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呪われし◯○シリーズ
呪われし病院とIT
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〈登場人物〉
神坂 智治(かみざか ともはる)→伝説の探偵
小谷 真理(おや まり)→智治の知り合い
東 海智(あずま かいち)→病院の院長
遠藤 康司(えんどう こうじ)→被害者の男性
中道 武(なかみち たけし)→被害者の男性
野中 真莉愛(のなか まりあ)→被害者の女性
谷林 想(たにばやし こころ)→被害者の女性
〈目次〉
一 ニュースを見ていると
ニ 病院から手紙が送られてくる
三 この謎を解き明かす!
一 ニュースを見ていると
智治「あ~最近何もなくてつまらないなぁ~」
アナウンサー「緊急速報です。2024年5月24日(金)に八津川総合病院で2人が死亡、2人は意識はもうろうとした状態だそうです。原因は不明です。今後の情報が入ったら連絡します。」
数分後
アナウンサー「ただいま速報です。被害者の男性の意識が戻り話せる状況になったので、質問したいと思います」
被害者の男性「あ、はい」
アナウンサー「どんなことが起きたんですか?」
被害者の男性「あれは夢じゃない。恐ろしい現実の世界だ。」
アナウンサー「一体どういうことですか?」
被害者の男性「またいつあの世界を見るか、わからないから絶対にあの病院には行かない方がよい。」
アナウンサー「だそうです。みなさん何が何でもあの病院には行かないでください」
智治「そんなこと言われたら気になってしまうじゃないか」
ニ 病院から手紙が送られてくる
家のポストを確認すると
智治「え…」 送り主はあの病院だった。
智治「よしっ、この病院を呪われし病院と呼ぼう!」
最寄り駅へ行くと、知り合いの小谷さんに会った。
小谷「おはようございます。」
智治「おはようございます~今朝のニュース見ましたか?」
小谷「今朝のニュースって何ですか??」
智治「あれですよ、呪われし病院です。」
小谷「あー 神坂さんはそういう怖い話信じるんですか?」
智治「半分信じて、半分疑いますね~」
小谷「そうなんですね。」
智治「今から自分はそこへ行きます!!」
小谷「え?それは危険なのでやめた方がよいと思いますよ」
智治「大丈夫です!小谷さんは行かないですか?」
小谷「怖いので行きません! 気を付けて行ってくださいね」
智治「はい!」といい1人で呪われし病院に行くことになった。
20時頃、呪われし病院に着いた。
智治「すいませーん、誰かいませんか~」
〇〇「どうしたんだね」
智治「わぁ!? おばけーー」
〇〇「違うよ、ここの病院の院長をしている東だ。よろしく」
智治「宜しくお願いします!!あなたがこの手紙を送ったんですか?」
東「あぁ確かに送ったよ。【伝説の探偵】って街でウワサになっていたからな。」
智治「なるほど、早速ニュースについて事情聴取しに来ました」
東「俺は何もしてないぞ」
智治「そんなこと言っても無駄です!自分が来る前にこんな事
つぶやいてたじゃないですか」
録音機「次はどんな患者が来るか楽しみだな、ハハハ」
東「そ、それは…」
智治「このことについて教えてもらえませんか?」
東「仕方ない。教える。ただ、俺は殺人はしてないぞ!」
智治「まぁそれは置いといて、聞くだけ聞きますよ」
東「最近不思議なことが起きたんだ。この病院で手術した人は
数日後に意識不明になる人が続出している。
中には意識が戻る人もいるがわけがわからないよ。
そういう意味でどんな患者が来るのか楽しみだったんだ。」
智治「なるほど…」
東「この謎の問題を君に解決してもらいたいんだ!
頼む!!じゃないとこの病院の評判が落ちてしまう」
智治「わかりました。先に言っておきますが、
あなたが殺人を起こした確率は90%です。
その覚悟があるなら、この謎の問題を解決させます。」
東「そ、そうなのか… もし俺が原因なら素直に捕まるよ」
といい協力することにした。
被害者の母親や本人に事情聴取してみると
1人目は、遠藤さんの母親だった。
遠藤(母)「どうして息子がこんなことにあって、命を落とすことに…」
智治「安心してください!絶対にこの謎を解き明かして原因もお伝えします」
遠藤(母)「なんて立派な方なの!もしかしてあなたが【伝説の探偵】?」
智治「はい!自分が【伝説の探偵】です!!
