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戦う理由と覚悟
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白衣を着た研究員の女が真実の姿を露わにしていた頃、ツクヨへの接近を試みていたシンは苦戦を強いられていた。決め手に欠ける戦術と能力、周囲の物陰に忍ばせていた影も各々がそれぞれ対象との距離がバラバラで、拘束するタイミングを図り進展のない戦いとなっていた。
そこへ、下半身を大きな蛇の姿へと変化させた女の一撃で、研究室の中にあった物が移動し、戦場の様子が変わり始める。
「見ろよ。あの女が暴れたおかげで、お前の影が入った机や機材が丁度いいところへ転がって来やがったぜ!」
「それよりも驚くべきはあの姿だがな。俺達をここへ連れてきた連中も同じような姿をしていたが、大きさがまるで違う・・・。種族の違いというよりは突然変異か。実験とやらで故意に引き起こしたりでもしたのか?」
彼女をアズールに任せたのは正解だった。結果論でしかないが、あのアズールにも力負けしないポテンシャルを持つ蛇女の攻撃は、とてもではないがシンは真面に受けることはできないだろう。
「そんなことはいいから、今のうちにお前の準備とやらの段階を先に進めちまおうぜ」
「あぁ。後はツクヨを誘い込めば・・・」
直線的な動きで攻撃を仕掛けてくるツクヨを、目的の位置へ誘導するのは簡単だった。誘い込みたい位置を挟んで直線上になるように二人の位置関係を調整すれば、シンの姿を見つけた彼は獣のように襲い掛かってくるからだ。
アズールらの戦いに気を取らせぬように何度か姿を見せた後、大振りの攻撃でこちらを見失ったところを図り、影の中へ身を投じて目的の位置へと移動を開始する。
「よし!ここなら丁度対角線上だぜ」
「後はこっちに誘い出してやれば・・・」
シンはわざと物音を立て、相手の姿を見失い探していたツクヨに獲物はこちらにいるぞとしらせを送る。案の定、シンの姿を見つけたツクヨはものすごい剣幕と勢いでこちらへ突っ込んできた。
「今だッ!!」
何故か本人以上に力の入るダマスクの声に合わせ、周囲の物陰に忍ばせていた影を一斉にツクヨの影と繋げる。すると彼は、見えない糸に絡め取られたようにピタリとその動きを止めた。
「あのパワーのツクヨに、このスキルは長くは保たない!勝負は一瞬だ。頼んだぞ、ダマスク!!」
「任せておけ!」
スキルの発動時には微動だにしていなかったツクヨは、既に拘束を解かんと僅かに動き始めていた。解除される前に接近したシンは、ツクヨの頭部に触れダマスクは小瓶から飛び出し彼の身体を伝って意識の中へと入り込む。
シンはツクヨがスキルによる拘束を破る寸前まで触れ続ける。ダマスクの意識の中への潜入が成功したかどうかは、第三者のシンには分からない。できるだけ時間を稼いだシンは、ツクヨが拘束を解き動き出したと同時に距離を取るように飛び退く。
間一髪のところでツクヨの振るった攻撃を躱すシン。ツクヨの剣に宿る黒炎は彼の身体が拘束されている間は一人でに動くことはなく、彼が動き出すと同時に刀身に付随するように靡く。
そんな黒炎を扱うツクヨにギリギリまで接近し続けるのは賭けだった。それというのも、彼の剣技は受けるのも紙一重で避けることさえも許されないからだ。だがこの作戦は、ツクヨの目を覚まさせる為に欠かせないもの。
「ダマスクの奴は上手くやってくれただろうか・・・」
皆、一族の為や種族の為、命懸けだった。ポータルの外で獣達を抑えてくれているガレウスやケツァル。そしてこの世界の冒険者や貴重な存在とその身を追われるエルフ族。
研究所に辿り着いてからも同じ。退路を確保する為、妖精のエルフ達を避難させるエイリルに、強力な戦闘力を誇る蛇女の相手をするアズールも、ここの研究者達との長年の因縁に決着をつけるべく必死だ。
シンやツクヨも、オルレラでツバキが託された思いを果たす為ここまで来た。その中でツクヨは、このWoFの世界で探し続けていた家族の手掛かりを掴んだ。少しでも情報を得る為、危険に身を投じることで今はシンと戦うことになってしまったが、彼にも行動を起こす為の強い理由ができた。
そんな中、シンだけだったのだ。漠然とした理由でこの場所へやって来たシン。仲間が託された思いを果たす為に協力し、リナムルの人々を助ける為と戦ってきたが、強い思い無くして覚悟は生まれない。
しかしシンの中にも、ここに来て戦う理由が出来ていた。それは同じ境遇にあるツクヨという仲間を助けたい、元に戻したいという理由だった。この世界で彼らと同じ境遇にある者は、出会った中でもまだ三人しかいない。
現実世界へ戻っていたシンは、他のWoFユーザーも異変に巻き込まれていることを知っている。それぞれ現実の世界に残っている理由もあり、WoFの世界へ留まろうとする理由もある。
そうした者が世界には多くいる筈なのに、WoFの世界でユーザー達に出会えないのは何故なのか。数少ない理解者が居なくなるのは、シンにとって不安でしかなかった。
そもそも現実世界でも心を許せる友人と呼べる人間のいなかったシンにとって、僅かな繋がりであろうとミアやツクヨとの絆は手放したくない繋がりとなっていた。
失うぐらいなら自分が消えた方がマシだと思えるくらいに、その気持ちは強くなっていた。
シンの身体に小さな黒い炎が灯る。自分の命とツクヨを救うということを天秤にかけた時、シンはツクヨの命を優先した。故に彼の攻撃を避けられる距離まで退避できる時間を失っていた。
避けたと思われたツクヨの剣。剣先自体は触れてはいなかったが、黒炎までは避けきれなかったのだ。
普通の炎を消すように、手や物で叩いてみても消えることはない。研究室には液体もあったが、それをかけたところで鎮火することもなかった。よく聞くような設定と同じく、黒炎はただの炎とは違い普通には消せないらしい。
そこへ、下半身を大きな蛇の姿へと変化させた女の一撃で、研究室の中にあった物が移動し、戦場の様子が変わり始める。
「見ろよ。あの女が暴れたおかげで、お前の影が入った机や機材が丁度いいところへ転がって来やがったぜ!」
「それよりも驚くべきはあの姿だがな。俺達をここへ連れてきた連中も同じような姿をしていたが、大きさがまるで違う・・・。種族の違いというよりは突然変異か。実験とやらで故意に引き起こしたりでもしたのか?」
彼女をアズールに任せたのは正解だった。結果論でしかないが、あのアズールにも力負けしないポテンシャルを持つ蛇女の攻撃は、とてもではないがシンは真面に受けることはできないだろう。
「そんなことはいいから、今のうちにお前の準備とやらの段階を先に進めちまおうぜ」
「あぁ。後はツクヨを誘い込めば・・・」
直線的な動きで攻撃を仕掛けてくるツクヨを、目的の位置へ誘導するのは簡単だった。誘い込みたい位置を挟んで直線上になるように二人の位置関係を調整すれば、シンの姿を見つけた彼は獣のように襲い掛かってくるからだ。
アズールらの戦いに気を取らせぬように何度か姿を見せた後、大振りの攻撃でこちらを見失ったところを図り、影の中へ身を投じて目的の位置へと移動を開始する。
「よし!ここなら丁度対角線上だぜ」
「後はこっちに誘い出してやれば・・・」
シンはわざと物音を立て、相手の姿を見失い探していたツクヨに獲物はこちらにいるぞとしらせを送る。案の定、シンの姿を見つけたツクヨはものすごい剣幕と勢いでこちらへ突っ込んできた。
「今だッ!!」
