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第2部・第9話:突入前夜
第4章
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動くもののない聖堂には、ただ静寂が満ちていた。
高い位置にある窓から夕刻の光が差し込み、神々の彫像を赤く照らしている。
中央で、衆生を救い上げるように両手を広げた主神エドゥアルト。その向かって右後方には、雷を振り上げた冥府の女神エインデルの、凛々しい立ち姿があった。
その前に跪き、一身に祈りを捧げているのはネイトだ。明けても暮れても、願うのは魔王軍に攫われた、愛しい者の無事ばかり。その様子は、まるで彼自身も彫像の一部になってしまったかのようですらある。
カタンと控えめな音を立てて、聖堂の扉が開いた。顔を覗かせたのは、この教会の管理を任されている、ソロモン・コーネリアス神父だ。
ネイトの姿を見止めたコーネリアスは、条件反射のように深い溜め息を落とす。
「――少しはお休みになってください。ここ数日、あなたを宿舎でお見掛けすることがない」
眼鏡を掛けた人の良さそうな表情を心配そうにひそめながら、口調にはどこか責めるような響きが混ざっている。それはそのまま、彼がネイトの身を案じてくれていることの証でもあった。
「…………」
コーネリアス神父が近付いて来る気配を背中で感じながらも、ネイトはその場を動かない。
実際ネイトには、ルカが魔王軍に攫われてからの数日、自室で休んだ記憶がない。陽のあるうちはカロッサの民と共に白ヒイラギの収穫や洗浄を手伝い、それ以外の時間は、こうして聖堂に籠もって祈りを捧げる。作業が毒抜きに入ってからは手伝えることもなくなり、必然的に祈祷の時間は増えた。見かねたコーネリアス神父が声を掛けたくなるのも、道理というものだろう。
「予言の子供」が魔王軍に攫われたという事実は、カロッサの民達を動揺させた。しかしそれ以上に、ルカを奪われた斥候隊員達の悲哀は、人々の同情を誘うに充分だったようだ。殊にネイトは、ルカが居なくなってからというもの、笑顔の仮面を被ることさえ忘れてしまっている。若さと自信に溢れ、余裕に満ちたネイトの姿しか知らなかったコーネリアスも、驚いているらしい。
「不安なんですよ。部屋に帰っても眠れない」
顔を上げないまま、ネイトはほんの少しだけ、自嘲気味に口元を歪めた。自分でもよくわかっているのだ。ルカを失うかもしれない恐怖に一番震えているのは、彼への依存心が最も強いネイトである。ライバルでもある仲間達には絶対に弱味など見せることがないネイトが、わずかばかりでも胸の内を明かしてみせる気になったのも、精神的に疲弊しているからだ。コーネリアス神父が、元々斥候隊とは縁もゆかりもないことも大きい。
それを理解しているらしいコーネリアスは、ゆっくりと祭壇前までやって来て、長椅子の最前列に腰を落ち着けた。ネイトの弱音に付き合ってくれるらしいのは、やはり彼が心底からの聖職者であるからなのだろう――たとえ国によって、資格は剥奪されてしまっていたとしても。
「ルカ君は、皆さんの精神的支柱なんですね」
コーネリアス神父の的確な指摘に、ネイトは自嘲も忘れて、思わず吹き出す。確かに斥候隊は、ルカへの愛情の深さによって選抜されたようなメンバーだ。ベリンダへの尊敬は別としても、ネイトは特に、ルカが居なければ参加しようなどと、夢にも思わなかっただろう。
「――ええ。いつも、全員で彼を取り合っていますよ」
まるで他人事のような口振りがおかしかったのか、コーネリアス神父が小さく声を漏らして笑った。元々の童顔も相俟って、そうしていると、神学校生のようにも見える。しかし、彼の深い思い遣りと同調能力は、間違いなく、禁教徒と呼ばれる過酷な人生の産物だ。
相手がエインデル信仰の同志ということもあってか、ネイトは常になく饒舌だった。実はずっと、誰かに胸の内を聞いて欲しいと願っていたのかもしれない。
音もなく立ち上がり、コーネリアス神父を振り返る。
「彼は、私の信仰を初めて認めてくれた人です」
「! なるほど。そうでしたか」
ネイトがルカに入れ込む理由の一端が理解できたと、コーネリアスは深く頷く。密告や摘発の恐怖と隣り合わせの生活を送って来たエインデル派の彼にとって、その存在がどれほどの救いになるのか、これほど分かり易い事例もないのだろう。
