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罪の味
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ぺろ……ちゅっ……
クロくんのちんぽを一舐めするごとに、先走りが尿道口から飛び出してくる。それをこぼさないように、僕は慎重に舐め上げる。
こんな事、しちゃいけない。もしクロくんが今、目を覚ましたら僕をこれでもかと言うくらいに罵るだろう。それでも僕はもう引っ込みのつかないところまで来てしまっている。ちんぽに僅かに付いた恥垢をこそぎ落とすように舌で舐め、吹き出す先走りを仔オオカミが乳を吸うようにしてちゅうちゅうと飲み下す。
鼻息は荒く、それがまたちんぽに刺激を与えるのか、クロくんは時々うなされたように呻きながら身をよじる。
はむっ……くぷ、ぷ……
長い舌でぶっといオオカミのちんぽを磨き上げた僕は、次に口を開けてその雄槍を飲み込んでいく。その間にも先走りは断続的に口内に吐き出されて、むわりとした雄の匂いが鼻から突き抜けた。もうそれだけで僕は射精をせんばかりに固く勃起している。
「あぁ、ちんぽぉ……おいしい……」
生涯の中で、こんな言葉を口にするなんて思ってもいなかった。興奮に塗り潰されて脳細胞は蕩けてしまい、口の中でこれでもかというくらいに主張を続ける雄ちんぽに僕は支配されてしまう。
じゅぷ、くぷっ……
「んぐっ、ふっ……ん、グルッ……」
もはやちんぽの虜になった僕が、目一杯に口を開けてちんぽに奉仕をすると、クロくんは唸り声にも似た声を上げる。僕はもう、たとえ今クロくんが起きて、軽蔑と怒りに満ちたその牙で僕の喉笛を切り裂いたとしてもかまわないとさえ考えていた。
ぐぽっ、ちゅぶっちゅっ
好きなんだ。どうしようもなく好きなんだ。口内でびくびくと痙攣するちんぽを味わいながら、心の中でクロくんに懺悔と愛の告白をした。そこに理由も理屈もなくて、ただもう彼に心を惹かれてしまっていた。これは性欲に任せた一時的な感情なんかでは決して無い。それでも、好きになった相手のちんぽを目の前に差し出されてしまっては僕に抗う術なんて無いんだ。
ちゅぼっ、ぐっぽぐっぽ
「はぁ、あっ、んっ……」
例えクロくんが、夢の中で雌オオカミと交わっていたとしても。今だけは、このちんぽは僕のものなんだ。雌オオカミを孕ませて、沢山の子供を作る筈だったこの子種も、僕が全部飲み干してしまって僕だけのものにするんだ。
そんなどす黒い感情が渦巻き、それだけで射精してしまいそうな程に激情が津波のように何度も押し寄せる。
「ふごっ!」
びゅっ!ぶびゅっ、びゅーっびゅぴゅっ
喉の奥にちんぽを打ち付けられて、これでもかというくらいに吐精される。ちんぽが大きく膨らんではポンプのように精液を僕の体内に送り込んでいく。
たまらず僕はえずいてむせかえると、鼻に逆流した精液がなんとも言えないすえた匂いを充満させて、ちりちりと目の奥を焦がすと共に生理的な吐き気が襲ってくる。
「おえっ……うっ、ごくっ」
僕は目頭が熱くなり、夕食がすぐそこまで駆け上って来ているのをこらえて、意を決して全てを飲み込む。
吐き気をこらえながら、何度も何度も口内に打ち付けられる精液を飲み込もうとしては、その一部は鼻から、口から逆流して僕の毛皮を濡らしていった。
ぴちゅっ、ぬりゅっ……
ようやくちんぽが萎えて、糸を引きながら吐き出される。苦しくて、辛かった筈なのに、萎えて鞘に戻っていくちんぽを見るとたまらなく愛おしく思えて、ぺろぺろと綺麗に舐め上げた。
それから、鼻水と涎と精液にまみれた自分の毛皮を舐めとると、僕はそのまま意識を失う。
