41 / 111
迷探偵バカヒコと無茶ぶりな依頼
家族の問題を解決させた、伝説の迷探偵【SP1】
しおりを挟む
《登場人物》
スパイ バカヒコ→伝説の迷探偵
フシギ マジメ→伝説の迷探偵の妹
担任→マジメの担任の先生
校長→マジメの学校の校長先生
里山 光→バカヒコの知り合いの先生
西條 愛梨(さいじょう あいり)→バカヒコの友人
村神 鳩子(むらかみ はとこ)→行方不明の女の子
《目次》
一 あれから1年後
二 伝説の迷探偵 VS 学校の先生
三 伝説の迷探偵VS家族
一 あれから1年後
愛梨「あぁ~今日もたくさんの依頼来てるよ」
鳩子「そうだね! 去年の7月は散々な目に、あわせてごめんね」
愛梨「バカヒコが死んだのは残念だけど、今は今で楽しんでるからいいよ!」
鳩子「あの人は、本当に無茶してたよね」
愛梨「うんうん でも家族のこともよく考えているんだよ」
鳩子「それは偉いじゃん! そのエピソードある?」
愛理「うん!あるよ~」
鳩子「聞かせて~」
二 伝説の迷探偵 VS 学校の先生
バカヒコ「あ、やべ、スマホ忘れたわ」
愛梨「相変わらず、抜けてるね~」
バカヒコ「明日は、妹の面談に参加しないといけないから、その文章を考えないといけないんだ」
愛梨「えぇ~ なんかやらかしたの?」
バカヒコ「妹の担任はわけわからんよ、お兄ちゃんが一人暮らししてから異性とかかわる機械が減って、人と話さなくなったって」
愛梨「うーん ちょっと違うよね」
バカヒコ「でしょ? なんかいい方法ないかな~」
愛梨「バカヒコも、ちゃんと家族のこと考えてるんだね!」
バカヒコ「当り前じゃないか!!」
愛梨「うん笑」
次の日、午後1時から面談が始まった。
バカヒコの心「お母さん、妹、僕、担任の先生」だと思っていた。
実際は、お母さんが体調を崩して、代わりに僕が出ることになった
バカヒコ「え?ちょっと話が…」
担任「本日はお忙しい中、来てくださいありがとうございます。マジメさんが、最近話さなくなったことに関して心あたりはありませんか?」
バカヒコ「特にないです。さきに言っておきます。
どんな方法を使ってでも、妹は悪くないことを証明させていただいきます。」
担任「はい、ですが今回に関しては家族の問題なので学校側は責任はとれません」
バカヒコ「それは違います。ねっ校長」
校長「え、あぁ、うーんと」
バカヒコ「校長なのにそんな、曖昧な言い方は、良ろしいんでしょうか? はっきりと言ってくださいよ」
校長「学校側も生徒同士の会話に関しては、きちんと指導していますが、それでもマジメさんは話しかけようとしないんです。」
バカヒコ「ふーん 証拠はあるんですか?」
校長「証拠は…」
バカヒコ「じゃあこっちの勝ちですね」
担任「どういうことですか?」
バカヒコ「妹が人に話しかけない理由は、こうだと思います。学校に行っても雰囲気が真面目すぎてつまらない。それだったら昼休みは1人で読書していた方が良い。こういうことではないのでしょうか?」
担任「それは…」
バカヒコ「これを家族の責任といわれても、困りますよ」
担任「でも…」
バカヒコ「実際の動画を見せてあげますよ」といいスマホを見せた。
校長「担任の先生、これは一体どういうことですか?」
担任「えーと…」
バカヒコ「昨日、スマホを忘れたふりをして、妹のランドセルにずっと電源つけっぱで一日中の行動を録音していたので、昨日の1日の行動すべてわかります。
このように先生は妹に対してなにも声をかけている様子はありません。」
担任「たまたま昨日だけ、マジメさんに声をかけていないだけですよ」
バカヒコ「まぁそういうと思ったので、違う先生にも確認を取りました。これは1週間の学校の監視カメラの様子です。」
校長「1週間、まったくマジメさんに声をかけていないじゃないですか!!」
担任「すいません」
バカヒコ「教師というのは、いろいろな生徒に声をかけ、困っていたり、悩んでいたら相談する。それもあります。もちろん学歴も大切ですが、これができないと立派な教師とは認めてもらえないです」
校長「その通りだ」
担任「すいませんでした。校長」
校長「今回に関しては学校側の責任としますので、マジメさんとスパイさんはもう家に帰ってもらってよいです」
