ゆうみお R18 お休み中

あまみや。

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その他

クリスマスイブの生徒会

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(李世side)


冬休みの生徒会。


「冬休みなのに集まってくれてありがとー」





夕方生徒会室に行くと、何やら綺麗な飾り付けと沢山料理が置いてあった。



「瞬がクリスマスパーティーがしたいって言うから、せっかくだしね?」
「すみません……クリスマスイブですし予定があるかなとは思ったんですが………」



そんなものは全く無いし、瞬先輩のしたい事ならほかの予定を蹴ってでも行くから大丈夫。



「すごく美味しそうですね…!これ、全部瞬先輩が?」
「はい…、僕と星奈で。会長と二階堂さんは飾り付けを。」



なるほど。



「それなら片付けはボク達に任せてくださいっ」
「片付けは皆でやるよ、李世と真冬の役目は………」


西原先輩が何か持ってる。怖い。



「女装してサンタコス~!「いやで~す」」笑笑笑笑





ーーー


無理矢理着せられた。


「酷いですよ身ぐるみ剥がすなんて!!」
「人聞き悪いな………」


楽しそうに写真を撮る西原先輩と星奈先輩。



「さて目の保養も出来た事だし……食べよ食べよ~」



皆席に座って手を合わせた。




「このピザ美味しいです…瞬先輩ですか?」
「あ、それは俺だよ~市販の生地に好きな具材のせただけだけど」


星奈先輩って料理……出来るんだ………




「………」モグモグ
「真冬の食べてるやつなんですか?」
「それはタルトフランベ。それも俺」


なんか…作るものがおしゃれ。



(女子ウケの為だけに料理勉強してるんだろうなぁ………)



「純也……野菜も食べなきゃ駄目だろ」
「お母さんかお前は………食べてるよぉー」



ローストチキンとかブッシュドノエルとか………クリスマスって感じ。



いい感じにお腹もふくれてきて後はケーキだけ、というタイミングで、西原先輩が声を上げた。




「はぁーい、ここでサンタさんから皆にプレゼントだよぉ~」



………プレゼント?



「そんなのあるんですか…?ていうか先輩なんか顔赤いような………」
「洋酒入りのやつ食べてたからね、写真撮っとこー」



(……あれでも西原先輩ってお酒強かったような)



あれこの記憶まだ読者様には公開してない話の記憶………?


…………???





1人でこんがらがるのも面倒だったのでとりあえず先輩が酔っているという事にして話を進めた。




「で……どんなプレゼントを?」
「今ここで欲しいもの聞いて、明日の朝枕元に置いとく!」



それ不法侵入じゃん




星奈先輩。
「あ、じゃあ俺香水欲しいージャネルのやつ」
「誰がお前に買うかタコ」
「なんで」


瞬先輩。
「あ…出来たらでいいんですけど、新しいおたまが欲しいです!」
「いくらでも買うわそれくらい………」
おたまがトレンドマーク的な先輩。





「真冬は本?」
「……」フルフル
「あれ違うの?」
「……加湿器」


加湿器……?


「あ…そっか、今乾燥してるもんね」

通りで真冬の口数も少ないわけだ。


「先輩、真冬加湿器がいいみたいです」
「…!ほんと?じゃあめちゃくちゃ可愛いやつ買ってくるよ!」


先輩、なんか嬉しそう。




「李世は?」
「えっ…あ…えっと……じゃあ………


くまのぬいぐるみ………」




皆すごく驚いた顔をした。



「李世がぬいぐるみ…!!?あざとい力発揮した?!」
「い、いいぃえ!!ちょっと諸事情がぁ………」


「諸事情?」と聞き返してくる西原先輩に言い難いけど本当の事を言った。




「メタなんですけど……ボクのキャラ設定8割考えてくれてる人がボクに飽きたのか職務放棄しました」
「メタいな……」


その場の空気が一気に重くなる。



「ボクあの人がいないとキャラブレやばいです………作者の力だけじゃ高山李世は完璧じゃないんです……」
「なんで自分の手に負えないキャラ作っちゃうかなぁ………」




...



「じゃあ李世はぬいぐるみね。…なんか切ないけど。……そしてりゅーき、」



ちょっと期待してるのか二階堂先輩の目のハイライトが大きくなった気がする。


………けど、




「りゅーきのクリスマスプレゼントは俺ね?」
「………は?」


ハイライトが一瞬で消えた。




「は?って何?俺しか要らないよな?」
「待て、せめて選択肢をくれ」
「俺か俺か」


………可哀想




「っ……そうはならないだろ!」
「なっとるやろがい」





まあ腐男子的にはそれすごく美味しいんだけど。

なんて思いながらケーキを食べていたら、呆れたのか二階堂先輩が飾り付け道具が入っていた箱からリボンを取り出した。



「………りゅーき?」
「……ほら、プレゼントなんだろ?」



……お




「ちょ……ッ、りゅーきやめてしばんないで!!!」
「プレゼントにはリボンが必要だもんな??」



呆れたんじゃなくてSっ気が出ただけだった。



「全年齢!!全年齢だってば!!!」
「何言ってるんだ純也?ここは年齢制限ありの方だぞ???」



………うわ最高





「…あ、李世、真冬。ケーキはもう大丈夫ですか?」
「はい!お腹いっぱいです~」



途中から飽きて4人だけでお話してた。







ーーー


……次の日の朝。



「…わぁ、本当にぬいぐるみが」


いつの間に来たんだろう怖い。




「真冬の家にも?あ、加湿器来たんだね」


電話で聞いたら猫の形の加湿器が枕元にあったらしい。


『……ふく〇くにゃ〇この加湿器。』
「へぇ…後で調べてみるね」



その後他の人にも聞いたら瞬先輩は高そうなおたま。あとそれだけじゃ寂しかったのかブランケットと湯たんぽ。星奈先輩にはお香が来てたらしい。



………そして、



「おはようございます二階堂先輩っ!」


とても気になる二階堂先輩ーー…☆



二階堂先輩が出ると思ったら、




『んぁ……おはよ………』



何故か二階堂先輩の携帯から西原先輩の声がした。





「え……まさか本当に」
『んん…なんか朝起きたらりゅーきの部屋にいたな……』



え、



(それが本当なら一夜を一緒に過ごしたということでは………?!!)



しかもクリスマスイブ。

もしかして、、、もしかして………、、、




『あ…なんかね、昨日あの後眠い中りゅーきに連れられてここに来てたかも』


そうなると昨日の夜から一緒にいるという事になる。



(嘘……ということはやっぱり一線、)




……………そう思ったけど、




『ううん、それは無いよー、服もそのままで特に脱がされた形跡も無いし、腰も痛くない。

…あと龍輝も隣で爆睡してるから、2人とも買い物とプレゼント配りで疲れてすぐ寝ちゃってた感じかな。』




………なんだ。



「そうですよねぇ……先輩方いつまで経っても一線越えないですもんね」
『ねぇ……、………あ、ごめん。充電無いみたいだからそろそろ切るね』



「わかりました」と言って向こうから電話が切れるのを待った。



(さて……ボクも起きないと)






ーーー


(西原side)



電話を切って、ふと隣で爆睡している親友を見る。


……うつ伏せで苦しそう。




(李世にはああ言ったけど………)



『服もそのままで特に脱がされた形跡もない』





………言った、けど、





「っ……あぁ………





めちゃくちゃ嘘ついたなぁ………………」






腰は痛くない。それは事実。



でも………





「あぁもう……………………」






昨日の夜のことを思い出すと、今でもまだもどかしくなる。



(俺の体なんて心配しなくていいよ、…せっかく俺が、勇気出したのに。)






乱れた服のボタンを掛けながら、隣で爆睡している意気地無しを問答無用で睨みつけた。









ーーーーー



少しづつ進展していくにかにしです。








以外おまけ!生徒会室の間取りです。
(アプリ名 room planner)







廊下から雰囲気変わりすぎて初めは異空間に来た感じがする。
西原が父親に頼んで作ってもらった部屋。





真ん中が西原の机。
ソファの方にあるちょっと青っぽい机が二階堂の机。
その反対が瞬の机。
りせまふはソファで作業してます。


キッチンがあるのは後から西原が付けました。
西「料理好きな瞬の為と、俺が手料理が好きだからって理由と、お昼ご飯とかお湯使いたいからという理由です」

ソファのテレビは予定では付けていませんでしたが父親の金だからと西原が後付けしました。




ソファはりせまふ、来客、生徒会メンバーで団らんする用。思い出深いソファです。


ちなみにソファの後ろにはテラスに繋がる窓があります。ここからは学校の設計通りです。

校内の生徒から人気がある部屋ですが入れるのは用事がある生徒と生徒会役員のみ。
なお本編の方では壁床は同じですがモブもいるのでちゃんと生徒会室らしい家具の配置になってます。




    
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