ゆうみお R18 お休み中

あまみや。

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R要素あり 日常もの

3話(助けたのに……・華奢・虚言癖)

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「そうだ……まず服をhshs」
「……えと、それは……ちょっと」


服を脱げと言われて少し困っていた、その時。



「せんせぇぇぇぇ失礼しまぁぁぁぁぁすッッ☆☆☆」



滅多に人が来ない文系職員室に、友人が入ってきた。


「……!優馬!」



立ち上がって、すぐに優馬のところまで駆け寄る。




「大丈夫ー?澪、怪我してない??」
「怪我……なんで?ていうかなんでここに…………」




…………?
先生が焦った顔をしてる。




「じゃあ澪行こっかー☆ちょっと先行ってて?☆☆」
「(やけに星がうざいな……)分かった」






先に職員室を出た。







「先生っ」ニコニコッ☆
「な……なんだ?」





「…………次は笑って済まさないからな」
「……ッ!!」






ーーー




【助けたのに……】優馬side



俺……今好きな人の事を強姦魔から助けたつもりだったんだけど、





(なんでこうなった…………??)






「優馬……大人しく吐くんだ、お前は友達をレイ……襲ったな?」



なんでか知らないけど、教室に戻ったら縛られた。





「未来斗……なんのこと?」
「とぼけるなよー!澪が言ってたぞ!」



その澪は今お昼寝中で、多分俺が襲った(誤解)であろう郁人が苦笑いで席に座って見てる。




「あの……今授業中「今は自習だからヨシ!」ヨシくない」




…………困った。





「とりあえず解いて欲しいんだけど…………俺何もしてないし」
「絶対した!だって澪が証言したんだぞーー!」
「やっぱ誤解だよ……レイプじゃないならいいだろ?」



海斗が未来斗の事を宥めた。




「……郁人、ほんとに何もされてない?同意の上なのか?」





…………






「うん、はしてないよ」




……!



(ありがとう~~郁人~~~!!!)



強姦魔の疑いが晴れた。






「む……なら仕方ないか」
「縄解くから大人しくしてろよ」



海斗が縄を解いてくれて、無事自由の身になった。




「ありがとな郁人っ」
「まあ……ほんとのこと言っただけだし」







(澪の言うセックスってさっき聞いたらレイプのことみたいだったし…………まあ、一応……同意の上、だし)







………ていうか澪、セックスの意味理解してるんだ………………




それがちょっとショックだった(でも意味誤解してる)








ーーー

↓以下生徒会


【華奢】西原side



「先輩~!!聞いてくださいよー!」
「どしたの李世」


後輩から相談事……!
素直に嬉しくて、話を聞いてあげた。




「真冬が………真冬が全然食べないんです」
「………」




………それ李世になんの関係があるんだろ。







「それ李世に関係あるの?」
「ありますよ!あばら骨浮いてると抱き心地悪いんですから!!」



聞くんじゃなかった。






「足も腕も皮だけだし………まるで手羽先です」
「そうなんだ………大変だね」



「あ、でもほっぺたはもちもちだし腕もふにふにで冷たくてわらび餅みたいで可愛いんですよ?」
「うん、そこまで来ると大分変態っぽい」




「………ていうか、



先輩も………セックスした事あるんですよね?」






……………





数秒の沈黙の末、






「あるに決まってんだろーー??☆」








また嘘をついた。







「じゃあ分かりますよね!!相手が細いと抱き心地悪いって!」
「まあ?俺の相手は細くないしどっちかと言えばがっしりしてるからーーー………」




ありもしない幻想をさもあったかのように話していると、





「………純也」
「……はい」





保護者様に見つかった。








「お前は虚言癖を直せと何度言ったら………!!」
「いいじゃんそれくらい…!!」









ーーー



【虚言癖】李世side




「だって後輩達皆ヤってるじゃん!!なんで俺だけ」
「駄目なものは駄目なんだから諦めろ!!」




先輩達、今日も仲良いなー………





「………でも、りゅーき」




………





「俺のこと好きでしょ?」



「……!」




「じゃあいいじゃん、シようよ」




西原先輩の割には随分攻めた気がする。


………まあ、二階堂先輩の方は、







「……………いや、今は駄目だろ、濃厚接触は」








……………やっぱり鈍い。








「いやいや!!濃厚接触は駄目でも粘膜接触は駄目じゃないから!!!」
「駄目じゃないわけあるか…!!いい加減にしろ馬鹿!!」




(……ていうか先輩、西原先輩が好きだって言ったこと否定してない)


今目の前で繰り広げられてる事が腐男子には耐えられない。語彙力が無くなるほどやばい。




「俺馬鹿じゃない!!学年1位!3年生!学校で一番偉い!」
(その考えがもう馬鹿だ)


今のボクは空気なので心の中でだけ呟いた。





………ふと、西原先輩が騒ぐのをやめた。








「………虚言癖は簡単には直んないけど、嘘を本当にする事は出来るんだよ……?」







………





(おっふ)


腐男子がいちゃいけない場所に感じた。






「ってわけでシよっか」
「は?今ここで?」




ふと二階堂先輩と目が合う。
「ボクは空気です」って微笑んでテレパシーを送っておいた。




「ほら、押してるんだから倒れて」グイグイ
(あ……押してたんだそれ)





なんとなくいい雰囲気になった、







……………その時。










「おっはよーーー☆皆大好き星奈さんが来たよッ☆」ガラッ


生徒会室の扉が勢いよく開いた。





「………え」
「「「……あ」」」





なんてタイミングで……………






先輩2人がすっと立ち上がった。







「………さて、仕事するか」
「そうだね」






…………完全シラフ。








「え、何?今何してたの?」
「何もしてないです、死んで下さい星奈先輩」
「へぇ……??」







ーーー



おまけ…


「真冬、こんな所で寝てたら風邪引くよ」

生徒会の活動時間が終わって真冬をいつもの場所まで迎えに行った。


………美術準備室のソファで、リスとよく寝てる。



「……こんな所で寝てたらレイプされるよ?」
「………」すぅ…




………していいのかな。





(それにしても………本当に細いな)








細くて白くて脆い。

触ったら簡単に壊れてしまうくらい。




(いや……エロいよ、エロいんだけどさ、見てる分には)




これを実際抱くとなるとかなり………体痛くなりそう。





「真冬、簡単に壊れないでね」






とりあえず目の前で無防備に眠る真冬への欲望を抑えて、髪を撫でた。








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