ゆうみお R18 お休み中

あまみや。

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その他

可愛い生き物達

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【プリンと未来斗】澪side


ある日の昼休み。


「未来斗、プリンあげる」


お腹がいっぱいだったので未来斗にデザートをあげた。


「…!…お腹、いっぱいになったのか…?」
「うん、…あ、未来斗…プリン、嫌い?」


普通って言われたのであげた。



(プリン……俺の大好物………、…でも、かっこ悪いから駄目、緩むな俺の口角……!!)



「はい、あがー」
「あがーー」



一口食べて、



「…………っ~~…!!」



……なんかすごい顔が緩んでた。




「っ…!…す、すごい甘いなぁ…ひ、久しぶりに食べたな!」
「そうなんだ……はい、もう一口」
「んぐ」



……また緩んだ。




「っ~~…!…あまぁ~~…………!!」




声にならないような声でなんか言ってる。




「…おいし?」
「おいしい!!…っ、……ぁ、別に普通………」




どうやら好きだったらしい。






ーーー


【マシュマロとゆうみお】郁人side


「澪、マシュマロあげる!」
「…!」


優馬が澪を餌付けしてる。



「友達にもらったんだー」
「それを他の友達にあげる優馬って何なの……」


口を小さく開けて待機する澪に優馬がマシュマロを口に入れてあげた。



「……ん、」モニュモグ
「…!かわいい……」ニコ…



本当に澪と仲良くなりたい為に餌付けしてるんだろうなと見ていたら、




「…ん?」
「…っふ、…う、うぅ”………」



途端に澪の目に涙が溜まった。

顔も赤いし、なんか………




「………からぃ……」




そう聞いた途端僕達の顔色が青ざめていった。



「え”ッなんでなんでなんで!!?」
「優馬……お前まさか………」
「いや、知らない、ほんとに知らない」



マシュマロが入っていた小包みを確認すると、



「ろ…ロシアンルーレット用………」




すごく辛いやつらしい。




「んぐ、…っぅ…えぇ……」
「あ、澪がすごく疲れたような顔をしてる!!」
「泣かないで澪…!!今水……あ、こういう時って炭酸がいいんだっけ?」



なんて考えていたせいで救出が10分くらい遅れた。


澪はめちゃくちゃ泣いてた。





ーーー

【料理上手】未来斗side


「優馬は洋食を作るのが得意、郁人は和食が得意、…そして海斗はお菓子作りが得意なんだな!」

昼休み、お昼寝中の澪を除いて会話中。

「まぁ俺は洋食和食なんでも作れるけどな」
「僕も……洋食も作れないことは無いかな」
「俺、ご飯は基本的な事は出来るけど2人みたいに上手なのは出来ないな」


それぞれ得意微妙があるらしい。


「…それぞれの特技を活かせば、優馬と海斗が協力すれば洋菓子が作れる!郁人と海斗が協力すれば和菓子が出来るな!」


なんて、特に深い意味もない会話をしてた。


「洋菓子か…、あ、それなら未来斗の好きなプリンを作るか?」


海斗が言った途端ハッとした。



「海斗………」
「あっ、いや、うそうそ、未来斗がプリン好きとか嘘です」


それは俺と海斗だけの秘密。



「ふ、2人とも聞かなかったことに………」
「「未来斗はプリンが好き」」
「あ……ぅ、」



「海斗…俺の秘密、バラしたお仕置きしないとな?」ニコ
「っぁ、ごめ、ごめんなさいぃ………」プルプル




その後めちゃくちゃプリン作ってもらった。






ーーー

【酔っ払い(成人)】優馬side


ゆうみお宅で郁人と3人で飲み中。



「……ん」

澪が眠そう。


「澪~、おねむ??」
「ん……ちょっと寝る」


そのまま横になった。



「澪そこスイッチ1つで動く状態のドクター〇アあるよ」
「……」どすん


あ、駄目だ声が届いてない。


寝てしまった澪が勢いでスイッチを押した。


『ピッ』



勢いよく振動したエアで澪の上半身が酷く揺れる。



「ぅ”……あぁあ”ぁぁ”ぁ”」
「澪……ッ、今助けるからね!!」ダッ


そして助けようとした酔っ払いもテーブルの柱に躓いてエアの上に転ぶ。



「うわシュール」



2人して振動してて面白い。



「っぅ”…おぇぇ”」
「だ ず げ で………」




何してるんだろうこの酔っ払い達(面白いから助けない)





ーーー


【コスプレ】未来斗side



「海斗ってさぁ……変態だよな」



プリミュアのコスプレをさせられた。



「かわいい!!かわいいぞ未来斗!!」パシャパシャ


この変態………



「もうやだ!!帰る!!」
「なんでだよ、もっといろよ!!」


久々の海斗の家だったから楽しみにしてたのに………


「大体なんで俺が女装なんか………」
「ジロール(ミュア名)は中性的な体格だから未来斗によく似合うんだよ、ほら、肉まん持って!」


ジロールの好物らしい肉まんを貰った。


(キノコのプリミュアなのでは……?)