ルカが居なければ、ネイトは今でもハーフェルの教会で、信徒と孤児達の面倒を見ていたはずだ。エインデルへの信仰をひた隠しにし、世間を欺きながら、その裏で露見の恐怖に怯える日々を、ただ漫然と。
「私はルカに救われた。ルカの居ない人生など考えられない。あの光を失ってしまったら、私に残されるのは闇だけだ……!」
不意に感情が溢れて来て、ネイトは思わず口を滑らせた。堪えきれずに、両手で顔を覆う。
一気に吐き出してしまってから、激しい後悔に襲われた。軽々しく他人に聞かせて良い話ではないし、言ったとしても、「ルカを失うかもしれない」という恐怖を克服することにはならないのに。
「……宿敵に連れ去られてしまったのだから、不安になるのは当然です。私も、安易なことは言えません。でも――ルカ君は、きっと無事です」
静かな声が響いて、ネイトはキッと顔を上げた。答えようのないことを口走ったのは自分だが、それでも、適当な気休めで流されるのは気分が悪い。
しかし、そこにコーネリアス神父の、まるで聖人のような穏やかな微笑みを見止めて、ネイトは瞳を瞬かせた。それを確認してから、神父は少々悪戯っぽい表情を浮かべて、肩を竦めて見せる。
「ルカ君は、あなた方のような、とんでもない人達を多く惹き付けて来たんですよ。思ってもみない支援者が現れていたりするかもしれない」
その言葉は、コーネリアス神父にとっては、慰撫の意味もあったのかもしれない。だが、驚くほどネイトの心に染み渡った。ある意味では言い得て妙というか、やはり彼は、知り合って間もないはずのルカと、周囲を取り巻く自分達の関係を、よく捉えているような気がする。「思ってもみない支援者」と言ったが、騒ぎになることを考慮し、翼竜一家の参戦は斥候隊以外には伏せられているというのに、何という洞察力だろうか。
「……そうですね」
ネイトは初めて、心からの笑顔をコーネリアス神父に向けた。照れたように頭を掻く仕草を微笑ましく感じながら、彼らの女神の似姿を見上げる。
――エインデルよ、どうか私の大切な人をお守りください。まだあなたの加護を受けるには早すぎる。
そして、硬く瞳を閉じて、遠く魔王城に囚われているはずのルカに向かって語り掛けた。
――君は私の光、私の希望。必ず助けに行くから、それまでどうか無事でいてくれ。
自然な動作で、再びエインデルに跪いたネイトの隣に、コーネリアス神父もまた膝を着く。
二人の聖職者は、しばし時を忘れて、「予言の子供」のために祈りを捧げた。
高い位置にある窓から夕刻の光が差し込み、神々の彫像を赤く照らしている。
中央で、衆生を救い上げるように両手を広げた主神エドゥアルト。その向かって右後方には、雷を振り上げた冥府の女神エインデルの、凛々しい立ち姿があった。
その前に跪き、一身に祈りを捧げているのはネイトだ。明けても暮れても、願うのは魔王軍に攫われた、愛しい者の無事ばかり。その様子は、まるで彼自身も彫像の一部になってしまったかのようですらある。
カタンと控えめな音を立てて、聖堂の扉が開いた。顔を覗かせたのは、この教会の管理を任されている、ソロモン・コーネリアス神父だ。
ネイトの姿を見止めたコーネリアスは、条件反射のように深い溜め息を落とす。
「――少しはお休みになってください。ここ数日、あなたを宿舎でお見掛けすることがない」
眼鏡を掛けた人の良さそうな表情を心配そうにひそめながら、口調にはどこか責めるような響きが混ざっている。それはそのまま、彼がネイトの身を案じてくれていることの証でもあった。
「…………」
コーネリアス神父が近付いて来る気配を背中で感じながらも、ネイトはその場を動かない。
実際ネイトには、ルカが魔王軍に攫われてからの数日、自室で休んだ記憶がない。陽のあるうちはカロッサの民と共に白ヒイラギの収穫や洗浄を手伝い、それ以外の時間は、こうして聖堂に籠もって祈りを捧げる。作業が毒抜きに入ってからは手伝えることもなくなり、必然的に祈祷の時間は増えた。見かねたコーネリアス神父が声を掛けたくなるのも、道理というものだろう。
「予言の子供」が魔王軍に攫われたという事実は、カロッサの民達を動揺させた。しかしそれ以上に、ルカを奪われた斥候隊員達の悲哀は、人々の同情を誘うに充分だったようだ。殊にネイトは、ルカが居なくなってからというもの、笑顔の仮面を被ることさえ忘れてしまっている。若さと自信に溢れ、余裕に満ちたネイトの姿しか知らなかったコーネリアスも、驚いているらしい。
「不安なんですよ。部屋に帰っても眠れない」
顔を上げないまま、ネイトはほんの少しだけ、自嘲気味に口元を歪めた。自分でもよくわかっているのだ。ルカを失うかもしれない恐怖に一番震えているのは、彼への依存心が最も強いネイトである。ライバルでもある仲間達には絶対に弱味など見せることがないネイトが、わずかばかりでも胸の内を明かしてみせる気になったのも、精神的に疲弊しているからだ。コーネリアス神父が、元々斥候隊とは縁もゆかりもないことも大きい。
それを理解しているらしいコーネリアスは、ゆっくりと祭壇前までやって来て、長椅子の最前列に腰を落ち着けた。ネイトの弱音に付き合ってくれるらしいのは、やはり彼が心底からの聖職者であるからなのだろう――たとえ国によって、資格は剥奪されてしまっていたとしても。
「ルカ君は、皆さんの精神的支柱なんですね」
コーネリアス神父の的確な指摘に、ネイトは自嘲も忘れて、思わず吹き出す。確かに斥候隊は、ルカへの愛情の深さによって選抜されたようなメンバーだ。ベリンダへの尊敬は別としても、ネイトは特に、ルカが居なければ参加しようなどと、夢にも思わなかっただろう。
「――ええ。いつも、全員で彼を取り合っていますよ」
まるで他人事のような口振りがおかしかったのか、コーネリアス神父が小さく声を漏らして笑った。元々の童顔も相俟って、そうしていると、神学校生のようにも見える。しかし、彼の深い思い遣りと同調能力は、間違いなく、禁教徒と呼ばれる過酷な人生の産物だ。
相手がエインデル信仰の同志ということもあってか、ネイトは常になく饒舌だった。実はずっと、誰かに胸の内を聞いて欲しいと願っていたのかもしれない。
音もなく立ち上がり、コーネリアス神父を振り返る。
「彼は、私の信仰を初めて認めてくれた人です」
「! なるほど。そうでしたか」
ネイトがルカに入れ込む理由の一端が理解できたと、コーネリアスは深く頷く。密告や摘発の恐怖と隣り合わせの生活を送って来たエインデル派の彼にとって、その存在がどれほどの救いになるのか、これほど分かり易い事例もないのだろう。
ルカが居なければ、ネイトは今でもハーフェルの教会で、信徒と孤児達の面倒を見ていたはずだ。エインデルへの信仰をひた隠しにし、世間を欺きながら、その裏で露見の恐怖に怯える日々を、ただ漫然と。
「私はルカに救われた。ルカの居ない人生など考えられない。あの光を失ってしまったら、私に残されるのは闇だけだ……!」
不意に感情が溢れて来て、ネイトは思わず口を滑らせた。堪えきれずに、両手で顔を覆う。
一気に吐き出してしまってから、激しい後悔に襲われた。軽々しく他人に聞かせて良い話ではないし、言ったとしても、「ルカを失うかもしれない」という恐怖を克服することにはならないのに。
「……宿敵に連れ去られてしまったのだから、不安になるのは当然です。私も、安易なことは言えません。でも――ルカ君は、きっと無事です」
静かな声が響いて、ネイトはキッと顔を上げた。答えようのないことを口走ったのは自分だが、それでも、適当な気休めで流されるのは気分が悪い。
しかし、そこにコーネリアス神父の、まるで聖人のような穏やかな微笑みを見止めて、ネイトは瞳を瞬かせた。それを確認してから、神父は少々悪戯っぽい表情を浮かべて、肩を竦めて見せる。
「ルカ君は、あなた方のような、とんでもない人達を多く惹き付けて来たんですよ。思ってもみない支援者が現れていたりするかもしれない」
その言葉は、コーネリアス神父にとっては、慰撫の意味もあったのかもしれない。だが、驚くほどネイトの心に染み渡った。ある意味では言い得て妙というか、やはり彼は、知り合って間もないはずのルカと、周囲を取り巻く自分達の関係を、よく捉えているような気がする。「思ってもみない支援者」と言ったが、騒ぎになることを考慮し、翼竜一家の参戦は斥候隊以外には伏せられているというのに、何という洞察力だろうか。
「……そうですね」
ネイトは初めて、心からの笑顔をコーネリアス神父に向けた。照れたように頭を掻く仕草を微笑ましく感じながら、彼らの女神の似姿を見上げる。
――エインデルよ、どうか私の大切な人をお守りください。まだあなたの加護を受けるには早すぎる。
そして、硬く瞳を閉じて、遠く魔王城に囚われているはずのルカに向かって語り掛けた。
――君は私の光、私の希望。必ず助けに行くから、それまでどうか無事でいてくれ。
自然な動作で、再びエインデルに跪いたネイトの隣に、コーネリアス神父もまた膝を着く。
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