上 下
3 / 15
坂田一青年事件簿TOMO

静かな図書室でまさかの事件『後編』

しおりを挟む

《自己紹介》
坂田一 海士(さかたいち かいし)
→坂田一 終の息子

田辺 真由美(たなべ まゆみ)
→海士の幼なじみの少女

坂田一 終(さかたいち おわり)
→探偵好きで警察官になった

萩原 恵(はぎわら めぐみ)
→真由美の友達。少女漫画が好き

立石 和也(たていし かずや)
→海士と大親友。天才高校生

本田 若菜(ほんだ わかな)
→恵と大親友。ぶりっ子

井上 拓也(いのうえ たくや)
→海士のライバル。一番バカ

《目次》
一 犯人がだれなのか・その行動も

二 なぜ殺したのか

三 どこに行く~?




一 犯人がだれなのか・その行動も

海士「ともきは、ここで何してたの?」
ともき「どうしても授業中眠すぎたから椅子に座ってウトウトしていたんだよね」
海士「なるほどね、寝ていたってわけか
じゃあ、アリスは何してたの?」
アリス「うちは友達に頼まれた絵を完成させないといけなくて、ずっと絵を描いてたよ」
海士「なるほど、絵を描いていたのね
最後にわるきは何してたの?」
わるき「オレは、授業でわからなかった言葉を辞書で調べるために国語辞典を探していたよ」
海士「なるほどね、国語辞典で調べていたのか」
真由美「3人の中に本当に犯人がいるのかな?
聞いた話だけではだれも悪くないような気がするんだよね」
海士「んー、でもこの中に犯人がいるのは間違えなし
でもどうやって先生を殺したかなんだよな」
アリス「あと10分で授業始まっちゃうから移動していいかな?」
海士「ん?あ、わかった、それだ!この謎は全て解けた」
みんな「え?」
真由美「犯人わかったの?」
海士「うん!犯人はここにいる」
真由美「だれだれ?」


海士「犯人はわるき!お前だ!」
みんな「え?」
海士「最初俺はアリスが犯人だと思っていた。凶器となる裁縫道具をもっていたからだ。しかしアリスは司書との関係はよかった」
わるき「いやオレがどうやって殺したっていうんだよ」
海士「そうだよな、いうと思ったよ
13時にまずともきが図書室に入ってきた。
そして数分後にはともきはウトウトしていて寝落ちした
アリスと一緒にわるきは、図書室に入ってきてアリスがお絵描きに集中しているときに裁縫道具を盗んだ。
そして裁縫道具の針を刺した」
アリス「え?裁縫道具の針で殺せるの?」
海士「ふつうは、血が出るだけだ。しかし司書だけは殺すことが可能。それはなぜだと思う?」
真由美「病気とか?」
海士「正解!病気を持っていた。先生は低血圧であまり血が体内にない。その上に針で刺せば血が完全になくなってしまう。それで殺したのだ」
真由美「こわっ、高血圧も怖いけど低血圧も怖い!」

二 なぜ殺したのか

海士「わるきは、毎回のように司書に怒られていた。お前言ってただろ?俺は何も悪いことしてないのに怒られたって じゃあなぜ怒られていたかわかるか?」
わるき「いや知るわけねーだろ」
海士「お前は問題児の一員でもあった。だから問題児から抜け出してもらいたいという意味で怒っていた」
わるき「いやあれくらいでふつう怒られるか?」
真由美「何して怒られたの?」
わるき「理科室のとってはずしたり、窓ガラスにペンで落書きしたりしてたよ」
真由美「いや怒られて当然だよ笑」
わるき「それでストレスたまってオレは司書を殺した」
真由美「ほかの先生には怒られなかったの?」
わるき「あんまりな ほとんど司書に怒られてたから」
真由美「そうなんだ」
海士「ということでわるき逮捕」
といいわるきは捕まった

三 どこに行く~?

真由美「それにしても海ちゃんかっこよかったよ!」
海士「ありがとな! 真由美、どっか行かないか?」
真由美「えーいいけど他の人もさそおー」
海士「わかった!じゃあ誘っとくから
どこ行きたい?」
真由美「一度行ってみたかったところあるんだよね」
海士「どこ?」
真由美「動物園!!」
海士「おー!!」
真由美「やった!みんなにも伝えといてね」
海士「うん!」といい休みの日に動物園に行くことになった
しおりを挟む

処理中です...