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手負いの獣
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「何者だ・・・、ここまでどうやって? 騎士達はどうしたのだ・・・?」
「騎士・・・? 空っぽの聖騎士達なら倒してきたよ。 それよりも・・・貴方があんなものを・・・?」
シャーフを知っている様子のツクヨが、彼と言葉をかわそうと試みるが、どうやらツクヨの質問に答える気は無いと言わんばかりの態度を取る。
「倒した・・・? 仮にもそれなりの力を持っていた筈だが・・・。 そうか、おまえは確かシャルロットに拾われた・・・」
「質問に答えて頂きたいッ! あれは一体何なんですかッ!? 一体何が起きているんですかッ!?」
「ふむ・・・どうしたものか。 シュトラール様も彼は“外”に出さないようにとシャルロットに言っていたようだしな・・・。 俺が判断して良い問題ではないのかもしれん・・・」
難しい表情で、ツクヨの処遇について考え出すシャーフ。
そんな折、廊下の壁まで吹き飛ばされてきたアーテムが動き出した。
「くそったれがッ・・・! 何ちゅう馬鹿力だ・・・」
激しい衝撃を受け、刀をついて何とか立ち上がるアーテムが、ミア達一行の存在に気がつく。
「あんたは確か・・・シンの連れの・・・」
「ミアだ。 それよりアーテム、これは一体・・・」
「あぁ、コレか? ・・・内輪揉めだ、気にするな・・・。 それより頼みが・・・」
言いかけたところで、アーテムはミアの抱えている人物に目をやると、こちらへ向かって来ようとしたが、突如飛んできた斬撃の衝撃波に拒まれる。
斬撃はアーテムとミア達の間に線を引くように、床と壁に切れ込みを入れる。
「お前達の処遇については後で決める。 ・・・大人しくしていて貰おうか」
「アタシらがここで大人しく待ってるとでも・・・?」
「動けぬ程度に痛めつけてやっても、構わんのだぞ・・・?」
リーベと戦ったミアなら、シャーフと対面しただけである程度力量がわかる。
だが、わかったからこそミアの額からは、冷や汗が流れた。
聖都でリーベに、初めて矢を向けられた時のプレッシャーとは、また違ったタイプのプレッシャー。
それは冷たく鋭い、慈悲など微塵も感じさせない冷酷なソレは、睨まれたミアはおろか、側に立っているツクヨまで、蛇に睨まれたカエルのように身動きが取れなくなる。
そんな絶妙なタイミングで、ミアが抱えていたナーゲルが目を覚ました。
「・・・ぅッ・・・、ここは・・・みんなは・・・?」
「おいおい・・・こんなタイミングで目を覚ますかね・・・」
ミアは、シャーフの動向を伺いながら、ゆっくりとナーゲルを下ろす。
まだハッキリとしない意識の中、彼の視界には、睨み合うアーテムとシャーフの姿が映り込む。
「アーテムさんッ・・・、それに・・・シャーフの兄貴・・・」
「ナーゲル・・・良かったぜッ、目を覚ました様だなッ! 早速で悪いんだが、中で眠ってるシャルロットを連れて、ここから逃げるんだ・・・」
アーテムは視線を玉座の間へと向け、ナーゲルに中へ行けと促す。
「それを見す見すと許すとでも・・・?」
シャーフの言い分も当然だ。
まるで簡単なことのように語るアーテムを、強く睨みつけるシャーフ。
それもそのはず。
先程まで、防戦一方でシャーフに大きな痛手すら与えられていないアーテムが、シャルロットを救出してる間、ミア達を庇いながら戦うことなど出来るかどうか。
「ナーゲル、動けるか・・・?」
「えッ・・・えぇ・・・、何とか・・・」
ミアもツクヨも同じことを考えていた。
ここにいるミア、ツクヨ、ナーゲル、そしてアーテムの四人で戦えば、何とかなるのではないかと。
ダメージは負っているものの、ツクヨの戦闘能力とナーゲルのスピードをミアは確認している。
そして、今まで一人でシャーフを抑えていたアーテムが加われば、有利にことを運べるのではないか。
だが、それを拒否したのはアーテムだった。
「いいか、コイツの相手をするのは俺だ・・・。 お前達はシャルロットを救出することだけを考えろ」
「だがアーテムッ・・・!」
考えを口にしようとするミアの肩を掴み、ツクヨは静かに首を横に振る。
「ミア・・・、彼があぁ言っているんだ・・・。 彼に任せて、私達はシャルロットを安全なところまで連れて行こう・・・」
この時のミアには、それがどういう事なのか理解出来なかった。
全員が助かるかも知れない方法があるならば、その方法を取るのが正しい理屈だろう。
ミアの考えは正しく、決して間違ってなどいない。
だがこれは、アーテムとシャーフの二人にしか分からない、謂わば“漢の意地”のようなもので、理屈や道理ではなかったのだ。
「ナーゲル・・・いいな? シャルロットを・・・頼むぞ」
アーテムと付き合いの長いナーゲルには、アーテムが何をしようとしているのかが、手に取るように分かった。
「了解っス・・・」
アーテムの意を汲み、ナーゲルは彼の指示を受け入れると、今度はミアの方を向いて、シャルロット救出の指示を出す。
「ミアさん、シャーフの兄貴はアーテムさんが必ず抑えてくれるっス・・・。 その隙に俺がシャルロットさんを連れてくるっス。 二人は逃げる準備をしてて下さい」
「何もせず見てろとッ・・・!?」
「信じて欲しいっス、ミアさん・・・。 必ず上手くいく・・・アーテムさんの目はそう言ってたっス」
ナーゲルの説得に、彼の目を暫く見つめるとミアは従った。
「算段は済んだか・・・? 」
「待っててくれるとはな・・・。 冷酷無慈悲のシャーフらしからぬ行為だな」
「これは余裕というものさ、アーテム。 奴らをシャルロットに近づけさせず、お前と戦うことなど造作もない・・・」
軽く言葉を交わした二人は剣を構え硬直する。
そして、アーテムが意を決し踏み込むと、シャーフに向かって距離を詰めて行った。
「騎士・・・? 空っぽの聖騎士達なら倒してきたよ。 それよりも・・・貴方があんなものを・・・?」
シャーフを知っている様子のツクヨが、彼と言葉をかわそうと試みるが、どうやらツクヨの質問に答える気は無いと言わんばかりの態度を取る。
「倒した・・・? 仮にもそれなりの力を持っていた筈だが・・・。 そうか、おまえは確かシャルロットに拾われた・・・」
「質問に答えて頂きたいッ! あれは一体何なんですかッ!? 一体何が起きているんですかッ!?」
「ふむ・・・どうしたものか。 シュトラール様も彼は“外”に出さないようにとシャルロットに言っていたようだしな・・・。 俺が判断して良い問題ではないのかもしれん・・・」
難しい表情で、ツクヨの処遇について考え出すシャーフ。
そんな折、廊下の壁まで吹き飛ばされてきたアーテムが動き出した。
「くそったれがッ・・・! 何ちゅう馬鹿力だ・・・」
激しい衝撃を受け、刀をついて何とか立ち上がるアーテムが、ミア達一行の存在に気がつく。
「あんたは確か・・・シンの連れの・・・」
「ミアだ。 それよりアーテム、これは一体・・・」
「あぁ、コレか? ・・・内輪揉めだ、気にするな・・・。 それより頼みが・・・」
言いかけたところで、アーテムはミアの抱えている人物に目をやると、こちらへ向かって来ようとしたが、突如飛んできた斬撃の衝撃波に拒まれる。
斬撃はアーテムとミア達の間に線を引くように、床と壁に切れ込みを入れる。
「お前達の処遇については後で決める。 ・・・大人しくしていて貰おうか」
「アタシらがここで大人しく待ってるとでも・・・?」
「動けぬ程度に痛めつけてやっても、構わんのだぞ・・・?」
リーベと戦ったミアなら、シャーフと対面しただけである程度力量がわかる。
だが、わかったからこそミアの額からは、冷や汗が流れた。
