ゆうみお R18 お休み中

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小話まとめ

思いついた小話まとめ



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【ここじゃない】李世×真冬（真冬side） ※3.11等なんでも許せる方向け




｢ねえ真冬。真冬の居場所はそこじゃないよ｣




そんな声がして、驚きもせず振り返った。





｢…………李世。｣





そこに立っていたのは、友人。



綺麗な金髪の小柄な男だった。





｢……帰ろっか。あんまり長くはいられない場所だから｣




夏休み中、毎日毎日ここへ通いつめる僕を、李世はこうやって迎えに来てくれている。



｢ここまで来るの大変なんだよ？電車賃だってかかるんだから｣
｢………｣




でも迎えには来てくれるんだって、言いたかったけどぐっと飲み込んだ。





｢………あ、ねえ真冬、｣





それの前で座り込んでいたら、李世は僕の腕を両手でしっかりと掴んだ。




……そして、自分の方へ一気に引き寄せる。






｢………っ、｣





李世の方へ引っ張られた僕は、そのまま李世を押し倒すように床に倒れ込んでしまった。






｢っいたた………、…あれ？床ドンになってる？？｣
｢李世がしたんでしょ………｣





僕が李世を押し倒してるみたいになった。





｢もー、真冬重いよぉ、……う"ｯ｣
｢………失礼｣





一発殴ってから起き上がって、…ふと自分がさっきまで座り込んでいた方を見た。





｢………？｣






……特に、李世が僕をその場から逃がすような危険なものは無い。



何も変化は無く、いつものように『帰還困難区域』と書かれた看板と大きな柵が置かれているだけだった。





（虫でもいたのかな………）






それくらいに思っていた。






｢ふふっ、じゃあ帰ろ？美味しいアイス買ってきたんだぁ｣
｢……！｣ｺｸﾝ





アイスにつられて素直に李世について行った。






ーーー


（李世side）



｢よし帰ろー！何のアイスだと思うー？｣




真冬に向かってにこにこと笑顔を作って、気付かれないよう少しだけ振り返った。





……そこにいたのは、人１人簡単に飲み込めてしまうくらいの沢山の腕と手。




まるで誰かを｢あちらの世界｣にでも連れていきたがっているような、それなのにふよふよと彷徨っているような、真っ黒い手だった。




大きな柵の間から伸びるその手達に｢べ｣と舌を出して、意地悪げに微笑む。




｢だーめ、この子の居場所はそっちじゃないから。｣





………きっとこの子を探しているんだろう。






｢絶対渡さないよ？真冬はボクのものなんだから。｣







他の誰にも見えないようなそれに、目を細めて笑って見せた。






ーーー


フィーリング！！
なにか見えてる李世となにも見えない真冬。


ーーー


【結局どっちも変態】優馬×郁人



お昼休み。


｢なあ郁人、お前今すっごい犯され待ちな顔してたぞっ？☆｣
｢…｣ｲﾗｯ


どんな顔かも知らないしシンプルに顔がうざい。




｢どんな顔だよ、ていうか〇ね、さっさと〇ね｣
｢つめたーいそんなところもそそるー｣





放課後。


｢急に土砂降りなんてツイてないな………、…あーあ、中までぐしょぐしょ｣
｢…えっ、なんで急に下ネタ……？｣
｢…あ"？？？｣




一瞬ガチで理解出来なかった。





どっちもそんな事しか考えてない。







ーーー


【もちもち対決】未来斗×海斗



｢真冬のほっぺたほんともちもちだな！落ち着く…｣
｢……｣ﾓｯﾁﾓｯﾁ



真冬も未来斗に対してはあんまり怒らない。



｢……！｣
｢あははっ、眠くなってきたのか？………あれ、海斗！｣



現場に居合わせてしまった海斗と全く何とも思ってない笑顔の未来斗。




｢そ…そんなにいいのか………？真冬さんが｣
｢え？…あ、ううん、海斗の方が好きだよ………？｣



状況に気付いて気を使う未来斗に、





｢ど……どっちのほっぺたの方がいいんだよ！！｣
｢へぇっ｣





頭の中真っ白になった海斗。






｢えっと…、…んーもちもちは真冬かなぁ、でも海斗は反応が可愛い！｣
｢っ………｣




そして安定のイチャイチャ。早く結婚して下さい。





｢真冬ここにいた、…あの人達何してるの？｣
｢……｣BL






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最近うちチャというアプリを始めました。澪がよその創作の子と喋ってます。次の話のSNSはそのアプリではありません!!創作です。



【澪とSNS】親子組（優馬side）




澪がいつの間にかSNSを始めてた。




｢え…なにこれ………ていうかなんでお前は澪のスマホのパスワード知ってるんだよ｣
｢……今それ関係ないじゃん…、澪が僕以外の人と話してる………｣





澪が寝ているので隙を見つつ、気になって見てみると、





｢｢……！｣｣






澪とやりとりをしていたのは………






『ﾄﾞｩﾌ、よろしくﾄﾞｩﾌ』


『澪ﾁｬﾝって呼んでいいﾄﾞｩﾌか？？』


『ﾄﾞｩﾌｯ、澪ﾁｬﾝ可愛いﾄﾞｩﾌﾌﾌ』






……いかにもなやつだった。





『よろしくお願いします』

『はい…もちぶたさんって呼んでいいですか、あと僕男です』

『あんまり嬉しくないです…』




．．．





｢何してんだよ………｣
｢このもちぶたって奴、…殺る……？｣




郁人が怖い。





｢澪アレだ……とにかくフォローの多い奴から来た変態なメッセージにちゃんと答えるタイプだ………｣
｢だからSNSなんてやらせたくなかったのに………誰？！澪にスマホ渡した奴！！｣
｢……お前じゃなかった？｣




．．．





｢どうする…？壊す？｣
｢ちょっと落ち着け、っ落ち着けって、落ち着いて！！良い子だから！！！｣





駄目だ聞いてない…………




どこからか持ち出したバールで素振りを始めた。




｢と、とりあえず続き見よう！それからでも遅くないから！！｣
｢…………、………分かった｣




………良かった。





一旦安心して、続きを見る。







『下着の色はなn｢ああ"ぁあぁ"ぁぁ"！！！！｣』




ッ





｢そいつ駄目だ！！早く壊して澪が汚れる！！！｣
｢落ち着け、落ち着けってば！！！｣





落ち着いて見ると、






『下着の色は何色が好きﾄﾞｩﾌか』






なんか違った。





『色は落ち着いてて地味なやつがいいかも』






澪も澪でちゃんと返してるし…………






『良いﾄﾞｩﾌね！見えないところも大事ﾄﾞｩﾌ』




……変態に見えるような見えないような。



………ていうか郁人が怖い。





｢………なんで僕に何も言ってくれなかったの……何かするなら僕に言ってくれてもいいのに｣
｢そういうとこだろ｣




自分の狂気に気が付いてない………





｢……違うよ｣
｢え？｣





なんか、様子が






｢違う………原因はあいつだ、




この作品を書いてる奴！！！｣







…………






｢その発言は駄目だってば！！正気を取り戻せ！！｣
｢作者を呼べ！！ぶった斬る！！！｣





怖い………………！！！






｢あ…作者の代わりに来ました、代理です｣




代理が来てしまった。





｢お前かァァァ｣
｢っ代理さん！！逃げてめっちゃ初対面で誰だか分かんないけど！！！｣



黒髪ボブの女の子は、少し困った顔をして目を逸らした。




｢……私が書いてる訳では無いんですけど………｣





……そして、







｢……うｯ｣





どこからかタブレットを取りだして、何か操作したら急に郁人が気絶した。





｢え………｣
｢ちょっと寝るように書き変えただけです、…あんまりシナリオ変えたくないんですけどね………｣




一体何が…………





｢すみません、続けて下さい｣





謎ときぜ……眠った郁人を置いて、代理さんは去っていった。





｢……まあうるさいのいなくなったし続き見るか！｣




そのうち起きるだろうー………☆






ーーー



『じゃあこのシャツにはこれが合うの？』
『とても良きﾄﾞｩﾌ！！イケイケになるﾄﾞｩﾌよ！！』



そして予想と違った。




『すごい…持ってる服でこんなに良い組み合わせがあるなんて……』
『ﾄﾞｩﾌﾌ、そしてなんと！この服には背を高くすらっと見せる効果もあるﾄﾞｩﾌ！！』





…………何これ






『初めは急にフォローされてよく分かんなかったけど…もちぶたさんと話せて良かった！』
『ﾄﾞｩﾌ！澪ﾁｬﾝと会えて嬉しかったﾄﾞｩﾌよ！！』





その後もちぶたの投稿を見たらスタイル良し顔良し超おしゃれのモデルみたいな人だった。






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代理…

あまみや。の代理、女の子。
性癖詰め込んだ子。
黒髪ボブの無表情っ子。