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悪者ではない狐
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とある狐の親子が、仲良く人間の街に出かけていました。
それを街の人たちは驚くでもなく、追い払うでもなく、ただ普通にある光景だと捉えています。
そして、狐の親子は、見慣れた帽子屋にたどり着くと、その中に入っていきました。
「おじいさん。こんにちは!」
「おや、坊や。今日はどうしたんだい?」
優しそうな顔をしたおじいさんが、狐の親子を出迎えます。
狐の親子はじっとおじいさんを見つめて言いました。
「ねぇ、おじいさん。あそぼ!」
「うちの子をどうかよろしくお願いします」
おじいさんは目をぱちくりさせると、すぐに笑顔を作って「ああ、もちろんだとも」と言いました。
三人は帽子屋から出て、近くの広場にやってきました。
春の日差しはポカポカで、三人を明るく照らしだしています。
まるでお日様が三人を歓迎しているようです。
「そーれ」
おじいさんがそう言うと、ポケットから小さなボールを取り出し、芝生に転ばしました。
すると、子狐が目をキラキラと輝かせながらボールを追いかけます。
その様子を母狐が微笑ましそうに見ています。
母狐の笑顔を見たおじいさんは、母狐にこう言いました。
「坊やは遊びたい盛りなんだねぇ。こんなに大きくなって……」
おじいさんがそう言うと、母狐はどこか遠くを見るような目付きになりました。
「ええ、おかげさまで。あなたが助けてくれなかったら今頃……」
そこで言葉を切り、母狐は再びボールにじゃれている子狐に目を向けました。
母狐は笑顔を浮かべたまま、あの頃の……おじいさんと出会った時のことを思い出していました。
☆ ☆ ☆
さむいさむい冬の日のことです。
雪が降る道を、狐の親子はお互い身を寄せあって歩いていました。
「お母さん……さむいよ……」
子狐が手足を真っ赤にさせながらそう言いました。
しかし、母狐にはそれを解決することができません。
「我慢しなさい、坊や」
それぐらいしか言ってやれませんでした。
子狐は仕方なく我慢しましたが、もう手足の感覚はありません。
鼻先はつめたく水のようで、子狐の小さい体はつめたい風に耐えられません。
子狐の目には道がぐにゃぐにゃと曲がっているように見えて、まっすぐ歩くことができませんでした。
すると、どこからか傘を持ったおじいさんが現れて、
「おや、どうしたんだい。そんなに手足を真っ赤にして。今、温かいミルクでも出してやろう」
そう手招きしました。
狐の親子は警戒するように顔を見合せながらも、おじいさんについていくことにしました。
理由は、もうこれ以上歩くことができなかったからです。
少し歩くと、ガランとしたひとけのない、さびれた道路に出ました。
さびれた道路の脇には、家が立ち並んでいました。
どれもこれもあまり繁盛している様子はなく、静かな街並みだということがわかります。
「ほら、僕の家はここだから」
おじいさんがそう言うと、立派なお屋敷が見えました。
西洋風の、どちらかというと洋館に近いようなお屋敷です。
「あ、そっちじゃないよ。こっち」
おじいさんは苦笑いしながら、隣を指さしました。
その家は、小さな縦看板に『帽子屋』と手書きで書かれていました。
お屋敷と比べると、ちっぽけでなにやら古臭い感じがします。
けれど、不思議と嫌な感じはしません。
帽子屋の中に入っていくと、帽子はもちろん、手袋や靴下も並んでいました。
「どうぞ、温かいミルクだよ」
おじいさんはそうやってにっこり笑うと、狐の親子に器に入れたホカホカのミルクを差し出しました。
子狐は寒さと空腹で我慢できず、ふーふーと息を吹きかけて、ミルクを飲み始めます。
母狐は不安そうに見ていましたが、幸せそうな表情を浮かべていることに気づき、自分もとおそるおそる口を近づけました。
「おじいさん。おいしかった!」
「ありがとうございました」
子狐は目を輝かせて、母狐は行儀よく頭を下げてお礼を言いました。
