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04 大魔女さんと雪の都
焼きおにぎりのスープ茶漬け 後編
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僕たちはソリで氷晶樹の森を抜け、道なき道から無事に雪原の街道へと合流した。
そこからさらにしばらく走り続けると日が暮れてきた。
幸いにして地図にあった猟師小屋はすぐそばだ。夜になる前にたどり着けたので、嬉しいことに今夜はかまくらや洞窟ではなく屋根の下で眠れることになった。
魔法の力で寒さはだいぶ緩和されているものの、野宿ではない喜びはすごく大きい。
「今日の夕食は何かしら!」
小屋に入って暖炉に火を入れながら、トッティが弾んだ口調で言う。
エリーチカも浮かれた様子で「ごっはんごはんー」などと適当な歌を口ずさんでいる。
そんな二人の様子を見ていると、思わず僕もにっこりしてしまう。
実は今日のメニューはもうちゃんと決まっているのだ。
「今日は、大イノシシの肉を食べ切っちゃおう。味噌を手に入れたから、出発前に味噌漬けを仕込んでおいたんだ。これと根菜類の残りを焼いて食べようか」
「ミソ……。カイのいた世界の調味料だったわよね? どんな味になるのかしら。楽しみだわ」
「あとは、焼きおにぎりをスープ茶漬けにしたいんだけど……」
「さっきも言ってたわね、ヤキオニギリ。だけど?」
焼きおにぎりを作るには、というかリゾット以外の方法でお米を食べるにはまず炊飯する必要があるわけで。
お米に水を吸わせて、鍋にかけて蓋をして炊いて蒸らして……。
そうなると、他の料理に比べたら結構手間がかかるのだ。
とはいえ僕の大好きな味。日本の食卓に欠かせない存在のお米を、ぜひトッティとエリーチカにも美味しく味わってほしかった。
「焼きおにぎりのスープ茶漬けは他より時間がかかるから、シメに出すね。先にお肉と野菜を食べよう」
「私は食べられれば順番なんていっこうに構わないわよ。その辺の采配は、お料理番の一存に委ねるわ」
「エリーチカも! エリーチカも委ねますう!」
「はいはい。それじゃあまずは肉と野菜だね」
大イノシシの肉を焼き始めると、すぐに味噌と肉が焼ける甘くて香ばしい良い匂いが漂い始めた。
一緒に焼く野菜は根菜が中心であまり種類は多くないけど、よく火を通せばどれもほっくりし上がるし食べごたえのあるものばかりだ。
炊飯用の鍋の世話をしてやりながら肉と野菜を仕上げる。
「焼けたよ。さあ冷めないうちに。二人は先に食べちゃって!」
二人は僕にも席に着いてほしそうな顔をしている。ありがたいんだけど、今回はちょっと忙しいので気持ちだけ一緒に頂くことにしよう。
できるだけテーブルは一緒に囲みたいけど、お料理担当としてはこんなこともあるのだ。
そう思うと、子どもの頃に僕に料理を作ってくれて、自分の分はさておきアツアツを先に食べさせてくれていた父母の気持ちとそのありがたさもわかるような気がした。
『いただきます』
すっかり馴染んだ僕の世界風のあいさつのあと、二人は真っ先に味噌漬け焼きのイノシシ肉を口に運んだ。ベジファーストを全く気にせずに、まずメインの肉から行くところが豪快だ。
「あ! こういう味なのね、ミソって。しょっぱいのに不思議と甘みもあって、お肉によく合うわ。焦げめがついたところの風味が香ばしくてすごく美味しい」
「エリーチカ、この味好きですう!」
「野菜とも馴染むわね。このミソ味なら、スープにしても美味しいかも」
味噌が二人の口にあったようでほっとする。
そうそう、味噌と言えばスープ。というかそれってつまりは『味噌汁』だ。
この世界の素材だけで出汁をうまく取れるかわからないから調整が必要だけど、いずれ出してみるのも面白いかもしれない。
そうこうするうちにお米が炊けた。蒸らす時間を経て、炊き上がったごはんをおにぎりにする。
僕にとって炊きたてごはんは美味しいけど、あまりお米に慣れてない二人に白ごはんは少しハードルが高いかもしれないと思ったのだ。
握って形を整えたごはんを網に乗せて炙り、醤油を塗ってまた炙る。
「かなり手が込んでるわね。これをまだ加工するの?」
「うん。と言っても、あとは雪茸と香草のスープストックで作ったスープをかければできあがりだよ」
「せっかく焼いたのにスープに入れちゃうんですねえ?」
「あえてそうするのがポイントなんだ」
興味津々の二人の前で、僕は器に入れたおにぎりにスープをかけた。
ふわりと食欲をそそる香りが立ちのぼったスープ茶漬けを、二人が拍手で迎えてくれる。
「完成! シメの焼きおにぎりのスープ茶漬けだよ」
「これはスプーンで食べるのね?」
「そう。お米をスプーンで崩して、スープと一緒にどうぞ。熱いから気をつけて」
僕もまずはスープ茶漬けから食べてみることにした。出来栄えが気になったのだ。
使ったのはお茶や出汁ではないけど、うまく作れているだろうか?
