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5章.初まりの日
174.初まりの日「ダメダメダメ~~~」
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私はそんな鮎香さんを見た瞬間
「ダメダメダメダメ~~~~~~~~~~~~ダメーーーーーーーーーーーーーー」
そう大声で叫んで鮎香さんの手を全力で引っ張って砂浜に足を踏ん張った。
全速力で走っていた鮎香さんの体は私の突然の行動にバランスを崩して砂浜の砂の上に顔からダイブ?
私はそれを見て慌てて鮎香さんの手を思いっきり引っ張って一気に自分の体の方に引っ張った。
『むぎゅ~』
その瞬間に鮎香さんの頭は私の胸に吸い込まれて来る。
「むぐ・・にゃにゅ・・・」
鮎香さんは私に向かって何か喋っているみたいだけど私の胸の中でうまく喋れないみたい。
私はそれを見て
「クスッ」
と思わず吹き出してしまっていた。
鮎香さんはやっと体制を立て直したみたいで私の胸から頭を離して私の顔を見上げながら
「咲何なのよ~急に私を引っ張るから扱けそうになっちゃったじゃない」
と私にブーイング。
「だって~鮎香さんそのハイヒールのまま海に入っちゃうんですか~?私は嫌ですよ~」
私も思わずブーイングだ!!
私のその言葉に鮎香さんは突然
「あはははは~~~~」
っと私の両方を掴んだまま笑い出してしまった。
そして一頻り笑った後
「あ~~そうだよね~そうだよね!!あの子達が楽しそうに燥いでたからしっかりそんな事気付かなかったわ。そう言えばあの子達が履いてたハイヒール脱いで片手に持ってるのに私どうして気付かなかったんだろう」
鮎香さんは涙目になりながら私にそんな風に話しかけてくる。
鮎香さん全然気づいて無かったんだ。
そう思った瞬間呆れてしまいどっと全身の力が抜けてしまい
「鮎香さんって全く気づいて無かったんですね」
そう呟いた後深~~いため息をついてしまっていた私。
ついさっきまで死線をくぐり抜けてきた事が本当は夢だったんじゃないか?
そう・・
思えてしまうくらい平和な光景。
今、こうして居る事自体夢なんじゃ?
そう疑ってしまいたいくらい。
突然起きたら私の部屋のベッドから転げ落ちていた?
なんてそんな事は無いよね?
突然私はほっぺたを両手で引っ張られる痛みに現実に引き戻される。
「痛ひゃい!!痛ひゃい!!痛ひゃい!!痛ひゃい!!痛ひゃい!!いきゃいでしゅ~~~~~~」
突然の痛みに私は悲鳴を上げながら鮎香さんの掴んだ私のほっぺを振り払おうともがいたが鮎香さんの手は離れない。
私は涙目になりながら
「おねがいでひゅからその手をひゃなしてくらしゃい~~」
鮎香さんにお願い。
「あはははは~~」
「クスクスッ」
「オモシレ~~~~」
私のそんな状態を見てアリーシャ、詩織、鮎香さんの三人とも突然笑い出してしまってる。
アリーシャと詩織なんて私の方を指差してあからさまに笑ってる。
当然詩織さんも自分の口を両手で抑えながら笑っている。
皆揃って笑う事は無いじゃない!!
でもおかげで鮎香さんが引っ張っていた私のほっぺから手を離してくれたのはラッキーだった。
そんな私を鮎香さんは見ながら
「咲何妄想に浸ってるのよ!!あんたの事だから今までの事が夢じゃないかって考えてたんでしょ~~?」
そう言って顔を近づけながら私を問い詰める。
鮎香さんの言葉に
な・・なんで解っちゃったんだろう?
そう思った瞬間、私は顔に出ちゃってたんだろうな。
鮎香さんが空かさず私の顔を覗き込みながら
「図星みたいね。咲は本当に解りやすいんだから!!どうか私の気持ちを察して下さいって感じに直ぐに表情に出ちゃってるわよ!!
まあ~その調子で私貴方を愛してます的な眼差しで城中さん見つめてあげたらイチコロで陥落お持ち帰りされるかもね」
つづく・・・
「ダメダメダメダメ~~~~~~~~~~~~ダメーーーーーーーーーーーーーー」
そう大声で叫んで鮎香さんの手を全力で引っ張って砂浜に足を踏ん張った。
全速力で走っていた鮎香さんの体は私の突然の行動にバランスを崩して砂浜の砂の上に顔からダイブ?
私はそれを見て慌てて鮎香さんの手を思いっきり引っ張って一気に自分の体の方に引っ張った。
『むぎゅ~』
その瞬間に鮎香さんの頭は私の胸に吸い込まれて来る。
「むぐ・・にゃにゅ・・・」
鮎香さんは私に向かって何か喋っているみたいだけど私の胸の中でうまく喋れないみたい。
私はそれを見て
「クスッ」
と思わず吹き出してしまっていた。
鮎香さんはやっと体制を立て直したみたいで私の胸から頭を離して私の顔を見上げながら
「咲何なのよ~急に私を引っ張るから扱けそうになっちゃったじゃない」
と私にブーイング。
「だって~鮎香さんそのハイヒールのまま海に入っちゃうんですか~?私は嫌ですよ~」
私も思わずブーイングだ!!
私のその言葉に鮎香さんは突然
「あはははは~~~~」
っと私の両方を掴んだまま笑い出してしまった。
そして一頻り笑った後
「あ~~そうだよね~そうだよね!!あの子達が楽しそうに燥いでたからしっかりそんな事気付かなかったわ。そう言えばあの子達が履いてたハイヒール脱いで片手に持ってるのに私どうして気付かなかったんだろう」
鮎香さんは涙目になりながら私にそんな風に話しかけてくる。
鮎香さん全然気づいて無かったんだ。
そう思った瞬間呆れてしまいどっと全身の力が抜けてしまい
「鮎香さんって全く気づいて無かったんですね」
そう呟いた後深~~いため息をついてしまっていた私。
ついさっきまで死線をくぐり抜けてきた事が本当は夢だったんじゃないか?
そう・・
思えてしまうくらい平和な光景。
今、こうして居る事自体夢なんじゃ?
そう疑ってしまいたいくらい。
突然起きたら私の部屋のベッドから転げ落ちていた?
なんてそんな事は無いよね?
突然私はほっぺたを両手で引っ張られる痛みに現実に引き戻される。
「痛ひゃい!!痛ひゃい!!痛ひゃい!!痛ひゃい!!痛ひゃい!!いきゃいでしゅ~~~~~~」
突然の痛みに私は悲鳴を上げながら鮎香さんの掴んだ私のほっぺを振り払おうともがいたが鮎香さんの手は離れない。
私は涙目になりながら
「おねがいでひゅからその手をひゃなしてくらしゃい~~」
鮎香さんにお願い。
「あはははは~~」
「クスクスッ」
「オモシレ~~~~」
私のそんな状態を見てアリーシャ、詩織、鮎香さんの三人とも突然笑い出してしまってる。
アリーシャと詩織なんて私の方を指差してあからさまに笑ってる。
当然詩織さんも自分の口を両手で抑えながら笑っている。
皆揃って笑う事は無いじゃない!!
でもおかげで鮎香さんが引っ張っていた私のほっぺから手を離してくれたのはラッキーだった。
そんな私を鮎香さんは見ながら
「咲何妄想に浸ってるのよ!!あんたの事だから今までの事が夢じゃないかって考えてたんでしょ~~?」
そう言って顔を近づけながら私を問い詰める。
鮎香さんの言葉に
な・・なんで解っちゃったんだろう?
そう思った瞬間、私は顔に出ちゃってたんだろうな。
鮎香さんが空かさず私の顔を覗き込みながら
「図星みたいね。咲は本当に解りやすいんだから!!どうか私の気持ちを察して下さいって感じに直ぐに表情に出ちゃってるわよ!!
まあ~その調子で私貴方を愛してます的な眼差しで城中さん見つめてあげたらイチコロで陥落お持ち帰りされるかもね」
つづく・・・
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