ちなみにミュアは全員キノコの名前。


ポルチーニとトリュフ、そしてジロール。


ツインお団子で中華な衣装。キノコそんなに関係無いしなんならちょっと見た事ある。



「はい、自己紹介」
「え…あ、…ミュア…ジロールです……」
「もっと明るく可愛く!!」
「っ……


 きらめく肉まん・エモーション!!ミュアジロール!!おいピ---------------」


人生最大の可愛くて高い声を出したのにカットされた。



「え、何今のピー」
「色々な規制だな、著作権とか諸々の」


えぇ………


ピー無しはちゃんと海斗のカメラに入ってます。





ーーー


【2人目のプリミュア】海斗side


目の前にいる優馬と郁人の会話。


「郁人、俺の為に魔法少女になってくれ」
「きっしょきしょすぎてめんたま潰れそう」


郁人って思ってたより口悪い、ていうか怖い。


「俺を見たくないってこと??」
「うん……、…ていうか何、どういうことなの」
「べっつにー?前の話見てたらお前もコスプレとかしてくれないのかなって」


プリミュアの話。


「やらないよ、…未来斗は似合うだろうけど、僕は背も高いし可愛い訳でも無いし」



……え



「郁人は可愛いよな?」
「うん…可愛い」
「なんで息合ってるの」


というか、


「別に背が高くてもプリミュアになれるだろ」
「海斗のオタクスイッチきたぁ………」
「っ…ていうかお前言う程高くないじゃん!!」


何故かいきなりキレる俺。



「たかが172ぽっちで背が高いとか言ってんじゃねぇぞ緑頭!!」
「その呼び名クッソダサいからやめてくんない…?!あとそんなこと言ったら海斗達の方がチビじゃん!!」


そう言うと優馬も加勢してきた。



「そうだぞそうだぞー海斗の言う通りだぁ」


自分はかろうじて170台にいけたからかあまり本気では無かったけど。



「ヤっちまえ海斗!!そんな我儘幼女に負けるな!!」
「人を幼女呼ばわりするな…!!…ッ、絶対女装コスプレなんかやんないから!!」




………


その数時間後。


「「…ふぅ……」」キラキラ


力尽くで俺の家に連行してコスプレさせた。


「お前ら絶対〇すかんな………」



すごい睨んでくるけど可愛いのでヨシ!



ちなみに黒髪ハーフツインテールのおっとりたれ目高身長お嬢様、ミュアトリュフのコスプレでした。


「高身長でもなれたな!プリミュア!」
「よくやったぞ海斗!後は俺が対応するから別の部屋でゆっくり休んでな!!」




その後部屋に残された2人が何をしたのかは知らないし知りたくもない。






ーーー


【最後は…】澪side


「そうなると最後のミュアポルチーニはお前だな!!海斗!!」


朝から海斗と優馬が楽しそう。


「えぇー…似合わないしなぁ……、…まぁちょっと気になるけど」
「いやお前顔綺麗なんだし出来るだろ、ほら!」


優馬に渡されて自分の顔を見た海斗は、



「んー…でも俺、ポルチーニみたいに可愛くないよ、かっこいい」
「そっか、とりあえずやるだけやってみようよ、イケメンのポルチーニが出来る」


何の話か分からないけど、優馬に無理矢理連行されたので放課後海斗の家に来た。



「おぉ…すご、ちゃんと全員分の衣装あるんだな」
「うん、楽しくてさ………」



海斗の家に何故か沢山服がある部屋があって、そこにコスプレのような服もあった。


「何が楽しいの?あ、もしかして割と自分で着てた??」
「こうやって好きなものを語れる状況がだよ………、……俺あんまり自分の好きなものって無かったから、楽しいんだ、こういうの」


そう言って嬉しそうに笑う海斗。


「……そっか、じゃあこれからもっと楽しくしよう!」
「優馬……、…うん、楽しみにしてる」



なんか良い雰囲気なので関係ない僕は空気になることしか出来なかった。




ーーー

海斗がいなくなって数時間後。

甘い手作りお菓子を食べながら海斗の部屋で待っていたら、


「……お、おまたせ………」



さっき見ていた服を着た海斗が入って来た。



「……!綺麗だな!」
(なんの服なんだろう………)
「綺麗……だね?」



未だに状況を説明されていない僕。


金髪ツインテールにピンクのリボン。

服はなんか、コスプレっぽい。


けど普通に似合っていて、可愛いと思った。




「えへへ……、…ありがと。」







………まぁ、海斗が楽しそうだったので素直に嬉しくなった。




……が、




「海斗……今日の夜ご飯……、…って、え」



海斗の父親がちゃんとノックをしてから入って来た。



「……あ………」



しっかりガン見している父親。段々赤くなっていく海斗。



「あ……ぁ……あ………」
「……ぁ…ご、ご飯……何が良いか、後で教えてくれ」




気まずい雰囲気で去っていった。





「優馬……澪……助けて………友達いる時入ってこないから油断してた……」
「とりあえず帰ろっか、澪」
「うん、お腹空いた」






ーーー


【疲れた優馬】郁人side


優馬が普段より疲れている気がする。


「……」疲
「……」ボ-…


そんな優馬の前でぼーっとしてる澪。

そこに優馬が、手を出した。



「……」ブニッ



優馬の指が澪の頬をつねる。

そして………


「……」


フニフニフニフニフニフニフニフニ


ブニョブニョブニョブニョブニョブニョ



ボヨボヨボヨボヨボヨボョ



パチンパチンパチンパチンパチン



ブニニブニブニニブニブニニブニブニニブニ




ブニッパチンボヨボヨボヨフニボヨブニニブニパチンパチンブニョブニョパチンボヨブニョパチンパチンフニフニフニフニパチンブニブニブニョニョ パチ---------ンッ





...







……………






「……ふぅ」満足


満足した様子で頬から指を離した。



「「? ? 」」


訳が分からなくてずっと?を浮かべている僕と澪。


かなりつねられたせいで赤くなった澪のほっぺた。




「………えぇぇ……?」
「……痛い………」泣





優馬怖い…………






ーーー

【後輩ギャルピース】未来斗side


「最近ギャルピースが流行ってるな」

後輩達と話してた。


「あー…あれですよね、ピースを手前に出す感じの……」
「……」じ…


そんな感じ。


「ていうか真冬がすごい李世の事見てるけど……」
「何かを期待する目ですねぇ………」ニコ



なるほど……



「……」じ…
「なぁに真冬、ボクに何して欲しいの??」
「……」ピ-ス
「そっかぁ、…真冬が一緒にやってくれたらいいよ?」
「……」


...




「ピーーース!!☆」





やってくれた………





「真冬ノリ良っ」
「ノリ良い真冬、変態真冬、ドM真冬キャラ増えてくね~♪」



とりあえずこの写真永久保存版。




ーーー


真冬は無表情ながらもポーズとかは取ってくれてたら可愛い。表情もちょっと楽しそう(他人の前ではやらない)


以下おまけ…好きな人を呼ぶ時の表情とどんな思いがあるか妄想


未来斗…
「かいとっ!」
本当に楽しそうににこにこしながら呼ぶ。
ずっと一緒にいたい、大好き。


海斗…
「未来斗。」
普段笑わないのに未来斗を呼ぶ時だけは少し口角が上がってる。
信頼出来る、この人に出会えてよかった。
初めの頃は「鳳君」だったのが未来斗呼びになってるのが好き。


優馬…
「澪!」
圧倒的自信。澪は俺のもの。誰にも譲らない。
初めの頃と比べてワンコになった。
気弱な時は自信なさそうに、サイコの時は常に笑顔か無表情。


郁人…
「澪…。」
笑顔ではあるけど苦しそう。本当に昔から大好きだった。
気持ちだけなら他のカプより何倍も強いと思う。


莉音…
「…桜木」
澪の事が好きな郁人が振り向いてくれない事がすごく苦しいけど自分のせいで好きな人を困らせたくない。
そのうち爆発する。


澪…
「メロンパン…!」
食べ物を見るな人を見ろ



西原…
「りゅーき……。」
どうしても素直になれなくて表面から言えない、後ろで言っちゃう。
二階堂の背が高いから後ろでちんまり服掴みながら言ってくれたら可愛い。

二階堂…
「純也?」
そんな西原を不思議そうに見る鈍感。
好きなのは分かってるけど西原が好きになったからといって気弱になるとは思ってない。


真冬…
「李世……」
李世の隣で小さく呟く。李世には声は届いても気持ちは届かない。切ない。
本当は李世に依存したくてたまらない。

李世…
「…ん?なぁに?」
李世……もしかして……恋愛感情とか無いのかな………


星奈…
「瞬……!」
名前を呼ぶだけでも本当は恥ずかしい。
瞬が好き、女の子相手みたいに気軽に話せたらなと思ってる。


瞬…
「美琴…」
星奈の事は好き。2人きりの時だけ名前呼び。
でも星奈が好きなのは女の子だから自分は諦めるしかないと思ってる。それでも優しくされると期待してしまう。







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