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4章.波乱

54.お泊り「好奇心」

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シャワーのお湯が流れ落ちるその下で二つの影が重なり合って動いているのを見た私は

・・・

『咲・・本当に、この二人がいるお風呂場の中に入って良いの?』
そんな心の声が、私を止めようと語りかけてくる。

でも・・

私の好奇心は、それを拒む。
そして私の手は震えながら・・私の服を1枚づつ剥ぎ取ってゆく。
私は脱いだ服をアリーシャ達の服の横に丁寧に畳みながら重ねてゆく。

横に置いているアリーシャの下着・・

『可愛い・・』

そして・・

詩織さんの下着も・・

『凄く可愛い・・』

思わず私はその・・下着を手に取ってしまっていた・・

今凄く・・

ドキドキしている。

こんな事して・・

『私・・変態・・・かも』

そう思い・・また手に取った詩織さんの下着を元に戻した。
私は気を取り直して

後ろに手を回し、ブラのホックを外す。
初めて・・

ブラを着けた時・・
私は後ろでブラのホックを止めれなかった・・
皆もそう・・だったのかな?
そんあ事をふと思い出してしまう。

ホックの外れたブラを両肩から抜き取り畳んで私の脱いだ服の上に置く。
そしてショーツに手をかけた瞬間・・

一瞬・・

『躊躇ってしまう・・』



私の心の声は・・

『咲!そんな事止めなよ!!愛し合ってる最中の二人に悪いわよ』

そう言って引き止める。


でも・・

結局・・私の好奇心の方が・・
私は躊躇いかけて止まったショーツにかけた手を一気に引き下ろした。
脱いだショートを改めて見ると・・
凄くセクシー!!

そして・・


『凄く薄い・・』

この肌触りは・・
絹・・・なんだろうな・・・

詩織さんが履かしてくれたこのショーツ・・
やっぱり詩織さんでも恥ずかしかったんだ・・

そんな事を考えてた私は、詩織さんにこのショーツに着替えさせられた時の事を思い出して一瞬で体中が熱くなる。

そして私の全裸になった白い肌がピンク色に染まっていくのが解る・・
最後にかけたメガネを取って脱いだ服の上に置いた。
メガネを掛けたまま・・二人の姿を見て見たい気もするけど・・

流石にお風呂の中ではメガネは雲っちゃうし・・
髪洗えないものね・・

メガネをはずした途端に周りの世界がボヤけた世界に変わる。
でも焦点が合わないだけ!!
近くならば誰が居るか位は解る!!

まだ・・中に入る事に躊躇している自分に

『咲~突撃~~!!』
そう心の中に激を飛ばした瞬間、アリーシャと詩織さんの居るお風呂のドアを開けた。

つつく・・・
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