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六月
二十日『ペパーミントの日』
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「ノブくん、これあげる」
晴日の手には、チョコミントクリームの挟まったクッキー。
「え、ハル、チョコミント嫌いなのになんでこれ買ったの?」
「だって気が付かなかったんだもん。箱が可愛くってぇ」
ははっと笑って信周はクッキーを一つ口に入れた。
「ねぇ、本当に美味しい?」
「美味いよ。ありがとな」
「うえぇ、チョコミントなんて歯磨き粉の味しかしないじゃん」
顔を顰める晴日をよそに、信周は二個目のクッキーを口に運ぶ。
晴日の手には、チョコミントクリームの挟まったクッキー。
「え、ハル、チョコミント嫌いなのになんでこれ買ったの?」
「だって気が付かなかったんだもん。箱が可愛くってぇ」
ははっと笑って信周はクッキーを一つ口に入れた。
「ねぇ、本当に美味しい?」
「美味いよ。ありがとな」
「うえぇ、チョコミントなんて歯磨き粉の味しかしないじゃん」
顔を顰める晴日をよそに、信周は二個目のクッキーを口に運ぶ。
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