おじいさんは満足そうに微笑みます。
そして、お店の奥の方に溶け込むように姿を消しました。
おじいさんのいなくなった店内は、おじいさんがいないことを悲しむような帽子たちの姿がありました。
「ねぇ、お母さん。人間ってこわくないんだね」
「ええ……正直びっくりだわ。私たちの住処を追いやったのも人間なのに……」
子狐が嬉しそうに言うと、母狐は不思議そうに首を傾げました。
実はこの親子は、人間に住処を奪われ、帰る場所を失ってしまったのです。
人間は、狐を悪者だと決めつけているのです。
魚や野菜などを盗んだり人間にいたずらする狐もいるので、人間は狐を退治するものだと思い込んでいるようです。
その思い込みが、このなにも悪さをしていない狐の親子を悪者に仕立てあげたということです。
親子の間に会話がなくなると、ちょうどおじいさんが奥から出てきました。
「どうだい、二人とも。君たちの手袋と靴下を編んだんだよ。お気に召すといいけれど……」
おじいさんが優しく声をかけます。
親子は、しばらくおじいさんを呆然と見つめていました。
しかし、おそるおそる受け取ると、おじいさんの優しさが伝わってくるほど心地よくて優しい手袋の感触に、子狐はとうとう泣き出してしまいました。
「ど、どうしたんだい?」
おじいさんが慌てふためいて尋ねるけれど、子狐は泣くのに精一杯で聞こえていないようです。
なので、代わりに母狐がわけを話し始めました。
「……なるほど。そういうことだったのか」
「ええ。でも……人間にはあなたみたいな優しい人もいるのね……」
おじいさんは目を丸くすると、次第に優しげな笑みを浮かべました。
「人間はね、誤解しやすい生き物なんだ。だから、君たちが悪い狐じゃないってわかれば君たちの住処を奪うことはしないはずだよ」
おじいさんは優しく、狐の親子を包み込むように笑いました。
母狐はそのおじいさんの様子を見て、本当におじいさんの言う通りなのかもしれない……そう思いました。
そして、翌朝になりました。
おじいさんの家で目が覚めた母狐は、さっそく街に出かけました。
昨日とは違い、人間の姿がちらほら見えます。
母狐はビクビクしながらも、人間と同じように街を歩き始めます。
ここの人間たちは狐のことをどう思っているのだろうと、母狐は不安になりました。
けれど、そんな不安はすぐに消えました。
「あれ……おじいさんかしら?」
よく見てみると、少し離れたところにおじいさんと小さな女の子が話しています。
母狐は気になり、物陰に隠れながら耳をピンと立てて話を聞きました。
「君は、狐は好きかい?」
「うん、大好き! でも……お母さんが狐は悪者だから見つけたら追い払いなさいって言ってて……」
「なるほどね。お母さんの気持ちもわかるけど、狐にもいい子はいるってわかればそう言わなくなるはずだよ」
「もしかしておじいさん、狐のこと話してる人?」
女の子がそう聞くと、おじいさんは困ったように笑いました。
「おや、さっきの話聞いてたのかい?」
「うん! お話が終わってから、お母さんがずっとぶつぶつ言ってた」
「うーん……困らせちゃったかな」
おじいさんが申し訳なさそうにすると、女の子は「そんなことないよ」と言いました。
どうやら、おじいさんの熱意に押されて、狐のことを少しだけ信じてみようということになったらしいのです。
母狐はすばやくおじいさんの家に戻って、子狐にこのことを話しました。
「おじいさんってすごいね!」
「ええ、ほんとそうね」
子狐は嬉しそうに笑い、母狐も泣きそうになりながら笑いました。
もっと人間のことを……おじいさんのことを知っていきたいと、母狐は思いました。
☆ ☆ ☆
「おじいさん! ボール取ってきたよ!」
母狐が過去を思い出したあと、キラキラとなにかを期待している子狐の姿があります。
その元気な姿に、母狐とおじいさんは二人で同じように笑いました。
「おー、よしよし。じゃあもう一回やろうか」
そう言ってまた、おじいさんはボールを転がします。
それに耳を立てて、溢れんばかりに目を輝かせてボールを追いかける子狐と、それを微笑ましそうに見ている子狐の姿がありました。
