【BL? ショタ 男の娘 女装男子】雨泉学園×××部!

あまみや。

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1❀入部

3*可愛くない

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「ふぅん………ぼくにその可愛い同好会に入って欲しい、ねぇ」


街中のオムライス屋さん。俺達の行きつけのお店。


「……単刀直入に言うね、別にいいよ」
「ほんと?!」
「うん…まぁとうかがいるからって理由だけど。……でも可愛い格好なんかしないから」



………あぁ




「駄目かぁ……まぁそこは強制ではないけど、…けど、」



『お前は可愛くないから着なくていい』




………みたいなことをさっき言われた気がする。




「………」



それってつまり、可愛かったら着せられるということで……………


それってつまり………深月は、





「めちゃくちゃ可愛いよなぁ………」
「どうしたの」



いやいやでもでも!




「まぁモノは試し!部活も試しだ!体験入部とかあるかな………」



あると……いいな







ーーー



「……体験入部か」



次の日遥音に聞いてみた。



「あぁ、ていうか隣のクラスだったんだな」
「そうだな………律歌は4組だけど」


俺と深月が1組、遥音が2組、律歌が4組。




「まぁ……誠一の時みたいにケーキ食わせれば」ブツブツ
「やめろ、みつにケーキ出したら俺が食うからな」



何気に昨日のケーキ、一口しか食べてなかったし。




「あのケーキどこで買ったの?」
「今その話いいだろ………それより、体験入部、連れてこい」



あ、いいんだ。




「分かった、じゃあ放課後な」





ーーー


寝てたらいつの間にか放課後になってた。




「来たぞーっ」
「失礼します」



………何回見てもピンクだな、この部屋。




「こ…こんにちは、ようこそいらっしゃいました!!」


律歌が緊張してる………可愛い。



「はじめまして、宮名深月です」
「お…音坂律歌と申します……」




深月の方は特に動揺も何もせず、無反応だった。



「………なぁ、誠一」
「何?遥音」
「あいつ…可愛いけど、肝座ってるな」



………おぉ



「人を見る能力はあるんだな」
「はぁ?」



そう………深月は、肝が座っている。




「まぁいい、とりあえず座れ」
「…君、誰?」
「…!」



そして、




「……命令する前に名乗ったらどう?」





思ったことをズバズバ言っては人を傷付ける奴だ。



「生意気だな…こいつ」
「……ほんとに僕のこと入れる気ある?やる気ないなら帰っていい?」


険悪ムード………



「な……っ、…っ誠一、なんでこんな奴連れてきたんだよ!!」
「とうかは関係無いじゃん、…まぁいいや、またね」




………あっ




「ま…待て待てみつ!!そんなすぐ………」
「……あのねぇ、こっちだって暇じゃないんだけど」



まずい、これはまずい



遥音が…………







「っ………こっちだってお前みたいな奴願い下げだよクソチビ!!!」






………!





「……じゃあね」




深月はそれだけ言って部屋を出ていった。





「あわわわ………」


これ絶対遥音怒る……と思ったら、





「……ばか、ばかばかばか!!!あんな奴連れてくるなよばーか!!」




めっちゃ泣いてる…………





「ご……ごめん?」
「遥音、喧嘩弱いんだよね……あと泣き虫だし、その癖いつも喧嘩腰だから」



大変だな………




「律歌……ケーキ食べる……」グス
「はいはい、…どうぞ」



深月にあげる予定だったケーキをグズりながら遥音が食べていた。




(中々、難アリだなぁ………)





ーーー


それから、




「………あれ、とうか。」
「みつ、さっきはごめんな、不快な思いさせて」


自室の隣の部屋……深月の部屋を訪ねた。



「別に平気、あいつ泣いてたね」
「結構泣き虫らしくてな………、……まぁ俺も昨日会ったばかりだから、あいつの事あんまり知らなくて」



何も知らないし、知ろうともしていなかった。




「そうなんだ、それはちょっと面白そう………」
「え?」
「なんでもないよ、まぁ僕はあんな部活入らないけどね」



……なんか俺、深月の事もあんまりよく分かっていない気がする。




「……部屋入る?今お菓子食べてたんだけど」
「いいの?まだご飯食べてなくてさ……」
「…そうなんだ、じゃあご飯、作ってあげる」



……!



「いいのか?」
「勿論!僕にここまでさせるの、とうかくらいだからね」



それはなんか嬉しい。




「じゃあ、皿洗いとか色々手伝うよ、…お邪魔します!」





ーーー


(律歌side)



「…上手くいかないね」


家に帰ってからも遥音はずっとぶすくれてた。



「俺悪くないし……」
「…まぁちょっと不器用なのかもね、…でも大丈夫だよ、遥音にはがいるから。」



遥音がおれを見て、ため息を吐いた。



「………律歌のその一人称、やっぱ嫌い」
「えぇ…酷い……」



髪はショート、輪郭を隠す程度の触覚。


学校と違ってズボンを履いている。




「仕方ないじゃん……だって俺、男だし」




そう言うと遥音がまた嫌そうな顔をした。







「………可愛くない」







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