
「うッ・・・ぉぉぉおおおおおッ!!」
大型のモンスターや獣の咆哮ほど大きな音量ではなかったが、その謎の人物の雄叫びは教会の中の空気を震わせる。それは視覚的に確認できるほどの振動を与え、シンの見ている光景は僅かにぐらぐらと歪んだように見えていた。
まるで酔っぱらったかのような歪む光景にふらつくシンだったが、それでも尚スキルを解除することはない。床にしっかりと足を広げて踏ん張りを利かせるシン。
しかしそんな彼にも、ニノンに起きた唐突な悲劇が襲い掛かる。
「うぅッ・・・!?」
突如、シンの胸に激痛が走る。目眩を起こしたシンがバランスを崩し、ふらふらと千鳥足のまま床に倒れ、それまで謎の人物に掛けていたスキルを解除してしまう。
とても攻勢に転じていられるような状況ではなくなっていたのだ。外傷はなく毒を盛られたという様子もない。まさに突然という言葉がふさわしいほど、前触れもなくシンは胸部に痛みを感じながら苦しそうに床に倒れる。
「あッ・・・がッ・・・!?」
影の拘束から解き放たれた謎の人物はゆっくりと振り返り、再びヴァイオリンを構え演奏を始める。オルガンが奏る演奏が丁度曲調を変える時、ヴァイオリンからその変化を告げるが如くアクセントとなる音が放たれる。
すると同意に、胸を押さえながら悶え苦しむシンに更なる激痛が走る。
「ッ・・・!!」
言葉にならない痛みに激しく床で転げ回るシン。視界はぼやけ、その目に写していた光景がはっきりとしない虚なものへと変わっていく。朦朧とする意識の中、最早もがく力すら入らなくなってしまったのか、ゆっくりと虫の息になってしまったシン。
そこへ、僅かに聞こえてきた物音。意識を失いかけていたシンには小さな音にしか聞こえなかったが、実際に教会の中に響いていたのはガラスの割れるような音だった。
何者かがシンに近づいてくる足音が聞こえる。だがそれを確認する前に、シンの視界は真っ暗な闇の中へと落ちていってしまった。
次に彼が意識を取り戻した時に聞こえてきたのは、聞き覚えのある男が必死に自分の名前を呼んでいるというものだった。
痛みから解放されたシンが目を覚ますと、そこは教会の外だった。どこにいるのかまではハッキリとはしなかったが、意識を取り戻したシンが周囲を確認するように見渡した光景には、教会らしき建物は見当たらなかった。
「さん・・・シンさんッ!良かった、目を覚ましたのですね!?」
「・・・ここは・・・?」
地面に横になるシンの上体を支え、抱えていたのは宮殿にいる筈のケヴィンだったのだ。だが何故彼が宮殿を飛び出しこんなところに現れたのか、シンにはその経緯や意図が全く分からなかった。
そもそも意識を取り戻したばかりのシンに、そこまで考察するほど脳に意識が回っていなかったともとれる。
「シンさん!落ち着いて聞いてください。お二人が宮殿を出て行ってから、宮殿の状況が変わりまして、今は皆さんアルバの街中に散らばっている状況です」
「・・・?」
全く状況が掴めないといった表情を浮かべるシン。だがケヴィンはそんな彼に先ずは話だけでも聞いてほしいと、今に至る状況の説明を始めた。
「宮殿が謎の人物達の襲撃を受けていると、オイゲン氏から連絡が入ったのです。街にも異変が起きていると必死に訴えかける者が彼の元を訪れたのだそうです。それが“クリス“くんだったそうです。友達が自分をここまで辿り着かせる為に街に残っていると、助けてほしいと懇願してきたのだそうです」
宮殿側でも外にいる筈の警備隊や宮殿の護衛達が消えたことから、異常事態であることは既に知っていた。だがクリスの発言により、アルバの街も異様な雰囲気に包まれていることが分かった。
若者の悪ふざけと突っぱねることも出来たが、彼の発言は宮殿で起きている異変とも辻褄が合うものばかり。到底嘘を言っているようには思えなかったのだという。それに加え、クリスは息も絶え絶えの中、目には涙を浮かべ必死に友達を助けて欲しいと懇願している姿からも、とてもこれが演技であるなどとはオイゲンには思えなかったのだ。
彼の言う友達とは恐らくレオン達のことだろう。彼らもまた街中で謎の人物達の襲撃を受けていたのだろうか。
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