――ダリい。
たっぷり眠った筈なのに妙な倦怠感を感じる。
身体を起こすと、シロのやつも起きたのか俺の顔を見てビクリと固まった。
「よう、おはようさん」
俺がそう声をかけると、シロはちらちらと俺の顔色をうかがっている。別に取って喰いやしねぇってのに。
「あ、お、おは、よう……っ!?」
おどおどとしていたシロは、何かに気が付いたのか慌てて身をよじる。
「あん?どうしたんだ?」
あまりに不審な様子に、何かを隠すようにしているシロに詰め寄る。
「な、なんでも、ないからっ!」
……この匂い。
「あっ!やめっ、キャンッ」
制止も聞かずに力にまかせてシロの身体を仰向けにすると、股ぐらがびっしょりと濡れて、萎えかけたちんぽが毛皮との間に精液の白い橋をつくっていた。
「ごめんなさい……」
むわりと、嗅ぎ慣れた精液の匂いが充満している。シロは今にも泣き出しそうな様子で、身を縮めてうわごとのように謝罪の言葉をしている。コイツ、こういう事慣れていないんだろうか。
「別に気にすんなって、お前最近抜いてなかったんじゃねーの?」
痴態を見られて落ち込んでいるシロに、俺はつとめて明るく話しかける。
「う、うん……ごめんなさい……」
ただでさえ小さい身体を縮こめて謝る。
「別に夢精くらい雄ならしゃーねぇって!雄同士だから恥ずかしがんなくてもいいって!」
それでもシロはまだ落ち込んでいる。まあ、こんな姿を見られたのだから仕方は無いだろうが。
「それにしても、シロのちんぽくっせぇな!」
陰気な雰囲気を吹き飛ばそうと、俺は大袈裟に鼻を鳴らしてシロのちんぽを嗅いでみせて、からからと笑い飛ばす。
「……っ!も、もうっ!バカッ!」
がぶり。
シロは目に涙を浮かべながら俺の鼻先に噛みついてくる。
「いっ……てぇ!なにも噛むこたぁねえだろっ!」
朝焼けの下、オオカミ達の声が響いていた。
クロくんのちんぽを一舐めするごとに、先走りが尿道口から飛び出してくる。それをこぼさないように、僕は慎重に舐め上げる。
こんな事、しちゃいけない。もしクロくんが今、目を覚ましたら僕をこれでもかと言うくらいに罵るだろう。それでも僕はもう引っ込みのつかないところまで来てしまっている。ちんぽに僅かに付いた恥垢をこそぎ落とすように舌で舐め、吹き出す先走りを仔オオカミが乳を吸うようにしてちゅうちゅうと飲み下す。
鼻息は荒く、それがまたちんぽに刺激を与えるのか、クロくんは時々うなされたように呻きながら身をよじる。
はむっ……くぷ、ぷ……
長い舌でぶっといオオカミのちんぽを磨き上げた僕は、次に口を開けてその雄槍を飲み込んでいく。その間にも先走りは断続的に口内に吐き出されて、むわりとした雄の匂いが鼻から突き抜けた。もうそれだけで僕は射精をせんばかりに固く勃起している。
「あぁ、ちんぽぉ……おいしい……」
生涯の中で、こんな言葉を口にするなんて思ってもいなかった。興奮に塗り潰されて脳細胞は蕩けてしまい、口の中でこれでもかというくらいに主張を続ける雄ちんぽに僕は支配されてしまう。
じゅぷ、くぷっ……
「んぐっ、ふっ……ん、グルッ……」
もはやちんぽの虜になった僕が、目一杯に口を開けてちんぽに奉仕をすると、クロくんは唸り声にも似た声を上げる。僕はもう、たとえ今クロくんが起きて、軽蔑と怒りに満ちたその牙で僕の喉笛を切り裂いたとしてもかまわないとさえ考えていた。
ぐぽっ、ちゅぶっちゅっ
好きなんだ。どうしようもなく好きなんだ。口内でびくびくと痙攣するちんぽを味わいながら、心の中でクロくんに懺悔と愛の告白をした。そこに理由も理屈もなくて、ただもう彼に心を惹かれてしまっていた。これは性欲に任せた一時的な感情なんかでは決して無い。それでも、好きになった相手のちんぽを目の前に差し出されてしまっては僕に抗う術なんて無いんだ。
ちゅぼっ、ぐっぽぐっぽ
「はぁ、あっ、んっ……」
例えクロくんが、夢の中で雌オオカミと交わっていたとしても。今だけは、このちんぽは僕のものなんだ。雌オオカミを孕ませて、沢山の子供を作る筈だったこの子種も、僕が全部飲み干してしまって僕だけのものにするんだ。
そんなどす黒い感情が渦巻き、それだけで射精してしまいそうな程に激情が津波のように何度も押し寄せる。
「ふごっ!」
びゅっ!ぶびゅっ、びゅーっびゅぴゅっ
喉の奥にちんぽを打ち付けられて、これでもかというくらいに吐精される。ちんぽが大きく膨らんではポンプのように精液を僕の体内に送り込んでいく。
たまらず僕はえずいてむせかえると、鼻に逆流した精液がなんとも言えないすえた匂いを充満させて、ちりちりと目の奥を焦がすと共に生理的な吐き気が襲ってくる。
「おえっ……うっ、ごくっ」
僕は目頭が熱くなり、夕食がすぐそこまで駆け上って来ているのをこらえて、意を決して全てを飲み込む。
吐き気をこらえながら、何度も何度も口内に打ち付けられる精液を飲み込もうとしては、その一部は鼻から、口から逆流して僕の毛皮を濡らしていった。
ぴちゅっ、ぬりゅっ……
ようやくちんぽが萎えて、糸を引きながら吐き出される。苦しくて、辛かった筈なのに、萎えて鞘に戻っていくちんぽを見るとたまらなく愛おしく思えて、ぺろぺろと綺麗に舐め上げた。
それから、鼻水と涎と精液にまみれた自分の毛皮を舐めとると、僕はそのまま意識を失う。
――ダリい。
たっぷり眠った筈なのに妙な倦怠感を感じる。
身体を起こすと、シロのやつも起きたのか俺の顔を見てビクリと固まった。
「よう、おはようさん」
俺がそう声をかけると、シロはちらちらと俺の顔色をうかがっている。別に取って喰いやしねぇってのに。
「あ、お、おは、よう……っ!?」
おどおどとしていたシロは、何かに気が付いたのか慌てて身をよじる。
「あん?どうしたんだ?」
あまりに不審な様子に、何かを隠すようにしているシロに詰め寄る。
「な、なんでも、ないからっ!」
……この匂い。
「あっ!やめっ、キャンッ」
制止も聞かずに力にまかせてシロの身体を仰向けにすると、股ぐらがびっしょりと濡れて、萎えかけたちんぽが毛皮との間に精液の白い橋をつくっていた。
「ごめんなさい……」
むわりと、嗅ぎ慣れた精液の匂いが充満している。シロは今にも泣き出しそうな様子で、身を縮めてうわごとのように謝罪の言葉をしている。コイツ、こういう事慣れていないんだろうか。
「別に気にすんなって、お前最近抜いてなかったんじゃねーの?」
痴態を見られて落ち込んでいるシロに、俺はつとめて明るく話しかける。
「う、うん……ごめんなさい……」
ただでさえ小さい身体を縮こめて謝る。
「別に夢精くらい雄ならしゃーねぇって!雄同士だから恥ずかしがんなくてもいいって!」
それでもシロはまだ落ち込んでいる。まあ、こんな姿を見られたのだから仕方は無いだろうが。
「それにしても、シロのちんぽくっせぇな!」
陰気な雰囲気を吹き飛ばそうと、俺は大袈裟に鼻を鳴らしてシロのちんぽを嗅いでみせて、からからと笑い飛ばす。
「……っ!も、もうっ!バカッ!」
がぶり。
シロは目に涙を浮かべながら俺の鼻先に噛みついてくる。
「いっ……てぇ!なにも噛むこたぁねえだろっ!」
朝焼けの下、オオカミ達の声が響いていた。
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