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卜伝と二天一流
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朝孝は、見張りや護衛の仕事をさせてくれないかと、町の人々に頼んで回った。
彼には剣術の他にできることがなかった。
しかし、町自体はそれほど治安の悪いところでもなく、護衛といってもたまに訪れる商人などしか頼む者もいない。
そんな彼を見兼ねた町の役人が、林道の奥にある祠にモンスターが住み着くようになって困っていると、仕事の依頼を持ってきた。
そこで暫く見張り、モンスターを倒してくれたら報酬を出すと彼に持ちかけ、彼もまたそれを断る理由はなかった。
早速彼は林道の祠へと、駆け足で向かって行った。
「可哀想だが、ちょうど良かった・・・」
町の役人は嘘をついた。
祠はモンスターの住処ではなく、町を襲いにくる野盗達の溜まり場になっている。
そこへ少年の朝孝を送り、彼らの気を逸らそうとしていたのだ。
だが、事は役人が思っていた通りにはならず、野盗はそれ以来姿を見せることはなくなり、また、少年も帰ってこなかった。
様子を見に行った役人が、祠で目にしたのは、野盗達が四肢をバラバラに切り刻まれ、辺り一面血の海になった祠に、モンスターの肉を手にし座り込む朝孝の姿だった。
それからというもの、役人は何も知らぬ朝孝を使い、様々な領主に取り入り、地位や名誉を欲しいがままにしていた。
ある日、そんな役人の元で人斬りの用心棒として名を轟かせる朝孝の元に、一人の剣客が訪ねてくると、彼を引き取りたいと申し出てくる。
当然、役人はその申し出を受けるはずもなく、その愚かな行いを見せしめにしようと朝孝に、その剣客の首を跳ねるよう命令する。
何を言うまでもなく剣客に斬りかかる朝孝だったが、いくら刀を振ろうと剣客には掠りもしない。そこで朝孝は、実力を認めた者にしか使わない剣術を披露した。
剣客は彼の剣術に驚いた。
「二刀流・・・?」
脇に刺した小太刀を抜き、流れるような連撃で剣客を追い詰め、遂に刀を抜かせた。
「これは驚いた・・・、まさかこんな少年に刀を抜かされるとは」
剣客は楽しそうに笑っていた。
朝孝にはそれが分からず、ただ苛立ちを剣客に向け振り抜く。
結果は既に見えていた。
峰打ちにより倒された朝孝を剣客は担ぎ上げ、彼を彼の置かれている環境から連れ出した。
目を覚ました朝孝は、剣客を警戒する。
そこで剣客が気になったのが、朝孝は辿々しい言葉しか話さなかったことだ。
「誰だ? お前。 俺を・・・どうする?」
「君は彼らに利用されていたんだよ。 彼処にいたんじゃ、君は腐っていく一方だ。子供にこんなことをさせるなんて・・・。 君、名前は?」
朝孝には彼が言っていることが理解できなかった。
誰に言葉を習うこともなく、彼はただ戦うことしかしてこなかった。
それしか生きる術を知らなかったし、それ以外必要なかった。
「名前・・・、名前ってなんだ? アイツ・・・小僧・・・、わからない。みんなが指を指す。 俺はそれを斬る、それだけだ」
剣客は彼の育ってきた境遇に、心を痛めた。
そして剣客は朝孝に近づくと、彼に名前をあげた。
「私が養子になってから呼ばれることの無くなった名前だけど・・・、それでも良かったらこの名前を君にあげるよ。朝孝・・・卜部朝孝だ、どうだい?」
そこで初めて朝孝は名前を得た。
「朝孝・・・、朝孝ッ! あぁ、気に入った!」
朝孝は子供らしく喜んだ。
「アンタは? アンタの名前。 俺、何て呼ぶ?」
剣客は笑顔で朝孝に答えた。
「私は、塚原(つかはら) 卜伝(ぼくでん)という。宜しくね、朝孝」
それから朝孝は、卜伝と共に日本を旅して周り、いろんな人との出会いが朝孝を正しく育てて行った。
卜伝はどうやら、剣客の間では知らぬ者はいない程の有名な人だったようで、彼に決闘を挑んでくる者が後を絶たなかった。
そんなある日、旅の宿で朝孝と食事をしていると、どこで耳にしたのか卜伝を訪ねて来た剣客が、宿の中で食事中の卜伝に突然斬りかかったのだ。
卜伝がこれを囲炉裏の鍋の蓋で受け止めると、その剣客は朝孝と初めて出会った卜伝のように笑った。
「鍋の蓋で俺の剣を受けるたぁ・・・、おもしれぇ奴だ!」
剣客は刀をしまい、卜伝に尋ねる。
「アンタがあの剣聖、塚原卜伝で間違いないな?」
「はて・・・? なんのことかな? それにこんな所で抜刀するなんて・・・、君も変わった奴だな」
卜伝は宿の者にお金を渡すと、邪魔をしたと直ぐに席を立つ。
そしてついて来いと、剣客を表へ連れ出した。朝孝もこれについて行く。
「剣聖、塚原卜伝。 アンタに決闘を申し込む!」
卜伝は戦いを好む人ではなかった。
必要最低限の時しか、彼は刀を抜くことはなく、今回もまた適当に遇らうのだろうと朝孝は思っていた。
しかし、卜伝は剣客の申し出を受けるように刀を抜く。
「・・・先生?」
卜伝の異常に朝孝は戸惑い、それとなく卜伝にどうしたのか聞いた。
「この男・・・、逃してくれそうにないね・・・」
今まで卜伝の口からそんな言葉を聞いたことがなかった朝孝は、異様な空気に足がすくんだ。そして卜伝は、下がっていなさいと、手で朝孝を後ろへと追いやる。
決闘を受けると見るや否や、剣客は何と先ほどの刀を横へ投げ捨てた。
そして剣客が取り出したのは、何と木刀であった。
「木刀・・・かい? それなら私も鞘で・・・」
刀をしまい鞘を構えようとする卜伝に剣客は忠告する。
「勘違いすんなよ。 俺は決闘って言ったんだ。 ・・・俺の木刀は、下手な剣客が振るう刀よりも良く斬れるぞ」
剣客の声色が変わる。
獲物を前にした猛獣のように鋭い眼光をして木刀を構えると、凄まじい踏み込みと共に卜伝に接近する。
間合いに卜伝を捉えると、突進の威力と腰の捻りから放たれる抜刀術が卜伝を狙う。
その威力を察した卜伝が、急ぎ真剣を抜き、剣客が放つ木刀を受け止めようとする。
そこで初めて気がついた。
木刀は、左右から卜伝を狙っている。
これは・・・。
「二刀流・・・ッ!!」
それは朝孝と初めて剣を交えた時と同じ。
しかし、朝孝の放った二刀流よりも速さも力も比べ物にならない。
何故卜伝が、攻撃が二刀によって放たれているのに気がつかなかったのか。
それは剣客が蹲るほど身体を曲げていたからだった。
「くッ・・・!」
瞬時に身を後退させ、これを受け止める卜伝。
高音と共に、刀が宙を舞う。
卜伝の刀は、鋭利なもので一瞬にして切断されたように、綺麗に折られ、その剣先がくるくると回り、地面に突き刺さる。
「二天一流・・・、これが俺の剣術だッ!」
剣客の顔は、してやったりというような表情をしていた。
そして何よりも驚いたのは、朝孝の剣術は、この剣客の剣術と瓜二つだったということだった。
彼には剣術の他にできることがなかった。
しかし、町自体はそれほど治安の悪いところでもなく、護衛といってもたまに訪れる商人などしか頼む者もいない。
そんな彼を見兼ねた町の役人が、林道の奥にある祠にモンスターが住み着くようになって困っていると、仕事の依頼を持ってきた。
そこで暫く見張り、モンスターを倒してくれたら報酬を出すと彼に持ちかけ、彼もまたそれを断る理由はなかった。
早速彼は林道の祠へと、駆け足で向かって行った。
「可哀想だが、ちょうど良かった・・・」
町の役人は嘘をついた。
祠はモンスターの住処ではなく、町を襲いにくる野盗達の溜まり場になっている。
そこへ少年の朝孝を送り、彼らの気を逸らそうとしていたのだ。
だが、事は役人が思っていた通りにはならず、野盗はそれ以来姿を見せることはなくなり、また、少年も帰ってこなかった。
様子を見に行った役人が、祠で目にしたのは、野盗達が四肢をバラバラに切り刻まれ、辺り一面血の海になった祠に、モンスターの肉を手にし座り込む朝孝の姿だった。
それからというもの、役人は何も知らぬ朝孝を使い、様々な領主に取り入り、地位や名誉を欲しいがままにしていた。
ある日、そんな役人の元で人斬りの用心棒として名を轟かせる朝孝の元に、一人の剣客が訪ねてくると、彼を引き取りたいと申し出てくる。
当然、役人はその申し出を受けるはずもなく、その愚かな行いを見せしめにしようと朝孝に、その剣客の首を跳ねるよう命令する。
何を言うまでもなく剣客に斬りかかる朝孝だったが、いくら刀を振ろうと剣客には掠りもしない。そこで朝孝は、実力を認めた者にしか使わない剣術を披露した。
剣客は彼の剣術に驚いた。
「二刀流・・・?」
脇に刺した小太刀を抜き、流れるような連撃で剣客を追い詰め、遂に刀を抜かせた。
「これは驚いた・・・、まさかこんな少年に刀を抜かされるとは」
剣客は楽しそうに笑っていた。
朝孝にはそれが分からず、ただ苛立ちを剣客に向け振り抜く。
結果は既に見えていた。
峰打ちにより倒された朝孝を剣客は担ぎ上げ、彼を彼の置かれている環境から連れ出した。
目を覚ました朝孝は、剣客を警戒する。
そこで剣客が気になったのが、朝孝は辿々しい言葉しか話さなかったことだ。
「誰だ? お前。 俺を・・・どうする?」
「君は彼らに利用されていたんだよ。 彼処にいたんじゃ、君は腐っていく一方だ。子供にこんなことをさせるなんて・・・。 君、名前は?」
朝孝には彼が言っていることが理解できなかった。
誰に言葉を習うこともなく、彼はただ戦うことしかしてこなかった。
それしか生きる術を知らなかったし、それ以外必要なかった。
「名前・・・、名前ってなんだ? アイツ・・・小僧・・・、わからない。みんなが指を指す。 俺はそれを斬る、それだけだ」
剣客は彼の育ってきた境遇に、心を痛めた。
そして剣客は朝孝に近づくと、彼に名前をあげた。
「私が養子になってから呼ばれることの無くなった名前だけど・・・、それでも良かったらこの名前を君にあげるよ。朝孝・・・卜部朝孝だ、どうだい?」
そこで初めて朝孝は名前を得た。
「朝孝・・・、朝孝ッ! あぁ、気に入った!」
朝孝は子供らしく喜んだ。
「アンタは? アンタの名前。 俺、何て呼ぶ?」
剣客は笑顔で朝孝に答えた。
「私は、塚原(つかはら) 卜伝(ぼくでん)という。宜しくね、朝孝」
それから朝孝は、卜伝と共に日本を旅して周り、いろんな人との出会いが朝孝を正しく育てて行った。
卜伝はどうやら、剣客の間では知らぬ者はいない程の有名な人だったようで、彼に決闘を挑んでくる者が後を絶たなかった。
そんなある日、旅の宿で朝孝と食事をしていると、どこで耳にしたのか卜伝を訪ねて来た剣客が、宿の中で食事中の卜伝に突然斬りかかったのだ。
卜伝がこれを囲炉裏の鍋の蓋で受け止めると、その剣客は朝孝と初めて出会った卜伝のように笑った。
「鍋の蓋で俺の剣を受けるたぁ・・・、おもしれぇ奴だ!」
剣客は刀をしまい、卜伝に尋ねる。
「アンタがあの剣聖、塚原卜伝で間違いないな?」
「はて・・・? なんのことかな? それにこんな所で抜刀するなんて・・・、君も変わった奴だな」
卜伝は宿の者にお金を渡すと、邪魔をしたと直ぐに席を立つ。
そしてついて来いと、剣客を表へ連れ出した。朝孝もこれについて行く。
「剣聖、塚原卜伝。 アンタに決闘を申し込む!」
卜伝は戦いを好む人ではなかった。
必要最低限の時しか、彼は刀を抜くことはなく、今回もまた適当に遇らうのだろうと朝孝は思っていた。
しかし、卜伝は剣客の申し出を受けるように刀を抜く。
「・・・先生?」
卜伝の異常に朝孝は戸惑い、それとなく卜伝にどうしたのか聞いた。
「この男・・・、逃してくれそうにないね・・・」
今まで卜伝の口からそんな言葉を聞いたことがなかった朝孝は、異様な空気に足がすくんだ。そして卜伝は、下がっていなさいと、手で朝孝を後ろへと追いやる。
決闘を受けると見るや否や、剣客は何と先ほどの刀を横へ投げ捨てた。
そして剣客が取り出したのは、何と木刀であった。
「木刀・・・かい? それなら私も鞘で・・・」
刀をしまい鞘を構えようとする卜伝に剣客は忠告する。
「勘違いすんなよ。 俺は決闘って言ったんだ。 ・・・俺の木刀は、下手な剣客が振るう刀よりも良く斬れるぞ」
剣客の声色が変わる。
獲物を前にした猛獣のように鋭い眼光をして木刀を構えると、凄まじい踏み込みと共に卜伝に接近する。
間合いに卜伝を捉えると、突進の威力と腰の捻りから放たれる抜刀術が卜伝を狙う。
その威力を察した卜伝が、急ぎ真剣を抜き、剣客が放つ木刀を受け止めようとする。
そこで初めて気がついた。
木刀は、左右から卜伝を狙っている。
これは・・・。
「二刀流・・・ッ!!」
それは朝孝と初めて剣を交えた時と同じ。
しかし、朝孝の放った二刀流よりも速さも力も比べ物にならない。
何故卜伝が、攻撃が二刀によって放たれているのに気がつかなかったのか。
それは剣客が蹲るほど身体を曲げていたからだった。
「くッ・・・!」
瞬時に身を後退させ、これを受け止める卜伝。
高音と共に、刀が宙を舞う。
卜伝の刀は、鋭利なもので一瞬にして切断されたように、綺麗に折られ、その剣先がくるくると回り、地面に突き刺さる。
「二天一流・・・、これが俺の剣術だッ!」
剣客の顔は、してやったりというような表情をしていた。
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