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シーズンⅠ-2 三十秒間

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「お越し頂きありがとうございます。少しお待ちください。いま呼びに行ってきますから」

「・・・はい」

 君子は勧められたソファには座らずにリビングを一度見渡したあと、行ったり来たり小刻みに動いた。

 どうも落ち着かない。

 看護の先輩として話す経験は初めてだったし自分がどう見られるかも気になる。

 まもなく戻ってきた工藤美枝子先生は、コーヒーとケーキをテーブルにセットして改めてソファを勧めてきたので君子も従った。

 先生は、今日の日のために休みを申請していたと話されたのを聞いて君子は緊張がさらに高まってしまった。

 どうしようって思い始めた時にリビングのドアが開いた。

 リビングに顔を出した工藤有佳《くどうゆか》を見た時の第一印象は、どうみても優しい感じで好印象、とても母親とそりが合わないようには見えない、だった。

 小柄な感じで色白。

 少しだけ茶系統の肩にかかるくらいの髪を後ろで束ね、前髪を両耳までの長さに垂らしている。

 大きな目と口元のバランスもいい。

 たぶんすっぴん、素直に可愛いと思える。

 服装は、正面に少し深めのスリットが入ったデニム地の膝下までのタイトスカートにざっくりとしたセーターを着ていた。

 素足に短いソックス、足がすっぽり入るスリッパ姿だった。

 こんな可愛い娘とそりが合わないなんて先生の方に問題があるってのもありだと思ったが、どこの家にも他人が窺い知ることができないことはあるので、今は判断できない。

「有佳、挨拶しなさい」

「おばさん、こんにちは」

「こんにちは、有佳さんですね」

「もう、すみませんねぇ。こんな感じで。とにかくここに座りなさい」

 有佳さんは無言だったけど素直にソファに母親と並んで腰掛けている。

 並んだとは言っても端っこだったが。

「こちらがこの前話した宮藤さん。お父様も立派な方で。こちらが故郷なんですって。お父様は転勤族だけど宮藤さんとお嬢様お二人はこれからはこちらで暮らすのよ。いろいろ教わりなさい」

 有佳さんは、背もたれではなくソファーの左サイドの肘掛部分に背中の一部を押し付けていた。

 膝は揃えて君子の方に向けている。

 浅く腰かけ姿勢も良く、両手をスリットの合わせ目の上に置いて、きちんと君子と向き合っていた。

 あれだけ端に座っているのは、先生が言う通り二人はそりが合わないんだろう。

 そうは思うが第一印象の良さは変わらない。

「もうすぐ、最終年度に入るので心構えを教えて」

「分かったわ。私のでよければ参考にしてね」

 自分の時は、あと一年をどう過ごしたのかを思い出しながら話を始めた。

 話が終わりに近づいた時、有佳さんのスリットの合わせ目の上に置かれていた両手が動いた。

 浅く腰かけているので、君子の目に有佳さんの奥が飛び込んできた。

 有佳さんはショーツを履いていない、しかもそこにはあるべきものが無い。

 目をそらした。

「その時の心構え、気持ちをもっと教えて」

 この一言で時間を延ばされてしまった。

 動いた有佳さんの両手は小指側を太腿の上に置いて立てているので小学校でやる前ならえと一緒でこの場では不自然極まりない。

 横にいる母親から少しでも見えなくしようとしたのかは分からないが間違いなく意図的としか思えない。

 有佳さんを見たが、からかっている感じにも見えない。

 からかっていないとすれば、この意図的な行為はなにを意味しているの?

 まさか・・・誘っている?

 有佳さんに目を向けて話さないわけにもいかず、今できる最大限の余裕のある表情を作ったと信じながら有佳さんを見て話しを続けた。

 無意識に視線が下がって、それから、奥を凝視していた自分に気付いた。

 しまった、どうしよう。

 有佳さんを見た。

 目が合った。

 蔑むでもなく、ふっと笑うでもなく、同じ表情をしていた。

 きっと気付いてなかったんだわ、助かった。

 でもすぐに両の手が戻され何もかもが元通りになったことで、それが違っていたことを知らされた。

 気持ちの取り直しは無理だったが話題を変えないとこのままではまずい。

 なんとか有佳さんのカリキュラムの進み具合の話題に切り替えることができた。

「老年看護学だけど。それいまちょっと分からないとこあって部屋にあるんだけど見てもらえるかな」

「・・・」

「いいかな」

「宮藤さん、すみませんねぇ。有佳、そういうときはお願いしますでしょ」

「お願いします」

 有佳さんの部屋に行くことになった。

 着くなり有佳さんが連発した言葉に唖然《あぜん》とした。

「おばさん」

「君子という名前があるんだけど」

「携帯出して。君子」

「・・・」

「連絡取れなきゃだめでしょ。出して」

 有佳さんは君子が出した携帯に赤外線で交換してきた。

「よしっと。お母さんが何て頼んだか知らないけど、私のことで頼み事なんかしない人だから。これからお母さんから君子に連絡することはもうないと思う。そういう人だから」

「あのね、君子きみこって呼び捨て連発なんだけど。いったいいくつ違うと思ってるの?」

「知ってるよ。ぜんぶ教えてもらったから。じゃ戻ろう。一日一回、メールよこすこと。できる?」

「・・・なんで、私から」

「そうして欲しいからなんだけど。私のこと嫌い? 嫌いならいま言って。縁がなかったでお互い済ませれるでしょ」

 なんで、なんでこんな年下に一方的に言われなきゃいけないの。

 心ではそう思っている。

 有佳さんの行動や物言いに違和感、いや不快感さえ覚えているのに断れない。

 同性と二人だけでこうした際どい雰囲気の会話は君子にとっては本当に久しぶりのことだった。

 十年ぶりに近い。

 それが断れなかった理由なのは分かっているがそんな自分が悔しくて情けない。


****


 君子は複雑な気持ちのままで工藤家を後にした。

 有佳さんの言っていた通り先生からの連絡は途絶えた。

 なにを思って頼み事したのか、親子間のそりが合わない問題はどこに消えてしまったのか、悩みだったのでは? 

 疑念ばかりだ。

 メールは、送った。

 もう一週間になるが送り続けている。

「こんにちは」だけ、だけど。

 返信はこない。

 一週間前、工藤家から戻った君子は有佳さんの奥が焼き付いて頭から離れず悶々とした状態に陥った。

 下着もつけないで晒しだされた有佳さんの中心部には生えているべきモノが無かった。

 生まれつきなのか、VIO処理をしてそうしているのかは分からない。

 有佳さんの行動はあまりにも大胆過ぎる。

 応接セットといってもそんなに向かい側と離れているわけでもなく、初めてお邪魔した君子も背もたれにもたれず縁に近い所で腰掛けていたので有佳さんとの距離は本当に目と鼻の先だった。

 あれを見せられた後で有佳さんの部屋では一方的に命令口調で指示され、縁がなかったでお互い済ませれるでしょと言った時の有佳さんの表情からは、縁がなくてもまったく問題ないというのが伝わっていた。

 お母様が連れてきたお客様に対してあんなことをするなんてひょっとして露出狂かも知れないと思ったら少し怖い。

 振り切っても振り切っても有佳さんの奥が焼き付いて頭から離れない。

 有佳さんの中心部は光を帯びていて中心部の先端もはっきりと目に焼き付いている。

 そんなことばかりが頭を巡る。

 一度この状態から脱出しないと何も手が付かない。

 まず、気持ちを切り替えよう。そうしないと晩御飯の支度もままならない。

 それは私らしくない。

 家族の顔と夫の故郷でのこれからの新生活を思い浮かべ、やっと立ち直った。

 お風呂には君子が一番最後に入る。

 湯船に浸かってあとは上がるだけの時に、あっ、一日一回って今日も入るんだろうか入らないんだろうか、気になり出した。

 工藤先生の自宅から戻ってからは悶々とした状態に長く陥り過ぎていた。

 何を送ればいいのかも考えていない。

 三十五歳と十九歳って、今更ながら話題が見つからない。

 結局、翌日から送ることにして床に就いた。

 一週間経ってようやく返信が来た。

「こんにちは 君子」

 速攻で返した。

「携帯、故障してた? 有佳さんの」

 やり取りは少しだけで、とにかく話をするために会う約束を交わした。


****


 約束の場所に着いて有佳さんが現れたとき(しまった)とまた思った。

 有佳さんはジャケット風の短めのゆったりとしたコートにジーンズ。

 髪を巻いてマフラー、コートの下は茶系統の大きめのセーターでラフな装い。

 なのに君子はオーバーコートの下は、体のラインがはっきりと出る薄手の白系統のセーターにお気に入りの膝《ひざ》がすべて見える短いスカートにブーツだった。

 その日の予定はランチにしていたが、席について注文をしてから料理が来るまでどういうわけか緊張が走ってしまい話し掛けることができない。

 食べ始めてふと気がつくと、有佳さんの視線はまっすぐにこっちを見ている。

 そんなに見つめなくてもいいのに、何だか恥ずかしくなる。

「誘惑してる?」

 有佳さんが発した言葉にびっくりした。

 そんなことを言い出した有佳さんの優しい表情が癪に障る。

「してないわよ。何を言い出すの、失礼ね・・・あなたの方こそ」

「おしりの方、聞こえなかった。もう一度、言って」

「あなたの方こそって言ったんですけど」

 あのときの有佳さん、いや、もうさん付けなんかしない、有佳でいい、は間違いなく意図的だった。

 どう言い返されても言い返せる。

 悪いのは有佳の方だ。

「ああ、あれ。凄かったね、まさか、あんな顔するなんて。お母さんも驚いてたよ。恥ずかしくないの?」

「・・・」

「口元がだらしなく半開になって切なそうな顔つきに変わって。私のスカートの中を三十秒も凝視するなんて。覚えてないの?」

「・・・私は。私は、ちゃんと説明してた。有佳さんの顔も見ていたし」

「覚えてないのね。説明は途中まで。私が膝頭を大きく開いてあげたの。そうして欲しそうだったから。後はしどろもどろになって、よだれが出るんじゃないかとこっちが心配したくらいよ。先輩として、恥ずかしくないのかって、さっき聞いたよね?」

 あの時のことを懸命に思い出そうとした。

 奥が見えていた、そして、急に視界が広がり奥の全てが見えた。

 思い出せたのはそこまでだった。

 あの後を覚えていない。

 しまった、と気づくまで三十秒も固まっていたんだ。

 このあとどうしよう、なんて返せばいいんだろう、あぁ、思いつかない。

 ・・・どのくらい時間が経ったんだろう。

「だんまりなんて。最低ね。じゃあ、そのまま黙ってて。これから私が話すことを聞いていてくれればいいから。大丈夫?」

「大丈夫じゃない。立ち直れそうにない」

「また今度にする?」

「待って。ちゃんと聞くから。でも、その前にお手洗いに行きたい」


****


 洗面台の鏡に映る自分は情けない顔をしていた。

 普段なら少し切れ長の目も鼻梁も顎のラインもすべてが愛おしくて好きだ、容姿には自信がある。

 久しぶりの欲情に負けたとはいえ三十秒間も凝視していたことが今更ながら恥ずかしい。

 有佳と会う約束をしてからの君子は、少しでも自分を綺麗に見せようってことばかり考えていた。

 それを思うと情けない。

 三十秒間をどうして覚えていなんだろう。

 有佳が太腿に置いた手の指先を私に真っ直ぐに向けたあの仕草が、普段は静かに眠らせている欲情に火を付けてしまったに違いない。

 もう一度、鏡の中の自分を見て確かめる。

 やっぱりそうだ。

 あのときの二年間が私の中で消えない残り火としていまも灯っていて、そこに小さ目の薪をくべればすぐに燃え上がる躰に作り替えられている。

 そんな状態にして頂いたことには感謝している。

 しかし、場所もわきまえずに有佳が差し出した御馳走に飛びついてしまった。

 工藤先生にも見られてしまうことになるとは自業自得としか言いようがない。

 工藤先生は娘の涼子の担任だ。

 どうしよう、工藤先生に欲情した顔を見られた。

 最悪という言葉しか思いつかない。


****


 君子は立ち直れないままで席に戻った。

 テーブルを見ると有佳はあらかたランチを食べ終わっている。

 コーヒーも既に運ばれていた。

 有佳がもう一度確認してきたが、大丈夫と嘘をついた。

 だが、この後で有佳から聞かされた話は、自分の失態なんか軽く吹き飛んでしまうくらい次元の違うものだった。

「母があなたに執着した理由は一目見てわかったわ。母は私をあなたに押し付けたのよ」

 有佳はいったん間を置いてから続けてきた。

「私は一度、相手の家族に押しかけられたことがあって母がすべての対応をしてくれた。・・・押しかけたのは相手のご主人だったけど。私に見る目が無かったということ。相手の執着心が強すぎて家庭を壊したんだと思う」

 有佳の話す内容の衝撃と淡々とした話し方の落差が大き過ぎた。

 こんなふうに話せるまでどれだけの時間を要したんだろう。

「母とぎくしゃくしたのは当然だったけど、大きな借りができたのも事実。あの母の厳しさは半端ないレベル。でも根っこでは私を愛してくれて心配してくれているのも知ってた。母に問い詰められた私は、いつどうやって目覚めたか、そして今まで何人と関係を持ったか洗いざらい話すことに決めて話したの。母は泣いていた、私は知らなかったけど泣いていたと言われた。不思議なもので心は軽くなった。誰にも言わないできたからかな」

 一区切りつけた有佳が小さなため息を付き遠くを見たような気がした。

 有佳も緊張しているのだろう。

「すべてを打ち明け、しばらくして、母が条件を出してきたの。今から言うことに絶対に従うと、話を聞く前に誓わされた。その条件は、次の人を母が見つけるまで誰にも手を出してはダメってこと。母が見つけた人と付き合ったあとなら自分の好きにしなさいって。あなたに足りないのは成長だって。成長させてくれる人を見つけ出すと母が宣言したのは、もう二年以上前なんだけどね。まったく、言うことは厳しいくせにやることは遅いんだから」

 思考が追い付かなかった。

 いったいいつの話をしているんだろう。

 二年以上前ってまだ十七歳、ひょっとして十六歳。

 その前からも。

 目覚めたのはいったいどのくらい前なの?

 考えただけで思考が止まる、また考えて止まる、の繰り返し。

 唯一、追いついたのは君子と呼び捨てじゃなくあなたと言っていることぐらい。

 こんな話を聞きながらも食事がのどを通る自分にも呆れた。

 ぼぉっとしていたら、脳天から言葉が降って来た。

「こっちを見なさい、君子」

 即座に従った。

 考えるより前に躰が勝手に反応している。

 あぁっ、私ったらなんで言うこと聞いてんの、こんな話聞かされたら普通は引くでしょうに。

 君子は瞬時に反応した自分にショックを受けた。

 それ以上に君子が受けたショックは、君子の扱い方をまるで前から知っているかのような有佳に対してだ、初めて会ったときにも感じた。

 そのあと有佳が話してくれたのは、自分の性癖を生涯誰にも言わずそれを当然だと思っていること、母が連れてきた人には話すと決めていたこと、その後は話さないと決めていること、人の為に尽くす看護師が天職だと思っていてそこにバランスが取れることに気が付いたこと、などだった。

 別れ際に有佳が言伝のような口調で言ってきた。

「あなたとなら成長した自分に出会えると一目見て思った。どのくらいかかってもいい、普通に始めてみたい」

 目の前に、いつまで見ても見飽きない美少女がこっちを向いている。

 吐いた言葉も、しおらしい。

「分かった? 返事はメールで。できるよね?」

 いまので分かった。 

 さっきの言伝みたいな言い方はきっと口から出まかせに違いない、こっちが本当の有佳だとわかる。

 口調が本性丸出しだし、私のことに関心がないくせに私からの返事が既に分かった上で言っているとしか思えない。

 そもそもなんで初対面の私を一目見て、工藤先生が私に執着した理由がわかるの? いまの「あなたとなら成長した自分に出会えると一目見て思った」もそうだ、なんで一目見て思えるの?

 有佳の目には私は映っていない気がする。

 工藤先生との約束だから付き合おうとしてるだけなのだろう。

 十六歳も年上には関心はないのでスカートの中を露骨に見せて私の反応を楽しんだくせに楽しんだことを私に悟られない完璧な演技をしてたんだ。

 今日の話はどこまでが本当なんだろう。

 さっきまでの有佳が見せた雰囲気に演技はどのくらい入っていたのだろう。
 
 有佳が去って、取り残された君子はしばらく動かなかった。

 考えることが多すぎて消化できない。

 あぁなんていう初デートだったんだろう。あれっ、今日がデートだと思ってたのは私だけだったかも知れない、分かっているが少し辛い。

 有佳は私のことを何とも思っていない。

 理不尽過ぎるっ。

 理不尽だが火を付けられてしまった。

 今日だって何とか隠すのに精一杯だった、悔しいが答えは決まっている。

 普段の自分に戻ると決めてやっと歩き出すことができたが、女性同士のお付き合いを求められた躰の中の芯は酔ったままでどうしようもない。

 歩いているうちに、はっと気がついた。

 私って考えようによっては、工藤先生が見つけ出してくれて、有佳が認めてくれた、それって選ばれし者ってこと?

 やっとこれでいつもの自分に戻れる気がしてきた。

 こうでも考えないとやってられない。




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