バカヒコ「はい!ありがとうございました。」
三 伝説の迷探偵VS家族
面談が終わり、家に帰ると
お母さんが切れていた
お母さん「もうこんなところ住みたくない」
バカヒコ「どうしたんだよ」
お母さん「学校にも迷惑かけるし、誰も助けてくれない」
バカヒコ「今回の話に関しては、解決させたから大丈夫!誰も助けてもらえなくても、どうにかなる!」
お母さん「どうして助けてもらえなくても、どうにかなると思うの?」
バカヒコ「自分で考えて行動できれば、助けなんて必要ないからだよ」
お母さん「確かに」
バカヒコ「いつも人に頼るやつほど、助けを求めるからね」
お母さん「そっか」
バカヒコ「あとはポジティブに生きることだよ」
お母さん「バカヒコは、いつもポジティブだもんね
一人暮らしは順調なの?」
バカヒコ「1か月分の給料から予算考えて生活してるから、お金の心配はないし、平日は仕事、土日はお出かけしているからストレスもすぐ発散できる!!」
お母さん「いいね~ ちゃんと料理作ってる?」
バカヒコ「もちろん!1週間に3000円生活で、いかに栄養不足にならないように食費を抑えるか、考えながら料理してる!」
お母さん「洗濯と掃除はできてる?」
バカヒコ「洗濯は、3日間に1度のペースでやってる。掃除は土曜日の朝、もしくは早く起きた平日の朝にやってる。色々な掃除道具を100均で買いそろえて、虫が部屋に存在しなくなるくらいね!!」
お母さん「すごい」
バカヒコ「もし、計画がずれたらエクセルの表で、どうするべきか、改善策も考えている。」
お母さん「そ、そうなんだ」
バカヒコ「今後の予定は来年の1月の分まで考えてる。それに向けて、節約生活レベルを月ごとに変えているよ!」
お母さん「そこまで!?」
バカヒコ「それくらいしないと、人生楽しく平和に過ごすことはできないからね」
お母さん「う、うん!確かに(*_*)」といいイライラを落ち着かせることができた。
鳩子「さすが伝説の迷探偵バカヒコだね!!」
スパイ バカヒコ→伝説の迷探偵
フシギ マジメ→伝説の迷探偵の妹
担任→マジメの担任の先生
校長→マジメの学校の校長先生
里山 光→バカヒコの知り合いの先生
西條 愛梨(さいじょう あいり)→バカヒコの友人
村神 鳩子(むらかみ はとこ)→行方不明の女の子
《目次》
一 あれから1年後
二 伝説の迷探偵 VS 学校の先生
三 伝説の迷探偵VS家族
一 あれから1年後
愛梨「あぁ~今日もたくさんの依頼来てるよ」
鳩子「そうだね! 去年の7月は散々な目に、あわせてごめんね」
愛梨「バカヒコが死んだのは残念だけど、今は今で楽しんでるからいいよ!」
鳩子「あの人は、本当に無茶してたよね」
愛梨「うんうん でも家族のこともよく考えているんだよ」
鳩子「それは偉いじゃん! そのエピソードある?」
愛理「うん!あるよ~」
鳩子「聞かせて~」
二 伝説の迷探偵 VS 学校の先生
バカヒコ「あ、やべ、スマホ忘れたわ」
愛梨「相変わらず、抜けてるね~」
バカヒコ「明日は、妹の面談に参加しないといけないから、その文章を考えないといけないんだ」
愛梨「えぇ~ なんかやらかしたの?」
バカヒコ「妹の担任はわけわからんよ、お兄ちゃんが一人暮らししてから異性とかかわる機械が減って、人と話さなくなったって」
愛梨「うーん ちょっと違うよね」
バカヒコ「でしょ? なんかいい方法ないかな~」
愛梨「バカヒコも、ちゃんと家族のこと考えてるんだね!」
バカヒコ「当り前じゃないか!!」
愛梨「うん笑」
次の日、午後1時から面談が始まった。
バカヒコの心「お母さん、妹、僕、担任の先生」だと思っていた。
実際は、お母さんが体調を崩して、代わりに僕が出ることになった
バカヒコ「え?ちょっと話が…」
担任「本日はお忙しい中、来てくださいありがとうございます。マジメさんが、最近話さなくなったことに関して心あたりはありませんか?」
バカヒコ「特にないです。さきに言っておきます。
どんな方法を使ってでも、妹は悪くないことを証明させていただいきます。」
担任「はい、ですが今回に関しては家族の問題なので学校側は責任はとれません」
バカヒコ「それは違います。ねっ校長」
校長「え、あぁ、うーんと」