今まで色々な問題を解決させたので今回も頑張ります!」
遠藤(母)「それは心強いですね~ 息子は小さいころのトラウマで心が弱かったのよ」
智治「もしかしてジェットコースターとか苦手な感じですか?」
遠藤(母)「そうよ 小さいころにジェットコースター乗らせたら大泣きしちゃってそれ以降1回も載ってないのよ。
しかし、先週彼女とのデートで無理やりジェットコースターに乗ったせいで、呼吸困難になって病院に運ばれたのよ」
智治「なるほど!なんか関係あるかもしれないので良い情報かもしれません」
遠藤(母)「あら、そうなのね。それは良かったわ」
2人目は、野中さんの母親だった。
野中(母)「あなたがあの【伝説の探偵】さん?」
智治「はい!真莉愛さんのトラウマストーリーってありますか?」
野中(母)「あーあるわよ。4歳の頃崖から飛び降りそうになってそれ以降、階段降りることができなくなったのよ」
智治「なるほど それは大変ですよねー
ちなみに手術した理由もそれですか?」
野中(母)「そうそう 2週間前に大きい地震が起きてエレベーター使えないから、階段で避難したら途中で足を踏み外しちゃったのよ…」
智治「あらら それは悲しすぎますね…」
3人目は、中道さん本人だった。
中道「よう、俺のこの怪我みて辛そうだとは思わないのか?」
智治「もちろん思います! 絶対にこの謎解き明かすので、安心してください!」
中道「その自信はどこから出てるのかね」
智治「今までの経験のおかげです! どうして手術していたんですか?」
中道「俺は7歳の頃に高いところから落ちそうになって、無事に救われたけどそれがトラウマで今は5階以上の建物に入れないんだ」
智治「そ、それは大変だ…」
中道「しかし俺の友達に山登り誘われて行ったら、頂上で急にめまいがしてそのまま転倒してしまったんだ。それでこの状態になった」
智治「うわぁ痛いやつだ。わかりました。絶対に解決させます!!」
中道「おぉ頼むぞ【伝説の探偵】」
4人目は、谷林さん本人だった。
谷林「もしかして【伝説の探偵】さんですか?」
智治「はい!よくご存じですね~」
谷林「推理小説好きで【烏坂探偵事務所】とか【伝説の探偵】読んでました!」
智治「おぉ~それはうれしいです!この話も数年後には小説として発売されるらしいですよ!」
谷林「そうなんですね!楽しみにしてます!!」
智治「それより左腕の骨折が痛そうで可哀そうですよ」
谷林「あぁこれですね。7歳の頃に高さ30mのプールから飛び降りて滑って大怪我した以来、プールや高いところには行ってなかったんですが、友達に誘われて行ったら、一緒にプールの飛び込み体験に参加してしまい、滑って左腕を骨折させました。
あれから1週間入院してました」
智治「あらら 自分は一回も高いところからプールの飛び込みはしたことないです。自分も高所恐怖症なんで あっ」
谷林「何かわかったんですか?」
智治「被害者の4人の共通点は小さいころのトラウマによって高所恐怖症になっていることです。」
谷林「なるほど それと病院で起きたこと関係しているんですか?」
智治「うーん まだわかりません。 いいこと思いつきました!
自分もあの病院で1週間入院してみます!」
谷林「そんな無茶なこと言わないでくださいよ!」
智治「というシミュレーションで東院長にある行動をさせるんです」
谷林「犯人は東院長ってことですか?」
智治「まぁそうですね、ただ病院の謎が解明できてないので証拠がありません。」
谷林「なるほど 絶対この謎解決してください!!」
智治「もちろんです!!」といい実際に1週間入院することになった。
東「探偵さん、腕折れてますね」
智治「昨日急いで階段降りたら途中で足を滑らせて怪我しました」
東「手術するので麻酔薬打ちますね」
智治「はい」といい眠っていた。数日後、目を覚ますと
智治「え?どこだここ?」なんと高いビルの上にいた。
智治「どうすればよいんだよ、自分は高所恐怖症なんだって」といい無意識に飛び降りていた。
智治「うわぁーーー」 数日後、ベッドの下にいた。
智治「あれ? ベッドの下か あれはいったい何だったんだろう 夢なのかな」
東「あらら探偵さん 腕は治ったみたいですね」
智治「腕は治りましたが、いったい何だったんだ」
東「探偵さんもここでしか見ない不思議な夢を見たんですね」
智治「それはどういうことですか?」
東「ここで手術した人は数日後に必ず高いビルから飛び降りる夢を見るそうです。」といいベッドの周りの物を見てみると
智治「あぁ!!わかったぞ!!東さん、明日4人の被害者と一緒にあなたも来てくださいね」
東「わかりました」
三 この謎を解き明かす!
〈解決編〉次の日、東さんと4人の被害者の母親や本人に集まってもらった。
智治「この病院は呪われし病院ではありません。病院の中に殺人犯がいるだけです。」
みんな「えぇ!?」
智治「谷林さん、中道さんに質問です。病院で寝ていて目を覚ましたら、いきなり高い建物の上で目を覚ましませんでしたか?」
谷林「はい!あれは現実なんですか?」
中道「確かにそうだった あれは夢なのか?」
智治「あれは夢と現実の間にある世界です!」
遠藤(母)「一体どういうこと??」
智治「犯人はこれを使って夢と現実の間にある世界を実現させました」
野中(母)「それはVRゴーグルですよね?」
智治「その通りです。犯人はVRゴーグルを使って」
谷林「犯人は誰ですか?」
智治「犯人はあなたです!東さん」
東「いやいや待ってくださいよ どうして俺が犯人なんですか。」
智治「このVRゴーグルのところにイーストと書いてありました。」
東「くそっ」
智治「このVRゴーグルの指紋を検査したらすぐにあなたの物だということがわかりますよ」
谷林「どうしてこんなことをしたんですか」
智治「多分、復讐だと思いますよ。違いますか?」
東「あぁそうだ、さすが【伝説の探偵】見事に俺のした理由も
わかっているみたいだな。」
野中(母)「もしかしてあなたは、中学の時私と同じクラスだった海智くん?」
東「そうだ 俺は東 海智(あずま かいち)だ。みんなに名前を忘れられて、声をかけても誰ですか?と初見扱いしてきた。
それが頭にきて、殺人事件を犯したんだよ」
野中(母)「もう少し深く話しかけてくれれば思い出したのに…」
遠藤(母)「私たちに同級生って言う自信がなかったのかしら、私の息子はそうだったわ」
東「あぁそうだよ、俺はチキン野郎だから、そんなこと言う自信なんかねーよ」
谷林「だからといって事件を起こすことはしたらダメですよ!」
智治「谷林さんの言うとおり、たとえ頭にきても殺人事件を犯したら話は別です。しっかり牢屋で反省してくださいな!」といい事件は解決した。
〈まとめ〉
・呪われし病院など存在しない!
・2人が意識を失った理由は、高所恐怖症のトラウマが再び来たというショックが大きすぎたからだ(メンタルが弱い人など)。
・夢と現実の間がVR(仮想現実)の世界である。
神坂 智治(かみざか ともはる)→伝説の探偵
小谷 真理(おや まり)→智治の知り合い
東 海智(あずま かいち)→病院の院長
遠藤 康司(えんどう こうじ)→被害者の男性
中道 武(なかみち たけし)→被害者の男性
野中 真莉愛(のなか まりあ)→被害者の女性
谷林 想(たにばやし こころ)→被害者の女性
〈目次〉
一 ニュースを見ていると
ニ 病院から手紙が送られてくる
三 この謎を解き明かす!
一 ニュースを見ていると
智治「あ~最近何もなくてつまらないなぁ~」
アナウンサー「緊急速報です。2024年5月24日(金)に八津川総合病院で2人が死亡、2人は意識はもうろうとした状態だそうです。原因は不明です。今後の情報が入ったら連絡します。」
数分後
アナウンサー「ただいま速報です。被害者の男性の意識が戻り話せる状況になったので、質問したいと思います」
被害者の男性「あ、はい」
アナウンサー「どんなことが起きたんですか?」
被害者の男性「あれは夢じゃない。恐ろしい現実の世界だ。」
アナウンサー「一体どういうことですか?」
被害者の男性「またいつあの世界を見るか、わからないから絶対にあの病院には行かない方がよい。」
アナウンサー「だそうです。みなさん何が何でもあの病院には行かないでください」
智治「そんなこと言われたら気になってしまうじゃないか」
ニ 病院から手紙が送られてくる
家のポストを確認すると
智治「え…」 送り主はあの病院だった。
智治「よしっ、この病院を呪われし病院と呼ぼう!」
最寄り駅へ行くと、知り合いの小谷さんに会った。
小谷「おはようございます。」
智治「おはようございます~今朝のニュース見ましたか?」
小谷「今朝のニュースって何ですか??」
智治「あれですよ、呪われし病院です。」
小谷「あー 神坂さんはそういう怖い話信じるんですか?」
智治「半分信じて、半分疑いますね~」
小谷「そうなんですね。」
智治「今から自分はそこへ行きます!!」
小谷「え?それは危険なのでやめた方がよいと思いますよ」
智治「大丈夫です!小谷さんは行かないですか?」
小谷「怖いので行きません! 気を付けて行ってくださいね」
智治「はい!」といい1人で呪われし病院に行くことになった。
20時頃、呪われし病院に着いた。
智治「すいませーん、誰かいませんか~」
〇〇「どうしたんだね」
智治「わぁ!? おばけーー」
〇〇「違うよ、ここの病院の院長をしている東だ。よろしく」
智治「宜しくお願いします!!あなたがこの手紙を送ったんですか?」
東「あぁ確かに送ったよ。【伝説の探偵】って街でウワサになっていたからな。」
智治「なるほど、早速ニュースについて事情聴取しに来ました」
東「俺は何もしてないぞ」
智治「そんなこと言っても無駄です!自分が来る前にこんな事
つぶやいてたじゃないですか」
録音機「次はどんな患者が来るか楽しみだな、ハハハ」
東「そ、それは…」
智治「このことについて教えてもらえませんか?」
東「仕方ない。教える。ただ、俺は殺人はしてないぞ!」
智治「まぁそれは置いといて、聞くだけ聞きますよ」
東「最近不思議なことが起きたんだ。この病院で手術した人は
数日後に意識不明になる人が続出している。
中には意識が戻る人もいるがわけがわからないよ。
そういう意味でどんな患者が来るのか楽しみだったんだ。」
智治「なるほど…」
東「この謎の問題を君に解決してもらいたいんだ!
頼む!!じゃないとこの病院の評判が落ちてしまう」
智治「わかりました。先に言っておきますが、
あなたが殺人を起こした確率は90%です。
その覚悟があるなら、この謎の問題を解決させます。」
東「そ、そうなのか… もし俺が原因なら素直に捕まるよ」
といい協力することにした。
被害者の母親や本人に事情聴取してみると
1人目は、遠藤さんの母親だった。
遠藤(母)「どうして息子がこんなことにあって、命を落とすことに…」
智治「安心してください!絶対にこの謎を解き明かして原因もお伝えします」
遠藤(母)「なんて立派な方なの!もしかしてあなたが【伝説の探偵】?」
智治「はい!自分が【伝説の探偵】です!!
今まで色々な問題を解決させたので今回も頑張ります!」
遠藤(母)「それは心強いですね~ 息子は小さいころのトラウマで心が弱かったのよ」
智治「もしかしてジェットコースターとか苦手な感じですか?」
遠藤(母)「そうよ 小さいころにジェットコースター乗らせたら大泣きしちゃってそれ以降1回も載ってないのよ。
しかし、先週彼女とのデートで無理やりジェットコースターに乗ったせいで、呼吸困難になって病院に運ばれたのよ」
智治「なるほど!なんか関係あるかもしれないので良い情報かもしれません」
遠藤(母)「あら、そうなのね。それは良かったわ」
2人目は、野中さんの母親だった。
野中(母)「あなたがあの【伝説の探偵】さん?」
智治「はい!真莉愛さんのトラウマストーリーってありますか?」
野中(母)「あーあるわよ。4歳の頃崖から飛び降りそうになってそれ以降、階段降りることができなくなったのよ」
智治「なるほど それは大変ですよねー
ちなみに手術した理由もそれですか?」
野中(母)「そうそう 2週間前に大きい地震が起きてエレベーター使えないから、階段で避難したら途中で足を踏み外しちゃったのよ…」
智治「あらら それは悲しすぎますね…」
3人目は、中道さん本人だった。
中道「よう、俺のこの怪我みて辛そうだとは思わないのか?」
智治「もちろん思います! 絶対にこの謎解き明かすので、安心してください!」
中道「その自信はどこから出てるのかね」
智治「今までの経験のおかげです! どうして手術していたんですか?」
中道「俺は7歳の頃に高いところから落ちそうになって、無事に救われたけどそれがトラウマで今は5階以上の建物に入れないんだ」
智治「そ、それは大変だ…」
中道「しかし俺の友達に山登り誘われて行ったら、頂上で急にめまいがしてそのまま転倒してしまったんだ。それでこの状態になった」
智治「うわぁ痛いやつだ。わかりました。絶対に解決させます!!」
中道「おぉ頼むぞ【伝説の探偵】」
4人目は、谷林さん本人だった。
谷林「もしかして【伝説の探偵】さんですか?」
智治「はい!よくご存じですね~」
谷林「推理小説好きで【烏坂探偵事務所】とか【伝説の探偵】読んでました!」
智治「おぉ~それはうれしいです!この話も数年後には小説として発売されるらしいですよ!」
谷林「そうなんですね!楽しみにしてます!!」
智治「それより左腕の骨折が痛そうで可哀そうですよ」
谷林「あぁこれですね。7歳の頃に高さ30mのプールから飛び降りて滑って大怪我した以来、プールや高いところには行ってなかったんですが、友達に誘われて行ったら、一緒にプールの飛び込み体験に参加してしまい、滑って左腕を骨折させました。
あれから1週間入院してました」
智治「あらら 自分は一回も高いところからプールの飛び込みはしたことないです。自分も高所恐怖症なんで あっ」
谷林「何かわかったんですか?」
智治「被害者の4人の共通点は小さいころのトラウマによって高所恐怖症になっていることです。」
谷林「なるほど それと病院で起きたこと関係しているんですか?」
智治「うーん まだわかりません。 いいこと思いつきました!
自分もあの病院で1週間入院してみます!」
谷林「そんな無茶なこと言わないでくださいよ!」
智治「というシミュレーションで東院長にある行動をさせるんです」
谷林「犯人は東院長ってことですか?」
智治「まぁそうですね、ただ病院の謎が解明できてないので証拠がありません。」
谷林「なるほど 絶対この謎解決してください!!」
智治「もちろんです!!」といい実際に1週間入院することになった。
東「探偵さん、腕折れてますね」
智治「昨日急いで階段降りたら途中で足を滑らせて怪我しました」
東「手術するので麻酔薬打ちますね」
智治「はい」といい眠っていた。数日後、目を覚ますと
智治「え?どこだここ?」なんと高いビルの上にいた。
智治「どうすればよいんだよ、自分は高所恐怖症なんだって」といい無意識に飛び降りていた。
智治「うわぁーーー」 数日後、ベッドの下にいた。
智治「あれ? ベッドの下か あれはいったい何だったんだろう 夢なのかな」
東「あらら探偵さん 腕は治ったみたいですね」
智治「腕は治りましたが、いったい何だったんだ」
東「探偵さんもここでしか見ない不思議な夢を見たんですね」
智治「それはどういうことですか?」
東「ここで手術した人は数日後に必ず高いビルから飛び降りる夢を見るそうです。」といいベッドの周りの物を見てみると
智治「あぁ!!わかったぞ!!東さん、明日4人の被害者と一緒にあなたも来てくださいね」
東「わかりました」
三 この謎を解き明かす!
〈解決編〉次の日、東さんと4人の被害者の母親や本人に集まってもらった。
智治「この病院は呪われし病院ではありません。病院の中に殺人犯がいるだけです。」
みんな「えぇ!?」
智治「谷林さん、中道さんに質問です。病院で寝ていて目を覚ましたら、いきなり高い建物の上で目を覚ましませんでしたか?」
谷林「はい!あれは現実なんですか?」
中道「確かにそうだった あれは夢なのか?」
智治「あれは夢と現実の間にある世界です!」
遠藤(母)「一体どういうこと??」
智治「犯人はこれを使って夢と現実の間にある世界を実現させました」
野中(母)「それはVRゴーグルですよね?」
智治「その通りです。犯人はVRゴーグルを使って」
谷林「犯人は誰ですか?」
智治「犯人はあなたです!東さん」
東「いやいや待ってくださいよ どうして俺が犯人なんですか。」
智治「このVRゴーグルのところにイーストと書いてありました。」
東「くそっ」
智治「このVRゴーグルの指紋を検査したらすぐにあなたの物だということがわかりますよ」
谷林「どうしてこんなことをしたんですか」
智治「多分、復讐だと思いますよ。違いますか?」
東「あぁそうだ、さすが【伝説の探偵】見事に俺のした理由も
わかっているみたいだな。」
野中(母)「もしかしてあなたは、中学の時私と同じクラスだった海智くん?」
東「そうだ 俺は東 海智(あずま かいち)だ。みんなに名前を忘れられて、声をかけても誰ですか?と初見扱いしてきた。
それが頭にきて、殺人事件を犯したんだよ」
野中(母)「もう少し深く話しかけてくれれば思い出したのに…」
遠藤(母)「私たちに同級生って言う自信がなかったのかしら、私の息子はそうだったわ」
東「あぁそうだよ、俺はチキン野郎だから、そんなこと言う自信なんかねーよ」
谷林「だからといって事件を起こすことはしたらダメですよ!」
智治「谷林さんの言うとおり、たとえ頭にきても殺人事件を犯したら話は別です。しっかり牢屋で反省してくださいな!」といい事件は解決した。
〈まとめ〉
・呪われし病院など存在しない!
・2人が意識を失った理由は、高所恐怖症のトラウマが再び来たというショックが大きすぎたからだ(メンタルが弱い人など)。
・夢と現実の間がVR(仮想現実)の世界である。
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