実はこれ実話なんですよ

tomoharu

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マーライオン(智久の人生物語)

【2022年の夏休み〈後編〉】

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ベッドに戻ると
智久「ふぅ~」
真理奈はぐっすり寝ていたが、その寝顔が可愛かった
真理奈「酒井起きてーもう10時だよ」
智久「あぁやべっ、疲れすぎてめっちゃ寝てた」
真理奈「小学生じゃないんだから12時間も寝る必要ないよ笑」
智久「ごめんごめん 真理奈の寝顔可愛かったよ笑」
真理奈「ふんっ、そんなの良いもん」
智久「顔めっちゃ赤いよ笑」
真理奈「赤面症なだけですー」
智久「かわいい笑」
優香「2人とも朝食食べてー」
智久「はーい」といい朝食を食べていた。トイレへ行き戻ると
明音「酒井くんは、真理奈ちゃんと付き合わないの?」
智久「付き合わないと思いますね笑」
明音「あんなに仲良いのに?」
智久「はい笑 付き合ったら話さなくなりそうで怖いです」
明音「そうなんだ」
優香「昼食どうする~?」
智久「なんでもいいですよ」
真理奈「酒井の作った料理」
明音「いいねそれ!」
智久「えぇそう言われても」
真理奈「酒井の料理食べてみたい!」
智久「わかった!じゃあスーパーで真理奈と材料買いに行きます」
優香「了解!気をつけていってね 今雷すごいから」
智久「はい!」
家を出ると雷がめっちゃなっていた
真理奈「きゃっ」
智久「そんな雷の音くらいでビビったらダメだよ笑」
真理奈「よくビビらないよね笑」
智久「こういう日の買い物は死ぬほどあったからね」
真理奈「そうなんだ すごいじゃん笑」
智久「うん笑」
スーパーで買い物して家に戻った
智久「昼はそうめんにしましょう!」といいそうめんをゆでてみんなに分けて食べた
真理奈「おいしい!!」
優香「麺類作れれば将来一人暮らししても困らないよ笑」
智久「なるほど~あざっす!」
昼食食べたあと真理奈の部屋で色々と話していた
智久「真理奈は公務員試験受かったら公務員になりたい?」
真理奈「あーその話なんだけどさ、お母さんに高卒じゃなくて大卒の公務員試験受けるかCAになりなさいって言われてるの」
智久「そうなのか~ じゃあ公務員試験がどんな感じなのか知りたくて模試受けてる感じ?」
真理奈「そうそう」
智久「なるほどね」といいトイレへ行って戻ってくると、僕のスマホを見られていた
智久「真理奈何してるの?」
真理奈「あ、ごめん見ちゃった」
智久「見てもいいけど勝手には困るよ」
真理奈「ごめん 酒井は小説書いてるんだね」
智久「そうだよ 読んでもらいたい」
真理奈「わかった」といい小説を読んでもらった
1時間後
真理奈「酒井は彩愛ちゃんと付き合うの?」
智久「いやそれは小説内のストーリーだから現実じゃないよ」
真理奈「なんで私は酒井を殺すことになるの?どうしてそんな解釈したの」
智久「いや、それは...」
真理奈「ひどいよ 例え病んでても人殺しはしないよ」
智久「自分の中でそういうストーリーにしたかったの 別に現実でそうさせるつもりはないよ」
真理奈「そうなんだ」
智久「あ、あとさヘルニアの手術の話について教えてほしい」
真理奈「あ~来週から手術するよ できればそばにいてほしい」
智久「そばにいたいけど、学校とか休みの日も忙しいから中々お見舞いには行けないと思う」
真理奈「そっか」といい泣いてしまった
智久「でも!できる限り行くようにするから泣かないでほしい」
真理奈「酒井...もし手術失敗して死んだらどうしよう」
智久「そんなことない!絶対に手術は成功するって祈ってるから安心して
僕も手術は正直怖かった。でも大丈夫!自分を信じて」
真理奈「ありがとう」といい泣いていた
優香「2人ともお互いに悲しい話してるわね」
隆馬「俺達もあの状況あったよな」
明音「確かに笑 みんな似たような事あるんだね」
七実「そうみたいだね」
夕食を食べて疲れて寝ていた。親は実家の片付けが長引くから月曜日に帰ると言っていた
8月5日(土)僕の家に真理奈を連れて来た
真理奈「酒井の家めっちゃ広くてきれいじゃん笑」
智久「ありがとう笑」
真理奈「アルバム見たい笑」
智久「いいよ」
真理奈「酒井は小さい頃から女の子と遊んでたんだね」
智久「そうらしいね笑」
真理奈「覚えてないのかい笑」
智久「うん笑」
昼食は焼きそばを作って2人で食べた。午後はテレビを見ながらダラダラ過ごしていた
17時頃
真理奈「ごめん そろそろ帰る」
智久「了解!見送ろうか?」
真理奈「いや、大丈夫!ちゃんと一人で帰るよ」
智久「そうか」といい心配だったから窓から外を見ていた。
そしたら犬が真理奈に向かって追いかけてきた
犬「ワンワンワン」
真理奈「きゃっ だれか助けて」
智久「やばいっ」といい急いで外に出て犬を追っ払った
真理奈「酒井ありがとう!」
智久「さすがに心配で目を離せなかったよ」
真理奈「そうなんだ じゃあ明日の模試頑張ろうね」
智久「うん」といい終わった
8月6日(日)模試を受けた
8時に真理奈と最寄り駅で集合して9時前に目的の駅に着いた
智久「じゃあ模試頑張ってね!僕は図書館とか周り散歩してるわ」
真理奈「了解!」
智久「図書館で【愛学両道】という本を読んでいた。愛学両道とは、恋愛と学問を両立させることである」
その本を読んで今の自分と照らし合わせていた。
12時頃模試が終わった。
智久「お疲れ様~どうだった?」
真理奈「50問中47問正解できた!」
智久「すごっ!!」
真理奈「酒井も頑張ってね!」
智久「うん!ありがとう」といい午後から模試を受けた
15時頃終わり自己採点した結果50問中13問しか合ってなかった
智久「はぁ」
真理奈「お疲れ様!どうだった?」
智久「もうダメだよ、僕には公務員試験受ける資格ない」
真理奈「どうしてよ」
智久「13問しかあってなかったし、いくら勉強頑張っても伸びないからやる価値ないじゃん」
真理奈「違う、やる気の問題だよ 覚えるって思いながら覚えないといつまで経っても変わらない状態だよ」
智久「だからそれが僕には無理なんだって」
真理奈「そっか もういいよ 私が余計なこと言ったせいで怒らせたみたいだから
もう私と話さない方が良いと思う さようなら」
智久「えっ、真理奈まってよ」
真理奈「こないで!私だって今辛いの、色々と悩み抱えてるから酒井と一緒」
智久「そ、そうなのか...わかった」といい真理奈は都内に帰った
僕は家にかえった。家につくと
智久「どうして僕はいつもこうなるんだ、どうすれば良いんだよ
何が正しいんだ、誰か僕に教えてくれ!こんなんだったら、死んだほうがマシじゃないか」と一人で泣き叫んでいた
僕の部屋に手紙が落ちていた
 

智久「ん?なんだこれ」
智久「真理奈... 本当にありがとう 自分の才能には気づかなかった これからも公務員試験に向けて勉強頑張ります」と決意することができたが
薬の効果が消えてしまった。
智久「うわぁ、意識が飛びそう ゲボっ ゲボっ」といい意識を失ってしまった。〈完〉
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