動物が人間の優しさに触れた……そんな瞬間だったのではないでしょうか。
それを街の人たちは驚くでもなく、追い払うでもなく、ただ普通にある光景だと捉えています。
そして、狐の親子は、見慣れた帽子屋にたどり着くと、その中に入っていきました。
「おじいさん。こんにちは!」
「おや、坊や。今日はどうしたんだい?」
優しそうな顔をしたおじいさんが、狐の親子を出迎えます。
狐の親子はじっとおじいさんを見つめて言いました。
「ねぇ、おじいさん。あそぼ!」
「うちの子をどうかよろしくお願いします」
おじいさんは目をぱちくりさせると、すぐに笑顔を作って「ああ、もちろんだとも」と言いました。
三人は帽子屋から出て、近くの広場にやってきました。
春の日差しはポカポカで、三人を明るく照らしだしています。
まるでお日様が三人を歓迎しているようです。
「そーれ」
おじいさんがそう言うと、ポケットから小さなボールを取り出し、芝生に転ばしました。
すると、子狐が目をキラキラと輝かせながらボールを追いかけます。
その様子を母狐が微笑ましそうに見ています。
母狐の笑顔を見たおじいさんは、母狐にこう言いました。
「坊やは遊びたい盛りなんだねぇ。こんなに大きくなって……」
おじいさんがそう言うと、母狐はどこか遠くを見るような目付きになりました。
「ええ、おかげさまで。あなたが助けてくれなかったら今頃……」
そこで言葉を切り、母狐は再びボールにじゃれている子狐に目を向けました。
母狐は笑顔を浮かべたまま、あの頃の……おじいさんと出会った時のことを思い出していました。
☆ ☆ ☆
さむいさむい冬の日のことです。
雪が降る道を、狐の親子はお互い身を寄せあって歩いていました。
「お母さん……さむいよ……」
子狐が手足を真っ赤にさせながらそう言いました。
しかし、母狐にはそれを解決することができません。
「我慢しなさい、坊や」
それぐらいしか言ってやれませんでした。
子狐は仕方なく我慢しましたが、もう手足の感覚はありません。
鼻先はつめたく水のようで、子狐の小さい体はつめたい風に耐えられません。
子狐の目には道がぐにゃぐにゃと曲がっているように見えて、まっすぐ歩くことができませんでした。
すると、どこからか傘を持ったおじいさんが現れて、
「おや、どうしたんだい。そんなに手足を真っ赤にして。今、温かいミルクでも出してやろう」
そう手招きしました。
狐の親子は警戒するように顔を見合せながらも、おじいさんについていくことにしました。
理由は、もうこれ以上歩くことができなかったからです。
少し歩くと、ガランとしたひとけのない、さびれた道路に出ました。
さびれた道路の脇には、家が立ち並んでいました。
どれもこれもあまり繁盛している様子はなく、静かな街並みだということがわかります。
「ほら、僕の家はここだから」
おじいさんがそう言うと、立派なお屋敷が見えました。
西洋風の、どちらかというと洋館に近いようなお屋敷です。
「あ、そっちじゃないよ。こっち」
おじいさんは苦笑いしながら、隣を指さしました。
その家は、小さな縦看板に『帽子屋』と手書きで書かれていました。
お屋敷と比べると、ちっぽけでなにやら古臭い感じがします。
けれど、不思議と嫌な感じはしません。
帽子屋の中に入っていくと、帽子はもちろん、手袋や靴下も並んでいました。
「どうぞ、温かいミルクだよ」
おじいさんはそうやってにっこり笑うと、狐の親子に器に入れたホカホカのミルクを差し出しました。
子狐は寒さと空腹で我慢できず、ふーふーと息を吹きかけて、ミルクを飲み始めます。
母狐は不安そうに見ていましたが、幸せそうな表情を浮かべていることに気づき、自分もとおそるおそる口を近づけました。
「おじいさん。おいしかった!」
「ありがとうございました」
子狐は目を輝かせて、母狐は行儀よく頭を下げてお礼を言いました。
おじいさんは満足そうに微笑みます。
そして、お店の奥の方に溶け込むように姿を消しました。
おじいさんのいなくなった店内は、おじいさんがいないことを悲しむような帽子たちの姿がありました。
「ねぇ、お母さん。人間ってこわくないんだね」
「ええ……正直びっくりだわ。私たちの住処を追いやったのも人間なのに……」
子狐が嬉しそうに言うと、母狐は不思議そうに首を傾げました。
実はこの親子は、人間に住処を奪われ、帰る場所を失ってしまったのです。
人間は、狐を悪者だと決めつけているのです。
魚や野菜などを盗んだり人間にいたずらする狐もいるので、人間は狐を退治するものだと思い込んでいるようです。
その思い込みが、このなにも悪さをしていない狐の親子を悪者に仕立てあげたということです。
親子の間に会話がなくなると、ちょうどおじいさんが奥から出てきました。
「どうだい、二人とも。君たちの手袋と靴下を編んだんだよ。お気に召すといいけれど……」
おじいさんが優しく声をかけます。
親子は、しばらくおじいさんを呆然と見つめていました。
しかし、おそるおそる受け取ると、おじいさんの優しさが伝わってくるほど心地よくて優しい手袋の感触に、子狐はとうとう泣き出してしまいました。
「ど、どうしたんだい?」
おじいさんが慌てふためいて尋ねるけれど、子狐は泣くのに精一杯で聞こえていないようです。
なので、代わりに母狐がわけを話し始めました。
「……なるほど。そういうことだったのか」
「ええ。でも……人間にはあなたみたいな優しい人もいるのね……」
おじいさんは目を丸くすると、次第に優しげな笑みを浮かべました。
「人間はね、誤解しやすい生き物なんだ。だから、君たちが悪い狐じゃないってわかれば君たちの住処を奪うことはしないはずだよ」
おじいさんは優しく、狐の親子を包み込むように笑いました。
母狐はそのおじいさんの様子を見て、本当におじいさんの言う通りなのかもしれない……そう思いました。
そして、翌朝になりました。
おじいさんの家で目が覚めた母狐は、さっそく街に出かけました。
昨日とは違い、人間の姿がちらほら見えます。
母狐はビクビクしながらも、人間と同じように街を歩き始めます。
ここの人間たちは狐のことをどう思っているのだろうと、母狐は不安になりました。
けれど、そんな不安はすぐに消えました。
「あれ……おじいさんかしら?」
よく見てみると、少し離れたところにおじいさんと小さな女の子が話しています。
母狐は気になり、物陰に隠れながら耳をピンと立てて話を聞きました。
「君は、狐は好きかい?」
「うん、大好き! でも……お母さんが狐は悪者だから見つけたら追い払いなさいって言ってて……」
「なるほどね。お母さんの気持ちもわかるけど、狐にもいい子はいるってわかればそう言わなくなるはずだよ」
「もしかしておじいさん、狐のこと話してる人?」
女の子がそう聞くと、おじいさんは困ったように笑いました。
「おや、さっきの話聞いてたのかい?」
「うん! お話が終わってから、お母さんがずっとぶつぶつ言ってた」
「うーん……困らせちゃったかな」
おじいさんが申し訳なさそうにすると、女の子は「そんなことないよ」と言いました。
どうやら、おじいさんの熱意に押されて、狐のことを少しだけ信じてみようということになったらしいのです。
母狐はすばやくおじいさんの家に戻って、子狐にこのことを話しました。
「おじいさんってすごいね!」
「ええ、ほんとそうね」
子狐は嬉しそうに笑い、母狐も泣きそうになりながら笑いました。
もっと人間のことを……おじいさんのことを知っていきたいと、母狐は思いました。
☆ ☆ ☆
「おじいさん! ボール取ってきたよ!」
母狐が過去を思い出したあと、キラキラとなにかを期待している子狐の姿があります。
その元気な姿に、母狐とおじいさんは二人で同じように笑いました。
「おー、よしよし。じゃあもう一回やろうか」
そう言ってまた、おじいさんはボールを転がします。
それに耳を立てて、溢れんばかりに目を輝かせてボールを追いかける子狐と、それを微笑ましそうに見ている子狐の姿がありました。
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