何故か本人以上に力の入るダマスクの声に合わせ、周囲の物陰に忍ばせていた影を一斉にツクヨの影と繋げる。すると彼は、見えない糸に絡め取られたようにピタリとその動きを止めた。
「あのパワーのツクヨに、このスキルは長くは保たない!勝負は一瞬だ。頼んだぞ、ダマスク!!」
「任せておけ!」
スキルの発動時には微動だにしていなかったツクヨは、既に拘束を解かんと僅かに動き始めていた。解除される前に接近したシンは、ツクヨの頭部に触れダマスクは小瓶から飛び出し彼の身体を伝って意識の中へと入り込む。
シンはツクヨがスキルによる拘束を破る寸前まで触れ続ける。ダマスクの意識の中への潜入が成功したかどうかは、第三者のシンには分からない。できるだけ時間を稼いだシンは、ツクヨが拘束を解き動き出したと同時に距離を取るように飛び退く。
間一髪のところでツクヨの振るった攻撃を躱すシン。ツクヨの剣に宿る黒炎は彼の身体が拘束されている間は一人でに動くことはなく、彼が動き出すと同時に刀身に付随するように靡く。
そんな黒炎を扱うツクヨにギリギリまで接近し続けるのは賭けだった。それというのも、彼の剣技は受けるのも紙一重で避けることさえも許されないからだ。だがこの作戦は、ツクヨの目を覚まさせる為に欠かせないもの。
「ダマスクの奴は上手くやってくれただろうか・・・」
皆、一族の為や種族の為、命懸けだった。ポータルの外で獣達を抑えてくれているガレウスやケツァル。そしてこの世界の冒険者や貴重な存在とその身を追われるエルフ族。
研究所に辿り着いてからも同じ。退路を確保する為、妖精のエルフ達を避難させるエイリルに、強力な戦闘力を誇る蛇女の相手をするアズールも、ここの研究者達との長年の因縁に決着をつけるべく必死だ。
シンやツクヨも、オルレラでツバキが託された思いを果たす為ここまで来た。その中でツクヨは、このWoFの世界で探し続けていた家族の手掛かりを掴んだ。少しでも情報を得る為、危険に身を投じることで今はシンと戦うことになってしまったが、彼にも行動を起こす為の強い理由ができた。
そんな中、シンだけだったのだ。漠然とした理由でこの場所へやって来たシン。仲間が託された思いを果たす為に協力し、リナムルの人々を助ける為と戦ってきたが、強い思い無くして覚悟は生まれない。
しかしシンの中にも、ここに来て戦う理由が出来ていた。それは同じ境遇にあるツクヨという仲間を助けたい、元に戻したいという理由だった。この世界で彼らと同じ境遇にある者は、出会った中でもまだ三人しかいない。
現実世界へ戻っていたシンは、他のWoFユーザーも異変に巻き込まれていることを知っている。それぞれ現実の世界に残っている理由もあり、WoFの世界へ留まろうとする理由もある。
そうした者が世界には多くいる筈なのに、WoFの世界でユーザー達に出会えないのは何故なのか。数少ない理解者が居なくなるのは、シンにとって不安でしかなかった。
そもそも現実世界でも心を許せる友人と呼べる人間のいなかったシンにとって、僅かな繋がりであろうとミアやツクヨとの絆は手放したくない繋がりとなっていた。
失うぐらいなら自分が消えた方がマシだと思えるくらいに、その気持ちは強くなっていた。
シンの身体に小さな黒い炎が灯る。自分の命とツクヨを救うということを天秤にかけた時、シンはツクヨの命を優先した。故に彼の攻撃を避けられる距離まで退避できる時間を失っていた。
避けたと思われたツクヨの剣。剣先自体は触れてはいなかったが、黒炎までは避けきれなかったのだ。
普通の炎を消すように、手や物で叩いてみても消えることはない。研究室には液体もあったが、それをかけたところで鎮火することもなかった。よく聞くような設定と同じく、黒炎はただの炎とは違い普通には消せないらしい。
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