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四月
一日『エイプリルフール』
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「ね、ノブくん、コンビニ寄ってこ?」
「そういえば今日確かチキンが半額なんだよな」
「えっほんと? やったぁ」
目をキラキラさせて喜ぶ晴日に背を向けて信周はくすくすと笑った。
「何笑ってるの?」
「嘘だよ、ハルちょろすぎ」
「え、半額じゃないの……」
途端に晴日はしゅんとなる。とぼとぼと歩いて、コンビニの前。
「あ……」
晴日は急に信周の顔をじっと見つめて立ち止まった。
「ノブくん鼻毛出てるよ」
「えっ、どこ?」
信周はパッと手で鼻を押さえた。次の瞬間。
「うっそだよーん、うへへへへ」
「こいつ」
晴日は手を叩いて跳び上がった。信周に捕まりそうになって、店内へ飛び込む。
ラッキーなことに、その日はなんとチキンが二十円引きだった。
「そういえば今日確かチキンが半額なんだよな」
「えっほんと? やったぁ」
目をキラキラさせて喜ぶ晴日に背を向けて信周はくすくすと笑った。
「何笑ってるの?」
「嘘だよ、ハルちょろすぎ」
「え、半額じゃないの……」
途端に晴日はしゅんとなる。とぼとぼと歩いて、コンビニの前。
「あ……」
晴日は急に信周の顔をじっと見つめて立ち止まった。
「ノブくん鼻毛出てるよ」
「えっ、どこ?」
信周はパッと手で鼻を押さえた。次の瞬間。
「うっそだよーん、うへへへへ」
「こいつ」
晴日は手を叩いて跳び上がった。信周に捕まりそうになって、店内へ飛び込む。
ラッキーなことに、その日はなんとチキンが二十円引きだった。
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