83 / 182
4章.波乱
83.ガールズトーク「気づいた思い」
しおりを挟む
詩織が言ったSNSの書き込みやアリーシャが救急車に乗せられ運ばれる映像を私もあの時確かに見ていた!!
その動画を見て
『アリーシャが死んだ?嘘でしょ???』
って相当驚いたものだった。
私がそのインターネットの動画を見たのは地震が起きて30分くらいしてからだった。
私は地震の数時間前に体育館でアリーシャのミニライブ?を見た所だっただけに信じれない気持ちで一杯だったのを覚えている。
「詩織、その時自分の気持ちに気付いちゃったんだ」
「おバカでしょ?それまで一度も私の中にそんな気持ちがあるなんて思ってもみなかったのに・・
失って初めて気づくなんてね
私って最低ね・・
私の何気ない一言でアリーシャをこんな風に女の子に育ててしまったうえに、アリーシャを愛してしまってたなんてね」
詩織はそう言いながら詩織の瞳には涙が滲んできている。
私は詩織になにかしてあげたい・・・
そう思うけれども・・
今の私には・・
『何もしてあげれない・・』
悔しい・・
そう思い詩織の顔を見ていると・・
私は無意識の内に詩織の体を抱き締めて・・
『ハグ』
・・・していた。
詩織はそんな私の行動に
「咲、優しいね」
そう言いながら私に体をそのまま預けてくる。
「詩織見てたら切なくなっちゃって、応援したくなっちゃいました」
「バカップルって言ってたくせに?」
「言わないで下さいよ~~だってそんな大変な事有ったって聞いてたら言わなかったですよ~」
私はそう言って詩織の体をギュッと抱き締めた。
「私は・・・バカップルって言われても良い・・・私はもうこの気持ちに正直で居たいだけなのよ」
「詩織って強いね。私も詩織みたいに自分の気持ちを貫けるようになりたいな」
「咲も十分出来てるんじゃない?だって城中さんと出会って『エンジェルリップ』のCMまで撮ったんでしょ?」
「で・・・すね。でもその為に、何度も殺されかけちゃいましたけど・・・」
「くすっ」
「くすっ」
「ダナ!」
私達は思わず3人で抱き合ったまま笑い合ってしまう。
つづく・・・
その動画を見て
『アリーシャが死んだ?嘘でしょ???』
って相当驚いたものだった。
私がそのインターネットの動画を見たのは地震が起きて30分くらいしてからだった。
私は地震の数時間前に体育館でアリーシャのミニライブ?を見た所だっただけに信じれない気持ちで一杯だったのを覚えている。
「詩織、その時自分の気持ちに気付いちゃったんだ」
「おバカでしょ?それまで一度も私の中にそんな気持ちがあるなんて思ってもみなかったのに・・
失って初めて気づくなんてね
私って最低ね・・
私の何気ない一言でアリーシャをこんな風に女の子に育ててしまったうえに、アリーシャを愛してしまってたなんてね」
詩織はそう言いながら詩織の瞳には涙が滲んできている。
私は詩織になにかしてあげたい・・・
そう思うけれども・・
今の私には・・
『何もしてあげれない・・』
悔しい・・
そう思い詩織の顔を見ていると・・
私は無意識の内に詩織の体を抱き締めて・・
『ハグ』
・・・していた。
詩織はそんな私の行動に
「咲、優しいね」
そう言いながら私に体をそのまま預けてくる。
「詩織見てたら切なくなっちゃって、応援したくなっちゃいました」
「バカップルって言ってたくせに?」
「言わないで下さいよ~~だってそんな大変な事有ったって聞いてたら言わなかったですよ~」
私はそう言って詩織の体をギュッと抱き締めた。
「私は・・・バカップルって言われても良い・・・私はもうこの気持ちに正直で居たいだけなのよ」
「詩織って強いね。私も詩織みたいに自分の気持ちを貫けるようになりたいな」
「咲も十分出来てるんじゃない?だって城中さんと出会って『エンジェルリップ』のCMまで撮ったんでしょ?」
「で・・・すね。でもその為に、何度も殺されかけちゃいましたけど・・・」
「くすっ」
「くすっ」
「ダナ!」
私達は思わず3人で抱き合ったまま笑い合ってしまう。
つづく・・・
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる