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4章.波乱

110.2回目のデート「この写真を達也真逆部屋に飾るの?」

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『ベストカップルコンテスト』はこうして幕を下ろした。
栄光ある第一回目のベストカップルに選ばれた私達の写真は額に入れられてこのレストランの入口に飾られるそう。

まあ此処まで私は変身しちゃってるから、真逆私だとは思わないだろう。
だからそれがあったから私もパンチラしちゃった訳だけど・・・

どうせ
『アリーシャに借りたステージ用見せパン』
なのだ!!
普通のショーツの上にアリーシャに借りた見せパンを履いて2枚がさね!!
アリーシャも此れ履いてステージの上で下の客席からこのパンツ男達に見られてたんだ・・

アリーシャ恥ずかしく無かったのかな?
男が男に見られる訳だからそんなに恥ずかしくない?
それともやっぱり恥ずかしい?
アリーシャはどっちだったのかな?

そう思うと体がゾクゾクしてきちゃう・・・
って言うか・・アリーシャが着けてた下着私が履いてるって思うと・・感じてきちゃう・・

って~私は変態か~~~!!
危ない人になりかけている?

『ベストカップルコンテスト』
優勝の商品は・・・

2カラットのハート形ピンクのジルコニアのネックレスだった。
それと1万円分の此処グリーングラスの食事券。

そして私は絶対に欲しくないと思ってる、今回の最終ポーズパンチラA3判額入り引き延ばし写真。
でも・・
達也はその写真に大興奮!!
A3判に引き伸ばされた最終ポーズを取った私達の写真を大事そうに抱えて大喜びしている達也。

達也・・そんな物何処に飾るつもり?
そんな達也に

『一言言ってやろうか』

と一瞬考えたのだけれど
何か無邪気な顔をして私の写真を大事そうに抱えている達也をみているとまあいいっか・・と諦めた。

『あの写真毎日見ながら毎日 自慰 に耽らなければ良いんだけど・・』
と一抹の不安が心の中から湧き上がる私であった。

つづく・・・
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