「あっ、美味しい!」
僕がひと口を味わう前に、早速上がった歓声にほっと胸をなで下ろす。
そしてスプーンですくって味わってみたけど、うん、なかなか満足の味だ。
「雪茸のスープ、味がよく出ていてやっぱり良いね。雪茸は本当に美味しいキノコだなあ」
「このオコメ、パリッと焼けた部分と柔らかい部分のギャップが楽しいわ。香ばしいのはショウユを塗って焼いた効果なのかしら」
「アツアツのスープはやっぱり体が温まりますう!」
「カイの世界のコメにミソにショウユ……。良い素材じゃない! この世界でも再現できないか研究する価値がありそうね」
嬉しいことを言ってくれる。
僕も馴染みの食材が簡単に手に入るようになるのはとてもありがたい。
まあ、目下のところもっとも大事なのは魔王をどうにかすることなんだけど……。
食後のお茶を飲みながら、僕たちは暖炉の前で明日以降の予定を話し合うことにした。
雪の都ザオラドで具体的に何をするのかという話だ。
「ザオラドには昔私がパーティを組んだことのある男の住まいがあるから、まずはそこを訪ねるつもりよ。留守かもしれないけど合鍵も預かってるし、ザオラドでの拠点はそこにしようと思うの」
トッティがパーティを組んでいた相手。
彼女が誰かと一緒に行動しているイメージが全然なかったので、その言葉を聞いた僕はちょっと驚いてしまった。
「トッティもパーティを組んでたことあるんだね?」
「まあね。でも私の師匠と……それとその彼と。二回だけだわ。カイがこっちに来てからは、チーチやエリーチカとも組んだわけだけど」
「で? で? もしや、その男はトッティ様のイイヒトだったんですかあ? 家の合鍵まで持ってるなんて、この、このーぅ?」
「エリーチカ、余計なこと勘ぐってるとひねり潰すわよ」
「ピイイ!」
色恋沙汰が大好きなエリーチカは、早速トッティにまとわりついてとっちめられていたけど、実のところその話は僕も気になっていた。
少しだけ……いや、結構かも。
何でだろう。わからないけど、ちょっとだけこう、もやもやするような。
「雪の都の家を買うのに一枚噛んだのが理由で鍵をもらっただけよ。あいつとどうこうなるなんて、絶対お断りだわ」
「ちぇー!」
カラッとした口調でトッティが笑うのを見て、何故か安堵してしまった自分がいる。
ワイワイとやり合う二人を見つめながら、僕はお茶の入ったカップを傾ける。
雪の都では、トッティの元仲間と対面することになるのだろうか? もしかすると、その人が仲間になるのかも?
トッティとどんな関係があって、なんでパーティを解散したんだろう?
頭の中には疑問があぶくのように浮いては消え、浮いては消えていく。
どうにも落ち着かない気持ちのまま夜は更けていき、明日も早いので僕らは早々に眠りについた。
ザオラドに着くのは、楽しみなような怖いような。
僕の心のざわつきは、なかなか治まらなかった。
そこからさらにしばらく走り続けると日が暮れてきた。
幸いにして地図にあった猟師小屋はすぐそばだ。夜になる前にたどり着けたので、嬉しいことに今夜はかまくらや洞窟ではなく屋根の下で眠れることになった。
魔法の力で寒さはだいぶ緩和されているものの、野宿ではない喜びはすごく大きい。
「今日の夕食は何かしら!」
小屋に入って暖炉に火を入れながら、トッティが弾んだ口調で言う。
エリーチカも浮かれた様子で「ごっはんごはんー」などと適当な歌を口ずさんでいる。
そんな二人の様子を見ていると、思わず僕もにっこりしてしまう。
実は今日のメニューはもうちゃんと決まっているのだ。
「今日は、大イノシシの肉を食べ切っちゃおう。味噌を手に入れたから、出発前に味噌漬けを仕込んでおいたんだ。これと根菜類の残りを焼いて食べようか」
「ミソ……。カイのいた世界の調味料だったわよね? どんな味になるのかしら。楽しみだわ」
「あとは、焼きおにぎりをスープ茶漬けにしたいんだけど……」
「さっきも言ってたわね、ヤキオニギリ。だけど?」
焼きおにぎりを作るには、というかリゾット以外の方法でお米を食べるにはまず炊飯する必要があるわけで。
お米に水を吸わせて、鍋にかけて蓋をして炊いて蒸らして……。
そうなると、他の料理に比べたら結構手間がかかるのだ。
とはいえ僕の大好きな味。日本の食卓に欠かせない存在のお米を、ぜひトッティとエリーチカにも美味しく味わってほしかった。
「焼きおにぎりのスープ茶漬けは他より時間がかかるから、シメに出すね。先にお肉と野菜を食べよう」
「私は食べられれば順番なんていっこうに構わないわよ。その辺の采配は、お料理番の一存に委ねるわ」
「エリーチカも! エリーチカも委ねますう!」
「はいはい。それじゃあまずは肉と野菜だね」
大イノシシの肉を焼き始めると、すぐに味噌と肉が焼ける甘くて香ばしい良い匂いが漂い始めた。
一緒に焼く野菜は根菜が中心であまり種類は多くないけど、よく火を通せばどれもほっくりし上がるし食べごたえのあるものばかりだ。
炊飯用の鍋の世話をしてやりながら肉と野菜を仕上げる。
「焼けたよ。さあ冷めないうちに。二人は先に食べちゃって!」
二人は僕にも席に着いてほしそうな顔をしている。ありがたいんだけど、今回はちょっと忙しいので気持ちだけ一緒に頂くことにしよう。
できるだけテーブルは一緒に囲みたいけど、お料理担当としてはこんなこともあるのだ。
そう思うと、子どもの頃に僕に料理を作ってくれて、自分の分はさておきアツアツを先に食べさせてくれていた父母の気持ちとそのありがたさもわかるような気がした。
『いただきます』
すっかり馴染んだ僕の世界風のあいさつのあと、二人は真っ先に味噌漬け焼きのイノシシ肉を口に運んだ。ベジファーストを全く気にせずに、まずメインの肉から行くところが豪快だ。
「あ! こういう味なのね、ミソって。しょっぱいのに不思議と甘みもあって、お肉によく合うわ。焦げめがついたところの風味が香ばしくてすごく美味しい」
「エリーチカ、この味好きですう!」
「野菜とも馴染むわね。このミソ味なら、スープにしても美味しいかも」
味噌が二人の口にあったようでほっとする。
そうそう、味噌と言えばスープ。というかそれってつまりは『味噌汁』だ。
この世界の素材だけで出汁をうまく取れるかわからないから調整が必要だけど、いずれ出してみるのも面白いかもしれない。
そうこうするうちにお米が炊けた。蒸らす時間を経て、炊き上がったごはんをおにぎりにする。
僕にとって炊きたてごはんは美味しいけど、あまりお米に慣れてない二人に白ごはんは少しハードルが高いかもしれないと思ったのだ。
握って形を整えたごはんを網に乗せて炙り、醤油を塗ってまた炙る。
「かなり手が込んでるわね。これをまだ加工するの?」
「うん。と言っても、あとは雪茸と香草のスープストックで作ったスープをかければできあがりだよ」
「せっかく焼いたのにスープに入れちゃうんですねえ?」
「あえてそうするのがポイントなんだ」
興味津々の二人の前で、僕は器に入れたおにぎりにスープをかけた。
ふわりと食欲をそそる香りが立ちのぼったスープ茶漬けを、二人が拍手で迎えてくれる。
「完成! シメの焼きおにぎりのスープ茶漬けだよ」
「これはスプーンで食べるのね?」
「そう。お米をスプーンで崩して、スープと一緒にどうぞ。熱いから気をつけて」
僕もまずはスープ茶漬けから食べてみることにした。出来栄えが気になったのだ。
使ったのはお茶や出汁ではないけど、うまく作れているだろうか?
「あっ、美味しい!」
僕がひと口を味わう前に、早速上がった歓声にほっと胸をなで下ろす。
そしてスプーンですくって味わってみたけど、うん、なかなか満足の味だ。
「雪茸のスープ、味がよく出ていてやっぱり良いね。雪茸は本当に美味しいキノコだなあ」
「このオコメ、パリッと焼けた部分と柔らかい部分のギャップが楽しいわ。香ばしいのはショウユを塗って焼いた効果なのかしら」
「アツアツのスープはやっぱり体が温まりますう!」
「カイの世界のコメにミソにショウユ……。良い素材じゃない! この世界でも再現できないか研究する価値がありそうね」
嬉しいことを言ってくれる。
僕も馴染みの食材が簡単に手に入るようになるのはとてもありがたい。
まあ、目下のところもっとも大事なのは魔王をどうにかすることなんだけど……。
食後のお茶を飲みながら、僕たちは暖炉の前で明日以降の予定を話し合うことにした。
雪の都ザオラドで具体的に何をするのかという話だ。
「ザオラドには昔私がパーティを組んだことのある男の住まいがあるから、まずはそこを訪ねるつもりよ。留守かもしれないけど合鍵も預かってるし、ザオラドでの拠点はそこにしようと思うの」
トッティがパーティを組んでいた相手。
彼女が誰かと一緒に行動しているイメージが全然なかったので、その言葉を聞いた僕はちょっと驚いてしまった。
「トッティもパーティを組んでたことあるんだね?」
「まあね。でも私の師匠と……それとその彼と。二回だけだわ。カイがこっちに来てからは、チーチやエリーチカとも組んだわけだけど」
「で? で? もしや、その男はトッティ様のイイヒトだったんですかあ? 家の合鍵まで持ってるなんて、この、このーぅ?」
「エリーチカ、余計なこと勘ぐってるとひねり潰すわよ」
「ピイイ!」
色恋沙汰が大好きなエリーチカは、早速トッティにまとわりついてとっちめられていたけど、実のところその話は僕も気になっていた。
少しだけ……いや、結構かも。
何でだろう。わからないけど、ちょっとだけこう、もやもやするような。
「雪の都の家を買うのに一枚噛んだのが理由で鍵をもらっただけよ。あいつとどうこうなるなんて、絶対お断りだわ」
「ちぇー!」
カラッとした口調でトッティが笑うのを見て、何故か安堵してしまった自分がいる。
ワイワイとやり合う二人を見つめながら、僕はお茶の入ったカップを傾ける。
雪の都では、トッティの元仲間と対面することになるのだろうか? もしかすると、その人が仲間になるのかも?
トッティとどんな関係があって、なんでパーティを解散したんだろう?
頭の中には疑問があぶくのように浮いては消え、浮いては消えていく。
どうにも落ち着かない気持ちのまま夜は更けていき、明日も早いので僕らは早々に眠りについた。
ザオラドに着くのは、楽しみなような怖いような。
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