バカヒコ「校長なのにそんな、曖昧な言い方は、良ろしいんでしょうか? はっきりと言ってくださいよ」
校長「学校側も生徒同士の会話に関しては、きちんと指導していますが、それでもマジメさんは話しかけようとしないんです。」
バカヒコ「ふーん 証拠はあるんですか?」
校長「証拠は…」
バカヒコ「じゃあこっちの勝ちですね」
担任「どういうことですか?」
バカヒコ「妹が人に話しかけない理由は、こうだと思います。学校に行っても雰囲気が真面目すぎてつまらない。それだったら昼休みは1人で読書していた方が良い。こういうことではないのでしょうか?」
担任「それは…」
バカヒコ「これを家族の責任といわれても、困りますよ」
担任「でも…」
バカヒコ「実際の動画を見せてあげますよ」といいスマホを見せた。
校長「担任の先生、これは一体どういうことですか?」
担任「えーと…」
バカヒコ「昨日、スマホを忘れたふりをして、妹のランドセルにずっと電源つけっぱで一日中の行動を録音していたので、昨日の1日の行動すべてわかります。
このように先生は妹に対してなにも声をかけている様子はありません。」
担任「たまたま昨日だけ、マジメさんに声をかけていないだけですよ」
バカヒコ「まぁそういうと思ったので、違う先生にも確認を取りました。これは1週間の学校の監視カメラの様子です。」
校長「1週間、まったくマジメさんに声をかけていないじゃないですか!!」
担任「すいません」
バカヒコ「教師というのは、いろいろな生徒に声をかけ、困っていたり、悩んでいたら相談する。それもあります。もちろん学歴も大切ですが、これができないと立派な教師とは認めてもらえないです」
校長「その通りだ」
担任「すいませんでした。校長」
校長「今回に関しては学校側の責任としますので、マジメさんとスパイさんはもう家に帰ってもらってよいです」
バカヒコ「はい!ありがとうございました。」
三 伝説の迷探偵VS家族
面談が終わり、家に帰ると
お母さんが切れていた
お母さん「もうこんなところ住みたくない」
バカヒコ「どうしたんだよ」
お母さん「学校にも迷惑かけるし、誰も助けてくれない」
バカヒコ「今回の話に関しては、解決させたから大丈夫!誰も助けてもらえなくても、どうにかなる!」
お母さん「どうして助けてもらえなくても、どうにかなると思うの?」
バカヒコ「自分で考えて行動できれば、助けなんて必要ないからだよ」
お母さん「確かに」
バカヒコ「いつも人に頼るやつほど、助けを求めるからね」
お母さん「そっか」
バカヒコ「あとはポジティブに生きることだよ」
お母さん「バカヒコは、いつもポジティブだもんね
一人暮らしは順調なの?」
バカヒコ「1か月分の給料から予算考えて生活してるから、お金の心配はないし、平日は仕事、土日はお出かけしているからストレスもすぐ発散できる!!」
お母さん「いいね~ ちゃんと料理作ってる?」
バカヒコ「もちろん!1週間に3000円生活で、いかに栄養不足にならないように食費を抑えるか、考えながら料理してる!」
お母さん「洗濯と掃除はできてる?」
バカヒコ「洗濯は、3日間に1度のペースでやってる。掃除は土曜日の朝、もしくは早く起きた平日の朝にやってる。色々な掃除道具を100均で買いそろえて、虫が部屋に存在しなくなるくらいね!!」
お母さん「すごい」
バカヒコ「もし、計画がずれたらエクセルの表で、どうするべきか、改善策も考えている。」
お母さん「そ、そうなんだ」
バカヒコ「今後の予定は来年の1月の分まで考えてる。それに向けて、節約生活レベルを月ごとに変えているよ!」
お母さん「そこまで!?」
バカヒコ「それくらいしないと、人生楽しく平和に過ごすことはできないからね」
お母さん「う、うん!確かに(*_*)」といいイライラを落ち着かせることができた。
鳩子「さすが伝説の迷探偵バカヒコだね!!」
10
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説

今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。




とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる