71 / 1,646
隠者の影
しおりを挟む
二人の前に現れた聖騎士は、やはり何処か動きがぎこちなく、精錬された騎士による動きとは考えづらい。
「お待ちくださいッ! 我々は戦いに来たのでは・・・」
聖騎士に話しかけるツクヨだったが、やはりというべきか返答は得られなかった。
それどころか聖騎士は声のする方へ、ツクヨの方へと兜を向けながら攻撃を仕掛けてくる。
「くっ・・・! すまないッ、ミア! この子を頼むッ! 君はまだ傷が癒えていないだろ?」
「あぁ、すまない・・・そうして貰えると助かるよ。 可能な限りの援護はしよう」
「それはッ・・・、心強いねッ!」
聖騎士の振り回す剣は、騎士達の使う鍛え上げられた剣技とは比べ物にならなかったが、ツクヨは自分の剣でそれを受けると、初めて攻撃の重さに気がついた。
「妙だね・・・。 技自体は大したことないが、攻撃の重みが人のソレではない・・・」
ツクヨは素早い動きで、聖騎士の繰り出す斬撃を避けながら懐に潜り込む。
「・・・御免ッ!」
そして手にした剣で、鋭い突きを聖騎士の首、兜と胴体の鎧の隙間に差し込み、兜を少し持ち上げながら、中身を確認する。
「これはッ・・・!? 」
聖騎士が、剣を持つ手とは反対の腕でツクヨを振り払う。
上体を反らして避けると、そのままバク転をしていき距離を取る。
彼が見た鎧の中身は、二人の話していた通り人が入っておらず、何かの力によって動かされているだけだった。
「ミアッ! やはり・・・鎧の中身は空だ・・・。 どうすれば止まる?」
「理想は術者を叩く・・・だが。 ここにあった鎧と同じように、バラバラにすれば動かなくなるのかもしれないッ!」
「了解ッ・・・!」
彼は簡単にミアの提案を承諾したが、そんなに簡単なことだろうかとミアは思った。
しかし、そんな不安もすぐに晴れ、ツクヨの身体能力に驚かされることになる。
再度、聖騎士に向かっていくツクヨは攻撃を受け止めるのをやめ、全て避けることに専念する。
「手練れの騎士が相手であれば、ここまで避けきることはできなかっただろうね・・・」
聖騎士の側まで来ると、再び突きで首を狙い剣を刺し込む、そしてテコの原理を使い兜をおおきく上空へと跳ね飛ばした。
首を飛ばされても御構い無しに、正確にツクヨのいる位置目掛けて剣を振るってくる。
「見ている訳じゃなさそうだね・・・」
冷静な判断をしながら、今度は横薙ぎの攻撃を身を屈めて避けながら脇に剣を刺し、握りの部分へ掌底を打ち込むと、聖騎士の肩から先の部位が勢いよく弾け飛んだ。
ツクヨは距離を空けて、相手の様子と飛んでいった腕部分の鎧を観察する。
「・・・流石にアレが動くってことは・・・ないか」
剣を握った鎧の腕は、床に転がったまま動く気配はない。
それでも本体の聖騎士の方は、頭と片腕を失った状態のままツクヨへと歩み寄ってくる。
「コアとなる部分は別の箇所にあるようだね・・・」
ツクヨもゆっくりと聖騎士へ歩み寄ると、徐々に加速し始める。
走って向かってくるツクヨを、剣を失った聖騎士はタイミングを見計らい、もう片方の腕で振り払う。
前転で避け、そのまま聖騎士の足元まで来るツクヨだったが、既に聖騎士の片足が上がっており、力任せの蹴り技が彼を襲う。
「うっ・・・!」
しゃがんだまま、横へ転がり何とかこれを避けると、もう片方の脇にも剣を突き刺し、身軽な動きで鎧を駆け上り、レバーを引くように剣を聖騎士の背中方面へと倒す。
「ぅうッ・・・ ぉぉぉおおおおッ!!」
そして、金属が弾ける甲高い音と共に、残る腕も吹き飛んでいった。
聖騎士の背中から飛び退くとツクヨ。
頭を失い、両腕を肩から弾き飛ばしても、それでも聖騎士の鎧は前へと進んできていた。
「・・・もう終わりだよ。 次で決着がつく」
これが最後の一撃と言わんばかりに、鎧へ向かって走っていくツクヨは、鎧の最後の蹴り技を避けながら、股の付け根あたりから剣を差し込み、関節部分の金具に剣をねじ入れて固定して、手を離す。
戻せない足を、フラフラさせながらバランスを取る鎧の後ろに立つと、背中を向き合わせたままツクヨは、全身の回転力と、腰や足のしなりを使った回し蹴りで、固定された剣の握りを蹴ると、鎧の全身を支えていた足が付け根から外れ、飛んでいく。
遂に胴体と腰当て、そして片足となった聖騎士は床に倒れ、それでも尚戦おうともがいている。
そんな鎧にゆっくりと歩み寄るツクヨ。
「・・・、呆れた闘争心だ・・・。 まだ戦おうというのか?」
鎧の側で立ち尽くすツクヨへ、ミアが声をかける。
「ツクヨ・・・、その鎧を調べてみよう。 どの部位が全身を動かしていたコアの部分か、分かるかも知れない・・・」
「そうだね・・・、残すは三箇所だ。 ・・・それに・・・コイツが一体だけとは考えづらいしね・・・。 コアが分かれば対策にもなる」
倒れる鎧に近づき、頭の方から中を覗くツクヨ。
しかし、これといって何かがあるようにも見えなかった。
「どうだ・・・? 何か分かるか?」
「・・・それが・・・、特に変わった様子が無いんだ・・・」
「何だって?」
それはおかしいとミアは思った。
魔力の類で動かしていたのなら、それを伝える動力が必ず何処かに必要となるからだ。
傀儡師であれば、糸やワイヤーといったものが、他の術師クラスであれば印や札、或いは専用の設備が何処かにあったりするもの。
「ちゃんと探したのか? もっとよく見てみるんだ」
ナーゲルを床に寝かせ、ミアも鎧の方へと向かって歩いていく。
「そう言われてもだね・・・。 第一、私は西洋の鎧の内部なんて見たことないんだけど・・・?」
文句を垂れながらも、隅々まで鎧の内部を見るツクヨの前に突然、閃光のような光が放たれる。
「何だッ!?」
「離れろッ! ツクヨッ! 鎧が激しく震えだしたぞ!」
ガタガタと物音を立て震えだす鎧に危険を感じると、二人は近ず離れずの距離で様子を伺う。
すると、鎧の内部で何かが燃えているような揺らめきが見えた。
「ッ!? アレはッ・・・!」
急ぎ鎧へ駆け寄ったミアが、鎧の内部を確認してみると、何か紙のようなものが燃え尽きる寸前だった。
「紙だッ・・・、 紙が燃えたぞッ! ツクヨ、内部に紙のようなものは無かったか!?」
「わっ分からない・・・。 ただ、ハッキリ紙だと言えるようなものは見当たらなかった・・・」
つまり、魔力の供給が途絶え切った時に、証拠が残らないよう消える仕組みだったのだ。
「魔力の供給が途絶えると同時に、視認出来るようになるものなのかも知れないな・・・。 でも、これでこの鎧が術系統のクラスによって動かされていたことが分かった」
「目に見えないんじゃ、他の鎧が出てきた時に対処できないな・・・」
「それは大丈夫だろ。 私らよりも先にコイツらと戦った奴が答えを出してくれてる」
二人は、最初に見たバラバラの鎧の方を見る。
「つまり、動けなくなるように解体しろってこと・・・かな?」
「そうなる・・・」
「・・・簡単に言ってくれるねぇ、ミア・・・」
頭に手を当て、首を横に振るツクヨの口からは、大きなため息が溢れる。
「アンタなら出来ると思ったから言ったんだけど?」
口角の上がった悪そうな表情でミアはツクヨに言った。
「お待ちくださいッ! 我々は戦いに来たのでは・・・」
聖騎士に話しかけるツクヨだったが、やはりというべきか返答は得られなかった。
それどころか聖騎士は声のする方へ、ツクヨの方へと兜を向けながら攻撃を仕掛けてくる。
「くっ・・・! すまないッ、ミア! この子を頼むッ! 君はまだ傷が癒えていないだろ?」
「あぁ、すまない・・・そうして貰えると助かるよ。 可能な限りの援護はしよう」
「それはッ・・・、心強いねッ!」
聖騎士の振り回す剣は、騎士達の使う鍛え上げられた剣技とは比べ物にならなかったが、ツクヨは自分の剣でそれを受けると、初めて攻撃の重さに気がついた。
「妙だね・・・。 技自体は大したことないが、攻撃の重みが人のソレではない・・・」
ツクヨは素早い動きで、聖騎士の繰り出す斬撃を避けながら懐に潜り込む。
「・・・御免ッ!」
そして手にした剣で、鋭い突きを聖騎士の首、兜と胴体の鎧の隙間に差し込み、兜を少し持ち上げながら、中身を確認する。
「これはッ・・・!? 」
聖騎士が、剣を持つ手とは反対の腕でツクヨを振り払う。
上体を反らして避けると、そのままバク転をしていき距離を取る。
彼が見た鎧の中身は、二人の話していた通り人が入っておらず、何かの力によって動かされているだけだった。
「ミアッ! やはり・・・鎧の中身は空だ・・・。 どうすれば止まる?」
「理想は術者を叩く・・・だが。 ここにあった鎧と同じように、バラバラにすれば動かなくなるのかもしれないッ!」
「了解ッ・・・!」
彼は簡単にミアの提案を承諾したが、そんなに簡単なことだろうかとミアは思った。
しかし、そんな不安もすぐに晴れ、ツクヨの身体能力に驚かされることになる。
再度、聖騎士に向かっていくツクヨは攻撃を受け止めるのをやめ、全て避けることに専念する。
「手練れの騎士が相手であれば、ここまで避けきることはできなかっただろうね・・・」
聖騎士の側まで来ると、再び突きで首を狙い剣を刺し込む、そしてテコの原理を使い兜をおおきく上空へと跳ね飛ばした。
首を飛ばされても御構い無しに、正確にツクヨのいる位置目掛けて剣を振るってくる。
「見ている訳じゃなさそうだね・・・」
冷静な判断をしながら、今度は横薙ぎの攻撃を身を屈めて避けながら脇に剣を刺し、握りの部分へ掌底を打ち込むと、聖騎士の肩から先の部位が勢いよく弾け飛んだ。
ツクヨは距離を空けて、相手の様子と飛んでいった腕部分の鎧を観察する。
「・・・流石にアレが動くってことは・・・ないか」
剣を握った鎧の腕は、床に転がったまま動く気配はない。
それでも本体の聖騎士の方は、頭と片腕を失った状態のままツクヨへと歩み寄ってくる。
「コアとなる部分は別の箇所にあるようだね・・・」
ツクヨもゆっくりと聖騎士へ歩み寄ると、徐々に加速し始める。
走って向かってくるツクヨを、剣を失った聖騎士はタイミングを見計らい、もう片方の腕で振り払う。
前転で避け、そのまま聖騎士の足元まで来るツクヨだったが、既に聖騎士の片足が上がっており、力任せの蹴り技が彼を襲う。
「うっ・・・!」
しゃがんだまま、横へ転がり何とかこれを避けると、もう片方の脇にも剣を突き刺し、身軽な動きで鎧を駆け上り、レバーを引くように剣を聖騎士の背中方面へと倒す。
「ぅうッ・・・ ぉぉぉおおおおッ!!」
そして、金属が弾ける甲高い音と共に、残る腕も吹き飛んでいった。
聖騎士の背中から飛び退くとツクヨ。
頭を失い、両腕を肩から弾き飛ばしても、それでも聖騎士の鎧は前へと進んできていた。
「・・・もう終わりだよ。 次で決着がつく」
これが最後の一撃と言わんばかりに、鎧へ向かって走っていくツクヨは、鎧の最後の蹴り技を避けながら、股の付け根あたりから剣を差し込み、関節部分の金具に剣をねじ入れて固定して、手を離す。
戻せない足を、フラフラさせながらバランスを取る鎧の後ろに立つと、背中を向き合わせたままツクヨは、全身の回転力と、腰や足のしなりを使った回し蹴りで、固定された剣の握りを蹴ると、鎧の全身を支えていた足が付け根から外れ、飛んでいく。
遂に胴体と腰当て、そして片足となった聖騎士は床に倒れ、それでも尚戦おうともがいている。
そんな鎧にゆっくりと歩み寄るツクヨ。
「・・・、呆れた闘争心だ・・・。 まだ戦おうというのか?」
鎧の側で立ち尽くすツクヨへ、ミアが声をかける。
「ツクヨ・・・、その鎧を調べてみよう。 どの部位が全身を動かしていたコアの部分か、分かるかも知れない・・・」
「そうだね・・・、残すは三箇所だ。 ・・・それに・・・コイツが一体だけとは考えづらいしね・・・。 コアが分かれば対策にもなる」
倒れる鎧に近づき、頭の方から中を覗くツクヨ。
しかし、これといって何かがあるようにも見えなかった。
「どうだ・・・? 何か分かるか?」
「・・・それが・・・、特に変わった様子が無いんだ・・・」
「何だって?」
それはおかしいとミアは思った。
魔力の類で動かしていたのなら、それを伝える動力が必ず何処かに必要となるからだ。
傀儡師であれば、糸やワイヤーといったものが、他の術師クラスであれば印や札、或いは専用の設備が何処かにあったりするもの。
「ちゃんと探したのか? もっとよく見てみるんだ」
ナーゲルを床に寝かせ、ミアも鎧の方へと向かって歩いていく。
「そう言われてもだね・・・。 第一、私は西洋の鎧の内部なんて見たことないんだけど・・・?」
文句を垂れながらも、隅々まで鎧の内部を見るツクヨの前に突然、閃光のような光が放たれる。
「何だッ!?」
「離れろッ! ツクヨッ! 鎧が激しく震えだしたぞ!」
ガタガタと物音を立て震えだす鎧に危険を感じると、二人は近ず離れずの距離で様子を伺う。
すると、鎧の内部で何かが燃えているような揺らめきが見えた。
「ッ!? アレはッ・・・!」
急ぎ鎧へ駆け寄ったミアが、鎧の内部を確認してみると、何か紙のようなものが燃え尽きる寸前だった。
「紙だッ・・・、 紙が燃えたぞッ! ツクヨ、内部に紙のようなものは無かったか!?」
「わっ分からない・・・。 ただ、ハッキリ紙だと言えるようなものは見当たらなかった・・・」
つまり、魔力の供給が途絶え切った時に、証拠が残らないよう消える仕組みだったのだ。
「魔力の供給が途絶えると同時に、視認出来るようになるものなのかも知れないな・・・。 でも、これでこの鎧が術系統のクラスによって動かされていたことが分かった」
「目に見えないんじゃ、他の鎧が出てきた時に対処できないな・・・」
「それは大丈夫だろ。 私らよりも先にコイツらと戦った奴が答えを出してくれてる」
二人は、最初に見たバラバラの鎧の方を見る。
「つまり、動けなくなるように解体しろってこと・・・かな?」
「そうなる・・・」
「・・・簡単に言ってくれるねぇ、ミア・・・」
頭に手を当て、首を横に振るツクヨの口からは、大きなため息が溢れる。
「アンタなら出来ると思ったから言ったんだけど?」
口角の上がった悪そうな表情でミアはツクヨに言った。
0
お気に入りに追加
310
あなたにおすすめの小説

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

異世界に飛ばされたら守護霊として八百万の神々も何故か付いてきた。
いけお
ファンタジー
仕事からの帰宅途中に突如足元に出来た穴に落ちて目が覚めるとそこは異世界でした。
元の世界に戻れないと言うので諦めて細々と身の丈に合った生活をして過ごそうと思っていたのに心配性な方々が守護霊として付いてきた所為で静かな暮らしになりそうもありません。
登場してくる神の性格などでツッコミや苦情等出るかと思いますが、こんな神様達が居たっていいじゃないかと大目に見てください。
追記 小説家になろう ツギクル でも投稿しております。

転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!

神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜
FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio
通称、【GKM】
これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。
世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。
その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。
この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。
その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…

異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。

前代未聞のダンジョンメーカー
黛 ちまた
ファンタジー
七歳になったアシュリーが神から授けられたスキルは"テイマー"、"魔法"、"料理"、"ダンジョンメーカー"。
けれどどれも魔力が少ない為、イマイチ。
というか、"ダンジョンメーカー"って何ですか?え?亜空間を作り出せる能力?でも弱くて使えない?
そんなアシュリーがかろうじて使える料理で自立しようとする、のんびりお料理話です。
小説家になろうでも掲載しております。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる