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07 大魔女さんと大海原
竜の涙のミネストローネ 後編②
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……目が覚めた。
もうめまいはないし、体も重くない。どうやら痛いところもないみたいだ。なんとか自分が大丈夫そうなことに安堵する。
意識を取り戻したあとにすぐに目に入ってきたのは、心配そうに僕を見つめるトッティとルジェとエリーチカの姿だった。
僕が気がついたとわかると、みんなとてもほっとした顔になり、口々に謝罪やら喜びやらをまくし立てる。
みんなで一気に言うものだから、全然聞き取れない!
でもそれだけ心配してくれたってことだ。ありがたいのと申し訳ないのとで胸がいっぱいだった。
「ごめんね、心配かけて。あ、そうだ。邪竜はどうなったの?」
見回す限りだとここはまだ洞窟の中。しかもさっき竜と戦っていた場所だ。
でも竜の姿はなくて、みんなは無事。
ということは――。
「もちろん倒したわ。竜の体は死ぬと魔法力のかけらに分解されて消えちゃうから、もう残ってないんだけど。その代わりに――見て、あれを」
「アレって……」
トッティの示す方向を見ると、そこには大きな泉があった。遠目から見ても、こんこんときれいな水が湧き続けているのがわかる。
僕が倒れる前まではあんな泉はなかったはずだ。いつの間に?
さらにその泉の真ん中には、大きな水色のたまごがあった。
「あれは竜の卵よ。竜が死ぬと残された魔法力はああやって卵と泉を作るの。泉の中で卵は孵化して、また新しい竜が生まれる。そしてまた世界を守るの」
「それじゃ、死んじゃった竜の痕跡は何も残らないの?」
「いいえ。新しい竜は、前の竜の魂の一部を引き継ぐと言われているわ。体がなくなっても、魂はなくならない。それがこの世界の生命のサイクルなのよ」
魂はなくならない、か……。
じゃあせめて、僕は忘れないで覚えておこう。あの竜のこと。
結果として邪竜と呼ばれる存在になってしまったけど、長い間この世界を守ってくれていたのは間違いないんだから。
孤独に生きて孤独に死ぬ運命の竜。僕は心の中で黙祷を捧げた。
「そういえばみんなのケガは大丈夫? トッティたちもだし、討伐隊の人たちは……」
「私たちは平気。部隊にも死者は出てないわ。でも多かれ少なかれケガはしてる。そのことでカイにちょっと相談があるの」
「何だろう? 僕にできることなら何でも!」
「ごめんなさいね、まだ起きたばかりなのに」
戦闘では全く役に立たなかったばかりか、さらわれかけたり倒れたりと散々だった。
みんなは気にするなと言いそうだけど、さすがに何かしらの埋め合わせをしないと僕の気が済まない。
「みんなのために食事を作れないかしら? 竜の卵のあるあの泉は、『竜の涙』と呼ばれていて強い魔法力があるの。これで料理を作って体内に取り込めば、自己治癒力が高まってみんなのケガも早く治るから」
「なるほど! あれだけたくさん水が湧き出しているなら、少し分けてもらっても大丈夫そうだもんね」
「ええ。討伐隊にも調理係がいて、手伝ってくれるって。良かったら献立を考えてくれないかしら?」
「おやすい御用だよ!」
竜の涙か。
水をたくさん使った料理。そして大勢が疲れを癒せるようなメニューといえば、やっぱりスープだろうか?
考えながら立ち上がってみると、幸いふらつくこともなかった。
良かった、一時的な不調だったみたいだ。やっぱり魔族のせいだったのかもしれない。
僕は早速調理係の人たちと話し合い、料理を作り始めることにした。
「よし、できた!」
完成する頃にはそこそこの時間が経っていた。
いくつもの大きな鍋に、たっぷりのスープが湯気を立てている。
みなさんお待たせしましたって感じだ。
僕は今回みたいな大部隊のための料理を作るのは初めてだったけど、そこは歴戦の調理係の人たちがカバーしてくれた。
美味しく仕上がったと思う。
スープと言っても、具材は色々入れてみた。
玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、豆。それと部隊のみんなが持っていたドライトマトを刻んだもの。
あとは以前作りためて乾燥させておいた僕の手作りマカロニをありったけの量入れた。
「大魔女様の料理番さん。具だくさんのスープ、美味しそうですね!」
「海人のみなさんが気に入ってくれると良いんですけど……」
「大丈夫ですよ。この味はみんなも好むと思います!」
マーフォークの調理人たちと話してみると、意外と好感触みたいだ。
ドライトマトを食料に持っているだけあって、トマトの風味が活きたスープは結構口に馴染みやすいのかもしれない。
「このスープには何か呼び名があるんですか?」
「そうですね……。『ミネストローネ』かな!」
僕が見慣れているのとは少し違うけど、ミネストローネと呼んで良いと思う。
ミネストローネは確かイタリア料理だったはずだ。日本ではトマトのスープって感じだけど、本場では具の野菜もその時々で変わるものらしいし。
マーフォークたちはスープを器に盛り付けながら、嬉しそうに言う。
「ミネストローネ。竜の涙のミネストローネですか。この勝利の記念になりそうな、素晴らしい料理です」
そのあとミネストローネを盛り渡して、炙った黒パンと一緒にみんなで分かちあって食べた。
これが文字通りの『同じ釜の飯』というやつなんだろう。
戦いが終わり、泡沫の大地の危機が無事に回避されたことも手伝ってみんな表情が明るかった。
大きな戦いをまたひとつ乗り越え、僕もひと心地ついた気持ちだった。
ただひとつ、戦いの最大の功労者のひとりであるキースさんの姿が見えないのだけが引っかかっていたんだけど……。
トッティはまだ魔族や瘴気の後処理に忙しそうだったし、ルジェはルジェでその武勇に興味を持ったマーフォークに引っ張りだこだ。エリーチカは戦いの疲労からか、満腹になった途端に眠りこけてしまっている。
……なんだか聞きそびれてしまった。
仕方なしに食事を終えると、僕は後片付けをすべく立ち上がるのだった。
もうめまいはないし、体も重くない。どうやら痛いところもないみたいだ。なんとか自分が大丈夫そうなことに安堵する。
意識を取り戻したあとにすぐに目に入ってきたのは、心配そうに僕を見つめるトッティとルジェとエリーチカの姿だった。
僕が気がついたとわかると、みんなとてもほっとした顔になり、口々に謝罪やら喜びやらをまくし立てる。
みんなで一気に言うものだから、全然聞き取れない!
でもそれだけ心配してくれたってことだ。ありがたいのと申し訳ないのとで胸がいっぱいだった。
「ごめんね、心配かけて。あ、そうだ。邪竜はどうなったの?」
見回す限りだとここはまだ洞窟の中。しかもさっき竜と戦っていた場所だ。
でも竜の姿はなくて、みんなは無事。
ということは――。
「もちろん倒したわ。竜の体は死ぬと魔法力のかけらに分解されて消えちゃうから、もう残ってないんだけど。その代わりに――見て、あれを」
「アレって……」
トッティの示す方向を見ると、そこには大きな泉があった。遠目から見ても、こんこんときれいな水が湧き続けているのがわかる。
僕が倒れる前まではあんな泉はなかったはずだ。いつの間に?
さらにその泉の真ん中には、大きな水色のたまごがあった。
「あれは竜の卵よ。竜が死ぬと残された魔法力はああやって卵と泉を作るの。泉の中で卵は孵化して、また新しい竜が生まれる。そしてまた世界を守るの」
「それじゃ、死んじゃった竜の痕跡は何も残らないの?」
「いいえ。新しい竜は、前の竜の魂の一部を引き継ぐと言われているわ。体がなくなっても、魂はなくならない。それがこの世界の生命のサイクルなのよ」
魂はなくならない、か……。
じゃあせめて、僕は忘れないで覚えておこう。あの竜のこと。
結果として邪竜と呼ばれる存在になってしまったけど、長い間この世界を守ってくれていたのは間違いないんだから。
孤独に生きて孤独に死ぬ運命の竜。僕は心の中で黙祷を捧げた。
「そういえばみんなのケガは大丈夫? トッティたちもだし、討伐隊の人たちは……」
「私たちは平気。部隊にも死者は出てないわ。でも多かれ少なかれケガはしてる。そのことでカイにちょっと相談があるの」
「何だろう? 僕にできることなら何でも!」
「ごめんなさいね、まだ起きたばかりなのに」
戦闘では全く役に立たなかったばかりか、さらわれかけたり倒れたりと散々だった。
みんなは気にするなと言いそうだけど、さすがに何かしらの埋め合わせをしないと僕の気が済まない。
「みんなのために食事を作れないかしら? 竜の卵のあるあの泉は、『竜の涙』と呼ばれていて強い魔法力があるの。これで料理を作って体内に取り込めば、自己治癒力が高まってみんなのケガも早く治るから」
「なるほど! あれだけたくさん水が湧き出しているなら、少し分けてもらっても大丈夫そうだもんね」
「ええ。討伐隊にも調理係がいて、手伝ってくれるって。良かったら献立を考えてくれないかしら?」
「おやすい御用だよ!」
竜の涙か。
水をたくさん使った料理。そして大勢が疲れを癒せるようなメニューといえば、やっぱりスープだろうか?
考えながら立ち上がってみると、幸いふらつくこともなかった。
良かった、一時的な不調だったみたいだ。やっぱり魔族のせいだったのかもしれない。
僕は早速調理係の人たちと話し合い、料理を作り始めることにした。
「よし、できた!」
完成する頃にはそこそこの時間が経っていた。
いくつもの大きな鍋に、たっぷりのスープが湯気を立てている。
みなさんお待たせしましたって感じだ。
僕は今回みたいな大部隊のための料理を作るのは初めてだったけど、そこは歴戦の調理係の人たちがカバーしてくれた。
美味しく仕上がったと思う。
スープと言っても、具材は色々入れてみた。
玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、豆。それと部隊のみんなが持っていたドライトマトを刻んだもの。
あとは以前作りためて乾燥させておいた僕の手作りマカロニをありったけの量入れた。
「大魔女様の料理番さん。具だくさんのスープ、美味しそうですね!」
「海人のみなさんが気に入ってくれると良いんですけど……」
「大丈夫ですよ。この味はみんなも好むと思います!」
マーフォークの調理人たちと話してみると、意外と好感触みたいだ。
ドライトマトを食料に持っているだけあって、トマトの風味が活きたスープは結構口に馴染みやすいのかもしれない。
「このスープには何か呼び名があるんですか?」
「そうですね……。『ミネストローネ』かな!」
僕が見慣れているのとは少し違うけど、ミネストローネと呼んで良いと思う。
ミネストローネは確かイタリア料理だったはずだ。日本ではトマトのスープって感じだけど、本場では具の野菜もその時々で変わるものらしいし。
マーフォークたちはスープを器に盛り付けながら、嬉しそうに言う。
「ミネストローネ。竜の涙のミネストローネですか。この勝利の記念になりそうな、素晴らしい料理です」
そのあとミネストローネを盛り渡して、炙った黒パンと一緒にみんなで分かちあって食べた。
これが文字通りの『同じ釜の飯』というやつなんだろう。
戦いが終わり、泡沫の大地の危機が無事に回避されたことも手伝ってみんな表情が明るかった。
大きな戦いをまたひとつ乗り越え、僕もひと心地ついた気持ちだった。
ただひとつ、戦いの最大の功労者のひとりであるキースさんの姿が見えないのだけが引っかかっていたんだけど……。
トッティはまだ魔族や瘴気の後処理に忙しそうだったし、ルジェはルジェでその武勇に興味を持ったマーフォークに引っ張りだこだ。エリーチカは戦いの疲労からか、満腹になった途端に眠りこけてしまっている。
……なんだか聞きそびれてしまった。
仕方なしに食事を終えると、僕は後片付けをすべく立ち上がるのだった。
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