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4章.エンジェルリップ
19.貴方の本当の気持ちが知りたい「悪戯」
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『エンジェルリップ』のCMに私が出る?
こんなダサダサにブサイクなメガネっ子をそのCMに出すって冗談でしょ?
『私は遊ばれている?』
でもあの交差点でのぼんやりと歩いていたって言うのは本当!!
あの時メガネを拾ってくれてそのメガネを掛けたとき見た達也さんの表情は私を弄ぶようなそんな人の顔じゃなかった!!
達也さんの言った通りCMの事で達也さん悩んでたんだ・・・とお・・も・・う・・
達也さんそれで、ぼんやりと歩いてたんだ!!
「私で良いならそのCM出ますよ!!でも私みたいなダメダメな女の子で良いんですか~?」
そう私は達也さんに返事をしてあげた。
審査もあるんじゃ、私なんかじゃその審査で一発落とされちゃうんでしょうね。
私は達也さんと一緒に居れるんだったらなんでもやる!!
「ありがとう。今から社に連絡入れてみるよ!!」
達也さんはそう言って、自分の会社に電話を入れ始めた。
私は電話をしている達也さんを見ながら、持ってきたコーヒーに一口口を付ける。
口の中一杯にほろ苦いコーヒーの味覚が広がってゆく。
私は思わず・・
『にが~~~い!!』
小さく呟いた。
失敗しちゃった~~。お砂糖も、ミルクも何も入れて無かった。
私はコーヒーは最低でもお砂糖2本は入れなきゃ飲めないんだ。
ドジな私!!こんなんで大丈夫なのかな?達也さん本気なのかな?私をCMに出すだなんて・・
お砂糖2本、ミルク2つ甘々のミルクコーヒーにしちゃった。
『美味しい~』
やっぱ、コーヒーはあまくなきゃね!!
メガネかけていない私・・か・・
達也さん、それを見てCMに出て欲しいって思ったんだよね・・
でも・・
人ってメガネを取ったくらいで変わるものじゃないし・・
私はやっぱり・・
遊ばれてる・・んじゃ?
達也さん・・
私と付き合うって言ってくれたけど・・
本気で私の事好きになってくれたんじゃないのかも・・
私の心の中で次から次へと不安な気持ちが膨れ上がってくる。
苦しい・・・
苦しいよぉ~・・
胸が締め付けられるように苦しいよぉ・・
息が出来ない・・・
助けて・・
此れって恋?・・・なのかな?
私を達也さんがほんの少しでも好きっていう確証が欲しい・・
本当の事を言うと、達也さんが私をどうしようも無い位、愛していて欲しい。
『メガネを掛けてない素顔の私・・・』
達也さんの言った言葉・・本当の事なのかな?
本当の事なのか知りたい!!
何か方法無いのかな?
あ・・・そうだ!
普段この長い髪とメガネで私は顔を隠しているから
私のメガネを掛けてない、髪を上げた姿見せたらあの言葉が本当ならば驚くんじゃ?
『悪戯しちゃおうかな』
私は眼鏡を外して、片方の前髪を可愛く編み上げにしてゆく。
そう言えば小学校以来かな・・こんな風に前髪を編み上げるの・・
私は顔が見えるように長い髪を軽く後ろに流してほほづえをつきながら時折あま~~いコーヒを飲みながら達也さんを見つめてみる。
眼鏡を外した私には達也さんの顔はぼやけてはっきりとは見えない。
それでも・・
それでも、そんな私を見て何か感じてくれると嬉しいな。
「うわっ」
突然の達也さんの驚きの悲鳴。
成功~成功~~!!ヤッタネ『さき!!』
グッチョ!!
つづく・・・
こんなダサダサにブサイクなメガネっ子をそのCMに出すって冗談でしょ?
『私は遊ばれている?』
でもあの交差点でのぼんやりと歩いていたって言うのは本当!!
あの時メガネを拾ってくれてそのメガネを掛けたとき見た達也さんの表情は私を弄ぶようなそんな人の顔じゃなかった!!
達也さんの言った通りCMの事で達也さん悩んでたんだ・・・とお・・も・・う・・
達也さんそれで、ぼんやりと歩いてたんだ!!
「私で良いならそのCM出ますよ!!でも私みたいなダメダメな女の子で良いんですか~?」
そう私は達也さんに返事をしてあげた。
審査もあるんじゃ、私なんかじゃその審査で一発落とされちゃうんでしょうね。
私は達也さんと一緒に居れるんだったらなんでもやる!!
「ありがとう。今から社に連絡入れてみるよ!!」
達也さんはそう言って、自分の会社に電話を入れ始めた。
私は電話をしている達也さんを見ながら、持ってきたコーヒーに一口口を付ける。
口の中一杯にほろ苦いコーヒーの味覚が広がってゆく。
私は思わず・・
『にが~~~い!!』
小さく呟いた。
失敗しちゃった~~。お砂糖も、ミルクも何も入れて無かった。
私はコーヒーは最低でもお砂糖2本は入れなきゃ飲めないんだ。
ドジな私!!こんなんで大丈夫なのかな?達也さん本気なのかな?私をCMに出すだなんて・・
お砂糖2本、ミルク2つ甘々のミルクコーヒーにしちゃった。
『美味しい~』
やっぱ、コーヒーはあまくなきゃね!!
メガネかけていない私・・か・・
達也さん、それを見てCMに出て欲しいって思ったんだよね・・
でも・・
人ってメガネを取ったくらいで変わるものじゃないし・・
私はやっぱり・・
遊ばれてる・・んじゃ?
達也さん・・
私と付き合うって言ってくれたけど・・
本気で私の事好きになってくれたんじゃないのかも・・
私の心の中で次から次へと不安な気持ちが膨れ上がってくる。
苦しい・・・
苦しいよぉ~・・
胸が締め付けられるように苦しいよぉ・・
息が出来ない・・・
助けて・・
此れって恋?・・・なのかな?
私を達也さんがほんの少しでも好きっていう確証が欲しい・・
本当の事を言うと、達也さんが私をどうしようも無い位、愛していて欲しい。
『メガネを掛けてない素顔の私・・・』
達也さんの言った言葉・・本当の事なのかな?
本当の事なのか知りたい!!
何か方法無いのかな?
あ・・・そうだ!
普段この長い髪とメガネで私は顔を隠しているから
私のメガネを掛けてない、髪を上げた姿見せたらあの言葉が本当ならば驚くんじゃ?
『悪戯しちゃおうかな』
私は眼鏡を外して、片方の前髪を可愛く編み上げにしてゆく。
そう言えば小学校以来かな・・こんな風に前髪を編み上げるの・・
私は顔が見えるように長い髪を軽く後ろに流してほほづえをつきながら時折あま~~いコーヒを飲みながら達也さんを見つめてみる。
眼鏡を外した私には達也さんの顔はぼやけてはっきりとは見えない。
それでも・・
それでも、そんな私を見て何か感じてくれると嬉しいな。
「うわっ」
突然の達也さんの驚きの悲鳴。
成功~成功~~!!ヤッタネ『さき!!』
グッチョ!!
つづく・・・
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