95 / 182
4章.波乱
95.2回目のデート「流れ落ちてゆく涙」
しおりを挟む
私は達也がドリンクバーに飲み物を取りに行ってくれている間ただぼんやりと水差しの中を浮遊して時折太陽の日差しを反射しキラキラと輝いている花びらを見つめていた。
これは現実?
それとも・・幻想?夢?
昨日からの信じれないような出来事の連続に私は今こうして水差しの花びらを見ている私の意識が本物なのかそれとも夢なのか解らなくなっている。
『コトッ』
不意にオレンジジュースの入ったコップが私の前に現れた?
夢遊病者のように私は辺りをゆっくりと見回した。
すると・・
テーブルの横にトレーにコーヒーカップを乗せた達也がコーヒーカップをテーブルの上に置いている姿が目に映る。
その私の目に映っている達也は私の向かい合わせの席に腰を下ろす。
私にはそれが現実なのかそれとも幻なのかさえ解らない状態で、ただ私はその姿をじっと見つめ続けていた。
達也・・
何か・・
落ち着かない様子?
下を向いたり、外の景色に視線を向けたり、周りも見回したり、そしてたまに私の方をチラッ、チラッと見つめてきてる。
何か変!!絶対変!!
そう思い私はさり気なく達也に向かって
「達也落ち着かないようだけどどうかしたの?」
と聞いてみる。
「だ・・・だ・・だってさ、咲俺の事さっきからずっと見つめてきてるから気になって落ち着かないんだよ」
と・・・達也は挙動不審丸出しで私に告げてきた。
私今のこの状態が現実なのか幻なのか解らなくってボーっとしてたけど達也は私にずっと見られてるって思って緊張?してたのかな?
私メガネ外して、ぼーっとしか見えないから気にならなかったんだ。
この際・・・勘違いされたままの方が良いのかも!!
『達也、私に見つめられてると思って動揺してたみたいだし・・・』
そう決心して私は・・
「私今、達也が凄く気になってるの。どうしようもない位達也を・・・愛してる。
わたしどうしちゃったんだろうな・・・
どう・・したら良い?
達也は社会人で、私は今年高校に入学したばかりの何も知らない世間知らずの女の子
達也と私は全く違う環境で生活してるから私は達也の傍に居れない・・
だから凄く不安なの。
達也は私を本当に愛してくれてるんだろうか?
もしかしたら会社の女の子と楽しくデートしてるんじゃないか?
私は達也に遊ばれているだけなんじゃ?
そんな思いに何時も苛まれているの!!
可笑しいでしょ?
笑えるでしょ?
私と達也は一昨日出会ったばかりなのに・・
私はイタイ女の子なのかも・・・」
そう私が言葉にした瞬間・・
私の頬を熱い涙が流れ落ちてゆく。
つづく・・・
これは現実?
それとも・・幻想?夢?
昨日からの信じれないような出来事の連続に私は今こうして水差しの花びらを見ている私の意識が本物なのかそれとも夢なのか解らなくなっている。
『コトッ』
不意にオレンジジュースの入ったコップが私の前に現れた?
夢遊病者のように私は辺りをゆっくりと見回した。
すると・・
テーブルの横にトレーにコーヒーカップを乗せた達也がコーヒーカップをテーブルの上に置いている姿が目に映る。
その私の目に映っている達也は私の向かい合わせの席に腰を下ろす。
私にはそれが現実なのかそれとも幻なのかさえ解らない状態で、ただ私はその姿をじっと見つめ続けていた。
達也・・
何か・・
落ち着かない様子?
下を向いたり、外の景色に視線を向けたり、周りも見回したり、そしてたまに私の方をチラッ、チラッと見つめてきてる。
何か変!!絶対変!!
そう思い私はさり気なく達也に向かって
「達也落ち着かないようだけどどうかしたの?」
と聞いてみる。
「だ・・・だ・・だってさ、咲俺の事さっきからずっと見つめてきてるから気になって落ち着かないんだよ」
と・・・達也は挙動不審丸出しで私に告げてきた。
私今のこの状態が現実なのか幻なのか解らなくってボーっとしてたけど達也は私にずっと見られてるって思って緊張?してたのかな?
私メガネ外して、ぼーっとしか見えないから気にならなかったんだ。
この際・・・勘違いされたままの方が良いのかも!!
『達也、私に見つめられてると思って動揺してたみたいだし・・・』
そう決心して私は・・
「私今、達也が凄く気になってるの。どうしようもない位達也を・・・愛してる。
わたしどうしちゃったんだろうな・・・
どう・・したら良い?
達也は社会人で、私は今年高校に入学したばかりの何も知らない世間知らずの女の子
達也と私は全く違う環境で生活してるから私は達也の傍に居れない・・
だから凄く不安なの。
達也は私を本当に愛してくれてるんだろうか?
もしかしたら会社の女の子と楽しくデートしてるんじゃないか?
私は達也に遊ばれているだけなんじゃ?
そんな思いに何時も苛まれているの!!
可笑しいでしょ?
笑えるでしょ?
私と達也は一昨日出会ったばかりなのに・・
私はイタイ女の子なのかも・・・」
そう私が言葉にした瞬間・・
私の頬を熱い涙が流れ落ちてゆく。
つづく・・・
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
3年振りに帰ってきた地元で幼馴染が女の子とエッチしていた
ねんごろ
恋愛
3年ぶりに帰ってきた地元は、何かが違っていた。
俺が変わったのか……
地元が変わったのか……
主人公は倒錯した日常を過ごすことになる。
※他Web小説サイトで連載していた作品です
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
ずぶ濡れで帰ったら彼氏が浮気してました
宵闇 月
恋愛
突然の雨にずぶ濡れになって帰ったら彼氏が知らない女の子とお風呂に入ってました。
ーーそれではお幸せに。
以前書いていたお話です。
投稿するか悩んでそのままにしていたお話ですが、折角書いたのでやはり投稿しようかと…
十話完結で既に書き終えてます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる