守銭奴令嬢は、婚約破棄を請け負いました。
特待生として貴族学院に在籍するメイディ・ジュラハールは、魔導具を完成させるため、お金が欲しかった。
ある日、アレクという高位貴族に、「婚約破棄」への協力を依頼される。報酬は大金貨十枚。破格の報酬に目がくらんだメイディは、彼が卒業パーティで婚約破棄をするまで、「恋人のふり」をすることとなった。
恋を知らないメイディは、恋とは何かを知るところから、アレクと二人三脚で演じ始める。
打算で始まったはずの関係は、やがて、互いに本当の恋になる。
※「小説家になろう」様にも掲載しています。
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1 依頼は婚約破棄
2 恋の自覚
3 恋の行く末
4 計画された婚約破棄
5 番外編
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