1,232 / 1,646
成功報酬と盗聴
しおりを挟む
ケヴィンの揺動とミアの身体を使った壁により、シンのスキルは護衛の者達に感知されることなく発動することができ、事前にVIPルームに忍ばせていたカメラからジークベルトと最も近いテーブルの下にできる影に狙いを定める。
シンの影から室内のテーブルの影へと移動したカメラは、人目に付かぬところで蜘蛛の形へと変わる。カメラの仕込みは終わった。シンとミアはゆっくりと立ち上がることで、作戦が上手くいった事をケヴィンに伝える。
彼が二人からの合図を受け取り安堵していた頃、丁度護衛の者によるスキルチェックも終了した。チェックを行っていた護衛は、その後すぐに周辺のスキル使用を感知する結界を再び貼り始める。
「ご協力、感謝致します。大司教にお伝えしてきますので、少々お待ちください」
「分かりました、お願いします」
会話を終えた護衛が部屋の中へと入り、暫く待っていると彼が部屋から出てきて大司教から言い渡された言葉をケヴィンに伝える。
「お待たせしました。申し訳ありません、大司教は今大事な話の最中だということで、すぐにはお会いできないとの事でした」
「そうでしたか・・・。いえ、急用でもありませんので大丈夫です。お忙しい中、感謝します」
VIPルームへの潜入は叶わなかったが、目的は達成された。ケヴィンはシンとミアに声を掛けると、護衛の者達に会釈をし三人は会場へと何食わぬ顔で戻っていった。
カメラは遠隔でも操作は可能。実際にケヴィンがVIPルームへ潜入することで、より容易にジークベルトの衣服へカメラを仕掛けられるという算段だったが、そこまで上手く行くことはなかった。
「流石二人とも私が見込んだ通りだった!素晴らしい演技でしたよ」
「そりゃどうも」
「カメラは仕込んだけど、ここからどうするんだ?」
「遠隔操作で大司教の衣服に忍ばせます。私はシンさんが仕掛けたカメラの映像を元に移動させますので、お二人は部屋のカメラを使って大司教の様子を教えて下さい」
会場へ戻る廊下で今後の話を進める一行は、そのまま見ている映像を切り替え各々の見ているVIPルームの様子と大司教の様子を共有する。
映像を確認しながら会場へ戻ってきた三人は、クリスの待つテーブルへと戻る。彼らのいない間にテーブルが綺麗に片付けられている。ウェイターに頼んで冷めてしまった料理なども持っていって貰ったのだろう。
戻ってきた三人を見つけると、彼は手を上げて合図を送っている。
「お帰りなさい。どちらへ行かれてたんですか?」
「あぁ~・・・そうだったな、えぇっと・・・」
戻ってきたら事情を話すという約束だったが、どこまで話したものかとミアとシンはケヴィンに視線を送り、彼に返答を求める。それを察したケヴィンは、何も後ろめたいことなど無いかのように行ってきた事をクリスに話した。
「大司教へ御目通りに掛かろうとしていたんですよ。ですが多忙なようで叶いませんでしたけど・・・」
「そうだったんですか。もしよろしければ、私からマティアス司祭にお願いしてきましょうか?」
「いえ、お気遣いなく。大した用事でも無いので」
全く動じる事なく、肝心なところは隠したまま自然に語るケヴィンを見て、シンとミアはこの男がどこまで計算して動いているのかと、その演技力に感心させられていた。
役割を終えたクリスは三人に挨拶を済ませると、テーブルから離れ元々の自分の仕事へと戻っていった。クリスの姿を見送った後、三人は席につき先程仕掛けてきたカメラの操作と監視を始める。
「大司教はまでテーブルの近くに?」
「あぁ、まだ誰かと話し込んでるな。暫く移動する様子もなさそうだが・・・」
「大司教達の元に近づく人物の見当たらない。今ならいけるんじゃないか?」
「分かりました。ではテーブルクロスを伝って移動を開始します」
ケヴィンは手元に別のデバイスから発せられたホログラムパッドを操作して、VIPルームに送り込んだカメラの操縦を始める。カメラの搭載された頭部部分を伸ばし、テーブルクロスの下から外の様子を覗き込むと、周りの目がこちらに向いていない隙に表へと姿を表す。
テーブルクロスを伝い、大司教の衣服に最も近い位置にまで移動すると、そのまま彼の衣服へ飛び掛かり、会話を聞き取り易いように大司教が羽織っている上着へと登っていくと、身を隠すための隙間を見つけ内側へと潜り込む。
「ふぅ・・・これで完了です。お二人とも、ありがとうございました」
彼の言葉で緊張感から解放されたシンとミアは、一気に全身の力が抜け椅子の背もたれへともたれ掛かる。
「お約束通り、そちらはお二人に差し上げます。連動するカメラは別の物をお使いする事も可能ですよ。もしカメラも必要でしたら、明日の式典の片付けの頃に回収しておきますので、その時にお渡しすることもできますが?」
「あぁ、じゃぁそうしてくれ」
「緊張したから、お腹が空いてきた・・・」
「ははは。お疲れ様です。では先程の彼にオススメの料理でも持ってきてもらいましょうか?」
「あ!そうだった!すっかり忘れてたぜ」
適当な冗談のつもりで言っていたと思っていたミアのクリスに対する発言だったが、どうやら彼女は本気だったようだ。席を立ちクリスの元へ向かった彼女を見送り、テーブルに残されたシンは先程からじっと資料を手に取り集中するケヴィンに何をしているのかと問う。
すると彼は、先程大司教に仕掛けたカメラからの音声を聞いていたと語る。手に持っていたのはその話題に上がる資料なのだという。静かに席を立ったシンはケヴィンの横にやってくると、彼の持つ手元の資料を覗き込む。
そこには、アルバの現音楽監督であるフェリクスと、グーゲル教会で見かけた大司教が連れてきたという、アルバの新しい音楽監督に任命される予定のアルミン・ニキシュという人物の資料があった。
「どうやら教会で話していたのは、アルバの音楽監督の交代の話のようですね・・・。それであの時、教会からアルミン・ニキシュが出てきたのか・・・」
シンが忍び込んだグーゲル教会にケヴィンがやって来たのは、飛び出すようにその場を去ってしまったフェリクスを追って出て行ったマティアス司祭と、それに続いて音楽学校の生徒へ挨拶へ行くと教会を出て行ったアルミンの後だった。
故に彼は教会でどんな話し合いが行われていたのかを、ここで初めて知ることになる。会話の内容に合わせ資料に目を通していくケヴィンは、遅れてシンが覗いていることに気がつく。
「会話の内容に興味がおありで?」
「いや、まぁ・・・教団の話も聞けるかと思って」
「それなら先程の映像を、大司教に仕掛けたカメラに変えて差し上げましょうか?そうすれば貴方にも音声が聞こえてきますよ」
「そうだな・・・することもないし、そうしてもらえるか?」
ケヴィンはシンの取り付けているイヤホン型のデバイスに接続し、カメラの映像を切り替える。操作が完了したことをシンに伝え、彼は再び会話に集中し始める。
邪魔してしまった席に戻ったシンは、彼に切り替えてもらった映像と音声をBGM代わりに聞き流すことに。映像は真っ暗なままだが、音声は先程までの部屋の隅に仕掛けられていたものとは違い、鮮明にジークベルト大司教の声を拾っていた。
シンの影から室内のテーブルの影へと移動したカメラは、人目に付かぬところで蜘蛛の形へと変わる。カメラの仕込みは終わった。シンとミアはゆっくりと立ち上がることで、作戦が上手くいった事をケヴィンに伝える。
彼が二人からの合図を受け取り安堵していた頃、丁度護衛の者によるスキルチェックも終了した。チェックを行っていた護衛は、その後すぐに周辺のスキル使用を感知する結界を再び貼り始める。
「ご協力、感謝致します。大司教にお伝えしてきますので、少々お待ちください」
「分かりました、お願いします」
会話を終えた護衛が部屋の中へと入り、暫く待っていると彼が部屋から出てきて大司教から言い渡された言葉をケヴィンに伝える。
「お待たせしました。申し訳ありません、大司教は今大事な話の最中だということで、すぐにはお会いできないとの事でした」
「そうでしたか・・・。いえ、急用でもありませんので大丈夫です。お忙しい中、感謝します」
VIPルームへの潜入は叶わなかったが、目的は達成された。ケヴィンはシンとミアに声を掛けると、護衛の者達に会釈をし三人は会場へと何食わぬ顔で戻っていった。
カメラは遠隔でも操作は可能。実際にケヴィンがVIPルームへ潜入することで、より容易にジークベルトの衣服へカメラを仕掛けられるという算段だったが、そこまで上手く行くことはなかった。
「流石二人とも私が見込んだ通りだった!素晴らしい演技でしたよ」
「そりゃどうも」
「カメラは仕込んだけど、ここからどうするんだ?」
「遠隔操作で大司教の衣服に忍ばせます。私はシンさんが仕掛けたカメラの映像を元に移動させますので、お二人は部屋のカメラを使って大司教の様子を教えて下さい」
会場へ戻る廊下で今後の話を進める一行は、そのまま見ている映像を切り替え各々の見ているVIPルームの様子と大司教の様子を共有する。
映像を確認しながら会場へ戻ってきた三人は、クリスの待つテーブルへと戻る。彼らのいない間にテーブルが綺麗に片付けられている。ウェイターに頼んで冷めてしまった料理なども持っていって貰ったのだろう。
戻ってきた三人を見つけると、彼は手を上げて合図を送っている。
「お帰りなさい。どちらへ行かれてたんですか?」
「あぁ~・・・そうだったな、えぇっと・・・」
戻ってきたら事情を話すという約束だったが、どこまで話したものかとミアとシンはケヴィンに視線を送り、彼に返答を求める。それを察したケヴィンは、何も後ろめたいことなど無いかのように行ってきた事をクリスに話した。
「大司教へ御目通りに掛かろうとしていたんですよ。ですが多忙なようで叶いませんでしたけど・・・」
「そうだったんですか。もしよろしければ、私からマティアス司祭にお願いしてきましょうか?」
「いえ、お気遣いなく。大した用事でも無いので」
全く動じる事なく、肝心なところは隠したまま自然に語るケヴィンを見て、シンとミアはこの男がどこまで計算して動いているのかと、その演技力に感心させられていた。
役割を終えたクリスは三人に挨拶を済ませると、テーブルから離れ元々の自分の仕事へと戻っていった。クリスの姿を見送った後、三人は席につき先程仕掛けてきたカメラの操作と監視を始める。
「大司教はまでテーブルの近くに?」
「あぁ、まだ誰かと話し込んでるな。暫く移動する様子もなさそうだが・・・」
「大司教達の元に近づく人物の見当たらない。今ならいけるんじゃないか?」
「分かりました。ではテーブルクロスを伝って移動を開始します」
ケヴィンは手元に別のデバイスから発せられたホログラムパッドを操作して、VIPルームに送り込んだカメラの操縦を始める。カメラの搭載された頭部部分を伸ばし、テーブルクロスの下から外の様子を覗き込むと、周りの目がこちらに向いていない隙に表へと姿を表す。
テーブルクロスを伝い、大司教の衣服に最も近い位置にまで移動すると、そのまま彼の衣服へ飛び掛かり、会話を聞き取り易いように大司教が羽織っている上着へと登っていくと、身を隠すための隙間を見つけ内側へと潜り込む。
「ふぅ・・・これで完了です。お二人とも、ありがとうございました」
彼の言葉で緊張感から解放されたシンとミアは、一気に全身の力が抜け椅子の背もたれへともたれ掛かる。
「お約束通り、そちらはお二人に差し上げます。連動するカメラは別の物をお使いする事も可能ですよ。もしカメラも必要でしたら、明日の式典の片付けの頃に回収しておきますので、その時にお渡しすることもできますが?」
「あぁ、じゃぁそうしてくれ」
「緊張したから、お腹が空いてきた・・・」
「ははは。お疲れ様です。では先程の彼にオススメの料理でも持ってきてもらいましょうか?」
「あ!そうだった!すっかり忘れてたぜ」
適当な冗談のつもりで言っていたと思っていたミアのクリスに対する発言だったが、どうやら彼女は本気だったようだ。席を立ちクリスの元へ向かった彼女を見送り、テーブルに残されたシンは先程からじっと資料を手に取り集中するケヴィンに何をしているのかと問う。
すると彼は、先程大司教に仕掛けたカメラからの音声を聞いていたと語る。手に持っていたのはその話題に上がる資料なのだという。静かに席を立ったシンはケヴィンの横にやってくると、彼の持つ手元の資料を覗き込む。
そこには、アルバの現音楽監督であるフェリクスと、グーゲル教会で見かけた大司教が連れてきたという、アルバの新しい音楽監督に任命される予定のアルミン・ニキシュという人物の資料があった。
「どうやら教会で話していたのは、アルバの音楽監督の交代の話のようですね・・・。それであの時、教会からアルミン・ニキシュが出てきたのか・・・」
シンが忍び込んだグーゲル教会にケヴィンがやって来たのは、飛び出すようにその場を去ってしまったフェリクスを追って出て行ったマティアス司祭と、それに続いて音楽学校の生徒へ挨拶へ行くと教会を出て行ったアルミンの後だった。
故に彼は教会でどんな話し合いが行われていたのかを、ここで初めて知ることになる。会話の内容に合わせ資料に目を通していくケヴィンは、遅れてシンが覗いていることに気がつく。
「会話の内容に興味がおありで?」
「いや、まぁ・・・教団の話も聞けるかと思って」
「それなら先程の映像を、大司教に仕掛けたカメラに変えて差し上げましょうか?そうすれば貴方にも音声が聞こえてきますよ」
「そうだな・・・することもないし、そうしてもらえるか?」
ケヴィンはシンの取り付けているイヤホン型のデバイスに接続し、カメラの映像を切り替える。操作が完了したことをシンに伝え、彼は再び会話に集中し始める。
邪魔してしまった席に戻ったシンは、彼に切り替えてもらった映像と音声をBGM代わりに聞き流すことに。映像は真っ暗なままだが、音声は先程までの部屋の隅に仕掛けられていたものとは違い、鮮明にジークベルト大司教の声を拾っていた。
0
お気に入りに追加
302
あなたにおすすめの小説

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
スキル盗んで何が悪い!
大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物
"スキル"それは人が持つには限られた能力
"スキル"それは一人の青年の運命を変えた力
いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。
本人はこれからも続く生活だと思っていた。
そう、あのゲームを起動させるまでは……
大人気商品ワールドランド、略してWL。
ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。
しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……
女の子の正体は!? このゲームの目的は!?
これからどうするの主人公!
【スキル盗んで何が悪い!】始まります!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!

異世界無宿
ゆきねる
ファンタジー
運転席から見た景色は、異世界だった。
アクション映画への憧れを捨て切れない男、和泉 俊介。
映画の影響で筋トレしてみたり、休日にエアガンを弄りつつ映画を観るのが楽しみな男。
訳あって車を購入する事になった時、偶然通りかかったお店にて運命の出会いをする。
一目惚れで購入した車の納車日。
エンジンをかけて前方に目をやった時、そこは知らない景色(異世界)が広がっていた…
神様の道楽で異世界転移をさせられた男は、愛車の持つ特別な能力を頼りに異世界を駆け抜ける。
アクション有り!
ロマンス控えめ!
ご都合主義展開あり!
ノリと勢いで物語を書いてますので、B級映画を観るような感覚で楽しんでいただければ幸いです。
不定期投稿になります。
投稿する際の時間は11:30(24h表記)となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる