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初春V

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散歩しやすくなったこの頃

お陽(ひ)さまをいっぱい受けて 
郊外の里山を気ままに歩く

雪やなぎ そして 菜の花の横を てくてく

集落を過ぎ 丘に向かう なだらかな登り道
ずーっとせせらぎが道沿いに
さらさら さらさら・・・

春の到来をつげる音 やさしく耳に



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