社会復帰日記

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19.04.24

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 社会復帰施設のグループ活動では、毎回一緒に活動をする人が異なるため、必ず最初に自己紹介をする。こういう施設に通っている人なせいか、大抵が自己紹介が苦手な空気だ。更に言えば、初対面なこともあって、相手の言ったことに大しても上手く反応をしてやることが出来ない人達でもある。勿論、私もそこに含まれている。先日のグループ活動では、同じグループになった人が、自身のことをアニメキャラになぞらえて自己紹介を行ない、とても冷たい空気になった。その空気を、その人は予想していなかったのだろう。重ねて、キャラの説明をし出すので、聞いているこちらも苦しくなってくる。なぜ、そのキャラが私たちで共通理解になっていると思ったのか。その人の中では、その自己紹介で場がパッと明るくなるとでも思っていたのか。私は、自分のことのように恥ずかしくなった。そして、共にこういう施設に通っているにも関わらず、その中でも、このような立場の高低差を感じること、そこに差別的感情が芽生えてしまうことに、このまま一生変われないのかもしれない、と私は思った。

 昨日からの続き。合コンのトラウマにリベンジを果たし、その時にいい雰囲気で話すことが女性から食事の誘いを貰う。余り好みの容姿ではなかったが、誘われたものだから、行くことにする。またしても、据え膳精神。

 そう言えば、時期を書き忘れていた。合コンがあったのは2月の中頃だったはずだ。冬だった。不思議なことに私は秋~冬にかけて恋人が出来て、春~夏にかけて別れるのが常だった。

 彼女から声をかけてくれたのだが、合コン自体が彼女の設定だったこともあり、誘いに応じた上で、店は私が設定した。イタリアンの店にした。もう社会人になっていたので、今までの彼女と行ってきたような、チェーンではない、それなりにちゃんとしたお店にした。

 改めて会ってみても、話は合うけれど顔が好きでじゃないな、と思うばかりで、新しい印象は得られなかった。それでも、美人は3日で~、みたいな諺があるわけで、話は合うので、次回は映画を観に行きましょうと約束を付けて、また適度に連絡を取った。

 そして、3回目のデートの帰り道。一応、こちらから告白した。3回目、というのが私のルールみたいになっていた。それまで会話を続けることが出来たので、多分大丈夫でしょう、みたいな気分だった。向こうがどう考えていたのかはわからないが、取り敢えず了承を貰い、素人童貞の私の3人目の彼女が出来た。

 四季で付き合ったり別れたりすることを上に記載した通り、この子とも長くは続かないのだが、とにかく付き合いは始まった。

 細かい話は明日以降に続ける。
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