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八月
七日『?の日』
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外はめずらしいほどの大雨だった。昼寝をする晴日のTシャツの裾がめくれて、お腹がちらりと見えている。
「? 絆創膏?」
信周が首を傾げた。ケガをしているわけではないのに、晴日はたまにお腹に絆創膏を貼っていることがあるのだ。そのとき。ビカッと外が光ったかと思うと、大きな音がして窓ガラスがびりびりと揺れた。
思わず外を見た信周はハッとして、急に背中を丸めて笑い出す。
――そっか、へそを……守ってたのか……くっくくっ
落雷にも気付かず、晴日はぐっすり寝こけている。信周は笑いを堪えながら、タオルケットをそっと丸出しのお腹にかけてやった。
「? 絆創膏?」
信周が首を傾げた。ケガをしているわけではないのに、晴日はたまにお腹に絆創膏を貼っていることがあるのだ。そのとき。ビカッと外が光ったかと思うと、大きな音がして窓ガラスがびりびりと揺れた。
思わず外を見た信周はハッとして、急に背中を丸めて笑い出す。
――そっか、へそを……守ってたのか……くっくくっ
落雷にも気付かず、晴日はぐっすり寝こけている。信周は笑いを堪えながら、タオルケットをそっと丸出しのお腹にかけてやった。
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