聖都でリーベに、初めて矢を向けられた時のプレッシャーとは、また違ったタイプのプレッシャー。
それは冷たく鋭い、慈悲など微塵も感じさせない冷酷なソレは、睨まれたミアはおろか、側に立っているツクヨまで、蛇に睨まれたカエルのように身動きが取れなくなる。
そんな絶妙なタイミングで、ミアが抱えていたナーゲルが目を覚ました。
「・・・ぅッ・・・、ここは・・・みんなは・・・?」
「おいおい・・・こんなタイミングで目を覚ますかね・・・」
ミアは、シャーフの動向を伺いながら、ゆっくりとナーゲルを下ろす。
まだハッキリとしない意識の中、彼の視界には、睨み合うアーテムとシャーフの姿が映り込む。
「アーテムさんッ・・・、それに・・・シャーフの兄貴・・・」
「ナーゲル・・・良かったぜッ、目を覚ました様だなッ! 早速で悪いんだが、中で眠ってるシャルロットを連れて、ここから逃げるんだ・・・」
アーテムは視線を玉座の間へと向け、ナーゲルに中へ行けと促す。
「それを見す見すと許すとでも・・・?」
シャーフの言い分も当然だ。
まるで簡単なことのように語るアーテムを、強く睨みつけるシャーフ。
それもそのはず。
先程まで、防戦一方でシャーフに大きな痛手すら与えられていないアーテムが、シャルロットを救出してる間、ミア達を庇いながら戦うことなど出来るかどうか。
「ナーゲル、動けるか・・・?」
「えッ・・・えぇ・・・、何とか・・・」
ミアもツクヨも同じことを考えていた。
ここにいるミア、ツクヨ、ナーゲル、そしてアーテムの四人で戦えば、何とかなるのではないかと。
ダメージは負っているものの、ツクヨの戦闘能力とナーゲルのスピードをミアは確認している。
そして、今まで一人でシャーフを抑えていたアーテムが加われば、有利にことを運べるのではないか。
だが、それを拒否したのはアーテムだった。
「いいか、コイツの相手をするのは俺だ・・・。 お前達はシャルロットを救出することだけを考えろ」
「だがアーテムッ・・・!」
考えを口にしようとするミアの肩を掴み、ツクヨは静かに首を横に振る。
「ミア・・・、彼があぁ言っているんだ・・・。 彼に任せて、私達はシャルロットを安全なところまで連れて行こう・・・」
この時のミアには、それがどういう事なのか理解出来なかった。
全員が助かるかも知れない方法があるならば、その方法を取るのが正しい理屈だろう。
ミアの考えは正しく、決して間違ってなどいない。
だがこれは、アーテムとシャーフの二人にしか分からない、謂わば“漢の意地”のようなもので、理屈や道理ではなかったのだ。
「ナーゲル・・・いいな? シャルロットを・・・頼むぞ」
アーテムと付き合いの長いナーゲルには、アーテムが何をしようとしているのかが、手に取るように分かった。
「了解っス・・・」
アーテムの意を汲み、ナーゲルは彼の指示を受け入れると、今度はミアの方を向いて、シャルロット救出の指示を出す。
「ミアさん、シャーフの兄貴はアーテムさんが必ず抑えてくれるっス・・・。 その隙に俺がシャルロットさんを連れてくるっス。 二人は逃げる準備をしてて下さい」
「何もせず見てろとッ・・・!?」
「信じて欲しいっス、ミアさん・・・。 必ず上手くいく・・・アーテムさんの目はそう言ってたっス」
ナーゲルの説得に、彼の目を暫く見つめるとミアは従った。
「算段は済んだか・・・? 」
「待っててくれるとはな・・・。 冷酷無慈悲のシャーフらしからぬ行為だな」
「これは余裕というものさ、アーテム。 奴らをシャルロットに近づけさせず、お前と戦うことなど造作もない・・・」
軽く言葉を交わした二人は剣を構え硬直する。
そして、アーテムが意を決し踏み込むと、シャーフに向かって距離を詰めて行った。
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